18.4インチ中華液晶ペンタブレットHUION GT-185HDを発注した

いろいろ悩んだ結果、HUION社の液晶ペンタブレットGT-185HDを発注してしまいました。

まだ、届いていないので、購入の際に思った点を、メモとして残しておく。

Good Point
・安い
  約8万円
・フルHDサイズ(1920×1080)
  18.4インチで1920×1080と、まぁ、いまであれば必要十分なサイズ。
・換えのペン先8本付き
  どの程度消耗していくのかがわからないけど、これだけあればひとまずいいかな、と
  また、Amazonで970円で販売してるし

不安Point
・ペンがワコムに比べて太めで重い
  単4乾電池内臓のためどうしても太く重くなる
  これによる使い勝手の差がどう出るのか?
  (GT-185HD製品添付のペンは充電池モデルらしいが外形は同じ)
・ペン先が太く見える
  換えのペン先画像をみると、結構太く見える
  また、レビュー動画を見ると、みんな描いている線が太いような気がする
・結構、厚さがありそう&アームの保持具合がどうなるか?
  背面にアームが付いているが、スペック上は20度~80度で使うためのアームとある。
  これを一番水平側した際に、どれくらいの厚さになるのか?
  逆に、一番立てた際、どの程度の奥行きが必要になるのか?
・筆圧感知周りの処理がどの程度ワコムタブレットと互換性あるか
  PhotoShop, SAI, ComicStudioでどう動くか?
  つまりはタブレットドライバの作りの問題はどうなっているのか?
  SAIがバージョンによっては筆圧感知が動かない、という話がある。
・発熱
  使用中、どの程度熱くなるのか?
  熱くなるのは裏面のボックス部分だけなのか?
  前面にも影響するのか?
・ワコムドライバとHUIONドライバの共存ができるか?
  WACOMドライバを削除しないと動かない、という話がある。
  1台のパソコンでタブレットの使い比べができるような感じにできるかどうか?

あまり重要視していないこと
・2048段階の筆圧感知
  ハードウェア面の話で、ハードウェアで細かく検出できても、実際の使いやすさとは無関係
  ワコムタブレット採用のLinuxベースのタブレットASUS EeeNote EA800にて
  ドライバとアプリが重要だと実感した
・Customizable Express Key
  実利用者に聞いたところ、現状のワコムCintiq 12WXでも使ってないので・・・と

・・・・・・

えぇ、このとおり、不安点が多いんですよね
果たして、どうなることやら?


2015/07/30追記

HUION GT-185HDが届きました。
以下に関連記事を書いています。
購入方法について
開梱や設置について
使用について

PowerShellを使ってVMwareのテンプレートからデプロイで「既存のカスタマイズ仕様を使用してカスタマイズする」を行う方法

VMware vSphere環境にて、一度、GUI操作でテンプレートのデプロイを行い、その結果をカスタマイズ仕様として保存している、という状態で、VMware Power CLIを使用して、GUIの「既存のカスタマイズ仕様を使用してカスタマイズする」相当の操作を行う場合、どのようにするかを説明する。

手順のポイント

・カスタマイズ仕様は「OSCustomizationSpec」と「OSCustomizationNicMapping」の2つから成り立っている

・既存のカスタマイズ仕様をコピーした一時的なカスタマイズ仕様を作成し、それを編集して使用する

・仮想マシンの電源を1度入れないとカスタマイズされない(カスタマイズ後、再起動される)

・使うcmdletは以下
  カスタマイズ仕様関連
    Get-OSCustomizationSpec, New-OSCustomizationSpec
    Get-OSCustomizationNicMapping, Set-OSCustomizationNicMapping
  テンプレートデプロイ関連
    Get-VMHost
    New-VM
  仮想マシンのハードウェア構成変更
    Get-VM, Set-VM

手順解説

その1 vCenterサーバに接続

vSphere PowerCLIによる操作を行う際、まずは「Connect-VIServer」により、操作対象のvCenterサーバに接続します。

下記はvCenter vApp(VCSA)の初期設定である「root」「vmware」で接続する場合の例です。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Connect-VIServer -Server IPアドレス -User root -Password vmware

Name                           Port  User
----                           ----  ----
IPアドレス                     443   root


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

その2 既存カスタマイズ仕様をコピーしたカスタマイズ仕様を作成

既存のカスタマイズ仕様を一時的に変更してデプロイする、ということができないため、コピーしたカスタマイズ仕様を変更する、という手順を取る。

ただ、コピーの際に「-Type NonPersistent」というオプションを指定すると、このセッション中のみ使用できる一時的なカスタマイズ仕様として作成することができるため、デプロイ後の削除まで考える必要はない。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Get-OSCustomizationSpec cent6-dep | New-OSCustomizationSpec -Name cent6-temp -Type NonPersistent

Name                                         Description Type          OSType
----                                         ----------- ----          ------
cent6-temp                                               NonPersistent Linux


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

その3 IPアドレスなど設定

IPアドレスやデフォルトゲートウェイなどネットワークに関する設定は「Get-OSCustomizationNicMapping」にて行う。

NICを増やす場合もここで行う。(ホスト名についてはここでは無い)

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Get-OSCustomizationNicMapping -Spec cent6-temp | Set-OSCustomizationNicMapping -IpMode UseStaticIP -IpAddress 172.17.44.55 -SubnetMask 255.255.0.0 -DefaultGateway 172.17.44.39

Position IPMode           IPAddress       DefaultGateway
-------- ------           ---------       --------------
       1 UseStaticIP      172.17.44.55    172.17.44.39


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

その4 仮想マシンホスト名の命名規則指定

仮想マシンにつけるホスト名をどのようなルールで行うかというのを指定する。

「-NamingScheme vm」は、仮想マシンの登録名とホスト名を同じとする、というものになる。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Get-OSCustomizationSpec cent6-temp | Set-OSCustomizationSpec -NamingScheme vm

Name                                         Description Type          OSType
----                                         ----------- ----          ------
cent6-temp                                               NonPersistent Linux


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

その5 仮想マシンのデプロイ

今回は「nimblestorage」という名前のDataStoreを指定して、仮想マシンのデプロイを実施するという形で実行している。

先の項目で、仮想マシンの登録名とホスト名を同じとしているので「-Name cent6-ip55」で指定した「cent6-ip55」がホスト名となる。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> New-VM -Name cent6-ip55  -VMHost vmserver21.vmlab.local -Template cent6-deploy -OSCustomizationSpec cent6-temp -Datastore nimblestorage

Name                 PowerState Num CPUs MemoryGB
----                 ---------- -------- --------
cent6-ip55           PoweredOff 1        2.000


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

なお、デプロイ中に強制終了を行うと、それ以後、動作がおかしくなることがあるようだ。

今回遭遇した事例としては、下記の様なエラーがでるが、デプロイ自体は実施されていた。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> New-VM -Name cent6-ip55 -VMHost vmserver21.vmlab.local -Template cent6-deploy -OSCustomizationSpec cent6-temp -Datastore nimblestorage
New-VM : 2015/07/16 18:03:02    New-VM        オブジェクトの現在の状態に問題が
あるため、操作は有効ではありません。
発生場所 行:1 文字:1
+ New-VM -Name cent6-ip55 -VMHost vmserver21.vmlab.local -Template cent6-depl
oy  ...
+ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~
    + CategoryInfo          : NotSpecified: (:) [New-VM], VimException
    + FullyQualifiedErrorId : Core_BaseCmdlet_UnknownError,VMware.VimAutomatio
   n.ViCore.Cmdlets.Commands.NewVM

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

その6 CPU/メモリの変更

作成した仮想マシンのCPUとメモリの割り当てを「Set-VM」で変更します。

なお、このSet-VMには「-Name」というオプションがありますが、仮想マシンを指定する際は「-VM 仮想マシン名」という風に指定します。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Set-VM -VM cent6-ip55 -NumCpu 2 -MemoryMB 4

Confirmation
Proceed to configure the following parameters of the virtual machine with name
'cent6-ip55'?
New MemoryMB: 4MB
New NumCpu: 2
[Y] はい(Y)  [A] すべて続行(A)  [N] いいえ(N)  [L] すべて無視(L)  [S] 中断(S)
[?] ヘルプ(既定値は "Y"): y

Name                 PowerState Num CPUs MemoryGB
----                 ---------- -------- --------
cent6-ip55           PoweredOff 2        0.004


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

上記の出力結果をよく見てみるとわかるのですが、実はメモリ容量はMB単位での指定となっています。このため、現状はなんと4MBしか割り当てられていません。これではMS-DOSぐらいしか起動できません。

「4G」と指定したいところですが、サポートされていないため、「4096」という形で指定します。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Set-VM -VM cent6-ip55 -NumCpu 2 -MemoryMB 4096

Confirmation
Proceed to configure the following parameters of the virtual machine with name
'cent6-ip55'?
New MemoryMB: 4096MB
New NumCpu: 2
[Y] はい(Y)  [A] すべて続行(A)  [N] いいえ(N)  [L] すべて無視(L)  [S] 中断(S)
[?] ヘルプ(既定値は "Y"): y

Name                 PowerState Num CPUs MemoryGB
----                 ---------- -------- --------
cent6-ip55           PoweredOff 2        4.000


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

その7 仮想マシンの電源ON

デプロイ時の初期設定は仮想マシンの初回起動時に行われるため、まずはPowerShellから電源オンを行うため「Start-VM」を実行します。

PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI> Start-VM -VM cent6-ip55

Name                 PowerState Num CPUs MemoryGB
----                 ---------- -------- --------
cent6-ip55           PoweredOn  2        4.000


PowerCLI C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI>

電源投入後、初回起動時にホスト名/IPアドレスの設定スクリプトが実行されます。また、完了後、自動的に再起動も行われます。

その8 デプロイ完了

再起動が終わったらデプロイが完了です。

ワコムタブレット採用の中華WindowsタブCube i7 Stylus

ワコムのペンタブレット採用の中華WindowsタブレットCube i7 StylusがGeekbuyingにてセール中。
geekbuying-2c6e1b50-3afc-4f1e-adc4-dcb0279fc623

GeekbuyingでCube i7 stylusを探すと3種類出てくるけど、ペンとBluetoothキーボードがついてくるのは下記リンクだけ!
CUBE i7 Stylus Intel Core-M Quad Core 2.0GHz 4GB/64GB Tablet PC with Cube CDK02 Magnetic Bluetooth Keyboard and Cube CEP01 Electromagnetic WACOM Pen
「Specification」の項目の「Package Contents」に「Includes the WACOM pen」と書かれていることを確認すること。

現在、$429.99、のセール中。

この製品のすごいところ!

・メーカは中国のCubeだけど・・・
・10.6インチ 1920×1080のタブレット
・Windows 8.1搭載(つまりWindows10へのアップデートも可能)
・ワコムのペンタブ技術採用
・CPUはCore-M 4コア 2.0GHz
・GPUは内蔵Intel HD Graphic 5300
・RAMは4GB
・ディスクは64GB SSD
・背面500万画素、前面200万画素のカメラ付き
・Micro HDMIコネクタのよる外部出力あり
・バッテリー搭載なので持ち運び可能

日本メーカが出したら、いくらになることやら・・・

Elephone P6000初期ロットをAndroid 5.0にする(失敗

うちにあるElephone P6000は、2014年12月生産の初期ロット。
2015年3月ぐらいから出荷されているP6000のロット(P6000_2)ではいろいろ改良されているようで、バッテリーのもち具合とかが異なっている模様。

初期ロットのP6000に、SP Flash toolを使って、Android 5.0を焼いてみましたが、うまくいかず、Android 4.4に戻しました。

どんな感じで「うまくいかない」のかというと、下記の様な感じで実用に耐えない、というもの。
(SMSありのデータ通信用SIMを使用)

・Android 5.0の場合(Stock ROM for P6000_20150611)
 そもそもLTE/3G電波をつかまない
・Cynanogenmod 12.1の場合(p6000_CyanogenMod12.1_20150526 based on Android 5.1.1)
 SIM1であればLTE/3G電波をつかむ
 しかし頻繁に3Gに落ちる、どころか、3Gも切れやすい

Android 4.4に戻すと使えるので、何かが駄目っぽいんだけど、何なのかがよく分からないという状態。
もうしばらく様子を見てみるかなー

中華ペンタブメーカHUIONの液タブGT-220/GT-190/GT-185HD

下記の記事を書いたあと、実際にGT-185HDを購入しました。
購入し使ってみたことに関する記事はこちら→「HUIONの液晶ペンタブレットGT-185HDを使った!


Aliexpressを見ていたら、4インチのペンタブなるものを発見した。
HUIONというメーカのHUION 420らしい。
HTB1bW2EGpXXXXXaapXXq6xXFXXXa

送料込みで24.16ドル。

まぁ、そんなもんかというお値段。

ストアの名前を確認すると「Huion Animation Technology Co., Ltd. 」とメーカの公式っぽい雰囲気

で、いろいろ調べてみたことを下記にまとめる。

メーカ公式ページ「Shenzhen Huion Animation Technology Co., LTD(huion-tablet.com)」と「Huion(huiontablet.com)」がある
 huion-tablet.comのGT-185HDのページからBuyを選択するとhuiontablet.comに飛ぶので同じ会社の模様
メーカ公式の販売所:Aliexpress店「Huion Animation Technology Co., Ltd.
メーカ公式の販売所:日本のAmazon「HUION-JP
(ちなみにHUION-JPが公式であるってのは「公式blogの記事」より)

取扱商品
・薄型LEDライトのトレス台(LED Light Pad)
・絵描き用ペンタブレット(Graphic Tablet)
・サイン用ペンタブレット(Signature Pad)
・絵描き用液晶タブレット(Pen Display)

ペンタブの仕様
・ペンに電池が入っているタイプ
・2048レベル感知
・液晶タブレットは18.4インチ,18.9インチと21.5インチの3種類あるが、それぞれで仕様が違う
 詳細は後述
・ペンタブと液タブのペンは異なる。またWACOMのとは別物

購入手法について
・Aliexpress店では一部商品送料無料キャンペーンとクーポン割引を実施中。
 21.5インチ液タブのDHLによる送料が無料、とはなかなか思い切ったことをやっている。
 Amazonで買うより安いが、到着品が壊れていた場合の処理が面倒だと思われる
・日本のAmazonに公式ショップがあり、品物のよってはAmazonの倉庫に在庫がある。

例えば、H420だったらこんな感じ

サポートについて
・マニュアルは「Product Manual Download」から入手可能
・ドライバは「Driver Download」から入手可能
もしくは「http://www.huiontablet.com/support」からも入手可能

で、特に面白そうとおもったのは「液晶タブレット(Pen Display)」

現在、サイズ違いで3種類ある。
18.4インチ GT-185HD
21.5インチ GT-220
18.9インチ GT-190

GT-185HDが最新モデルで、GT-190が一番古いモデルとなる。
GT-185HDとGT-220の違いは、液晶の物理サイズ(解像度は同じ)と、物理ボタンの有無。
ペンの仕様は3つとも同じで、製品添付は充電式電池使用。普通の単4乾電池を使うペンもあるようだ。

GT-185HDは、Cintiq22HDを意識したモデルなのかな?という感じがある。

機種名 GT-185HD GT-220 GT-190
Aliexpress価格 $599 $799 $449
日本Amazon
解像度 1920×1080 1440×900
液晶の種類 IPS 18.4″ IPS 21.5″ TFT 18.9″
表示領域 408.96 mm × 230.04 mm 476.64 mm x 268.11 mm 409.8 mm x 230.4 mm
1pxの大きさ 0.213mm x 0.213mm 0.2485mm x 0.2485mm 0.3mm x 0.2mm
インタフェース VGA DVI HDMI VGA DVI
消費電力 DC12V 3Aアダプタ使用 36W以下 DC12V 4Aアダプタ使用 36W以下
外寸 485mm x 45mm x 296mm 520mm x 40mm x 320mm 454.4mm x 60mm x 361.8mm
重量 3.1kg 5.42kg 4.3kg

GT-185HDは、某W社のみたいにボタンがいくつかついている模様。


2015/07/30追記

HUION GT-185HDをAmazonで買いました。
以下に関連記事を書いています。
購入方法について
開梱や設置について
使用について


<広告>
「おざなりダンジョン」の新作をクラウドファンディングで実現しよう!
おざなりダンジョン-クラウドパンゲア