AWSのVPSサービスAmazon Lightsailの注意点を確認した

2016/12/01よりAWSの新サービス「Amazon Lightsail」が開始された。

早速公式blogでも「Amazon Lightsail – AWSの力、VPSの簡単さ」と紹介されている。

月5ドルからという価格設定はGMOが運営しているVPSサービス「Conoha」の価格体系とほぼ同じである。

2016/12/06時点のAmazon Lightsailは、データセンタを「Virginia/us-east」のみしか選択できないので、ネットワーク的には日本から遠いという欠点があります。

それ以外で目に付く問題点はないか、「マニュアル」を読んで確認しました。

・プランのアップグレードは可能だが、現状はWebコンソールから実行できない(改善予定あり)
大きなサイズのインスタンスへアップグレードはAPIを使って実行することはできる。
しかし、現時点ではLightsail console(Webコンソール)から実行することができない。

・ディスクの増量は不可能

・プランのダウングレードは不可能

・20個のインスタンスまで作成できる

・外部からアクセスするためのIPアドレスは固定されないが、設定で固定IPアドレスも使える
各仮想マシンには、内部用IP(private IP)と、外部用IP(public IP)の2つが割り当てられる。
どちらも固定はされていない。
外部用IPに関しては固定IPアドレスを使うこともできる。

・固定IPはLightsailのユーザアカウント単位で5個まで使える
VPSをいくつたてても、使える固定IPアドレスの最大数は5個。

・使用中の固定IPについてはインスタンスの使用料金に含まれる
インスタンスで使っている固定IPについては、インスタンスの使用料金に含まれる。
インスタンスで使ってない固定IPについては、1時間当たり$0.005を請求する。
このため、インスタンスに割り当ててない固定IPは、即座に解放する必要がある。

hey’re free in Lightsail, as long as you are using them! You don’t pay for a static IP if it is attached to an instance. Public IPs are a scarce resource and Lightsail is committed to helping to use them efficiently, so we charge a small $0.005/hour fee for static IPs not attached to an instance for more than 1 hour.

・ファイヤウォールとしてLightsail firewallというものが提供されている。
転送量制限でカウントする転送量がLightsail firewallの前か後かは不明

Windowsの評価版 2016/12/06版

Windowsの評価版 2019/08/26版」にて更新版を公開しました。


2016/12/06現在で、technet契約無しで取得できるWindows評価版についてまとめました。
Windowsの評価版 2014/02/03版」の更新版です。


サーバ系

Windows Server 2016
評価版ソフトウェア | 180 日
評価を完了すると、評価版を製品版に移行できます。また、TechNet ドキュメントも参照し、他の既存のサーバーを Windows Server 2016 にアップグレードまたは移行する方法もご確認ください。

Windows Server 2016 Essentials
評価版ソフトウェア | 180 日
ダウンロードの説明に記載されているプロダクトキーを入力する必要あり
製品版への移行について明記無し

Windows Server 2012 R2
評価版ソフトウェア | 180 日
インターネットもしくは電話によるライセンス認証が必須
製品版への移行について明記無し

Windows Server 2012 R2 Essentials
評価版ソフトウェア | 180 日
ダウンロードの説明に記載されているプロダクトキーを入力する必要あり
製品版への移行について明記無し

Windows Server 2012
評価版ソフトウェア | 180 日
製品版への移行について明記無し

Windows Server 2012 Essentials
評価版ソフトウェア | 180 日
このソフトウェアの評価版は、 製品版に変更することができます。


デスクトップ系

Windows 10 Enterprise
評価版ソフトウェア | 90 日
通常のWindows 10 Enterprise評価版の他に、長期にサポートするWindows 10 Enterprise LTSB評価版も提供されています。

Windows 8.1 Enterprise
評価版ソフトウェア | 90 日
「この評価版を使用するには、2014 年 10 月 31 日までにライセンス認証を完了する必要があります。」と書かれているが、いいんだろうか???

Windows 8 Enterprise
評価版ソフトウェア | 90 日

YotaphoneみたいなE-Inkディスプレイ付きのAndroidがHisense A2として登場予定

ロシアのYotaphoneから、E-Inkのセカンドディスプレイが搭載されているAndroid端末YotaphoneとYotaphone 2が発売されている。

余談ながら、Yotaphone2は、現在、Gearbestにて$119.99で販売されている。

Yotaphone2はSnapdragon 801(4コア)/RAM 2GB/ストレージ32GBというスペック。

次がでるのかどうか?という中、別のメーカからE-Inkセカンドディスプレイ端末が登場です。

中国の技適とも言えるものを取得したとして、Hisense A2という端末が登録された情報を掲載するサイトに掲載されました。

海信 Hisense A2
hisensea2-1
hisensea2-2

上記によればスペックは

Snapdragon 430(8コア)
Android 6.0.1
RAM 4GB
ストレージ 64GB
WCDMA 900MHz, 1800MHz, 800MHz, 2100MHz
LTE Band1, Band 3, Band 38, Band 39, Band 40, Band 41

ディスプレイは5.5インチ 1920×1080の通常のものと
セカンドディスプレイとして5.17インチ 960×540のE-Inkのものが用意されています。

発売時期と価格がまだ判明していませんが、価格次第では面白そうですね。

TV Sideviewを使えるかどうかのチェックをTV Sideviewを使わずにとりあえず行う

nasneで録画したものを視聴するソフトウェアはいくつかあるが、うちでは「ソニーの Video & TV SideView」を使用している。

去年ぐらいはrootを取得できるような環境になっていなければ、だいたい動いていたので、中華スマホやタブレットでも視聴することができていた。

しかし、2016年春ぐらいのアップデートから判定が厳しくなり、視聴することができなくなった。

何を基準に判定しているのか、全然わからなかったが、いろいろ試しているうちに、どうやら、「Google Safety Net API」を使い、「Google Compatibility Test Suite(Google CTS)」に登録されているGoogleが認定したAndroid端末であることを確認している模様。

で・・・Google CTSに登録されているAndroid端末であるかを簡単に確認するには
SafetyNet Helper Sample
というソフトを使うと簡単です。

登録されていない端末だと
screenshot_20161204-225623

登録されている端末だと
screenshot_2016-12-04-22-56-54-652_com-scottyab-safetynet-sample

なお、登録されている端末であってもシステムパーテーションを変更したりすると・・・つまりroot化しようとすると、システムが変更されたとして、登録されていない端末という扱いになります。

で・・・・
登録されていない端末で、どうにかする方法があるのか?という話ですが
いろいろ手を尽くせばなんとかなる場合もあるようですが、正直、そこまで試行錯誤するコストが見合うか、というと無いです。
そして、大抵、数ヶ月後に、アップデートされて、その穴はふさがれる感じです。
素直に諦めた方がいいんじゃないかとは思います

Amazon Kindleではなく楽天Koboの電子書籍を買う利点

うちでは、Android端末が何台かあり、またOS入れ替えとかも行うことがあり、同じ端末であっても別の端末として認識されてしまうこともある。
そうすると、BookLive!の様な年間の登録台数上限が設定されているものや、Amazon Kindleのような電子書籍の転送先端末数上限が設定されてるものは使いにくい。

Koboは端末数上限および電子書籍の転送先端末数上限が設定されておらず、適当に端末が増やせるようになっている。
E-Inkの専用端末の他、Windows、Android、iOSと閲覧できる環境も一通り揃っている。

また、楽天系のショップで買い物した際に得た期間限定の楽天ポイントは、普通のショップで使おうとすると物品+送料が必要となり、期間限定ポイントだけを使う、というのは結構難しいです。
その点、電子書籍であれば送料はかかりませんので、使い切りやすいのです。

というわけで、私は楽天Koboをよく使っており、現状だいたい500冊ぐらいを買っています。

そういうと、楽天Koboが撤退したらどうするの?と言われますが、つぶれてもなんとかなります。
まず、E-Inkの専用端末系は電子書籍がダウンロード出来ていればあとはインターネットにつなぐ必要はありません。
Windows、Android、iOSについては、再ログインが要求されるような状態となってしまうと問題がありますが、現状のKoboではなんとかする手段があります。

とはいえ、これは「技術的保護手段の回避」となるので詳細をここで述べることはできません。

でも、万が一でも逃げ道があることを知っておくと、Koboを選ぶ理由の1つとなると思います。