NetBackupの操作をコマンドで行う


NetBackupのJava GUI(jnbSA)上で行う操作をCLIコマンドで行うためのメモ書き。

アクティビティモニター

アクティビティモニターの一覧表示:bpdbjobs

アクティビティモニターの一覧は「bpdbjobs」をオプション無しで実行すると得られる。

フルパスは「/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpdbjobs」

アクティビティモニターで各ジョブの詳細ログ確認:bpdbjobs -report -jobid 番号 -all_columns

各ジョブの詳細ログを確認する場合は「bpdbjobs -report -jobid 番号 -all_columns」となるのだが、これだと「,」区切りで1行に全てを出力してしまう。

人の目だと見にくいので「bpdbjobs -report -jobid 番号 -all_columns | sed s/,/,\n/ig」と実行すると、改行が入り多少見やすくなる。

テープドライブの操作

デバイスモニターの一覧表示:tpconfig -l か tpconfig -d

デバイスモニターで確認出来る各テープドライブのステータスは「tpconfig -l」か「tpconfig -d」で確認出来る。

「tpconfig -d」だとテープドライブのみの確認で、「tpconfig -l」だとロボット番号を含めて確認しやすい形となるので「tpconfig -l」の方を実行することをお勧めする。

フルパスは「/usr/openv/volmgr/bin/tpconfig」

ドライブステータスの変更:vmoprcmd -up ドライブ番号

状態が「DOWN(停止)」となっているテープドライブを「UP(有効)」にするには「vmoprcmd -up ドライブ番号」を実行する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -l
デバイスロボットドライブ       ロボット                    Drive                Device     Second
形式     番号 インデックス  形式 ドライブ番号 状態  Comment    Name                 Path       Device Path
ロボット      0    -    TLD    -       -  -          -                    /dev/sg3
  ドライブ    -    0 hcart2    1  停止  -          IBM.ULT3580-TD5.000  /dev/nst1
ロボット      1    -    TLD    -       -  -          -                    /dev/sg2
  ドライブ    -    1    dlt    1  停止  -          QUANTUM.SDLT600.000  /dev/nst0
[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmoprcmd -up 0
[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmoprcmd -up 1
[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -l
デバイスロボットドライブ       ロボット                    Drive                Device     Second
形式     番号 インデックス  形式 ドライブ番号 状態  Comment    Name                 Path       Device Path
ロボット      0    -    TLD    -       -  -          -                    /dev/sg3
  ドライブ    -    0 hcart2    1  有効  -          IBM.ULT3580-TD5.000  /dev/nst1
ロボット      1    -    TLD    -       -  -          -                    /dev/sg2
  ドライブ    -    1    dlt    1  有効  -          QUANTUM.SDLT600.000  /dev/nst0
[root@nbuserver ~]#

フルパスは「/usr/openv/volmgr/bin/vmoprcmd」

ロボットのインベントリ実行:vmupdate -rt tld -rn ロボット番号

ロボットに対してインベントリを実行するには「vmupdate -rt tld -rn ロボット番号」を実行します。

ロボット番号については「tpconfig -l」で確認します。

「-recommend」オプションをつけて実行すると「インベントリ操作-内容とボリュームの構成の比較」となります。

-recommendなしが「 インベントリ操作 -ボリューム構成の更新」になります。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0 -recommend
推奨された変更のリストを生成しています...

次のように、ボリュームの構成を更新します。
=====================================================
ボリュームの構成は、ロボット内と同じ最新の状態です。
[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0
推奨された変更のリストを生成しています...

次のように、ボリュームの構成を更新します。
=====================================================
ボリュームの構成は、ロボット内と同じ最新の状態です。
[root@nbuserver ~]#

ロボットの中のテープ一覧を表示:vmquery -b -rn ロボット番号

ロボット上で認識されているテープメディアを確認するには「vmquery -b -rn ロボット番号」を実行します。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -rn 0
メディメディロボッ  ロボッロボット 側面/ 光         # マウント/  最終
アID   ア形式 ト形式  ト#    スロット 断面  パートナークリーニングマウント時間
-------------------------------------------------------------------------------
O500L5  HCART2 TLD      0       1     -       -          23     2019/06/03 16:59
O501L5  HCART2 TLD      0       2     -       -           5     2019/06/03 17:10
O502L5  HCART2 TLD      0       3     -       -           6     2019/06/03 15:26
O503L5  HCART2 TLD      0       4     -       -           1     2019/05/21 17:51
O504L5  HCART2 TLD      0       5     -       -          13     2019/06/03 11:24
[root@nbuserver ~]#

テープのQuick Erase:bplabel

NetBackupで記録したテープメディア内の登録を削除する場合「bplabel」コマンドを実行します。

ただ、有効期限が切れていないメディアに対しては実行できません。

その場合は「bpexpdate -d 0 -m メディアID」コマンドを実行して有効期限を切ってから、bplabelを実行する形となります。

[root@nbuserver logs]# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bplabel -m O501L5 -d hcart2 -erase
メディアが割り当てられていますが、ラベルが付けられません
[root@nbuserver logs]# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpexpdate -d 0 -m O501L5
メディア O501L5 が 2019/06/04 17:47:09 で期限切れになります
このメディアのデータは本当に業務に必要ではありませんか
、 O501L5 を本当に削除しますか y/n(n)? y
[root@nbuserver logs]# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bplabel -m O501L5 -d hcart2 -erase
メディアはすでに NetBackup 形式です。メディア ID = O501L5。消去 を実行しますか? y/n (n) y
消去が完了しました。
[root@nbuserver logs]#

なお、「-erase」がQuick Eraseで「-erase -l」がLong Eraseとなります。

リストア操作を手動で実施する場合

その1:使用可能なバックアップの捜索

「bpimmedia -client クライアント名」もしくは「bpimmedia -client クライアント名 -U」で指定したクライアントに関するバックアップIDを一覧化する。

-Uオプションの方が人が見やすい形となるが、sort/grepで抜き出す場合は-Uなしで実行した方が良い。

その2:リストアしたいバックアップデータを含む「バックアップ時刻」を確認

「bpimagelist -backupid バックアップID -U」を実行し、該当するバックアップIDの「バックアップ時刻」を取得。

この「バックアップ時刻」の文字列をこの後で使う。

その3:該当するバックアップに含まれるファイルを確認

UNIX系(Standard形式)クライアントの場合は「-t 0」なので「bplist -C クライアント名 -t 0 -s バックアップ時刻 -l -R /」

Windows(MS-Windows形式)クライアントの場合は「-t 13」なので 「bplist -C クライアント名 -t 13 -s バックアップ時刻 -l -R /」

なお、選択したバックアップ時刻が最新のバックアップでない場合は「-e バックアップ時刻」を追加し、データを限定する。

[root@nbuserver ~]#  /usr/openv/netbackup/bin/bplist -C nbuwindows -t 13 -s 2019/04/24 09:11 -l /C/Users/Administrator/Documents/test.txt
-rwx------ root;Admi root;None          32  4月 10日 19:47 /C/Users/Administrator/Documents/test.txt
[root@nbuserver ~]#

その4:リストアしたいファイルを選択

リストアしたいファイルの選択は、テキストファイル内にフルパスを記載することで行う。

先ほどのbplistの出力結果に記載されているパスを使用する。

Windowsの場合、「\」は使用できず「/」で代替するため「C:\Users\」が「/C/Users/」という風になる。

[root@nbuserver ~]# cat /tmp/list.txt
/C/Users/Administrator/Documents/test.txt
[root@nbuserver ~]#

その5:リストア先を変更する場合は、変更する規則を記載

リストア先のディレクトリを変更したい場合、変更する規則をテキストファイル内に記載します。

たとえば「C:\Users\Administrator\Documents\」を「C:\tmp\」に変えたい場合は下記の様に記載します。

[root@nbuserver ~]# cat /tmp/change.txt
change /C/Users/Administrator/Documents/ to /C/tmp/
[root@nbuserver ~]#

「change 元パス to 変更後パス」という書式で、複数の変更がある場合は、それぞれ列挙します。

その6:リストアを実行

bprestoreコマンドでリストアを実行します。

バックアップを取得したクライアントとは別のクライアントにリストアしたい場合は「-D 宛先クライアント」を指定します。

Windows(MS-Windows形式)の場合、「/usr/openv/netbackup/bin/bprestore -C クライアント名 -t 13 -s <バックアップ時刻> -D 宛先クライアント -R 変更規則ファイル -f リストア対象ファイル 」といったように実行します。

NetBackupで他のNetBackupサーバから持ってきたテープメディア内のデータをリストアする


NetBackupサーバでバックアップに使用していたテープメディアを他のNetBackup環境に持ってきて、その中のデータをリストアしようとした場合に必要となるコマンドライン操作(CLI操作)について。

なお、インベントリとリストア以外のGUI操作はあるのかどうか知らない。

その1 現状のメディア認識状況などの確認

いまのメディア認識状態を確認するために現在のメディア認識状況確認「/usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -a」を実行してメディアがどういう認識状態か確認

[root@nbuserver ~]#  /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -a
メディメディロボッ  ロボッロボット 側面/ 光         # マウント/  最終
アID   ア形式 ト形式  ト#    スロット 断面  パートナークリーニングマウント時間
-------------------------------------------------------------------------------
O500L5  HCART2 NONE     -      -     -       -          15     2019/04/19 00:00
O501L5  HCART2 NONE     -      -     -       -           2     2019/05/21 17:47
O502L5  HCART2 NONE     -      -     -       -           1     2019/05/21 17:48
O503L5  HCART2 NONE     -      -     -       -           1     2019/05/21 17:51
O504L5  HCART2 NONE     -      -     -       -          11     2019/05/21 17:54
[root@nbuserver ~]#

また、今回持ってくるテープは「O500L5」なのだが、その中に登録されている情報があるのかを「/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimmedia -mediaid O500L5 -U」を実行して確認する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimmedia -mediaid O500L5 -U
エンティティが見つかりませんでした
[root@nbuserver ~]#

上記の様に「エンティティが見つかりませんでした」と出力される場合は、そのメディアの既存の登録がない状態。

その2 インベントリ実施

「/usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt ロボットタイプ -rn ロボット番号」(/usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0)を実行して、インベントリ更新を行う。

実行後、vmqueryコマンドで該当するテープメディアについてロボット番号とスロット番号が認識されたことを確認する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0
推奨された変更のリストを生成しています...

次のように、ボリュームの構成を更新します。
=====================================================
メディア ID O500L5 (バーコード LTO500L5) を、スタンドアロンからスロット 1 に論理的に移動します。
メディア ID O501L5 (バーコード LTO501L5) を、スタンドアロンからスロット 2 に論理的に移動します。
メディア ID O502L5 (バーコード LTO502L5) を、スタンドアロンからスロット 3 に論理的に移動します。
メディア ID O503L5 (バーコード LTO503L5) を、スタンドアロンからスロット 4 に論理的に移動します。
メディア ID O504L5 (バーコード LTO504L5) を、スタンドアロンからスロット 5 に論理的に移動します。
ボリュームの構成を更新しています...

次のとおり論理的にメディアを移動することによって、ロボットライブラリに追加、
またはロボットライブラリ内で移動された既存のメディアを処理しています...
        メディア ID     スロット
        ==========      =======
         O500L5            1
         O501L5            2
         O502L5            3
         O503L5            4
         O504L5            5


ボリュームの構成が正常に更新されました。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -a
メディメディロボッ  ロボッロボット 側面/ 光         # マウント/  最終
アID   ア形式 ト形式  ト#    スロット 断面  パートナークリーニングマウント時間
-------------------------------------------------------------------------------
O500L5  HCART2 TLD      0       1     -       -          15     2019/04/19 00:00
O501L5  HCART2 TLD      0       2     -       -           2     2019/05/21 17:47
O502L5  HCART2 TLD      0       3     -       -           1     2019/05/21 17:48
O503L5  HCART2 TLD      0       4     -       -           1     2019/05/21 17:51
O504L5  HCART2 TLD      0       5     -       -          11     2019/05/21 17:54
[root@nbuserver ~]#

その3 該当するメディアのメディアDB作成

該当するメディアについて、メディアDBを作成します。

「/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimport -create_db_info -id O500L5 -v」と実行します。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimport -create_db_info -id O500L5 -v
インポートフェーズ 1 を開始しました: 2019/05/21 18:43:30
INF - メディア ID O500L5 のデータベース情報を作成してください。
INF - メディア ID O500L5 のフェーズ 1 インポートを実行する bptm プロセスを正常に開始しました。
[root@nbuserver ~]#

その4 メディアの読み込みを実施

指定したメディアをテープドライブで読み込み、中身をスキャンします。

コマンドはその3から-create_db_infoを抜いた「/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimport -id O500L5 -v」となります。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimport -id O500L5 -v
インポートフェーズ 2 を開始しました: 2019/05/21 18:43:58
INF - ポリシー localbackup、スケジュール Full (oldserver_1554890341)、メディア ID O500L5、作成日時 2019/04/10 18:59:01 をインポートしています。
INF - INDEX ファイル情報のみを読み込んでインポートしています。
INF - クライアント oldserver、バックアップ ID oldserver_1554890341 のイメージを検証しています。

INF - ポリシー localbackup、スケジュール Full (oldserver_1554890341) のインポートは正常に完了しました。

INF - ポリシー localbackup、スケジュール Full (oldserver_1554890468)、メディア ID O500L5、作成日時 2019/04/10 19:01:08 をインポートしています。
INF - ポリシー localbackup、スケジュール Full (oldserver_1554890468) のインポートは正常に完了しました。

<略>


INF - ポリシー localbackup、スケジュール Full (oldserver_1558430463)、メディア ID O500L5、作成日時 2019/05/21 18:21:03 をインポートしています。
INF - ポリシー localbackup、スケジュール Full (oldserver_1558430463) のインポートは正常に完了しました。

INF - 20 イメージ (20 イメージ中) をインポートしました。インポートは成功しました。

[root@nbuserver ~]#

その5 スキャンした内容が登録されていることを確認

先ほどは「エンティティが見つかりませんでした」となった「/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimmedia -mediaid O500L5 -U」を再度実行します。

以下の様にbpimportで表示されたバックアップIDが出力されます。

[root@nbuserver ~]#  /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimmedia -mediaid O500L5 -U
--------------------------------------------------------------------------------
バックアップ ID: oldserver_1558430463
 ポリシー:        localbackup
 スケジュール形式: FULL
 保持レベル      1
 ファイルの数:  4788
 圧縮:              N
 暗号化:           N
 イメージ形式:  インポート済
 ー・チー﨣芦ミール・ 1
 有効期限:        2019年06月04日 18時44分39秒
 保留中のイメージ: 0

  コピー数:       1
  フラグメント数: 1
  フラグメントサイズ (KB): 263680
  メディア形式: リムーバブル
  コ・クO             hcart2
  ファイル数:    22
  オフセット:    5382
  ホスト:          nbuserver
  書き込みに使用されたデバイス: -1
  MPX:                N
  有効期限:       2019年06月04日 18時44分39秒
  保持レベル:                                 1
  メディア ID:    O500L5
  保留中のコピー: 0
--------------------------------------------------------------------------------

<略>

--------------------------------------------------------------------------------
バックアップ ID: oldserver_1558430463
 ポリシー:        localbackup
 スケジュール形式: FULL
 保持レベル      1
 ファイルの数:  4788
 圧縮:              N
 暗号化:           N
 イメージ形式:  インポート済
 ー・チー﨣芦ミール・ 1
 有効期限:        2019年06月04日 18時44分39秒
 保留中のイメージ: 0

  コピー数:       1
  フラグメント数: 1
  フラグメントサイズ (KB): 263680
  メディア形式: リムーバブル
  コ・クO             hcart2
  ファイル数:    22
  オフセット:    5382
  ホスト:          nbuserver
  書き込みに使用されたデバイス: -1
  MPX:                N
  有効期限:       2019年06月04日 18時44分39秒
  保持レベル:                                 1
  メディア ID:    O500L5
  保留中のコピー: 0
[root@nbuserver ~]#


その6 リストアする

NetBackupの通常のリストア手法でリストアします。

Commvault バックアップのWindowsクライアントをPUSHインストールする時のWindows Firewall 設定


Commvaultバックアップは、CommServeからPUSH操作によりWindowsクライアントへのCommvault エージェントのインストールを実施することができる。

その場合に必要なWindows Firewallの除外設定についてのメモ

「受信の規則」にある下記の3つの既存設定を「規則の有効化」する

・Windows Management Instrumentaion (DCOM受信)

・ Windows Management Instrumentaion (WMI受信)

・ファイルとプリンターの共有 (SMB 受信)

なお、ping応答もできるようにしたい場合は追加で「ファイルとプリンターの共有 (エコー要求 – ICMPv4 受信)」も有効化する(CommvaultのPUSHインストールにとっては不要)

インストールできるかの確認には、CommServeから「wmic /node:ホスト名 process get」と実行して対象ホストのプロセス一覧が取得出来れば、WMI動作としては問題ない感じです。

なお、CommVaultエージェントインストールにより、「CommVault_Process_1_????」といったルールが大量に登録される。

これは C:\Program Files\CommVault\Simpana\Base\AddFWExclusions.bat にて設定されたルールとなる。

— 2019/08/26追記 —

なんかこの設定だけだとうまくいかない

NetBackupでインベントリ操作をコマンドで実行する方法


NetBackupのテープ関連操作は基本GUIから行うことで解説されている場合が多い。

CLIから行う場合の手順について確認した。

NetBackupで管理しているテープチェンジャーの確認「tpconfig -l」

NetBackupでテープチェンジャーに対する操作を行う場合、テープチェンジャーが持つ操作装置(ロボット)の番号を指定して行う。
このため、管理下にあるロボットの番号をtpconfig -lコマンドで確認する必要がある。
なお、このコマンドでは同時にそのロボット内にあるドライブについても確認出来る。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -l
Device Robot Drive       Robot                    Drive                Device     Second
Type     Num Index  Type DrNum Status  Comment    Name                 Path       Device Path
robot      0    -    TLD    -       -  -          -                    /dev/sg2
  drive    -    1 hcart2    1      UP  -          IBM.ULT3580-TD5.000  /dev/nst1
robot      1    -    TLD    -       -  -          -                    /dev/sg4
  drive    -    0    dlt    1  DISABL  -          QUANTUM.SDLT600.000  /dev/nst0
[root@nbuserver ~]#

上記結果サンプルはrobot:1として認識されているSDLT600ドライブがあるロボットはNetBackup側で設定を行っていないためStatusが「DISABLE」となっている。

NetBackupで管理しているテープドライブの確認「tpconfig -d」

テープ装置単独で確認したい場合は「tpconfig -d」を実行する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -d
Id  DriveName           Type   Residence
      Drive Path                                                       Status
****************************************************************************
0   QUANTUM.SDLT600.000  dlt    TLD(1)  DRIVE=1
      /dev/nst0                                                        DISABLED
1   IBM.ULT3580-TD5.000  hcart2 TLD(0)  DRIVE=1
      /dev/nst1                                                        UP

Currently defined robotics are:
  TLD(0)     robotic path = /dev/sg2
  TLD(1)     robotic path = /dev/sg4

EMM Server = nbuserver

[root@nbuserver ~]#

上記結果サンプルはSDLT600ドライブについてはNetBackup側で設定を行っていないためStatusが「DISABLE」となっている。

テープ装置のインベントリ実行確認「vmupdate -rt tld -rn ロボット番号 -recommend」

GUI操作でいうところの[Inventory Robot]-[Preview volume configuration changes]に相当するものは「vmupdate -rt tld -rn ロボット番号 -recommend」となる。
ロボットのタイプが「TLD」以外の場合は適切に変更すること。

変更がある場合は以下の様に表示される。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0 -recommend
Generating list of recommended changes ...

Proposed Change(s) to Update the Volume Configuration
=====================================================
Logically move media ID O502L5 (barcode LTO502L5) from standalone to slot 3.
[root@nbuserver ~]#

変更がない場合は以下のようになる。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0 -recommend
Generating list of recommended changes ...

Proposed Change(s) to Update the Volume Configuration
=====================================================
Volume configuration is up-to-date with robot contents.
[root@nbuserver ~]#

テープ装置のインベントリ実行「vmupdate -rt tld -rn ロボット番号」

GUI操作でいうところの[Inventory Robot]-[Update volume configuration]に相当するものは「vmupdate -rt tld -rn ロボット番号」となる。
ロボットのタイプが「TLD」以外の場合は適切に変更すること。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0
Generating list of recommended changes ...

Proposed Change(s) to Update the Volume Configuration
=====================================================
Logically move media ID O502L5 (barcode LTO502L5) from standalone to slot 3.
Updating volume configuration ...

Processing existing media added to or moved within the robotic library by
logically moving media as follows...
        Media ID        Slot
        ========        ====
         O502L5            3


Volume configuration successfully updated.

[root@nbuserver ~]#

NetBackupに登録されているテープメディア一覧確認「vmquery -b -a」

NetBackupの管理下にあるテープメディアを確認するには「vmquery -b -a」となる。
テープ装置外にあるメディアについては「robot type:NONE」となる。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -a
media   media  robot  robot  robot  side/  optical  # mounts/      last
 ID     type   type     #    slot   face   partner  cleanings    mount time
-------------------------------------------------------------------------------
O500L5  HCART2 TLD      0       1     -       -          15     2019/05/09 18:00
O501L5  HCART2 TLD      0       2     -       -           8     2019/05/10 00:00
O502L5  HCART2 NONE     -      -     -       -           0     0000/00/00 00:00
O503L5  HCART2 TLD      0       4     -       -           0     0000/00/00 00:00
O504L5  HCART2 TLD      0       5     -       -           8     2019/05/10 00:00
[root@nbuserver ~]#

ロボット内のテープメディア一覧確認「vmquery -b -rn ロボット番号」

指定したロボット内にあるメディアを確認するには「vmquery -b -rn ロボット番号」で確認する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -rn 0
media   media  robot  robot  robot  side/  optical  # mounts/      last
 ID     type   type     #    slot   face   partner  cleanings    mount time
-------------------------------------------------------------------------------
O500L5  HCART2 TLD      0       1     -       -          15     2019/05/09 18:00
O501L5  HCART2 TLD      0       2     -       -           8     2019/05/10 00:00
O503L5  HCART2 TLD      0       4     -       -           0     0000/00/00 00:00
O504L5  HCART2 TLD      0       5     -       -           8     2019/05/10 00:00
[root@nbuserver ~]#

テープ装置外で保管されているテープメディア一覧「vmquery -b -rt NONE」

テープ装置外で保管されているテープメディアだけを確認するには「vmquery -b -rt NONE」を実行する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -b -rt NONE
media   media  robot  robot  robot  side/  optical  # mounts/      last
 ID     type   type     #    slot   face   partner  cleanings    mount time
-------------------------------------------------------------------------------
O502L5  HCART2 NONE     -      -     -       -           0     0000/00/00 00:00
[root@nbuserver ~]#

現在存在しないテープ装置内にテープメディアが残存してしまっている場合の処理

現在存在しないテープ装置内にテープメディアが残存してしまっている場合、データベース上の登録をvmchangeコマンドで修正する必要がある。

テープメディアの置き場所を「-new_rt」オプションで「NONE」にすることで、テープ装置外であるという認識になる。
なお、Media Typeも指定する必要があるためvmqueryコマンドで現状のMedia Typeを確認すること。

Media IDが「O502L5」のステータスを変更する場合は、以下の様に実行する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmchange -m O502L5 -new_rt NONE -mt HCART2
[root@nbuserver ~]#

設定変更後は「vmquery -b -a」もしくは「vmquery -b -rt NONE」を実行し、robot typeが「NONE」に変わったことを確認する。

[root@nbuserver ~]# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery  -b -a
media   media  robot  robot  robot  side/  optical  # mounts/      last
 ID     type   type     #    slot   face   partner  cleanings    mount time
-------------------------------------------------------------------------------
O500L5  HCART2 TLD      0       1     -       -          15     2019/05/09 18:00
O501L5  HCART2 TLD      0       2     -       -           8     2019/05/10 00:00
O502L5  HCART2 NONE     -      -     -       -           0     0000/00/00 00:00
O503L5  HCART2 TLD      0       4     -       -           0     0000/00/00 00:00
O504L5  HCART2 TLD      0       5     -       -           8     2019/05/10 00:00
[root@nbuserver ~]#

NetBackupマスタサーバのホスト名を変える手順(非公式


NetBackupマスタサーバのホスト名は通常変更できない。

しかし、探すと、NetBackup 6.0時代の非公式手順なるものが発見出来る。


Change Name of Master Serve」消えそうなので下記に内容を転記しておく。

Renaming a Master Server under NetBackup 6.0 requires making some updates to the EMM database and
EMM configration files as well as the changes to configuration files and registry entries required for earlier
versions of NetBackup. The steps involved are:

1. Shut down NetBackup on the Master Server.
2. Change the various entries for the Master Server and EMM server in bp.conf and vm.conf (or the
registry on a Windows server).
3. Change the value of VXDBMS_NB_SERVER in the vxdbms.conf file (located in
/usr/openv/db/data on UNIX and <install path>\VERITAS\NetBackupDB\data on Windows) to
reflect the name of the new Master Server.
4. Change the corresponding value found the server.conf file (located in /usr/openv/var/global on
UNIX and <install path>\VERITAS\NetBackupDB\conf on Windows)
5. Rename the server and restart it.
6. Re-start NetBackup
7. Run nbemmcmd –renamehost –machinename <old master> -newmachinename <new master> –
machinetype master
8. Re-start NetBackup again
9. Run the command nbemmcmd –listhosts –verbose on the Master Server to confirm that the
entries for ‘server’ and ‘master’ reflect the new Master Server name.
10. Run nbemmcmd –setemmserver –emmserver <old master> -newemmserver <new master> on
each media server
11. Update the entries for the master server in bp.conf and vm.conf (or the registry on a Windows
server) on each media server
12. Update the entries for the master server in bp.conf (or the registry on a Windows server) on each
client server
Note: The process described here cannot be used to change a non-clustered Master Server to a
clustered Master Server. This change involves a separate procedure covered in the document
NBU_non-cluster-to-cluster guide which can be found in the data protection operational documents
area of the CoE web site.
Note: Due to limitations in the nbemmcmd –rename command this process cannot be used to
rename clusters on versions below 6.0 MP6, if the Master Server is clustered we recommend moving
to another cluster rather than renaming the existing cluster.


で、この手順は「NetBackup 6.0MP6」では動いたものの、現代はどうなのか試してみた。

結果・・・

・NetBackup 7.xは上記+1ファイル修正で変更可能だった
・NetBackup 8.0,8.1はSSL証明書に記載されたホスト名の変更手順がわからないので不可

という結果でした。

とりあえず、「NetBackup 7.6まで実験済みのマスタサーバホスト名変更手順」は以下です。

2019/08/26追記 「/usr/openv/db/data/.odbc.ini.az」の書き換えを追加

(1) NetBackupサービスを停止する。

# /usr/openv/netbackup/bin/bp.kill_all -v -f
# /usr/openv/netbackup/bin/bpps -x

(2) /usr/openv/netbackup/bp.conf の書き換え

ホスト名記述を変更

(3) /usr/openv/volmgr/vm.conf の書き換え

ホスト名記述を変更

(4) /usr/openv/db/data/vxdbms.conf の書き換え

「NB_ホスト名」の記述を「NB_新ホスト名」に変更

(5) /usr/openv/var/global/server.conf の書き換え

「NB_ホスト名」の記述を「NB_新ホスト名」に変更

(6) /usr/openv/db/bin/servername の書き換え

「NB_ホスト名」の記述を「NB_新ホスト名」に変更

(追加) /usr/openv/db/data/.odbc.ini.az の書き換え

「ENG=~」となっている記述を書き換える

(7) /etc/hosts の編集

新しいホスト名と古いホスト名で同じサーバをさすよう修正

(8) OSホスト名変更

OSの変更手法を使ってホスト名変更

(9) NetBackup自動起動を停止

RHEL6だったら以下でオフ

# chkconfig netbackup off

(10) OS再起動

# reboot

(11) NetBackupが起動していないことを確認

# /usr/openv/netbackup/bin/bpps -x

(12) NetBackup起動

# /usr/openv/netbackup/bin/bp.start_all
# /usr/openv/netbackup/bin/bpps -x

(13) 現状のNetBackup EMMの登録確認

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -listhosts -verbose

(14) EMMの登録修正と確認

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -renamehost -machinename 古いホスト名 -newmachinename 新しいホスト名 -machinetype master
# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -listhosts -verbose

(15) NetBackupの再起動

# /usr/openv/netbackup/bin/bp.kill_all
# /usr/openv/netbackup/bin/bpps -x
# /usr/openv/netbackup/bin/bp.start_all
# /usr/openv/netbackup/bin/bpps -x

(16) NetBackupの自動起動設定を復旧させる

RHEL6だったら以下を実行

# chkconfig netbackup on

これは、NetBackupインストーラにより設定が変更されているが、その変更がchkconfig側に反映されていないため実行する必要がある。