Kobo Arc 7HDを買った

特価1万円で売ってたので、いまさらKobo Arc 7HDを買ってみました。

・・・期間限定楽天ポイントとかいろいろを使ったので支払額は5千円でしたけど。

1日使ってみた感想。

利点
・高解像度(1920×1200 323ppi)
・Google Playストア導入済
・素のAndroidに近い(一部制約あり)
・プレインストールソフトのほとんどが削除可能
 楽天系アプリはKoboアプリ以外全部消せる

欠点
・初回使用時、楽天アカウントの登録が必要
 この楽天アカウントはKoboの同期に使われる
・Koboアプリだけは消せない
 (それ以外の楽天系アプリは全部消せる)
・高解像度のせいで遅い
・充電につかうmicroUSB端子が左横なのが

たいしたこと無いだろうと、キャプチャとか一切取らずにセットアップしてしまったのが若干悔やまれます。

とりあえず、いろいろ感じたことについて列挙。

<その0>
電源を入れたら、バッテリー残量が15%を切った状態でした。

<その1>
初回使用時、まず、楽天アカウントの登録が必要になります。
これはskipできません。

<その2>
ホーム画面にずらりと楽天系アプリが並んでいて、若干引きます。
が・・・これらは全てアンインストール可能です。
プレインストールのアプリでアンインストールできないのは、Koboアプリぐらいです。
日本独自で楽天系アプリを追加インストールしてから出荷しているような印象を受けます。

<その3>
ブラウザは、「標準ブラウザ」「Google Chrome」「Firefox」の3種類が入っています。
わざわざFirefoxが入っている理由はよく分かりません。

<その4>
Googleアカウントは登録しなくても使えますが、アプリの追加には、Google Playストアを使う必要があるので、結局は登録することになります。

<その5>
他社の電子書籍ソフトは普通に使えます。
Amazon Kindle、BookWalker、BookLive!、紀伊國屋書店Kinoppy!など、まぁ、普通です。

<その6>
ゲームをやると、高解像度による画面処理量の多さに起因する速度低下の影響か、遅くなる場面が多々あります。
例えば、Angry Birdsで時々BGMが乱れたりします。

Kobo Touch/gloをAndroid化する・・・ことの覚え書き

2013年の話ではありますが、Kobo Touchの2代目と、Kobo gloをAndroid化する、という話があります。

あるのですが、日本語で、その起源について、きちんと書かれているページがないようなので、メモとして記載します。

まず、このネタの起点はMobilereadのフォーラム「Android on Glo」です。

投稿者のSyreKronさんが、ぐぐってたら、ドイツのheckeさんのblog「collector {dt.:Sammler}」を発見。
ここでは、ドイツで販売されているE-Ink Readerの「Tolino Shine」用にLinux kernelをコンパイルしてる。
このToline ShineはAndroid 2.3で動作しているのだが、上記Blogを見ると、ハードウェア構成がKobo gloに似ている。

試しにTolino Shine向けのAndroidイメージをKogo gloに入れてみたら、Androidがちゃんと動いているように見えるよ!

という報告が第1弾。

これを受けて、いろんな人が、Kobo gloのキーをちゃんと認識できるようにしたり、と、カスタマイズを行っていき、それをとりまとめたのが、MarekGibekさんの「New image for Kobo Touch」で、それをさらに改良して、新バージョン「Android for Kobo v2 – improved reading mode(2014/08/07)」がある。

といったところ。

Kobo Touch(N705C)と、Kobo Glo用のfirmwareが上記で配布されている。
日本でKobo Touchが発売された頃のものは、Kobo Touch(N705B)なので、N705Cのものは使用できない。

MobileReadフォーラム「Android on Kobo: “Tips and Apps”」に、Kobo E-Ink Reader上でAndroidを動かす場合の情報源について、リンクが紹介されている。

Kobo glo v3.1が再起動するepub(文字エスケープ処理忘れ)

Kobo gloに、小説家になろう、から取得したテキストファイルを使って作成した自作epubファイルを突っ込もうとしたら問題が発生。

パソコンに繋いで、ファイルコピーをし、切断すると、コンテンツの読み込みが始まるわけですが、それが途中でハングアップし、Koboが再起動してしまう、というもの。

最初、ファイル数が多すぎたのかと思い、ファイル数を減らしてみても現象発生。
初期化して、1ファイルずつコピーしたところ、原因判明。

とあるepubにて問題が発生していた模様。

今回、現象が発生したファイル名は「Knight’s & Magic-n3556o.kepub.epub」

よく見てみれば怪しい文字が・・・「’」と「&」
まず、ファイル名自体があやしいのかと考え、とりあえずファイル名から該当文字列を取り除く・・・しかし、現象再発。

ファイル名の問題でないとすれば、navigation-documents.xhtmlとtoc.ncx(うちの場合、他に使うソフトの関係で、toc.ncxも入れている)のタイトル処理だろうと、「&」となっているところ「&」に変更

すると、問題なく読み込み完了。

・・・きちんとエスケープ処理しないと駄目なんですね。

日本語版KoboデスクトップアプリがWindows上での電子書籍読みに対応!

以前より、設定ファイルを変更すると、Kobo Desktopアプリ上で日本の電子書籍を読むことができました。
(詳しくは「日本語版Koboデスクトップアプリでも電子書籍読ませろ!(2012/07/30)」を参照)

ついに、Kobo デスクトップアプリ 3.5.2にてそのままの状態で日本の電子書籍を読むことができるようになりました!
Koboデスクトップアプリのダウンロードページにも「NEW パソコンで今すぐに読書を楽しむ」と記載されているので正式対応です!!

いままで表示出来なかったマンガや画像ベースで収録されている書籍もきちんと中身が読めるようになりました!!

以前のバージョンでの表示例
kobo3

今回のバージョンでの表示例
book

・・・・・某Amazon Kindleの方も追従してくるのかなぁ・・・

Kobo for Androidが楽天Kobo日本語書籍に対応

カナダKobo時代からKobo for Androidはありましたが、いままでのソフトウェアでは、楽天Koboで販売されている日本語書籍のほとんどに対応していませんでした。

それが、この度公開された、version 4.6から、日本語書籍に対応したということでダウンロードしてみました。

警告:カナダKoboアカウントでログインではなく、楽天Koboアカウントでのログインになりますので注意

その他主な注意点
・楽天Koboアカウントでのログインとなる
・アイコンが、「Kobo」から「楽天Kobo」になる
・起動すると英語辞書ファイルのダウンロードが始まる
・起動すると購入済み書籍のダウンロードが始まる(買ったもの全て!!)
・日本語書籍を開こうとすると、日本語フォントファイルのダウンロードも始まる

で・・・
QVGA画面でも、それなり見えるなぁ・・・
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という感じです。(注:他の電子書籍ソフトだと、QVGA Xperia X10 mini proで見ようとすると、かなりつらい)

標準ではオフになっていますが、ボリュームキーでのページめくりにも対応しています。

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まだダウンロードしていない書籍はこんな感じで表示されます。
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初期だとお知らせがだだだっ!っと出てしまうのは、まぁ、仕方が無いですよね
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たぶん、QVGAで見てるからだと思いますが、挿絵があると、そこで縮小処理がおこなわれるようで、該当ページを開くのに時間がかかる、ということがあります。
文字だけだったら、結構快適です。