ストレージがないSurface Pro 4を手に入れた

秋葉原のPC SHOP OraOrA!でSurface Pro 4の内蔵ストレージなし、液晶が微妙なものが5千円で売っていた

USBメモリから起動できるのかな?と許可をもらってから持っていたWindows10インストール用USBメディアをさして電源を入れてみたところ、ちゃんと起動するし、液晶は左右がなんか黄色がかっている、というぐらいでまあ許容範囲だな、と買ってみた。

Surface Pro 4の仕様と機能

USBコネクタが1つしかないというのが難点なので、USBハブを用意していろいろセットアップ試行開始

Linux編

GPD Pocket用にArchlinux+Steam環境を作ったUSBメモリがあったので、それで起動してみた

・・・標準状態ではタッチパネルもWiFiも使えない状態でした。

Linux Surface を確認すると、WiFiはArchlinux標準の「linux-firmware-marvell」をインストールすると対応すると

タッチパネルはLinux Surfaceで提供しているパッケージ群をインストールすることで対応できる、と

で・・・インストールしてみると、kritaで筆圧が使える形で使えるようになった。

Chrome OS編

Google純正Chrome OS Flexで起動を試みるんですが、起動に失敗しました

\EFI\BOOT\mmx64.efi - Not Found

EFI\BOOTには boot〜.efi と grub〜.efi の2種類がある。

boot〜.efiをmmx64.efi にコピーして試すと変なループになった

grub〜.efi をmmx64.efi にコピーしたら起動が始まった。

WiFiとオーディオ出力はちゃんと動いているもののタッチパネルは動かない状態。

仕方がないので純正Google OSリカバリイメージを改造するbrunchを使ってみたら、初期状態では同じものの、edit-brunch-config で iptsモジュールを追加することでタッチパネルが使える状態となりました。

Androidアプリも使える状態でまあ普通に使える感じでした。

というわけで、ひとまずChrome OS+brunchでしばらく使うようにします。

液晶の問題

しばらく使ってると液晶が上下にぶるぶる揺れる、という感じになる、という問題が・・・

調べてみるとSurface Pro 4のよくある症状であるようです。

Surface Pro 4の画面揺れをSurface Pro 5の液晶と交換して修理と再発防止をする方法」によると液晶パネルが熱をもつと発生するもので、根本対処は問題がでない液晶パネルに替えるしか無いらしい。

Surface Pro 5の液晶に替える、という手もあるらしい

いまは無い内蔵ストレージは M.2 NVMeストレージ が使えるらしいので、一緒に作業してみてもいいのかな・・・と

さて、どうしていくかなと


2023/07/10追記

ジャンクでマザーボードが抜かれているSurface Pro 5というのが1000円だったので2枚買って、解体チャレンジしてみましたが、2枚とも液晶が割れていました。

このため、手持ちのNVMe SSDをさしてから元のぶれぶれ液晶に戻して使っています。

Amazonで1万5千円だったタッチ対応モバイル液晶を買ったらペンタブにもなった件

twitterでAmazonで1万5千円だったタッチ対応モバイル液晶を買ってメーカー名のロゴを剥がしたらLenovoと書いてあった、というのを見た。

注意:この記事は既にワコムAESペンを持っている人を対象に書いています。(AESペンは6千円~1万円ちょいで買えます)

<今回届いた液晶はLenovoのペン対応タッチパネル液晶でしたが、Amazonのレビューを見るとLenovoのロゴがないものもあるようです。その場合ペン動作がするのかどうかは不明です。たぶんガラス部分に印字されてないバージョンなだけだとは思いますが…>

調べて見ると、Lenovoが保守用に販売している液晶を流用してモバイル液晶のケースに入れたものらしい。

興味を持ったので探してみると発見

表示は21999円となっているが、7/14 7/31 8/31までクーポンで7000円引きとなっていて 14999円である。

Visual Beat モバイルモニターモバイルディスプレイ13.3インチ FHD 1080p 2024/01/25現在 15999円

じゃあ、Lenovoの何の製品で使われているのか?

「13.3インチ」「10点タッチ」あたりで調べて見るとLenovo ThinkPad Yoga 730あたりで使われているやつじゃないかなーとあたりを付けた。

もし、この液晶であるならワコムAESペンが使えるはずなのでは?ということで買ってみた。

裏面にはVESAマウント用の穴もある。

まずは普通にHDMIモニタとして使えることを確認

続いて気になる左下のシールを剥がしてみます。

Lenovo!

続いてタブレットとしてつなげてみます。

Type-C 1本でディスプレイ出力もできるDisplayPort Alternate Mode対応のノートパソコンなどは「通信用C」とパソコンをType-Cケーブルで繋ぎます。「電源用C」にUSB PD電源アダプタをつなげるとパソコンへの電源供給も可能です。

HDMI出力しかないパソコンに繋いで液晶タブレットとして使うには、まず、「通信用C」と「パソコン」を「Type-Cコネクタ<=>Aコネクタ」のケーブルで繋ぎます。
繋いだあとで、miniHDMIケーブルをさすとパソコン側で認識してくれます。

なお、HDMI接続でタブレットとして使おうとした場合、おかしなUSBデバイス認識となる場合があります。その場合はケーブルを抜いて30秒程度放置したあと、USBケーブルから先に繋いで見てください。

(おそらく、Type-Cケーブル1本で繋ぐと誤認されてしまってDisplayPort Alternate Mode用に内部設定を変えて通信を行おうとするもののネゴシエーションに失敗しておかしなUSBデバイスになっている。)

次に、Windows 10の場合、Windows Inkの設定を変更して、「ペンの使用中はタッチ入力を無視する」にチェックを入れておくといいと思います。(ペンで操作中に画面に手が当たると、手で操作した、という扱いになるため)

この設定項目がない場合は後述のWacomのドライバを追加インストールすると現れると思いますので、インストール後に設定してください。

さて、この液晶タブレット、ワコムのAESペンが使えます。

これは「Wacom One」、「raytrektabなど一部のWindows タブレット」、「Samsung のタブレット(Sペン)」「BOOXのAndroidタブレット」と互換性があるペンです。

すみません↑の記述は誤認していました。

Bamboo Ink が入手しやすいものとなります。

うちにあったWACOM Bamboo Ink CS321AKをAESモードにして試してみます。

kritaで試してみたのですが、少し遅めな反応ですね。

他にDELL アクティブペン PN556W/750-AANM でも動きました。(PN556Wは電池が単6と特殊なボタン電池2個が必要なのでお薦めしません)

いま入手できて、単6電池1本で動くあたり、となるとBamboo Ink(CS323AG0C) か DELL アクティブペン PN5122W あたりが良さそうに見えます。

USB充電式としてはBamboo Ink Plus CS322AK0C ですかね

Wacomの販売ページ
 USB充電式「Bamboo Ink Plus CS322AK0C」12,650円
 単6電池1本式「Bamboo Ink 2nd generation CS323AG0C」 6,050円

ヨドバシでの販売ページ
 USB充電式「ワコム WACOM CS322AK0C [Bamboo Ink Plus]」 10,800円
 単6電池1本式「ワコム WACOM CS323AG0C [Bamboo Ink]」 5,830円

aliexpressで見つけた謎のType-Cコネクタで充電できるStylus Penも動作しました
 買ったセラー「PN556W 2048 Rechargeable Stylus Pen for Dell Latitude 7285 7390 7400/ for HP Elite X2 1012 G1 G2 G3 G4 G5 G6 1020 EliteBook」$14.79
 その他のセラー「Active Stylus Digital Stylus Pen Pressure Sensitivity Stylus Pen for HP Elite X2 1012 G1 G2 G3 G4 G5 EliteBook」$14.25

なお、ペンが全然反応しない、という場合は、Windowsのディスプレイ設定を開いてタブレット側を「メインディスプレイ」にしてみてください。(うちは1枚目のディスプレイがタッチ操作対応だったのでこれを設定しないとうまく動きませんでした)

どちらの番号がタブレットなのか分からない場合は「識別」をクリックすると画面上に番号が表示されますので、それで判断してください。

選択したあと、下の方にある「マルチディスプレイ」のところにある「これをメインディスプレイにする」にチェックを入れます。

無事ペンも使えるようになった状態というのは、Windows Ink / Tablet APIのタブレットとして動作している、という状態です。

これは最近の絵描きソフトであればだいたい対応している動作モードです。

ここにワコムが提供している「Wacom Components Driver version: 7.7-61」をインストールすると、SAI ver1などのWinTab API対応の古めのソフトも動くようになります。

2023/08/15追記:設定状況によっては「Lenovo Pen Settings Driver」じゃないと認識しない場合があるようです。(version 7.7-111にて遭遇)

また、インストールすることによりデバイスの認識も変わります。

デバイスのインスタンスパスを一部公開

Wacom Components DriverにはAESペンの細かい設定を行えるソフトもインストールされます。

このため、他に使用している液晶タブレットが無い場合や、Wintab.dllの競合問題が発生しないような場合は、できる限りインストールしておいた方がいいと思います。

なお、普通の液晶ペンタブレットだとペンの位置と画面上のカーソルの位置を合わせるためのキャリブレーション用のソフトウェアがありますが、そういったものが無いようです。(見つけられなかった)

人間側で補正する必要があるので繊細な人には向かないかもしれません。

ワコムの廉価液タブWacom Oneの使えるペンとAndroid対応機種

ワコムからEMRペン採用の廉価液晶タブレットWacom Oneが出るそうで

製品ページその1
製品ページその2

ワコムの比較的廉価ラインや他社WindowsタブやAndroidタブで使われるWacom Feel IT technologysのうち、EMRペン(電磁誘導方式ペン)を採用しているとのこと。

(AESペン/ アクティブ静電結合ペンではない)

EMRペンは、ドスパラが出した 絵描き向けWindowsタブレットraytrektab とか、CES2020で発表されたAcerの絵描き向けタブレット(Acer、イーゼルヒンジ採用のクリエイター向けPCなど のクリエイター向けのConceptDシリーズ)とかで使われている。

数年前まではAESペン採用例が多かったけど、最近のワコム採用タブレットというとEMRペン採用例が多いような気がする。

Amazonで簡単に買えるあたりだと↓のような感じ

Samsungスマホ向けの以下も使えるはず。

で、今回のWacom Oneは一部のAndroidでも使えると記載されているのでどんな機種か確認・・・

画像

SamsungとHuaweiの一部のみ対応??

Androidスマホを液晶につないでパソコンみたいにつかう?

そういえば、SamsungもHuaweiもそういったオプションを提供しているぞ、と確認

HUAWEI MateDock 2対応機種

Compatible devices with the HUAWEI MateDock 2

The HUAWEI MateDock 2 is compatible with devices with USB-C and DP ports and supports wired projection. The following phone, tablet, and laptop models are compatible with the HUAWEI MateDock 2: HUAWEI P20 series, HUAWEI P30 series, HUAWEI Mate 10 series, HUAWEI Mate 20 series, HUAWEI Mate RS Porsche Design series, HONOR V20 series, HUAWEI MediaPad M6 10.8″, HUAWEI MateBook series, and HONOR MagicBook series.

Samsung Dex Station対応機種

Samsung DeX device requirements

Mobile Device: Samsung Galaxy S8, S8+, S9, S9+, and Note 8, Note 9, and Tab S4.

Samsungのリストの方はちょっと古いけど、だいたい重複している。

おそらく、Android本体のディスプレイとペンタブ部分を同時に使える機能を実装しているのは、こういった特殊なオプションを用意しているメーカ以外にはないと思うので、これから先もおそらくSamsungとHuaweiの高い機種以外での対応は増えないでしょうね。

もう1つ気になる点は、Wacom Oneとパソコンを繋ぐケーブルについて

画像

こんな感じの液タブ側はType-Cと同じ形状で、そこから3つに分かれたケーブルになり、1つは電源用USBコネクタ、1つはパソコン接続用のUSBコネクタ、1つはディスプレイ出力用のHDMIコネクタとなっている。

この形状、実は中華タブ系統では以前から見かけるものなんです。

たとえば、HUIONのKAMVAS Pro 13 GT-133/Pro 12 GT-116で使われているケーブルはこんな感じ。

画像

Type-C形状のコネクタがL型配置になっているという点も同じですね。

これ・・・もしかして、同じケーブルだったりしますかね?

ちょっと気になるところですが、単品販売が見つからないので試せないですね・・・

どうなんだろうなぁ・・・

HUION GT-156HD v2をUbuntu 17.10に繋いでみた際のデバイス認識状況

HUION GT-156HD v2をUbuntu 17.10マシンに繋いだ時に、どう認識されるかを確認してみた。

ただし、Linux上でちゃんとタブレットとして認識したわけではないです。

lshwの実行結果から抜粋

                    *-usb:1
                         詳細: USBハブ
                         製品: USB2.0Hub
                         ベンダー: Alcor Micro Corp.
                         物理ID: 2
                         バス情報: usb@1:1.2.2
                         バージョン: 1.00
                         性能: usb-2.00
                         設定: driver=hub maxpower=100mA slots=4 speed=480Mbit/s
                       *-usb:0
                            詳細: マウス
                            製品: Tablet Monitor
                            物理ID: 1
                            バス情報: usb@1:1.2.2.1
                            バージョン: 0.00
                            性能: usb-1.10
                            設定: driver=usbhid maxpower=100mA speed=12Mbit/s
                       *-usb:1
                            詳細: マスストレージデバイス
                            製品: Mass Storage Device
                            ベンダー: Generic
                            物理ID: 4
                            バス情報: usb@1:1.2.2.4
                            論理名: scsi0
                            バージョン: 1.00
                            シリアル: 058F0O1111B1
                            性能: usb-2.00 scsi emulated scsi-host
                            設定: driver=usb-storage maxpower=100mA speed=480Mbit/s
                          *-disk
                               詳細: SCSI Disk
                               製品: Flash Reader
                               ベンダー: Multi
                               物理ID: 0.0.0
                               バス情報: scsi@0:0.0.0
                               論理名: /dev/sda
                               バージョン: 1.00
                               性能: removable
                               設定: logicalsectorsize=512 sectorsize=512
                             *-medium
                                  物理ID: 0
                                  論理名: /dev/sda

lsusbの実行結果から抜粋

Bus 001 Device 013: ID 058f:6366 Alcor Micro Corp. Multi Flash Reader
Bus 001 Device 012: ID 256c:006e
Bus 001 Device 011: ID 058f:6254 Alcor Micro Corp. USB Hub

lsusb -vの実行結果から抜粋

Bus 001 Device 013: ID 058f:6366 Alcor Micro Corp. Multi Flash Reader
Device Descriptor:
  bLength                18
  bDescriptorType         1
  bcdUSB               2.00
  bDeviceClass            0 (Defined at Interface level)
  bDeviceSubClass         0
  bDeviceProtocol         0
  bMaxPacketSize0        64
  idVendor           0x058f Alcor Micro Corp.
  idProduct          0x6366 Multi Flash Reader
  bcdDevice            1.00
  iManufacturer           1 Generic
  iProduct                2 Mass Storage Device
  iSerial                 3 058F0O1111B1
  bNumConfigurations      1
  Configuration Descriptor:
    bLength                 9
    bDescriptorType         2
    wTotalLength           32
    bNumInterfaces          1
    bConfigurationValue     1
    iConfiguration          0
    bmAttributes         0x80
      (Bus Powered)
    MaxPower              100mA
    Interface Descriptor:
      bLength                 9
      bDescriptorType         4
      bInterfaceNumber        0
      bAlternateSetting       0
      bNumEndpoints           2
      bInterfaceClass         8 Mass Storage
      bInterfaceSubClass      6 SCSI
      bInterfaceProtocol     80 Bulk-Only
      iInterface              0
      Endpoint Descriptor:
        bLength                 7
        bDescriptorType         5
        bEndpointAddress     0x01  EP 1 OUT
        bmAttributes            2
          Transfer Type            Bulk
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
        wMaxPacketSize     0x0200  1x 512 bytes
        bInterval               0
      Endpoint Descriptor:
        bLength                 7
        bDescriptorType         5
        bEndpointAddress     0x82  EP 2 IN
        bmAttributes            2
          Transfer Type            Bulk
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
        wMaxPacketSize     0x0200  1x 512 bytes
        bInterval               0
Device Qualifier (for other device speed):
  bLength                10
  bDescriptorType         6
  bcdUSB               2.00
  bDeviceClass            0 (Defined at Interface level)
  bDeviceSubClass         0
  bDeviceProtocol         0
  bMaxPacketSize0        64
  bNumConfigurations      1
Device Status:     0x0000
  (Bus Powered)

Bus 001 Device 012: ID 256c:006e
Device Descriptor:
  bLength                18
  bDescriptorType         1
  bcdUSB               1.10
  bDeviceClass            0 (Defined at Interface level)
  bDeviceSubClass         0
  bDeviceProtocol         0
  bMaxPacketSize0         8
  idVendor           0x256c
  idProduct          0x006e
  bcdDevice            0.00
  iManufacturer           5 (error)
  iProduct                6 Tablet Monitor
  iSerial                 0
  bNumConfigurations      1
  Configuration Descriptor:
    bLength                 9
    bDescriptorType         2
    wTotalLength           59
    bNumInterfaces          2
    bConfigurationValue     1
    iConfiguration          0
    bmAttributes         0xa0
      (Bus Powered)
      Remote Wakeup
    MaxPower              100mA
    Interface Descriptor:
      bLength                 9
      bDescriptorType         4
      bInterfaceNumber        0
      bAlternateSetting       0
      bNumEndpoints           1
      bInterfaceClass         3 Human Interface Device
      bInterfaceSubClass      1 Boot Interface Subclass
      bInterfaceProtocol      2 Mouse
      iInterface              0
        HID Device Descriptor:
          bLength                 9
          bDescriptorType        33
          bcdHID               1.11
          bCountryCode            0 Not supported
          bNumDescriptors         1
          bDescriptorType        34 Report
          wDescriptorLength      18
         Report Descriptors:
           ** UNAVAILABLE **
      Endpoint Descriptor:
        bLength                 7
        bDescriptorType         5
        bEndpointAddress     0x81  EP 1 IN
        bmAttributes            3
          Transfer Type            Interrupt
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
        wMaxPacketSize     0x0040  1x 64 bytes
        bInterval               2
    Interface Descriptor:
      bLength                 9
      bDescriptorType         4
      bInterfaceNumber        1
      bAlternateSetting       0
      bNumEndpoints           1
      bInterfaceClass         3 Human Interface Device
      bInterfaceSubClass      1 Boot Interface Subclass
      bInterfaceProtocol      2 Mouse
      iInterface              0
        HID Device Descriptor:
          bLength                 9
          bDescriptorType        33
          bcdHID               1.11
          bCountryCode            0 Not supported
          bNumDescriptors         1
          bDescriptorType        34 Report
          wDescriptorLength      83
         Report Descriptors:
           ** UNAVAILABLE **
      Endpoint Descriptor:
        bLength                 7
        bDescriptorType         5
        bEndpointAddress     0x82  EP 2 IN
        bmAttributes            3
          Transfer Type            Interrupt
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
        wMaxPacketSize     0x0010  1x 16 bytes
        bInterval               2
Device Status:     0x0000
  (Bus Powered)

Bus 001 Device 011: ID 058f:6254 Alcor Micro Corp. USB Hub
Device Descriptor:
  bLength                18
  bDescriptorType         1
  bcdUSB               2.00
  bDeviceClass            9 Hub
  bDeviceSubClass         0 Unused
  bDeviceProtocol         1 Single TT
  bMaxPacketSize0        64
  idVendor           0x058f Alcor Micro Corp.
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  iManufacturer           0
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    bDescriptorType         2
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    bConfigurationValue     1
    iConfiguration          0
    bmAttributes         0xe0
      Self Powered
      Remote Wakeup
    MaxPower              100mA
    Interface Descriptor:
      bLength                 9
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      bInterfaceNumber        0
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      bInterfaceSubClass      0 Unused
      bInterfaceProtocol      0 Full speed (or root) hub
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        bLength                 7
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        bEndpointAddress     0x81  EP 1 IN
        bmAttributes            3
          Transfer Type            Interrupt
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
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Hub Descriptor:
  bLength               9
  bDescriptorType      41
  nNbrPorts             4
  wHubCharacteristic 0x0080
    Ganged power switching
    Ganged overcurrent protection
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  bHubContrCurrent    100 milli Ampere
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   Port 3: 0000.0100 power
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Device Qualifier (for other device speed):
  bLength                10
  bDescriptorType         6
  bcdUSB               2.00
  bDeviceClass            9 Hub
  bDeviceSubClass         0 Unused
  bDeviceProtocol         0 Full speed (or root) hub
  bMaxPacketSize0        64
  bNumConfigurations      1
Device Status:     0x0001
  Self Powered

HUIONの液晶ペンタブレットKAMVAS GT-156HD v2を使ってみた

また縁があってHUIONチャレンジ実施です。

1回目:「HUIONの液晶ペンタブレットGT-185HDを使った!
2回目:「HUIONの液晶ペンタブレット KAMVAS GT-221 Proを使ってみた

3回目の今回は、15.6インチのKAMVAS GT-156HDのバージョンアップモデルであるGT-156HD v2です。

GT-156HD初代からのバージョンアップポイント
・筆圧レベルが2048段階から8192段階に変更
 液晶側の変更でGT-156HDと同じペンPE330を使用しながら、8192段階になりました
・液タブ本体からでるコネクタがコンパクトになった
 ミニHDMIコネクタをベースとした三つ叉ケーブルになりました。
・液晶の表示設定をコントロールできるOSD機能が搭載(液晶側の機能)

堅実なアップデートです。

最近、中華系液タブは電池を内蔵しないペンがはやっています。
競合他社の最新世代では8192段階のバッテリーレスペン(バッテリーフリー)とかうたっています。
しかし、HUIONでは板タブではバッテリーレスペン採用製品がいくつかでていますが、それ以降に液タブが何機種かでていますが、それらでは従来通りのバッテリー内蔵ペンを採用しています。
おそらくHUIONは、まだバッテリーレスペンの完成度がイマイチと判断しているんでしょうね。

さて・・・

やってきましたKAMVAS GT-156HDv2

きりきり開梱

WACOM Cintiq 12WXとHUION KAMVAS GT-156HD v2を並べて見る。

外形はほぼ同じで、液晶部分が拡大して15.6インチ表示が可能になっている、という状態です。

液晶を立てるためのスタンドは添付です。
格納状態だとこんな板です。

スタンドとして一番低いのがこの状態

高いのがこの状態です

使用状態はこんな感じになります。

液晶側のコネクタはこんな感じです。

コネクタから10cmぐらいは曲げるのがきついので、配置にちょっと注意する必要があります。
でも、普段使用する際に注意する点としては、液晶をちょっと移動させたり、傾き角度を変えるために持ち上げるときに、誤って電源ボタンを押してしまいがちというところですかね。

ちなみに、液晶側のコネクタは一番上のミニHDMIです。2番目はタブレットコントロール用のUSBコネクタ、一番下はパソコンのディスプレイ出力につなげるHDMIコネクタです。

テスト用のインストールしたばかりのWindows 10パソコンにつなげたところ、デバイス認識時に何かドライバドライバが自動的にインストールされていくような表示が・・・・
おや?と思いつつ使ってみると、筆圧が使えているような感じ。

確認してみると、HUIONドライバがインストールされていなくとも、Tablet APIであれば筆圧がちゃんと認識しており、CLIP STUDIO Paintとsai ver2では使えていました。
Wintab APIについては、筆圧が認識されないペンとしての動作でしたので、sai ver1では使えませんでした。

HUIONドライバをインストールすれば、Wintab APIでも正常に動作するようになります。
ただ、2017/12/17時点のドライバ ver13.15.2では、マルチディスプレイ時の動作にバグがあります。
全てのディスプレイでスケーリング設定を統一していないと座標認識がおかしくなりました。
うまくいかない場合はとりあえず100%にしておくといいでしょう。

なお、ワコムタブレットのドライバがインストールされている状態の場合は、うまく動かないので、一度ワコムタブレットドライバをアンインストールする必要があります。

ペン先の動作については、GT-221 Proと同じ感触だったので、おそらくいまのHUION 8192段階液タブ商品シリーズではほぼ同じなんじゃないかと思います。
今回は、動画で撮影してみました。

ちなみにsai ver2での様子です。

いつものように、絵を一枚描いてもらいました

使った感想を聞くと・・・

・GT-221Proと似た感触
 ・ペン先の沈み方がWACOMと違う、という点がどの程度気になるか、もしくは、気持ちを切り替えることができるか
  注:ペン自体はどちらもPE330なので、ペン先動作も基本は一緒
・スタンドは簡単な構造で基本的な使い勝手は良いけど、傾きを変えるときには一回タブレットをどかさないとならないのが面倒
・右から出てるケーブルが約10cmまっすぐで、そこから曲げる感じになるので、うまく配線する必要がある

と、いくつか注意点があるものの、なんとかなるという判断でした。
ちなみに、バッテリー内蔵ペンのバッテリーの持ちですが、1週間程度は充電なく使えていました。

さて、GT-156HD v2で搭載されたOSD機能ですが、下側のでかい十字コントロールの真ん中にあるボタンを数秒押すと表示されます。

ただ、押し続けてる間に、真ん中ボタンに設定されている機能が発動されてしまうという難点がありますが、それを無視しして押し続けるとメニューが表示されます。

どういう項目が設定できるのか気になる人もいると思うので、設定画面を下記に示します。




一般的な液晶ディスプレイで設定できるものが一通り設定できる感じですね。
まぁ、いままで設定できなかったのが、何で?という感じではありますけど・・・

最後に1つ、注意書き

いま、Amazon.co.jpでHUION製品を取り扱っている販売業者は何社かあります。
そのうち、HUION直売系なのは「HUION-JP(香港)」と「Huion Animation-JP(中国)」の2社だそうです。
とはいえ、メインは「HUION-JP」の方であるようなので、基本的にはそこが販売しているものを選択するといいと思います。

そして、液晶保護フィルムは、メディアカバーマーケット から2種類販売されています。