Xperia X10 mini proのカーネルモジュール関連


2012/02/14 注意: ここで紹介しているカーネルモジュールはXperia X10 mini pro標準カーネルでしようするものです。
2012年2月現在では、カスタムカーネルを使用することが標準的であるため、基本的にここのものを使うことはない状態です。

カスタムROMの最新情報は「Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2012/02/08版」にて公開中です。
カスタムカーネルを使用するための手順は「Xperia X10 mini proのkernelを書き換える」です。
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Xperia X10 mini proおよびXperia X10 miniで追加できるカーネルモジュールには、どういうものがあるのか、リストアップしてみた。
カスタムロムによって、搭載されている、されていないが、違うので、ないようであれば手動で追加する必要がある。

AX8_SMARTASS
AnDyX作のCPUの動作周波数などを調整する系カーネルモジュール
SetCPUと同居はできない

AX8NETFILTER
AnDyX作のAndroidにLinux netfilter機能を追加するカーネルモジュール
これを導入することでfirewall機能が追加され、そして、netfilter機能を利用したテザリングが可能になる。
一緒に配布されているapkをインストールすることで設定が可能。

X8Gesture Pinch zoom
doixanh作のX8およびX10 mini用のマルチタッチモジュール

Dualtouch Release
slade87作のX10 mini pro用のマルチタッチモジュール

X8Overclock
doixanh作のオーバークロックモジュール

X8Undervolt
doixanh作の電圧を下げて動作させるモジュール

X8MDDI
doixanh作の「mddi_host_register_read failed」とか「MDDI read timeout/error」とか表示される場合の遅延をなくすためのモジュール

Dalvik Turbo for MIPS Android


なかなか公開されないなぁ、と思って、MIPS Developersを見ているとtwitterアカウントを発見。
更新情報を見るためにフォローするか、と確認してみると・・・

Updated release for Dalvik Turbo for Android. See the MIPS developer website to download the files. http://developer.mips.com/login/dalvik-turbo/

え・・・すでに公開済ですか。

しかも、日付的には、7月20日に「Dalvik turboはいつくるだろう?」という記事を書いた直後の、7月21日公開って^^;;;;

そんなわけで、MIPS DevelopersにDalvik Turboというページが出来て、ユーザ登録すればダウンロード可能となりました。

バイナリでの配布で、/system/lib/libdvm.so を置き換えるだけ、という導入方法です。

配布されているバイナリは、MIPS CPUの種類に合わせて4種類提供されています。

# file *
libdvm.so.hard:    ELF 32-bit LSB shared object, MIPS, MIPS64 version 1 (SYSV), stripped
libdvm.so.hard-r1: ELF 32-bit LSB shared object, MIPS, version 1 (SYSV), stripped
libdvm.so.soft:    ELF 32-bit LSB shared object, MIPS, MIPS64 version 1 (SYSV), stripped
libdvm.so.soft-r1: ELF 32-bit LSB shared object, MIPS, version 1 (SYSV), stripped
# ls -l
-rwxr--r-- 1 root root 1461148  5月 26 07:29 libdvm.so.hard
-rwxr--r-- 1 root root 1465168  5月 26 07:45 libdvm.so.hard-r1
-rwxr--r-- 1 root root 1460448  5月 26 07:21 libdvm.so.soft
-rwxr--r-- 1 root root 1464484  5月 26 07:37 libdvm.so.soft-r1
#

ronzi A3で使われているlibdvm.soはどういう形式かと言うと・・・

# file *
libdvm.so.org:     ELF 32-bit LSB shared object, MIPS, version 1 (SYSV), stripped
# ls -l
-rwxr--r-- 1 root root 1240480  8月  8 14:49 libdvm.so.org
#

なので、配布バイナリは「soft-float r1」版を利用します。

なお、添付のドキュメントpdf内の記述と、実際に配布されているバイナリ内容の同期が取れていないのはなんだろうかなぁ^^;;;

Dalvik Turbo版ronzi A3 firmwareを作ってみたのですが、しばらく使用感を見てから配布したいと思います。

the nD


金曜に届いたLINUX FORMATの2011年9月(LXD148)号を読んでいると、「New $10 games console」なんてタイトルのミニ記事を発見。

Nintendo DSのゲームを作ってる人が、タッチスクリーンなし、3Dなしのゲームが、低コストで遊べるハードウェア作るぜ!とがんばってるヨー、なんて感じの記事。

なんで、ハードウェアを作ろうと思ったかというと、Nintendo DSの非公式SDKを使ってRPGを作ってたので、公式で販売するルートがない、というところから発生しているらしい。

the nD」という名前でやっているということなので、サイトを見てみた・・・・


・10ドル、というのは本体価格
・2011年末にプロトタイプハードウェアが完成予定
・製品版は2012年のWiiU発売前に出したい
・対象年齢は6~12歳
・ARM 400MHz,メモリ32MB,2.4インチ液晶 320×240。CPUとメモリは上位になる可能性あり
・内蔵ストレージ2GB。外部スロット無し
・充電式バッテリー(単3,単4電池は使わない)
・タッチスクリーンは現状どうするか未定
・Wifi経由でゲームをダウンロード
・Linux SDLベースの画面出力

・・・・・・・なんかCPUアーキテクチャが違うけど、Ben Nano Noteっぽい雰囲気が・・・
NanoNoteは設計図公開しているわけだから、それを持ってくれば良かったのに・・・とか思わなくもない

まぁ・・・プロトタイプができるぐらいに再チェックしてみるかな

Xperia X10 mini proにCM7系のGinderDXを入れてみた


Xperia Mini Proが盛り上がってる今日この頃ですが、うちでは予算認可が下りないため、相変わらずXperia X10 Mini Proを使ってます。
で、久々にCM7系のカスタムROMを入れてみようかなとGinger DXというのを入れてみました。

1. CWMに入る
2. factory reset 実行
3. 06.08.2011版を適用
4. ramdisk.tarを適用
5. GingerDX_Hotfixを適用
6. Camera_autofocus_fix.zip を適用
7. Backup and Restore-Advanced-Restoreでdataパーテーションをリストア

これで、CM6時代の設定がそのままでCM7への移行が完了!

と思いきや、コロプラとtwiccaがなくなっている。
titanium backupからリストアするとエラーが・・・

W/ActivityManager( 1821): No content provider found for:
D/PackageParser( 1821): Scanning package: /data/app/vmdl-1014537144.tmp
D/PackageManager( 1821): Scanning package jp.colopl
E/PackageManager( 1821): Package jp.colopl requires unavailable shared library com.google.android.maps; failing!
W/PackageManager( 1821): Package couldn't be installed in /data/app/jp.colopl-1.apk
D/AndroidRuntime( 3113): Shutting down VM

・・・google map関連のライブラリがない、とな

困ったもんだなぁ・・・解決方法はあるのか?

/system/etc/permissions/に「com.google.android.maps.xml」がないのが原因らしい。
他のCM7系のzipをあさってcom.google.android.maps.xmlをもってきて解決。

Xperia Mini Proについてのメモ


2011年夏発売の3インチ液晶 Xperia Mini Proについてのメモ

・裏蓋(バッテリーカバー)が、1枚のバージョンと、2枚ついてくるバージョンがある
 現状、「EN,ZH」(香港版)、は2枚ついてくるようだが、他は1枚のみのようだ。

・液晶保護シートがついてくるバージョンと、ついてこないバージョンがある。

・キーパッド上の文字印刷も、いろいろバージョンかある
 「EN,ZH」は、pin-in用の中文文字列が一部書かれている
 「IN,EN」は、英語表記のみ

1shopmobile.comで買う場合、発注後直ぐにメールを送ると、どのバージョンにするか指定ができる。
 指定しない場合は、その時に在庫があった方が送られてくるので、どちらが来るかをお楽しみに。

・商品お届け時に、郵便局員に対して、通関手数料+消費税として600円を支払う必要がある場合がある。
 対象となるかどうかは運次第。

詳しくはwikiとか、2chスレ参照のこと