Windows Hyper-V仮想マシン上のWindowsライセンス


Hyper-V環境上にWindows Server仮想マシンを導入するとき、「仮想マシンの自動ライセンス認証」という手法により、物理Windows Serverに適用されているプロダクトキーを使用したライセンス認証を行わせることができる。

Windows Server 2012R2ベースのドキュメント「Automatic Virtual Machine Activation

とりあえず現状認識しているライセンスの確認は「slmgr /dlv」を実行することで確認出来る。

ライセンスの適用は「slmgr /ipk ライセンスキー」で適用できる。

MCTの憂鬱「仮想マシン自動ライセンス認証に関して」を見ると、ホストWindows ServerのアプリケーションログにイベントID 12310 として「仮想マシンの自動ライセンス認証要求」のログが出るらしい。

手元に評価版環境しかなかったので実機検証はできず

ブラウザにログインしなくても使えるiLOリモートコンソール for Windows



HPE ProLiantサーバのリモート管理機能iLOには、ネットワーク経由でモニタ/キーボード/マウス操作を可能にするリモートコンソール機能がついている。
iLO用に専用のIPアドレスを割り当てブラウザからログインすると、Javaか.NETかHTML5でリモートコンソールが使えるようになる。
Javaと.NETではブラウザを表示している端末のローカルにあるISOイメージをProLiantサーバ上のDVD-ROMドライブとして認識させ、ブートさせることができるVirtual Driveという機能もある。

ただ、昨今のブラウザのセキュリティ強化の流れでJava/.NETともに使おうとすると、結構面倒くさい。
なんとかならないのかな、とマニュアルを読み直してみたら、スタンドアローンリモートコンソールなるものを発見。

HPE Lights-Outスタンドアロンリモートコンソール for Windows

このアプリケーションをWindows端末にインストールすることで、ブラウザを起動することなく直接iLOのリモートコンソールを開くことができる、というもの。
.NET Framework 3.5 SP1以降が必要であるようです。

起動してみると、こんな感じで接続先のIPアドレスとユーザ名/パスワードを要求されます。

複数のサーバを開く場合も、もう1個立ち上げるだけでいいので、簡単です。

HPE ProLiantのiLOコンソールにアクセスするためのWindows用単体アプリケーション



HPのProLiantサーバに搭載されているiLOのリモートコンソール機能。
いままで、いつもiLOにログインしてからJava/.NETアプリケーションを起動していた。

でも、マニュアルを読んでいたら、HPE Lights-Outスタンドアロンリモートコンソール for Windows、なるアプリケーションがあるということを発見。

・「HPE Lights-Outスタンドアロンリモートコンソール for Windows

iLO3,iLO4,iLO5対応でISOマウントもこのアプリで行うことができる。

DELL PowerEdgeとHPE ProLiantでUbuntuを動かす場合の管理ソフト



RHELと同じようにUbuntuの場合にも管理系ソフトウェアが存在しているので、そのメモ

DELL EMC OpenManage Ubuntu & Debian Repositories
srvadmin-all — Install all OMSA components
srvadmin-base * — Install only base OMSA, no web server
srvadmin-idrac * — Install components to manage iDRAC
srvadmin-idrac7 * — Install Racadm for iDRAC7
srvadmin-idracadm8 — Install Racadm for iDRAC8 and above
srvadmin-webserver * — Install Web Interface
srvadmin-storageservices * — Install RAID Management
syscfg* — Install SysCfg
raidcfg* — Install RaidCfg
dcism — Install iDRAC Service Module

DELL EMC System Update (DSU)
UbuntuではDELL PowerEdge 12G,13Gサーバのfirmwareアップデートのみサポート。

HPE Management Component Pack
hp-health HPE System Health Application and Command line Utilities (Gen9 and earlier)
hponcfg HPE RILOE II/iLO online configuration utility
amsd HPE Agentless Management Service (Gen10 only)
hp-ams HPE Agentless Management Service (Gen9 and earlier)
hp-snmp-agents Insight Management SNMP Agents for HPE ProLiant Systems (Gen9 and earlier)
hpsmh HPE System Management Homepage (Gen9 and earlier)
hp-smh-templates HPE System Management Homepage Templates (Gen9 and earlier)
ssacli HPE Command Line Smart Storage Administration Utility
ssaducli HPE Command Line Smart Storage Administration Diagnostics
ssa HPE Array Smart Storage Administration Service

UEFIブートのサーバでWindows Server 2016のインストール用USBメモリが起動しない


hpeのProLiantサーバにWindows Server 2016をインストールする場合、通常はIntelligent Provisioning を使う。

しかし、Administratorパスワードが不明な場合、Windows Server 2016の標準ISOイメージのレスキューモードで起動することになるのだが、Smart Array B140i用のドライバが含まれていないため、内蔵ディスクが見えない。

対処するためにはISOイメージ内のsources\boot.wim にDSIMコマンドを使ってAdd-driverすることになる。

手順は「Windows インストールメディアにドライバーを追加する」にあるものをほぼそのまま使い、下記の様に実施した。

カスタマイズしたWindows Server 2016ISOイメージの作り方

1. 作業用Windows10を用意
2. Windows ADK 1709の「Deployment Tools」と「Windows Preinstallation Environment (Windows PE)」をインストール
3. メニューの登録されている「展開およびイメージング ツール環境」を選択してコマンドプロンプトを起動
4. 「copype amd64 c:\work\pe_x64」(今回、C:\work を作業用ディレクトリとした)でWindows PE環境を展開
5. C:\work\iso にWindows Server 2016 ISOの中身をコピー
6. マウント用ディレクトリ c:\work\offline を作成
7. 「dism /get-imageInfo /imagefile:”C:\work\iso\sources\boot.wim”」でインデックス番号を確認
 インデックス1とインデックス2があることを確認
 レスキューの際にどちらを使うかわからないので、とりあえず両方使う

8. まずインデックス1をc:\work\offlineにマウント
「dism /mount-image /imagefile:”C:\work\iso\sources\boot.wim” /index:1 /mountdir:”C:\work\offline”」

9. smart array b140i用のドライバをc:\work\hpedriver に展開

10. ドライバを追加。複数ある場合も考慮して、/recurseオプション付きで実行
「dism /add-driver /image:”c:\work\offline” /driver:”c:\work\hpedriver” /recurse」

11. ドライバが追加されたことを確認
「dism /get-drivers /image:”c:\work\offline”」

12. アンマウントする
「dism /unmount-image /mountdir:”c:\work\offline” /commit」

13. 今度はインデックス2に対して実行
「dism /mount-image /imagefile:”C:\work\iso\sources\boot.wim” /index:2 /mountdir:”C:\work\offline”」

14. ドライバを追加。複数ある場合も考慮して、/recurseオプション付きで実行
「dism /add-driver /image:”c:\work\offline” /driver:”c:\work\hpedriver” /recurse」

15. ドライバが追加されたことを確認
「dism /get-drivers /image:”c:\work\offline”」

16. アンマウントする
「dism /unmount-image /mountdir:”c:\work\offline” /commit」

17. oscdimgコマンドを実行してISOイメージの作成
「oscdimg -m -o -u2 -udfver102 -bootdata:2#p0,e,bc:\work\PE_x64\fwfiles\etfsboot.com#pEF,e,bc:\work\PE_x64\fwfiles\efisys.bin c:\work\iso c:\work\win2016-new.iso」

これで、作成したISOイメージをFAT32でフォーマットしたUSBメモリにコピーしようとしたところ、install.wimのコピーで失敗した。

原因はinstall.wimのサイズがFAT32制限である4GB以上の約6GBであるためです。

NTFSもしくはexFATでフォーマットしなおしたところ、コピーはできたものの、サーバ側で起動ディスクとして認識せず、起動できなかった。

確認したところ、 UEFIの場合、ファイルシステムがFAT32であること、という前提があった。 この制限については、マイクロソフトの「起動可能な USB フラッシュ ドライブを作成します。」に記載がされている。

サーバー プラットフォームが Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) をサポートする場合は、NTFS ではなく FAT32 として、USB フラッシュ ドライブをフォーマットする必要があります。 フォーマットするパーティションを FAT32 として、次のように入力します。 format fs=fat32 quick、し、[入力] をクリックします。

ブート可能な USB フラッシュ ドライブの作成

この記事を書くきっかけとなった件ではiLO Advancedライセンスがあったため、isoイメージをiLOからマウントすることで、DVDを作成する必要はなく対応することができた。

しかし、USBメモリを使ってWindows Server 2016のインストールを行う手法があるかどうか
つまりは4GBを超えてしまったinstall.wimをダイエットすることができるのか、分割することはできるのか、という点は不明なままであった・・・


2018/03/13追記

Microsoftの公式記述を発見した。

手法1「WinPE: Store or split images to deploy Windows using a single USB drive
 USBメモリにパーテーションを2つ作り、FAT32のメイン領域と、NTFSのinstall.wimのみをおく領域を作る、というもの

手法2「Split a Windows image file (.wim) to span across multiple DVDs
Dism /Split-Imageコマンドを使ってinstall.wimをinstall.swmに分割するというもの

Dism /Split-Image /ImageFile:C:\work\iso\sources\install.wim /SWMFile:C:\work\iso\sources\install.swm /FileSize:4000

(上記ページだと4700となっているけど、4GB超えてて大丈夫なの?と心配なので余裕をもって)