Windowsの評価版


2014/02/03の段階での情報を「Windowsの評価版 2014/02/03版」にて公開しています。

なお、Windows Server 2003/2003R2,Windows Server 2008/2008R2,Windows7,Windows8の評価版ダウンロードは終了しています。


2011/12/05現在で、technet契約無しで取得できるWindows評価版は、以下の3種類。

Windows Server 2008 R2 SP1 評価版 について: Windows Server 2008 R2 SP1

本評価版は初期インストールからアクティベーションを行うことによって 180 日間の期間限定で評価いただけます。Windows Server 2008 R2 SP1 評価版にはプロダクトキーがすでに埋め込まれております。新たに評価用のプロダクトキーを入力する必要はありません。アクティベーションの手順、注意事項は以下をご確認ください。
また、製品をご購入いただき、正規プロダクトキーを入手された後にライセンス認証をしていただくことにより正式版としてもご利用いただけます。

Windows 7 Enterprise 評価版 ダウンロード

90 日間評価版は、ほとんどのお客様の企業環境で使用される Windows 7 Enterprise の完全動作バージョンです。プロダクト キーは必要ありません (ダウンロードに組み込まれています)。
90 日間評価版は、90 日の評価期間が終了すると 1 時間間隔でシステムがシャットダウンされます。
90 日間評価版は、2012 年 6 月 30 日日までご利用いただけます。*1
90 日の評価版ご利用期間の終了後、Windows 7 Enterprise を引き続きご使用になられる場合は、本製品をご購入のうえ、ドライバおよびアプリケーションを含む Windows 7 のクリーン インストールを行っていただく必要があります。なお、Windows 7 Enterprise は販売チャネルを通じてご購入いただくことはできませんのでご注意ください。

Windows Server 2003 R2 評価版

Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition (SP2 適用済み) 180 日限定評価版
Windows Server 2003 R2 評価版を入手していただくと、最新 OS である Windows Server 2003 R2 の製品版と同一の OS ソフトウエアを 180 日間限定でご利用いただくことが可能になります。

このうち、Windows Server 2003R2については、ダウンロードは出来ず、評価メディアの購入のみができる。

また、評価版は、「Windows Server 2008 の評価期間を延長する方法」にある手法で、評価期間を延長することができる。

VDI環境向けにWindowsをセットアップする


いろいろ資料を調べていたら、「VMware KB 1014508: Correlating vCenter Server and ESX host build numbers to update levels」を発見。

ESX, ESXi, vCenter Serverの各バージョンと、プログラムのBuild number、リリース日の一覧が載っていました。

なんとなーく、ずっと一意に増加しているのかと思っていたんですが、これを見るとそうでもなく、どちらかというと、ビルド日の方にひも付いているようなイメージなんですね。

さて、そんなプチ知識はさておき、仮想デスクトップ環境(VDI)向けにWindows7をセットアップする際に推奨される最適化手順というのがVMwareから出ています。
VMware View Optimization Guide for Windows 7 – OPTIMIZATION GUIDE(pdf)

つか、いろいろめんどい。
もっと簡単にできるようにならないかなぁ、と思っていたところ、そんなツールがありました。
Quest software社からQuest vWorkspace Desktop Optimizerという簡単適用ツールがリリースされている。

どんな風に使うか、というのは、ESX virtualization Mag:How to install VMware View Agent in the Virtual Desktop plus moreで紹介されています。
ちなみに上記記事の前後を見ると、View5のセットアップ全体についても解説されています。英語で。

Rstream A1とシャープ SH8118Uはz71派生系


ヨドバシカメラでRstream A1が9800円で売ってる、という話を見た。
確かにWebショップでも売ってる
ヨドバシで販売しているものはAndroid 2.1のようですが、MUCHTELサポートページを見るとAndroid 2.2へのアップデータもあります。
ちょっと気になるのは「MuchMarts」なるものの存在。
Android Marketが入っていない可能性があるのかな?

さて、以前の記事にも書いたが、Rstream A1の写真にもあるように、これはMUCHTEL A1であり、Commtiva Z71派生モデルである。
つまり、9800円でCynanogenMod 7.1に正式対応しているモデルが手に入ることになる。

上記のCyanogenModのページを見てみると、z71派生モデル用のフォーラムへのリンクがある。
そこに「My cell is SHARP SH8118U,I have a problem with Z71 ROM」という興味深いものがある。

シャープSH8118Uは中国で発売されているAndroid OSをベースに作られた点心OSを搭載しているスマートフォン。
上位機種SH8128U(極光)と、このモデルSH8118U(黒澤)で点心OS初採用というものでした。

たしかに言われてみればSH8118Uはz71系っぽい感じです。

メモリが512MBに増強されている、というのは興味深い、と探してみると、SH8118UにCyanogenModをインストールする手順を発見。
手順1:CyanogenMod 2.3系统刷机教程
手順2:[2.3 Rom]修改版 CM2.3 For Sharp 8118U

手順1が終わった状態ではキー動作がおかしいとか、いくつか不具合があるので、それを修正するために手順2も実行するようです。

むしろ興味深いのは、逆にSH8118Uのfirmwareを使うと、珍しい点心OS搭載のスマートフォンが手に入る?というあたりなのかもw

Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2011/11/30版


最新情報は「Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2012/04/23版」にて公開中。
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2011年11月のXperia X10 mini proのカスタムROM事情。(2011年10月の話はこちら)

Android 4.0/ICSのソースが公開された影響で、いくつかのICS版カスタムROMが登場しそうな雰囲気に。

まずは、ICS風のカスタムがいくつか出てきた。
Plancton.fr氏のCyanoCream Sandwitch(Flame.Eベース)
dams2011氏のCyanMiniPro(MiniCM7Proベース)

そして、dams2011氏がテスト版(ICS X10miniPro Test)を公開。
そこに最近の主要開発者の1人、paul-xxx氏が別版の開発中を表明するも、途中でmini proが壊れたようで開発から撤退。(「my phone was burned by the Chinese charger」だそうで)
そんな中、slade87氏がそこそこ動くIceyCubeを公開。

さぁ、どうなっていくか!?

というのが11月の動きと言ったところ。

今後の注目点
・ICSでWifiが使用できるようになるのか?
オフィシャルCM7向けのカスタムkernelではWifiをうまく動かすことができてない。
この傾向は、いまのところICSでも見られる。

・描画が遅いのをどうにかできるのか?
ICSはハードウェアアシスト機能がないと、やっぱり描画が重い。
使えるようにできるのか?





今月の基礎知識

Xperia X10 mini proのfirmwareについての理解を深めよう!

Xperia X10 mini proのfirmwareは、以下の4つのパーツに分かれてると言えます。

・(a)部品/チップにほぼ近い部分の制御部分
・(b)Linux kernel部分
・(c)Linux kernel用デバイスドライバ
・(c-1) (a)を制御するためのLinux kernel用デバイスドライバ(libril)
・(d)Android部分

SEUSを使ってfirmwareを書いた場合は、(a)~(d)までが全部書き換わる。
Flashtoolsを使うと、全部書き換えもできるし、部分的に書き換えもできる。
xrecovery/CWM recoveryでは(c)と(d)だけが書き換わる

いままでいろいろ公開されてきたAndroid 2.2や2.3のカスタムROMは、(c)/(d)書き換えのタイプ。
本来のAndroid 2.2/2.3であればLinux kernel部分のバージョンアップも必要だが、できなかったので、若干無理矢理な対応をしている。

さて、(a)の部分についてですが、現状は「2.1.1.A.0.6」と呼ばれているバージョンと「2.1.1.C.0.0」と呼ばれているバージョンがあります。

いままでのカスタムROMは、「2.1.1.A.0.6」をベースとしていましたが、slade87版ICSは2.1.1.C.0.0をベースにしていくとのこと。

つまり、これまでと違って、カスタムROMに応じて(a)部分も書き換えが必要になってきます。
そのため、わかり安い形で必要なファイルがまとめられました。
[Kernel] Standard U20 kernels + libril files + Dual Touch modules

・2.1.1.A.0.6
  U20_2.1.1.A.0.6_Kernel.ftf (6.15 MB)
  libril_2.1.1.A.0.6.zip (437.19 KB)
  cy8ctma300_ser.ko (14.03 KB)

・2.1.1.C.0.0
  U20_2.1.1.C.0.0_Kernel.ftf (6.16 MB)
  libril_2.1.1.C.0.0.zip (446.95 KB)
  cy8ctma300_ser.ko (112.42 KB)

(a)の書き換えには、「U20_~_Kernel.ftf」のファイルをflashtoolsで書き込んでください。
書き込み方法については、Xperia X10 mini proのkernelを書き換えるを参照のこと。

他にあるlibrliとcy8cyma300は、カスタムROM側の要求に応じて使用してください。
通常はあまり使う必要はないはずです。
例えば、カスタムROMが2.1.1.A.0.6を要求しているのに、あえて2.1.1.C.0.0を使いたい、とかいう場合にファイルを置き換えるために使う、という感じです。

Android Marketに非公式端末が表示される件


11月中旬ごろから継続的にAndroid MarketのWebインタフェースで「Ingenic Lynx」とかが表示されているという件。
いくつかのサイトで話題になっているようです。
Appllio:Android MarketがKindle Fireなどの非公式端末をサポート
liliputing:Android Market website now recognizes HP TouchPad, NOOK Tablet, Kindle Fire

そんなたいそうな話題じゃないなぁ、と思ってスルーしてたんですが、ニュースバリューがあるような話なんだったらとネタにしてみます。

うちには2つ中華系端末があります。
MIPS Androidのronzi A3と、通称MID V7系のBpad702です。
以前から時々「お使いの端末」に表示される気がしてはいたのですが、表示される確率が上がったのは11月に入ってから、継続して表示されるようになったのは11月中旬以降という感じです。

実際にどんな風に表示されているかというと↓

画像の中にもコメントして入れていますが、表示基準がいまいち分からない。

「NTT docomo Sony Ericsson U20i」
Xperia X10 mini proにドコモのSIMをさしているものです。
firmwareをいろいろ変更していますが、表示されるのはコレ1行のみ。

IMEIベースなのかな?と思っていたのですが、
「NTT docomo」という識別符がついていることを考えると
他にも何か要素があるのか?

「IS01」
auのIS01。標準のAndroid 1.6のまま使っています。

「Ingenic Lynx」
MIPS Androidのronzi a3。
この端末、firmwareを書くとMACアドレスが変更になるというすばらしい仕様。
変更法則はよくわかりません・・・
20回ぐらい書き直しているのですが、同じMACアドレスにはならない模様。

MACアドレスベースなのかと思いきや、2行しかないので、それ以外の何かの要素があるのか?

「Wondermedia WM8650」
Bpad702という通称MID V7系のAndroid端末にslatedroid.comで配布中のfirmwareをいろいろ書いてみているもの。
これはfirmwareを書き換えてもMACアドレスは書き換わったりしないようなので、1行のみ。

「携帯端末」
正体不明。
該当するとすればronzi A3ぐらいしか思い当たるものはないんだけど・・・