Commvault で NDMPバックアップするときのポート設定


CommvaultでNetAppをNDMPバックアップする設定をした時にエラーコード 39:424「テープサーバー に接続できませんでした」というエラーが出た

2023/05/10追記 commvault 2022E(11.28)環境でNDMPバックアップを行ったところエラーコード 39:501「テープサーバー に接続できませんでした」というエラーだった。

MediaAgent側のネットワークルート構成に対して「Configuring a Firewall Between a File Server and MediaAgent」にある追加ポートの設定をして解決した。

追加ポートは「50000-50010」とした。

また、インカミング接続で対象となるNetAppのエントリを「制限」として登録する

そして、MediaAgent側のWindows Firewall設定で、50000-50010 を許可する設定を追加する。

ちなみに、これとは別に重複排除DBにアクセスできないというエラーがでている場合は、Windows Firewall設定で、プログラムの「C:\Program Files\Commvault\ContentStore\Base\SID2.exe」を許可することで解決できる。


2023/11/10追記

Media Agentでのネットワークルート設定後、該当するMAの右クリックメニューから[すべてのタスク]-[ネットワーク構成のプッシュ]を選択して情報更新をしないと、指定した範囲でのポート設定でバックアップを行ってくれなかった。

BackupExec / NetBackupでWinPEを使った起動ディスクで仮想マシンをリカバリするとNIC設定が消える場合がある


BackupExec 20.1を使ってHyper-V上のWindows Serverのバックアップを行った。
最初、Hyper-V経由で仮想マシンとしてのバックアップにしようと考えていたのだが、BackupExecでは特定のドライブのバックアップを取らないという設定が出来ず、必ず全ドライブをバックアップする必要があることが分かった。
このため、対象サーバにBackupExec Agentをインストールして、エージェント経由でのバックアップを取ることにした。

で、Windows ADKを使用したSDR起動ディスクを作って、フルリストアのテストを行ったところ問題発生。
NICが2つついている場合、片側につけたIPアドレス設定がリカバリされない。

いろいろ条件をかえて試してみたけど、必ず発生している。

どうやら仕様らしい。

Veritasのサイト上だとNetBackup / vSphere環境での話として、「After restore a Windows Virtual Machine to original or alternate location, Virtual NIC settings may be changed or lost.」というのが掲載されている。

回避方法はなく、手動で再設定しろ、だそうな