Surface Pro 7を買ったのでWindows 11 をインストールしてみた

秋葉原でSurface Pro 7の黒が14400円だったので買ってきた

ちゃんとした手順を踏むのであれば、”Surface の USB 回復ドライブの作成と使用“を使うのだが、あえて普通のWindows 11 24H2メディアを使ってインストールを試みた。

この場合も、Surface 用のドライバーとファームウェアをダウンロードする から 「Surface Pro 7 Drivers and Firmware」のドライバ/Firmwareセットをダウンロードすれば終わりなのだが、あえてこれを使わない場合の再インストールを行ってみた。

Windows 11 24H2 メディアのみでの再インストール手法

まず、注意点として、標準的なWindows 11 24H2メディアではSurface Pro 7のタッチパネル操作が行えないため、別途マウスを用意する必要がある。

さて、Surface Pro 7を標準的なWindows 11 24H2メディアでインストールした直後は、下記のように認識していないデバイスがある。

ただ、これらについては、下記のようにWindows Updateを実施すればすべて解消する

解消するのだが、再起動が3回必要だった。

よく見たら上記のWindows Updateで適用されているSurface Firmwareのバージョンは2025/09/30付けで単体ダウンロードが可能になってるFirmwareと同じですね

回復メディアを使用しての再インストール手法

次に、Surface Pro 7の回復メディアを作成してWindows 11 24H2のインストールを行った。

この場合は、インストール直後ですべてのデバイスは認識しているものの、Windows Updateでのドライバ更新は同様にあり、2回ぐらい再起動が必要となった。

また、ディスプレイの拡大率が200%で設定されていた。(標準メディアだと150%)

標準でインストールされているアプリが大分違っていた。

Surface Pro 4 にWindows 11をインストールした

2024/12/11追記: Windows11 24H2でインストールしてWindows Updateしたら全デバイス認識しました


Surface Pro 4(i5-6300U)にWindows 11 をインストールしてみた。

インストール自体はWindows 11 22H2のインストールUSBメモリで起動したら特に細工することもなくインストールが完了した

インストールし、Windows Update完了後のデバイスマネージャー認識は以下のようになっていた

思いのほか「不明なデバイス」が多い

PCIシンプル通信コントローラー は2個ともデバイスインスタンスパスは下記だった
PCI\VEN_8086&DEV_9D3E&SUBSYS_00000000&REV_21\3&11583659&0&B4

PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー
PCI\VEN_8086&DEV_9D31&SUBSYS_72708086&REV_21\3&11583659&0&A2

PCIメモリコントローラー
PCI\VEN_8086&DEV_9D21&SUBSYS_72708086&REV_21\3&11583659&0&FA

マルチメディアコントローラー 2個
PCI\VEN_8086&DEV_9D32&SUBSYS_72708086&REV_01\3&11583659&0&A3
PCI\VEN_8086&DEV_1919&SUBSYS_20158086&REV_01\3&11583659&0&28

基本システムデバイス
PCI\VEN_8086&DEV_1911&SUBSYS_20158086&REV_00\3&11583659&0&40

不明なデバイス
ACPI\MSHW0036\2&DABA3FF&0

不明なデバイス
ACPI\MSHW0053\1

不明なデバイス
ACPI\MSHW0040\5&2890D699&0

不明なデバイス
ACPI\INT3472\0
ACPI\INT3472\1
ACPI\INT3472\2

不明なデバイス
ACPI\MSHW0081\2&DABA3FF&0

不明なデバイス
ACPI\MSHW0078\2&DABA3FF&0

不明なデバイス
ACPI\MSHW0085\4&249E349&0

不明なデバイス
ACPI\MSHW0045\2&DABA3FF&0

不明なデバイス
ACPI\MSHW0006\2&DABA3FF&0

上から順に片づけるということでMicrosoft Updateカタログにて「VEN_8086&DEV_9D3E」で検索して出てきた「Intel Corporation – HIDClass – 2.1.0.96」のe41adcac-5a3f-4c8a-b1bc-b1602d9f0c32_7ed92874f41ede5383bed5bc83cb7325f2c52688.cabを展開して適用

Intel(R) Precise Touch Deviceとして認識

PCI\VEN_8086&DEV_9D3E&SUBSYS_00000000&REV_21\3&11583659&0&B4

続けて基本システムデバイスの「VEN_8086&DEV_1911」を検索

「INTEL – System – 12/18/2018 12:00:00 AM – 10.1.7.3」の 6205aa6b-12e9-4298-ba23-aa06e5a8ef4d_f3604bed1e4b9176da6f7a045e5a76f46f506be9.cab を展開して適用。

Intel(R) Gaussian Mixture Model – 1911 として認識

PCI\VEN_8086&DEV_1911&SUBSYS_20158086&REV_00\3&11583659&0&40

PCIメモリコントローラーの「VEN_8086&DEV_9D21」を検索し、「INTEL – System – 10.1.5.1」の 0f56-33e3-4028-25a8_b465a1d35690a550cd443897791f68ff1645d988.cab を適用

Mobile Intel(R) Processor Family I/O PMC – 9D21 として認識

PCI\VEN_8086&DEV_9D21&SUBSYS_72708086&REV_21\3&11583659&0&FA

PCIシンプル通信コントローラー「VEN_8086&DEV_9D3A」の Intel – System – 2406.5.5.0 の Windoows 10向けの 6b4eea96-19d1-4e45-8184-b15e69e7d61b_342c6ed92ad70a59065201bacbef8f85fc8413ca.cab では下記のエラー

Windows 11 Client, version 22H2 and later, Servicing Drivers, Windows 11 Client, version 22H2 and later, Upgrade & Servicing Drivers の 6b4eea96-19d1-4e45-8184-b15e69e7d61b_342c6ed92ad70a59065201bacbef8f85fc8413ca.cab でも同じだった

PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー「VEN_8086&DEV_9D31」のINTEL – System – 10.1.1.44 の 9972fce6-371c-4c3b-9d4c-07b35e1e339a_5c9187451b6c2ff2a499957a8be234c8c115e64e.cab

Mobile 6th/7th Generation Intel (R) Processor Family I/O Thermal subsystem – 9D31 として認識

PCI\VEN_8086&DEV_9D31&SUBSYS_72708086&REV_21\3&11583659&0&A2

マルチメディアコントローラ「VEN_8086&DEV_9D32」 Intel Corporation – System – 30.18305.6.5424 の 176ba970-b574-45dc-8c82-6ffdfcc27674_e131b16b965ac9802979a3d8141b1d0419ea58f9.cab

Intel(R) CSI2 Host Controllerとして認識

PCI\VEN_8086&DEV_9D32&SUBSYS_72708086&REV_01\3&11583659&0&A3

マルチメディアコントローラ「VEN_8086&DEV_1919」Intel – System – 30.18305.6.5127 の d6dc5d75-b8df-41ff-bd82-f3aa5ae95e27_4fc0a19a14d575fb657c2c9e4460c679a6068606.cab を入れようかな?と思っていたら、いつのまにかにIntel (R) Imaging Signal Processor 2500 として認識されていた。

PCI\VEN_8086&DEV_1919&SUBSYS_20158086&REV_01\3&11583659&0&28

続いてACPI系「ACPI\MSHW0053」Microsoft driver update for Surface CoSAR の200043831_0a76b2560822b2d747327a3563172665d8ca550b.cab

Surface CoSAR として認識

ACPI\MSHW0053\1

ここまで適用した時点で再起動をかけてからWindows Updateをかけてみたところ、予想外の状態になっていました

デバイスマネージャーの状態は下記でした

とりあえず全部インストールしてみます

インストール後、再起動すると全デバイスが認識されていました

適用完了後の認識状況

PCIシンプル通信コントローラー は2個ともデバイスインスタンスパスは下記だった
PCI\VEN_8086&DEV_9D3E&SUBSYS_00000000&REV_21\3&11583659&0&B4
→ Intel(R) Precise Touch Device

PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー
PCI\VEN_8086&DEV_9D31&SUBSYS_72708086&REV_21\3&11583659&0&A2
→Mobile 6th/7th Generation Intel(R) Processor Family I/O Thermal subsystem – 9D31

PCIメモリコントローラー
PCI\VEN_8086&DEV_9D21&SUBSYS_72708086&REV_21\3&11583659&0&FA
→ Mobile Intel(R) Processor Family I/O PMC – 9D21

マルチメディアコントローラー
PCI\VEN_8086&DEV_9D32&SUBSYS_72708086&REV_01\3&11583659&0&A3
→ Intel(R) CSI2 Host Controller

マルチメディアコントローラー
PCI\VEN_8086&DEV_1919&SUBSYS_20158086&REV_01\3&11583659&0&28
→ Intel(R) Imaging Singal Processor 2500

基本システムデバイス
PCI\VEN_8086&DEV_1911&SUBSYS_20158086&REV_00\3&11583659&0&40
→Intel(R) Guassian Mixture Model – 1911

不明なデバイス
ACPI\MSHW0036\2&DABA3FF&0
→ Surface Display Calibration

不明なデバイス
ACPI\MSHW0053\1
→ Surface CoSAR

不明なデバイス
ACPI\MSHW0040\5&2890D699&0

不明なデバイス
ACPI\INT3472\0
→ Intel(R) Control Logic

不明なデバイス
ACPI\INT3472\1
→ Intel(R) Control Logic

不明なデバイス
ACPI\INT3472\2
→ Intel(R) Control Logic

不明なデバイス
ACPI\MSHW0081\2&DABA3FF&0
→ Surface Integration

不明なデバイス
ACPI\MSHW0078\2&DABA3FF&0
→ Surface Touch Servicing ML

不明なデバイス
ACPI\MSHW0085\4&249E349&0

不明なデバイス
ACPI\MSHW0045\2&DABA3FF&0
→ Surface System Telemetry

不明なデバイス
ACPI\MSHW0006\2&DABA3FF&0
→Surface Accessory Device

うまくいったかと思ったら問題が…

Windows Updateが成功しない

ログの名前:         System
ソース:           Microsoft-Windows-WindowsUpdateClient
日付:            2024/11/03 16:48:47
イベント ID:       20
タスクのカテゴリ:      Windows Update エージェント
レベル:           エラー
キーワード:         エラー,インストール
ユーザー:          SYSTEM
コンピューター:       surfacepro4
説明:
インストールの失敗: エラー 0x8007007E で次の更新プログラムのインストールに失敗しました: 2024-10 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5044285)。
イベント XML:
<Event xmlns="http://schemas.microsoft.com/win/2004/08/events/event">
  <System>
    <Provider Name="Microsoft-Windows-WindowsUpdateClient" Guid="{945a8954-c147-4acd-923f-40c45405a658}" />
    <EventID>20</EventID>
    <Version>1</Version>
    <Level>2</Level>
    <Task>1</Task>
    <Opcode>13</Opcode>
    <Keywords>0x8000000000000028</Keywords>
    <TimeCreated SystemTime="2024-11-03T07:48:47.4470968Z" />
    <EventRecordID>2040</EventRecordID>
    <Correlation />
    <Execution ProcessID="8444" ThreadID="8612" />
    <Channel>System</Channel>
    <Computer>surfacepro4</Computer>
    <Security UserID="S-1-5-18" />
  </System>
  <EventData>
    <Data Name="errorCode">0x8007007e</Data>
    <Data Name="updateTitle">2024-10 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5044285)</Data>
    <Data Name="updateGuid">{dd4fa267-5566-4b71-88b8-73f1c12c9754}</Data>
    <Data Name="updateRevisionNumber">1</Data>
    <Data Name="serviceGuid">{8b24b027-1dee-babb-9a95-3517dfb9c552}</Data>
  </EventData>
</Event>

一時的な問題なのか、本来非対応のデバイスにWindows11を入れていることが原因なのか・・・


2024/12/09追記

Windows Updateが正常に終わるようになった・・・と思いきや、「お使いのバージョンのWindowsは、サービス終了を迎えました」という表示が・・・

よく見てみたら、Windows 11 22H2でインストールしていました

そこからのアップデートが失敗しているようです

同じUSBメモリで、サポート外CPUのSurface GoやLifebook にインストールしているんですが、そちらでは言われてない・・・

CPUの問題なのかな?


2024/12/11追記

Windows 11 22H2からWindows 11 24H2へのアップデートはあきらめました。

Windows 11 24H2のインストールUSBを作成して、Surface Pro 4の再インストールを行ったところ、初期はデバイスドライバ未適用があったものの、Windows Update後はすべて認識するという状態となりました。

タッチパネル一体型業務向けPC MSI-R104I8BD1を入手したのでWindows/Ubuntu/ChromeOSで起動してみた

sueboさんがうっかり落札してしまった14台のタッチパネル一体型PCを2台譲ってもらった。

現状は全台はけた、ということですが、この機種およびマザーボードについてぐぐっても情報がほとんど出てこないので、ここにメモとして残しておきます。

目次
 スペックについて
 中をあける方法
 USBメモリからの起動について
 Windows 10の起動状況
 Ubuntu 20.04の起動状況
 ChromeOSの起動状況
 BIOSアップデートについて

スペックについて

マザーボードはMSI MS-98I8 で、この一体型PCは下記の様なスペックになっている。

Celeron N3160
DDR3x1 / Mini-PCIex1 / mSATAx1 / SATAx1 / DPx1 / HDMIx1 / GbEx2
10インチ SVGA(800×600)+タッチパネル
Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB ライセンスシール
メモリ/ディスクは搭載なしだが、CF/SATA変換ボードと2.5インチHDD接続用ケーブルが残存
電源は12V単一。一般的なコネクタではなく電線を直接入力するタイプ
ただ、マザーボード自体の仕様としては9V~36Vと書いてある

中をあける方法

抜けたりするのを防ぐため中のケーブルのコネクタ部分が固められています。

とりあえず中身を確認するためには、下記のような感じで開けてみてから、その次をどうしていくかを考えた方がいいと思います。

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このような感じであけるには以下の赤い丸印のネジを外します。

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中をあけたらメモリとディスクなどをいれて単体で動作できるようにしましょう。

USBメモリからの起動について

BIOSメニューからUSBメモリを選んでもなんか普通のマザーボードと同様にUSBメモリからの起動になりません。(後述のWindows, Ubuntu, ChromeOSで同じ)

起動順序を「UEFI: Built-IN EFI Shell」を一番最初にして起動します。

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EFI Shellが起動してくるので、何かキーを押してEFI Shellプロンプトで止めます。

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今回はUSBメモリが「fs1」で認識されていたので「fs1:」でドライブを移動したあと、

「efi\boot\bootx64.efi」を実行するとUSBメモリからの起動が開始されます。

下記の写真では「cd efi」「cd boot」でディレクトリ移動してから「bootx64.efi」を実行しています。

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なお、このEFI Shellはタブキー補完が効くのでefiを指定する際に「e」を入力したあとにタブキーを押すと「efi」と変換されます。

また、fs1:で移動した後にそこにどんなディレクトリ/ファイルがあるかを確認するには「ls」を実行することで確認出来ます。

なお、USBメモリに startup.nsh というファイルを置いて、「.\efi\boot\bootx64.efi」とかかいておけば自動起動されるんじゃないかなぁとは思います。

参考:拡張ファームウェアインターフェイス (EFI) インテル®の基本手順サーバーボード

Windows 10の起動状況

Windows 10 IOT ENT 2016 LTSBのプロダクトキーがついていますが、このプロダクトキーが通るのは、「Windows 10 IOT ENT 2016 LTSBメディア」か「Windows 10 ENT 2016 LTSB」だけのようです。「Windows 10 Enterpriseメディア」や「Windows 10 Enterprise 2019 LTSCメディア」では通りませんでした。

「Windows 10 IOT ENT 2016 LTSBメディア」を含めて2016年頃のWindows 10メディアだとデバイスが2個△マークとなりますが、タッチパネル/イーサネット含めて動作しています。

2017年以降のWindows 10 メディアを使ったり、Windows Updateを実行すると、全デバイスが正常に認識されますので、問題はありません。

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なお、Windows 10 IOT ENT 2016 LTSBのプロダクトキーを入力してライセンス認証を行った場合、「Windows 10 Enterprise 2016 LTSB」として認識されています。

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なお、Windows 10 Enterprise 2016 LTSBのライフサイクル ポリシーはメインストリームが2021/10/12、延長が2026/10/13となっています。

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Ubuntu 20.04の起動状況

普通にインストールすると、タッチパネル用のドライバが認識されているもののX-Window上でタッチパネル動作を認識できていません。

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この問題についてはxserver-xorg-input-evdevをインストールして、xserver-xorg-input-libinputを削除して対応できました。(xinput-calibratorはタッチパネルの位置調整用コマンドxinput_calibratorをインストールするために追加している)

$ sudo apt install xserver-xorg-input-evdev xinput-calibrator
$ sudo apt remove xserver-xorg-input-libinput

これを行った後、再起動するとタッチパネルが動作するようになっていると思います。

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Ubuntuのオンスクリーンキーボードは、「設定」の「アクセスビリティ」から設定できますが、最初のログイン画面では動いていないようです。

とりあえず、自動ログインさせてログイン画面をスキップする設定をGUIで行おうとしたところ画面が表示できていない・・・

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このため設定ファイル /etc/gdm3/custom.conf を直接編集し、下記の設定を行いました。

[daemon]
AutomaticLoginEnable=yes
AutomaticLogin =ユーザ名

ChromeOSの起動状況

純正ChromeOSのリカバリイメージを元に汎用ChromeOS起動ディスクを作成するbrunchを使ってUSBメモリを作成して起動したもの。

rammus用リカバリイメージを元に作成してあるUSBメモリがあったので起動してみたところ、標準状態でそのままタッチパネルもLineOUTからのオーディオ出力も普通に使える状態で起動してきました。

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ただ、Chrome OSは、800×600解像度で使うものではない感じですね・・・


BIOSアップデートについて

マザーボードの製品ページを開いて少しスクロールすると上側に「Download」リンクが現れ、そこにBIOSアップデートが提供されており、Version 170と書いてある。

ZIPファイルをダウンロードするとバージョンアップ履歴のテキストファイルがあり、Version 170とは、E98I8IMS V1.7ということのようだ

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届いたものを確認すると E98I8IMS V1.6となっているので、少し古いバージョンということになっている。

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BIOSアップデータはEFIで実行する形式なので、EFI Shellから実行する必要があります。

EFI ShellではFAT32領域しか見れず、NTFSやLinux ext4領域などは使えない、という制約があるので、FAT32でフォーマットしたUSBメモリにBIOSアップデート関連ファイルを展開して使用します。

USBメモリをさして、EFI Shellに入ってから下記のように入力してアップデートを実施します

Shell> fs1:
fs1:\> cd E98I8IMS170
fs1:\> EFUx64.EFI E98I8IMS.170
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アップデートが終わったら再起動します。

バージョンを確認するとV1.7に変わったことが確認できます。

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楽天モバイルの無料サポータープログラムをWindowsタブレットDELL Venue 10 Pro 5055で使って見た

楽天モバイルの無料サポータープログラムのSIMをmicroSIMスロットがついているDELL Venue 10 Pro 5055にさしてみた。

SIMをさしてみると「Rakuten」と認識はしているものの通信が出来る状態にならない。

自宅だとバンド3の入りが悪いので安定してバンド3で受信できる環境で試してみると、アンテナピクトが増減しているので受信できているものの通信はできない。

DELL Venue 10 Proで使用されている通信カードは Dell wireless 5810e で、現状のfirmwareは FIH7160_V1.2_WW_01.1528.31 だった。

新しいバージョンってあるのか?と探してみたところ「Dell Wireless 5810e LTE Mobile Broadband Driver」に「汎用ファームウェアv1616.01」という記載が・・・

そういえば、Windows10をインストールした際にWindows標準ドライバで認識したのでこれをインストールしてなかったな、ということでインストール。

インストール後に再起動し、初回ログインをすると、firmwareアップデートが実行されました。

その結果、firmwareは「FIH7160_V1.2_WW_01.1616.01」になり、アンテナ認識は「Rakuten(LTE)」表記に変化。

APN設定は、以下でOKでした。

APN名:rakuten.jp
ユーザ名/パスワード:空欄
サインイン情報:なし
IPの種類:既定

なお、動作状況からみると Dell wireless 5810e はバンド18には非対応である模様

FIH7160で検索すると「インテル® XMM™ 7160 スリムモデム」が出てくる。どうやらこれを利用しているようだが、対応バンドとしては「15-band LTE, 8-band HSPA, 4-band EDGE, MSC33」としか記載されていないので実際にどこで使えるのかが分からない。

Echo show 5を買ったらAmazonの配送予定がダダ漏れになった

プライムセールでAmazon Echo show 5が安かったので買ってみた。

0時過ぎに発注したら11時過ぎに到着。

セットアップを開始してみてびっくり。

WiFiの設定してないのに接続してシステムアップデートの取得が始まった。

家にはEcho dotがあり、それ用の設定がAmazon側に保存されており、Echo show 5の出荷時にWiFi設定までが組み込まれていたようです。

びっくりです。

で・・・起動して、めんくらったのはこの表示

これ、Echo show 5の出荷についての通知なのですが、確認したけどその消し方が分からないという・・・

そして、そもそもこれが表示されてしまうと、Amazonで買ったことが筒抜けになってしまう・・・

設定を探したところ「 通知:スキルなどのAlexaサービスからのアラート 」をオフにすることでようやく消えました。

が・・・これをオフにしてしまうと、全てのスキルからのお知らせが表示されなくなるため、とても寂しい画面が・・・

これが延々と繰り返しになっています。

もうちょっとカスタマイズできるようにならないかなぁ・・・

……

AndroidのAlexaアプリの 「設定」-「通知」-「Amazonでお買い物」 で配送に関する通知をオフにすることができました。