マルチ機能充電器XRAR VC4とVC2 Plus Master

筒型充電池のいろんなタイプに対応できる充電器で、XTAR VC4というものがあるらしい。

中国のShenzhen XTAR Electronicsという会社が作っている「XTAR VC4」というのがすごいらしい。

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曰く
・単1~4と単6電池対応
・筒型充電池10440/14500/14650/16340/17500/17670/18350/18490/18500/18650/18700/22650/25500/26650/32650対応
・任意の4本の同時充電が可能
・リチウムイオン電池、ニッケル水素電池のどちらも充電可
・基本はトリクル充電で電池に負荷をかけずに充電する
・どれくらいの電池容量があるのか確認ができる
・死んでる電池だったらその旨報告できる
・満充電になったら自動的に充電が止まる

そして、おもしろいな、と思ったのは、電源は「5V 2.1AのUSB ACアダプタを使う」というところ。

AC電源に直接繋ぐと、各国の法規制に適合しなければならなくなるので、そこは外出しにしてしまおう!という発想。
なので、Amazonでも普通に取り扱える。

Amazonだと4千円ぐらいだけど、Aliexpressで探すと$28ぐらい。
まぁ、到着まで1ヶ月かかるのをどう考えるか、といったところ。

メーカのXTARの製品ページをみると「VC2 Plus Master」というのもある。
こちらは充電出来る電池が2本になるが、この機械に入れた充電池を使って、他の機器に対してUSB充電ができる、という機能付き。

まぁ、5V1Aまでの出力しか出せないようなので、ちょっと微妙ですけどね・・・

Orange pi Plus2とOrange pi Plus3がリリース予定

Orange Piの公式フォーラムに「OrangePi Plus2 and OrangePi Plus 3 is coming!」という投稿が!

・OrangePi Plus2
Allwinner H3
RAM 2GB
WiFi+Bluetooth4
SATAなし

・OrangePi Plus3
Allwinner H64
RAM 1GB / 2GB
WiFi+Bluetooth4
SATAなし

というスペックらしい。

Allwinner H64は、H3,H8と一緒に発表されたSoCで、H3:CortexA7*4,H8:CortexA7*8のところ、H64:CortexA53*4というもの
果たして、いくらで登場するか、続報に期待です

H3搭載のOrange Pi 2/Orange Pi PCでKodiを動かす

Allwinner H3搭載のOrange Pi 2(OPi2) / Orange Pi mini 2 / Orange Pi Plus(OPi-PLUS) / Orange Pi PC (OPi-PC)でkodi(XBMC)を動かす、という話。

いまのところ、動くのは、Android OSのみです。
Linux OS(Debian/Ubuntuなど)で動かすことに成功した事例はありません。

原因は、Linux OS向けにGPU用のドライバがない、というところがあります。
これにより、GLES関連が正常に動作せず、なんとかコンパイルしてもちゃんと起動しません。

Android OSにはGPUドライバが組み込まれたものが配布されているため、
こちらではKodiが正常に動きます。

ただし、HDMI接続時にTVのリモコンを使って操作する機能(CEC)が使えません。

公式のAndroid OSを使う、というのが本筋ではあるのですが、Play Storeが入ってないので、ちょっと使いにくいです。

フォーラムでloborisさんが公開している「OrangePI-2 Android 4.4.2 New Image」がおすめですが、Orange pi PCで使えるかは確認していません。

このイメージはPlay Storeが入っているので、Googleアカウントを登録して、ストアからのアプリインストールが可能です。
しかし、root関連が有効になっているので、DLNA系のソフトは動きません。(Huluはダメだった)

Allwinner H3用のAndroidイメージは「.img」という拡張子にはなっていますが、「dd」コマンドで単純にデータを流し込むような形式ではありません。
専用のツールを使って書き込む必要があります。
(ツールは、Orange Pi公式で配布しているものと同じ)
loboris版を使う場合は、Linux用の書き込みスクリプトを含んだ配布パッケージがあるので、そちらを使います。

書き込みに失敗している場合は、ロゴが静止した画面で止まります。
その場合は、もう1回書き込みなおしです。
(うちの場合、Windowsから書き込むとうまくいかなかったので、Linuxで書き込んだ)

2.45インチAndroidスマートフォンElephone Q

香港のスマホメーカElephoneから、超小型Android端末「Elephone Q」が、10月10日に発売される予定らしい。

ELE-Q_photos_5

まぁ、Melrose S9と似たようなものだけど、勝ってる点と、負けてる点がある。

・Elephone Qが勝ってる点
GPS対応
microSDが使える
WCDMA 850MHz/2100MHz対応(Melroseは2100MHzのみ)
4色展開
ストラップホールつき!?

・負けてる点
ROM 4GB(Melroseは16GBモデルもある)

値段は定価$99.99のところ、Pre-Order価格$69.99とのこと。

というか、下記画像をみる限り、ストラップホールがあるようで、これは結構いけるかも?という期待が・・・
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Areca系RAIDコントローラの時計をNTPを使わずに修正する手法

Areca社のRAIDコントローラにはイーサネットが付いており、そこから管理操作などを行うことができる。
コントローラが持つ時計は、起動直後は電源ON時点からカウントされる相対的な時間表示になっている。

この相対的な時間表示は、RAIDコントローラが何らかの手段により現在の時刻情報を得ることができた段階から、普通の時刻表示になる。

「なんらかの手段」というのは「NTPによる時間取得」と「管理画面にブラウザでアクセスした際に、ブラウザが動作しているホストの時刻をJava Scriptを使って取得」の2種類となっている。
つまり、自動的に時刻を合わせる手段というのはNTPを使用するしかない。

しかし、クローズドの環境で使用する場合、どうしても時刻を合わせたいという要求はある。
では、どうするか?

後者の「管理画面にブラウザでアクセスした際に、ブラウザが動作しているホストの時刻をJava Scriptを使って取得」に相当する動作をコマンドで実現し、他のホストから定期的に実行するようにする。

調査した結果、下記のコマンドを実行することで実現できた。

$ curl --user admin:0000 --digest  http://IPアドレス/SETTIME --data
"TYR=`date +%Y`" --data "TMT=`date +%m`" --data "TDA=`date +%d`" --data
"THR=`date +%k`" --data "TMN=`date +%M`" --data "TSC=`date +%S`"

上記はAreca系の標準設定である、ユーザ名「admin」、パスワード「0000」の場合の例である。
これをshell scriptにでもしてから、cronに登録すればよい。