だれとでも定額パスWX01TJを買ったけど認識しない


とりあえず、だれとでも定額パスWX01TJを買ってみた。

なぜなら、良番で捨てるのが惜しいものがPHSを持っていて、ここ2年ばかり休止している回線があり、それが毎月700円弱かかっているから、基本料+機種代金=1480円ってのは、とりあえず持っておくだけとしても丁度良かったので・・・

で、手持ちのAndroidでペアリングできそうか試してみた

・Covia FleaPhone CP-D02, Android 4.0.4, MTKチップ機
・TOOKY T192, Android 2.3, MTKチップ機
・Xperia X10 Mini Pro, Android 4.1(CynanogenMod), Qualcommチップ機
・K-Touch W619, Android 4.0.4(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・R-stream A1/MUCHTEL A1, Android 2.3(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・Panasonic P-01D, Android 2.3, Qualcommチップ機

・・・全敗です。
アプリから接続、という以前に、そもそもデバイスが認識できません。

思った以上にハードルが高そうでびっくりです・・・

Xperia M dualも、3Gの2回線待受不可のはず


Xperia M dualという、Dual SIM対応機種が発表されましたね。

ソニモバ公式blog:「Xperia™ M joins Sony’s smartphone portfolio, comes with dual-core processor, HDR for photos & dual SIM version

Snapdragon S4 MSM8227(1GHz dual core)搭載なわけですが、whitepaperを確認する限りでは、Xperia tipo Dualの時と同様に、待受時間スペックには、下記の様に「GSM+GSM」「UTMS+GSM」という表記はありますが、両方とも3Gとした場合の「UTMS+UTMS」という表記がありません。

Data transfer speeds
GSM GPRS
(download and upload)
Up to 85.6 kbps
GSM EDGE
(download and upload)
Up to 237 kbps
UMTS HSDPA (upload) Cat.6, up to 5.76 Mbps
UMTS HSDPA (download) Cat.14, up to 21 Mbps
Talk time (GSM) Up to 10 hours 16 min.**
Standby time (GSM+GSM) Up to 429 hours**
Talk time (UMTS) Up to 9 hours 3 min.**
Standby time (UMTS+GSM) Up to 441 hours**
Music listening time Up to 39 hours 23 min.**
Video playback time Up to 6 hours 35 min.**
Battery 1750 mAh Typical
1700 mAh Minimum

よって、Xperia M dualのDual sim機能は日本では意味をなさない。
ということでしょう。

参考→「Xperia tipo DualのDual SIMは高確率で日本で使えない

ちなみに、2013年6月6日現在も、3Gのdual待受ができるものは、「Coolpad W770」しか確認されていません。

Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2013/02/25版


今回のトピックはなんと言っても「Xperia X10 mini proにも、kernel 2.6.32.60ベースの新カーネルが登場」です。
これによりパフォーマンス向上しています。

前の記事1:Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2012/09/30版
前の記事2:Xperia X10 mini proにMiniCM10(Android 4.1.2)を入れた

現状、うちでは、kernel 2.6.32.60-nAn-jb-03 + MiniCM10 で使っています。
まぁ、一番安定してる感じですからね。

[KERNEL] 2.6.32.60-nAa-jb-03 [20/2/2013] Custom JB kernel + CWM Recovery
nobodyAtallさんによるプロジェクト。
Kernel 2.6.32.60ベースに作られた最新kernel。
メインメモリをかなり空けてくれる。
メモリ領域の圧縮機能もつけているようだ。
たぶん、そのせいで、kernel 2.6.29.6-nAa-jb-03からアップデートすると、格段にレスポンスが上がった。

2.6.32.60-nAa-jb-02まではICS/JB(Android 4.x)専用kernelだったが、2.6.32.60-nAa-jb-03からは、Android 2.3も動作するようになったらしい。
(「bootable with all CM-based android versions >=2.3」)

[ROM] MiniCM10-4.0.2 [RELEASED] [23/11/12]JB 4.1.2/CM10 for the Χ10 mini pro
nobodyAtallさんによるプロジェクト。
Xperia X10 mini pro用のAndroid 4.1.2の基本系がコレ。
おおむね、他のカスタムROMは、これをベースに作られている。

[ROM][JB-4.1.2] JB Mini Project | Release 2 | 12/02/13 | Bugfree | RELEASED
stelios97さんによるプロジェクト。「JBMP」と表記されることもあり。
nobodyAtAllさんのAndroid 4.1.2ベース。
Xperia純正Launcherを持ってきたり、いろいろ手を入れてる。

[ROM][PORT] XMIUI JB V4 3.2.8 [Beta 1][24/02/2013]
iOS風のMIUI OSをQVGA画面用に移植したもの。
もちろん、nobodyAtAllさんのAndroid 4.1.2ベース。
stelios97さんのJBMPからいろいろ設定をもらってきているらしい。
まだ動かない機能が多いようで、今後に期待。

[ROM] GingerDX | v030 | 25-01-2013 | nAa
AChepさんによるプロジェクト。
元々doixanhさんが開発していたが、X10 mini proから卒業してしまったので、開発が停止していたGingerDX。
AChepさんが開発をやる、と立候補してプロジェクトが存続しています。
CM7.2 2013/01/15版をベースとしているそうだ。
現行のXperia X10 mini pro向けのカスタムROMで一番歴史が長いものかもしれない。

★[ROM] GingerSony-CMX V07 | Stable | Everlasting | nAa14 [24-02-2013]★
Hashyさんによるプロジェクト
Android 2.3/CM7.2ベース。
Xperia X8用がメインプロダクトで、それのX10 mini pro移植版、という位置づけ。

[ROM]MiniCMXMP-2.2.1 V2 23/2/13 (nAa-14 or nAa-jb-03)
TheMiltos21さんによるプロジェクト。
とにかく小型化がコンセプトのAndroid 2.3/C7.2。
zip状態で61MBしかない。
kernelはnAa-14が主体。nAa-jb-03では一部機能が動作しない、とのこと。
確認してないが、日本語表示とかで難がありそう・・・

Xperia X10 mini proにMiniCM10(Android 4.1.2)を入れた


最新版として「Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2013/02/25版」を公開しています。


1ヶ月ほど、Xperia X10 mini proにMiniCM9(Android 4.0.4)を入れて使っていたのですが、MiniCM10(Android 4.1.2)にしてみるかな、とやってみたところ、いくつかはまりポイントがあったので、記事にしてみる。

なお、Xperia X10 mini proを快適に使うには、やはりMiniCM7が一番です。
MiniCM10は重いです。最初のリリースに比べたら使える状態にはなっていますが、割り切って使う必要はありますので注意してください。

まず、用意するもの
・カーネル書き換え用に「Flashtool
・カーネルとして「[KERNEL] nAa-jb-03 [23/11/12] Custom JB kernel + CWM Recovery
・そして本体「 [ROM] MiniCM10-4.0.2 [RELEASED] [23/11/12]JB 4.1.2/CM10 for the Χ10 mini pro
・Google関連アプリ集「gapps-jb-nAa-20121119-signed.zip」(これより新しいものはAndroid4.2用)

はまったポイント
・いきなりFlashtoolでカーネル書き換えると、CWM Recoveryに入れない
 nAaロゴがでたあと再起動がかかる
 「CWM RecoveryでMiniCM10本体を書き込む」→「Flashtoolでカーネルを書き込む」という順序ならうまくいった
・MiniCM10本体とGappsをいっぺんに書き込むとうまく起動しない

そんなわけで、おそらくうまくいくであろう手順は・・・

1. SDCARDにMiniCM10のzipと、Gappsのzipをコピーする
2. CWM Recoveryに入る
3. MiniCM10のzipをインストール
4. wipe /dataを実行し、初期化
5. 電源落とす
6. Flashtoolでカーネルを書き込む
7. MiniCM10で起動することを確認
8. CWM Recoveryに入る
9. Gappsのzipをインストール
10. wipe /dataを実行
11. 再起動
12. キーボードレイアウトがおかしい場合は設定、その1
  「アドバンス」→「Keyboard layout」で「QWERTY-en」を選ぶ
  root権限取得を許可
  再起動が自動的におこなわれる
13. キーボードレイアウトがおかしい場合は設定、その2
  「アドバンス」→「Keyboard keyprint」で「QWERTY-en」を選ぶ
  root権限取得を許可
  (こちらは再起動無し)

たぶん、これで使える状態になっていると思います。


追記

いままで使わないでいようと思っていた、microSDにswapパーテーションを切ってみました。
使ったmicroSDはSANDISKのUltra 8GB。Extreme Proは3DSに使っちゃったので、こちらを・・・

そしたら、速度が大幅に改善しました。
MiniCM10を使う時は、必須、といってもいいかもしれないですね。

swapを切る手順は以下の通り。
なお、これを実行すると、現状のSDCARDの中身は消えます。
1. CWM Recoveryに入る
2. [mounts and storage]を選択
3. [umount /sdcard]を選択(mount /sdcardしかない場合はやらないで良い)
4. バックキーで戻る
5. [Advanced]を選択
6. [Partition SD Card]を選択
7. [Ext Size]にて/sd-ext用の容量を指定(128M/256M/512M/1024M/2048M/4096Mから選択)
8. [Swap size]にてswap容量を指定(なし/32M/64M/128M/256Mから選択)
9. 作成後、バックキーでメインメニューまで戻る
10. [mounts and storage]を選択
11. [format /sdcard]と[format /sd-ext]を実行
12. 再起動

ソニエリ2011年モデルへのJelly Bean投入は無いようだ


sonymobile blogの「Continuing Android software upgrades – Jelly Bean for 2012 Xperia smartphones」より。

Xperia 2012年モデルのJelly Bean/Android 4.1へのアップデートについて
・Xperis T/Xperia TX/Xperia Vについては、2013年2月ぐらい(mid-Q1 2013)
・Xperia S/Xperia acro S/Xperia ion/Xperia P/Xperia go/Xperia Jについては、それ以降を予定

Xperia 2011年モデルについては、Android 4.0.4へのアップデートは提供できたが、その次のJelly Bean/Android 4.1へのアップデートについては評価したが満足がいくものができなかった。
Android 4.0.xのメンテナンスリリースについては実施するが、Android 4.1へのアップデートは提供しない。

これってのは、メモリが1GBないとつらい、ということなんだろうか?