単3乾電池で動作する携帯SpareOneがComputex Debut!の謎

単3乾電池で動作するGSM専用携帯Spare One/Spare One plusのblogに「SpareOne Computex Debut!」という記事が掲載された。

あれ?去年のComputexにいたよな?と、うちのblogに書いた過去記事(単3電池駆動のシンプルフォンSpare Oneに新モデルSpare One plus登場(2013/06/06))を確認。

じゃぁ、何が新しいのか。

今回のSpare Oneは「SpareOne With Waterproof Coating」ということで、防水加工済みのSpare One plus、ということらしい。
確かに、いままでのSpare One/Spare One plusは、防水加工されていないので、万が一に備えて保管しておく際は防水袋(製品パッケージでもあるジップロック)に入れておく、ということになっていた。

その現状を改善するために、DryWired社の「DryWired 101X」というナノコーティング保護液を使って、SpareOneを保護している、というもの。

ただ・・・blogの古い記事を確認していくと、このWaterproof版は2月のMWC 2014 in バルセロナで登場済みらしい(SpareOne at MWC 2014 in Barcelona, Spain!(2014/02/26))

ComputexにWaterproof版を出すのが初めて、というだけだとは・・・

ところで、一部で噂の3G(WCDMA)版ですが、2012年1月にCES2012で初登場した際に「Different versions – for the Unites States, Europe and Asia – will be available with WCDMA frequency options for selected regions.」という形でWCDMA版の存在が示唆されています。
(公式リリース:SpareOne Debuts the Only Cell Phone in the World that Runs on a Single AA Battery and Maintains Its Charge Up to 15 Years(2012/01/09))
しかし、それ以降、公式でWCDMA版について言及したものは無いようです。

2年経っても出てこないようですし、単3電池1本で動作するようなWCDMA機というのは無い、と見た方が良さそうな状況ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください