LTE/WiFi回線を使ってトランシーバー的環境を実現するZello PTT Walkie Talkieとトランシーバ的Android機

最近の小型Androidって、どんなのがあるのかな?と探していたら、トランシーバーみたいな外見のものを発見

てっきり144/430MHzのアマチュア無線帯の機能でも積んでるのかと思ったら、「Zello」というトランシーバーみたいな環境をLTE回線/WiFi環境を使って実現できるソフトウェアを使っているというものでした。

アンテナの出っ張りはLTE向けのアンテナでした。

他にどんなのがあるのかAliexpressで「zello walkie talkie」で検索すると、いろいろ出てくる。

ここに出てくるものは、みんな、Zello Walkie Talkieで使い安い様に左側面に送信ボタン(PTTボタン)が用意されているというAndroidです。

WCDMA(3G)回線のみのALPS F22、LTE回線も使えるALPS F25、WINIMA F100など、いろいろありました。

Zello」自体は仕事に使うのでなければ無料で利用できるようです。

AndroidだけではなくiOSやWindows Phone、BlackBerry、Windows PCにも対応しています。


ユーザアカウントを登録すると、こんな画面が現れます

通話したいチャンネル(上記ではテスト用のechoチャンネルが選択されています)を選び、丸いマイクボタンを押し続けると、押している間だけ音声による送信が可能となります。

話すと送信が止まり、他の人からの通信を聞く状態となります。

テキスト送信とかはできないようなので、ほんとに、トランシーバーとして使う、という感じです。

で・・・ZelloのAndroid版には、Androidに搭載されているボタンのうち、好きなものを1つ、送信ボタンとして設定することができるようです。

また、トランシーバー的使い方ができる外部接続マイクというのも「Zello Headset Accessories」でリストアップされています。

イヤフォンマイク端子に繋ぐものと、Bluetooth接続のものの2種類があります。

特定小電力のトランシーバーもいいですが、コレを使う、というのも面白そうですね

さらばJIAYUのスマホ?

しばらく前まで、結構いい感じのAndroidスマホを作っていた「JIAYU(佳域手机)」。
JIAYU S3以降、新機種がでないなぁ・・・と思っていたら、「トップページ」が「Funsso(方烁科技)」に飛ばされるようになりました。
Funssoは、光ファイバー用のSFPモジュールを販売しているメーカのようです。

スマホに関するページはFunssoにはありません。
唯一、JIAYU時代からある公式掲示板へのリンクがトップページに残されているだけです。

FussoとJIAYUの関係について、特にニュースや会社案内などでも説明されておらず、謎です。

ただ、1年以上新製品の話が出てないところもあわせて考えるとJIAYUのスマホ事業は終了した、と考えていいのではないかと思います

MediaTekの急速充電規格Pump Express 3.0登場。USB-C専用&充電時に本体を発熱させない方式

現在、台湾にてCOMPUTEX TAIPEIが開催中。
その中で、MediaTekが、新しい急速充電規格Pump Express 3.0について発表を行った模様。

これまでも、MediaTekは、Qualcommの急速充電規格Quick Chargeに対抗して、Pump Expressという規格を提供してきました。今回の売りは何なのか、確認・・・

MediaTek公式の詳細情報」および、「Pump Expressのバージョン間比較資料」を見てみる・・・

・2016年末にでるMediaTek Helio P20系から採用予定
・Pump Express 2.0での最大20Vといった高い電圧かけて充電に必要な時間を短縮する、という方向性を取りやめる
・Pump Express 3.0の目指すところの1つは「発熱対策」
・発熱している環境でバッテリーを使う/充電すると早く死ぬ、という現実がある
・バッテリー充電中は本体が熱くなる。また使用するとそれはそれで熱くなる
・バッテリー充電時にスマートフォン内部の充電機構で発生する発熱を減らすため、ACアダプタ側に発熱する要素を任せるようにする
・そのため、USB Type-C専用とし、ACアダプタ側との双方向通信を行わせることで適切な充電を実現する
・ACアダプタの供給電圧は3.0V~6.0Vの範囲で10mV~20mVステップで電圧を調整できるようにし、それぞれのスマートフォンが採用するバッテリ-ごとに異なる適切な充電電圧を指定できるようにする


旧バージョンの規格についての関連記事「スマホの急速充電規格Qualcomm Quick Charge2.0とMediaTek Pump Express Plus

8コアのMediaTek Helio P10搭載Elephoe P9000が200ドルぐらいで買えるキャンペーン中

当初10コア搭載だといわれていたElephone P9000ですが、ようやくいろいろ決まってきたようで、公式ページ上で、クラウドファンディングキャンペーンをやっています。
P6000 GLOBAL CROWDFUNDING

ただ、内容が若干微妙で、公式認定サイトで購入する際に使える50ドル割引クーポンを5ドルで販売。
その結果、P9000購入時にだいたい200ドル、P9000Liteだと150ドルぐらいで買えるよ、というもの。
いつ入手できるのか、という点については、「Elephone P9000/P9000 Lite will be delivered from 1.31.2016.」とあるので、1月末以降に入手できる、としかわからない。

で、どういったスペックなのか、というと

Android 6.0
Soc: Helio P10(MT6755 Cortex-A53 8コア 2.0GHz)
GPU: Mali-T860
RAM: 4GB
内蔵ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 5.5インチ LG液晶 1920×1080
カメラ: 前面500万画素、背面1300万画素
WiFi: 802.11a/b/g/n
FDD-LTE: USモデル:1/3/7/8/20 EUモデル:1/2/4/7/17
TDD-LTE: 38/40
WCDMA: USモデル:1/2/5/8 EUモデル:1/2/4/5
バッテリー: 3000mAh

というのがP9000とP9000 Liteでの共通スペック。
P9000でのみの追加要素は下記
・NFC
・ワイヤレス充電(規格は不明)
・急速充電(MediaTeck PumpExpressと、QuickCharge)
・指紋認証

「Quick Charge対応」と「ワイヤレス充電対応」というのは、ほんとかなー?と若干疑問視・・・

・・・Elephone初の64bit SoC採用のElephone P6000で、塩対応されたので、今回は見送りかな・・・

3枚SIM対応スマホ Bluboo Xfire 2

3枚のSIMが搭載可能なAndroidスマホの新製品が出るようです。

Global first 5.0 inch Triple-SIM phone – Bluboo Xfire 2 revealed ,it’s time to change the world!

中国のBluboo社から低スペックスマホ「Xfire 2」が2016年1月リリース予定です。

3Gのみ対応のMediaTek MT6580(Cortex-A7 4コア)採用スマホです。
MediaTekのCortex-A7 4コアSoCはMT6589→MT6582→MT6580と進化しているので、最新ではあります。

SIMはnanoSIM 2枚、通常SIM 1枚
SIMスロットは、「nanoSIM 1枚」と「nano SIM 1枚+通常SIM 1枚+microSD」の2スロット構成

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CPU: MediaTek MT6580(Cortex-A7 4コア)
RAM: 1GB
GPU:Mali-400MP
ディスプレイ: 5.0インチ 1280×720
カメラ: 前面500万画素、背面800万画素
バッテリー: 2150mAh
価格: $69.99

背面に指紋認証(Touch ID)が付いてるようです。

3SIMの使える周波数帯や、同時に3Gを複数回線利用できるのか、については、現時点では情報がありません。
まぁ・・・3Gが複数回線使える可能性は薄いですけどね・・・