ASUS VivoBook E203NAにWindows10とChromeOSを入れた

秋葉原のMLcomputerにいったら整理中の箱の中にASUSの薄いノートが入っていた。

電源ボタンおしてみたけど、電源は入らない、という状態だったけど、「これいくら?」と聞いて見た。

すると、「ASUS E203MA(あとで調べたらCPUがN4000とちょっとスペックが上)でキーボードが使えないジャンク品を3千円としている」ということだったので、3千円で購入した。

裏面みるとネジが1つなく、1つがセロテープで無理矢理とめられていた。

んー、と思いつつ電源ON

F2キーでBIOS/UEFI画面に入ることができた。

スペックを確認するとASUS VivoBook E203NA の下位モデルでCPU N3350、RAM 2GB、eMMC 32GBというものだった。

メインストレージが64GB未満なのは現状Windows10で使うにはキツイものでした。

Windows 10 21H1をインストールして一通りWindows Updateをかけるとデバイスは全て正常に認識しましたが、問題が・・・

そう、OSだけでほぼ全て使ってしまうのです。

あと、注意点として、Windows 10インストール直後のQualcomm Atheros QCA9377ドライバだとバッファローWSR-1800AX4の802.11ax Wi-Fi EasyMesh対応版に接続出来ないという不具合が・・・

Windows Updateを行って下記のv12.0.0.919にアップデートすると接続出来るようになります。

このほかWebブラウザでサイトを見たりしていたら空き容量が2GBを切っているという・・・

裏面のネジがおかしいのもあるので中を確認

増設の余地は全くない構造でした。

基板がどうなっているかは下記の動画をみてもらうと良さそうです。

なお、ネジがちゃんとついていなかったのは、ネジの長さが2種類あって、2本だけ長いものがあるんですが、その2本の使いどころを誤っていたせいでした。

正しくは下記の画像の赤丸の2箇所なんですが、分解した人は下側左右両サイドに使っていました。

さて、ストレージ増設なんてことはできそうにないので、ChromeOS+brunchで起動してみます。

まずはBIOSでSecurebootをdisableにかえてから、Boot ManagerからUSBメモリを選択して起動します。(電源ON後にいきなりBoot Managerを出す手法は分からなかった)

ChromeOSリカバリイメージはrammus、grubで設定するoptionsは「options=enable_updates,pwa」だけでいけるというなかなか素直な状態でした。

Ctrl+Alt+Tからshellを開いて「sudo chromeos-install -dst /dev/mmcblk0」で内蔵ストレージにChromeOSを書き込んで、本体のみでのChromeOS起動を確認しました。

興味深かったのは、いままでbrunchでrammusイメージを元にしてChrome OSで起動したノートパソコンでGoogleアカウントログインを行うと「お使いの Chome OSで~」というメールが来てたのですが、ASUS VivoBook E203NAにChromeOSを入れたやつでは「お使いの ASUS Chromebook Flip C434で~」と、機種名が書かれたメールになっていた。

ベースとしているrammusは「ASUS Chromebook C425, ASUS Chromebook Flip C433, ASUS Chromebook Flip C434」向けイメージなので、わからなくもないんですが

ASUS Chromebook Flip C434 はCore m3-8100Y/RAM 4GB/ストレージ 32GB/14.0インチ1920*1080/タッチパネルあり、とだいぶスペックが違うのになぁ・・・といった感じです。


2022/05/06追記

Google純正となった「Chrome OS Flex」をASUS VivoBook E203NA上で試したところ、特に問題なく動作しました。


2022/07/20追記

ChromeOS Flexの正式版を入れてみましたが、引き続き特に問題無く動作しました。

入れ替え前は5月にインストールしたベータ版時代のものでしたが、そのときは「104.0.5087.0 (Official Build) dev (64ビット)」という状態で、チャンネルが固定となっており、devからstableへの移行ができませんでした。

正式版に入れ直したところ103.0.5060.114 とdev無しのバージョンとなりました。

ChromeOSリカバリイメージを流用して汎用ChromeOSを作り出すBrunch

公式のChromeOSリカバリイメージを利用して、汎用のChromeOSイメージを作り出すBrunchというものを発見。

権利的にはかなり微妙なもの。

とりあえず試してみた。

使用できる条件

UEFIブート可能

Intel CPUの場合、第1世代Intel Coreプロセッサー(Nehalem)以

AMD CPUの場合、Stoney Ridge世代のみ(E2-90??, A4-91??, A6-92??, A9-94??, Pro A4-4350B, Pro A6-7350B)
Ryzenは非サポート

Nvidia GPUは非サポート

2023/11/24追記:brunch 2023/11/10付け更新でIntel第4,5世代がサポートから外れました。

2023/07/10追記:ChromeOSリカバリイメージの名称が変更。および古い世代のCPU対応が終了した、ということもありbrunchとしてもCPUの対応が変わりました。Intelだと第4世代(Haswell)以降となりました。
AMDはAMD 3015Ce(zen 2コア/4スレッド)搭載機のリカバリイメージを使用し、zenコア(Ryzen系)対応となりました。


Intel 4th~9th用: ASUS Chromebook FLip C434 (機種コードネーム:Shyvana, 基板名:rammus) AUE:2026年6月まで
Intel 10th用: HP Elite c1030 Chromebook (機種コードネーム:jinlon, 基板名:hatch) AUE:2028年6月まで
Intel 11th以降用: Acer Chromebook Spin 713(CP713-3W) (機種コードネーム:Voxel, 基板名:volteer) AUE:2029年6月まで
AMD用: HP CHromebook x360 14a-cb0010ng(機種コードネーム:Gumboz,基板名:zork) AUE:2029年6月
 機種コードネーム/基板名についての出典: Developer Information for Chrome OS Devices
 AUE(サポート終了期限)についての出典:自動更新ポリシー

手順0: Ubuntuパッケージの追加

Brunshのshell scriptで「cgpt」と「pv」を使用するため、この2つのパッケージをインストールする

osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ sudo apt install cgpt pv
<略>
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$

手順1: ChromeOSリカバリイメージを入手

ChromeOSリカバリイメージをGoogleのページからダウンロードする。

ただし、Google公式では一覧ページ的なものは用意されていないので、 https://cros-updates-serving.appspot.com/ https://cros.tech/ でURLを調べてダウンロードする。

前者の https://cros-updates-serving.appspot.com/ の方が一覧になっていて分かりやすい。

Brunshで利用できるリカバリイメージは下記の3種類で、ハードウェアによって選択する

「shyvana」(rammus)

ASUS Chromebook C425, ASUS Chromebook Flip C433, ASUS Chromebook Flip C434用リカバリイメージ
 → 第4世代Intel Coreプロセッサー(Haswell)以降の機種向け
 → 第6世代Intel Coreプロセッサー~第9世代Intel Coreプロセッサー向け(Skylake,Kaby Lake,Coffee Lake,Coffee Lake-R)

「jinlon」(hatch)

Chromebook x360 13c-ca0用リカバリイメージ
 → 第10世代Intel Coreプロセッサー向け(Comet Lake-S)

「voxel」(volteer)

Acer Chromebook Spin 713 (CP713-3W)用リカバリーイメージ
 → 第11世代Intel Coreプロセッサー向け(Rocket Lake-S)

「gumboz」(zork)

HP Chromebook x360 14a-cb0用リカバリイメージ
 → AMD Ryzen向け

「samus」→廃止

Google Chromebook Pixel (2015) 用リカバリイメージ
 → 第3世代Intel Coreプロセッサー(Ivy Bridge)以前の機種向け

「grunt」→廃止

Acer Chromebook 315 (CB315-2H), HP Chromebook 11A G6 EE / HP Chromebook 11A G8 EE, HP Chromebook 14 db0000-db0999 / HP Chromebook 14A G5, Acer Chromebook 311 (C721), Acer Chromebook Spin 311 (R721T), Lenovo 14e Chromebook, Lenovo Chromebook S345-14, NEC Chromebook Y1 Gen2A, 100e 2nd Gen AMD, 300e 2nd Gen AMD用リカバリイメージ
 → AMD プロセッサー機種向け

ちなみに、プロダクトコードネームからだと具体的にCPUを採用しているかわかりませんが、ChromeOSハードウェア向けにカスタマイズしたcorebootを提供している「MrChromebox.tech」のSupported Devicesを見るとCPU毎に分類されていて参考になります。

さて、ダウンロードしたファイルは、zip形式なので展開します。

osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ wget https://dl.google.com/dl/edgedl/chromeos/recovery/chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin.zip
`chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin.zip' に保存中
chromeos_13421.99.0_samus_recove 100%[=========================================================>]   1.08G  9.04MB/s    時間 1m 51s
2020-12-07 00:24:12 (9.90 MB/s) - `chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin.zip' へ保存完了 [1154643907/1154643907]
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ unzip chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable
-channel_mp-v3.bin.zip
Archive:  chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin.zip
  inflating: chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ ls -l
-rw-r--r-- 1 osakanataro osakanataro 2320468480 11月 11 23:54 chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin
-rw-rw-r-- 1 osakanataro osakanataro 1154643907 12月  2 01:55 chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin.zip
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$

手順2: Brunchファイルを入手

BrunchのReleaseにアクセスして最新版のBrunchファイルを入手。「brunch_r86_k5.4_stable_20201201.tar.gz」というような感じになっている。

これをダウンロードして、展開する。

osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ wget https://github.com/sebanc/brunch/releases/
download/r86-k5.4-stable-20201201/brunch_r86_k5.4_stable_20201201.tar.gz
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 356198827 (340M) [application/octet-stream]
`brunch_r86_k5.4_stable_20201201.tar.gz' に保存中
brunch_r86_k5.4_sta 100%[===================>] 339.70M  8.50MB/s    時間 58s
2020-12-07 09:32:44 (5.85 MB/s) - `brunch_r86_k5.4_stable_20201201.tar.gz' へ保 存完了 [356198827/356198827]
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ ls -l
合計 4855664
-rw-rw-r-- 1 osakanataro osakanataro  356198827 12月  3 04:27 brunch_r86_k5.4_stable_20201201.tar.gz
-rwxr-xr-x 1 osakanataro osakanataro      13521 12月  2 05:17 chromeos-install.sh
-rw-r--r-- 1 osakanataro osakanataro 2320468480 11月 11 23:54 chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin
-rw-rw-r-- 1 osakanataro osakanataro 1154643907 12月  2 01:55 chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin.zip
-rw-r--r-- 1 osakanataro osakanataro   33554432 12月  2 05:32 efi_legacy.img
-rw-r--r-- 1 osakanataro osakanataro   33554432 12月  2 05:32 efi_secure.img
-rw-r--r-- 1 osakanataro osakanataro 1073741824 12月  2 05:32 rootc.img
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$

手順3: USBメモリへ書き込み

LinuxにUSBメモリを差し込んでからコマンドを実行。

直接USBメモリに書き込む以外にも「-dst ファイル名」と指定することでイメージファイルを作成することもできる。

osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ sudo bash chromeos-install.sh -src chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin -dst chromeos.img
Creating image file
0+0 レコード入力
0+0 レコード出力
0 bytes copied, 0.000438446 s, 0.0 kB/s
WARNING: Primary GPT header is invalid
WARNING: Secondary GPT header is invalid
DE9B9ECE-0883-AA43-A8C1-CAEAEAB0E243
       start        size    part  contents
           0           1          PMBR (Boot GUID: DE9B9ECE-0883-AA43-A8C1-CAEAEAB0E243)
           1           1          Pri GPT header
           2          32          Pri GPT table
    19255304    10104776       1  Label: "STATE"
                                  Type: Linux data
                                  UUID: 0E6FAFDE-D6D7-184A-A64D-CD63CF869244
     2117638       65536       2  Label: "KERN-A"
                                  Type: ChromeOS kernel
                                  UUID: 3A09DFE5-08AB-2948-975D-24C1D96A136A
                                  Attr: priority=15 tries=15 successful=0
    10866696     8388608       3  Label: "ROOT-A"
                                  Type: ChromeOS rootfs
                                  UUID: DEC257F3-CB10-5F47-8D04-22E777B01FE7
     2183174       65536       4  Label: "KERN-B"
                                  Type: ChromeOS kernel
                                  UUID: 131595A8-5812-1749-B2C3-D3EFE1B20D9E
                                  Attr: priority=0 tries=15 successful=0
     2478088     8388608       5  Label: "ROOT-B"
                                  Type: ChromeOS rootfs
                                  UUID: D47CACE8-6505-5C49-8DDC-3967F2367108
       16448           1       6  Label: "KERN-C"
                                  Type: ChromeOS kernel
                                  UUID: E8025D6B-7477-2E48-8655-69E8FEF91887
                                  Attr: priority=0 tries=15 successful=0
       16456     2097152       7  Label: "ROOT-C"
                                  Type: ChromeOS rootfs
                                  UUID: C1E18F01-4178-4E4E-9726-B4E212EBF270
     2248712       32768       8  Label: "OEM"
                                  Type: Linux data
                                  UUID: 87C5B1DE-66D1-2645-84BD-1E8B0A6EB040
     2113608           1       9  Label: "reserved"
                                  Type: ChromeOS reserved
                                  UUID: C1D004AE-CD97-124E-864A-BFF3A72A3D6E
     2113609           1      10  Label: "reserved"
                                  Type: ChromeOS reserved
                                  UUID: 1EE850E8-22AC-4E45-A88A-F29C9AC25A93
          64       16384      11  Label: "RWFW"
                                  Type: ChromeOS firmware
                                  UUID: CEAA44C9-C738-7A4A-A372-B043109C1419
     2412552       65536      12  Label: "EFI-SYSTEM"
                                  Type: EFI System Partition
                                  UUID: DE9B9ECE-0883-AA43-A8C1-CAEAEAB0E243
    29360095          32          Sec GPT table
    29360127           1          Sec GPT header
Writing partition 1
8.95MiB 0:00:00 [ 119MiB/s] [<=>                                               ]
Writing partition 2
16.0MiB 0:00:00 [74.7MiB/s] [<=>                                               ]
Writing partition 3
2.00GiB 0:00:47 [43.2MiB/s] [                                            <=>   ]
Writing partition 4
16.0MiB 0:00:00 [57.2MiB/s] [<=>                                               ]
Writing partition 5
2.00GiB 0:00:49 [41.1MiB/s] [                                             <=>  ]
Writing partition 6
 512 B 0:00:00 [3.37KiB/s] [<=>                                                ]
Writing partition 7
1.00GiB 0:00:21 [47.8MiB/s] [                   <=>                            ]
Writing partition 8
16.0MiB 0:00:03 [4.38MiB/s] [  <=>                                             ]
Writing partition 9
 512 B 0:00:00 [10.5KiB/s] [<=>                                                ]
Writing partition 10
 512 B 0:00:00 [26.1KiB/s] [<=>                                                ]
Writing partition 11
8.00MiB 0:00:00 [69.4MiB/s] [<=>                                               ]
Writing partition 12
32.0MiB 0:00:00 [89.6MiB/s] [<=>                                               ]
ChromeOS disk image created.
To boot directly from this image file, add the lines between stars to either:
- A brunch usb flashdrive grub config file (then boot from usb and choose boot from disk image in the menu),
- Or your hard disk grub install if you have one (refer to you distro's online resources).
********************************************************************************
menuentry "ChromeOS (boot from disk image)" {
        rmmod tpm
        img_part=/dev/mapper/ubuntu--vg-root
        img_path=/home/osakanataro/cros/chromeos.img
        search --no-floppy --set=root --file $img_path
        loopback loop $img_path
        linux (loop,7)/kernel boot=local noresume noswap loglevel=7 disablevmx=off \
                cros_secure cros_debug loop.max_part=16 img_part=$img_part img_path=$img_path \
                console= vt.global_cursor_default=0 brunch_bootsplash=default
        initrd (loop,7)/lib/firmware/amd-ucode.img (loop,7)/lib/firmware/intel-ucode.img (loop,7)/initramfs.img
}
********************************************************************************
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$

できたchormeos.imgをUSBメモリに書き込んで完成

ノートパソコンで起動

先日手に入れたCore i5-5200Uのノートパソコンで起動してみる。

画像

このBrunch Frameworkの画面がそこそこ時間がかかる。

待つと普通のChromeBookの初期画面になった。

画像

Androidアプリも普通に動くやつになっていた。

画像
画像

上記はsamusイメージをベースにしてたけど、rammusベースにしてみたところ、起動時のgrubでkernel行に「options=alt_touchpad_config」を追加して起動しないとキーボード/タッチパッドが使用できない状態だったが、LTEも使える形になった。

おまけの記録:コマンドが足りなくて失敗した場合のログ

Ubuntu 20.04だとパッケージ「pv」と「cgpt」を追加する必要があった。

osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ sudo bash chromeos-install.sh -src chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin -dst chromeos.img
[sudo] osakanataro のパスワード:
cgpt needs to be installed first
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ apt search cgpt
ソート中... 完了
全文検索... 完了
cgpt/bionic 0~R63-10032.B-3 amd64
  GPT manipulation tool with support for Chromium OS extensions
vboot-utils/bionic 0~R63-10032.B-3 amd64
  Chrome OS verified u-boot utilities
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ sudo apt install cgpt
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-42 linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-45
  linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-47 linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-51
  linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-52
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  cgpt
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
30.7 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 77.8 kB のディスク容量が消費されます。
取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu bionic/universe amd64 cgpt amd64 0~R63-10032.B-3 [30.7 kB]
30.7 kB を 0秒 で取得しました (359 kB/s)
以前に未選択のパッケージ cgpt を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 350304 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
.../cgpt_0~R63-10032.B-3_amd64.deb を展開する準備をしています ...
cgpt (0~R63-10032.B-3) を展開しています...
cgpt (0~R63-10032.B-3) を設定しています ...
man-db (2.8.3-2ubuntu0.1) のトリガを処理しています ...
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ sudo bash chromeos-install.sh -src chromeos_13421.99.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin -dst chromeos.img
pv needs to be installed first
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$ sudo apt install pv
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-42 linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-45
  linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-47 linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-51
  linux-hwe-5.4-headers-5.4.0-52
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
提案パッケージ:
  doc-base
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  pv
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
48.3 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 123 kB のディスク容量が消費されます。
取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu bionic/main amd64 pv amd64 1.6.6-1 [48.3 kB]
48.3 kB を 0秒 で取得しました (621 kB/s)
以前に未選択のパッケージ pv を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 350309 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
.../archives/pv_1.6.6-1_amd64.deb を展開する準備をしています ...
pv (1.6.6-1) を展開しています...
pv (1.6.6-1) を設定しています ...
man-db (2.8.3-2ubuntu0.1) のトリガを処理しています ...
osakanataro@ubuntuserver:~/cros$

MousePro MPro NB390H2-SSDの修理とWindowsインストール、そしてLTE内蔵改造

秋葉原のPCショップ EYESにてMousePro MPro NB390H2-SSDが5480円で売っていた。

画像

電源コネクタ破損ということでたぶん動くだろうと購入。

中を開けてみると、まぁ見事な壊れよう(なお、開ける時は左側の電源コネクタがある方から開けるといい。右側だとオーディオ端子とVGA端子の出っ張りがあって邪魔をするから)

画像

19V電源だけど、東芝/富士通系19Vとは大きさが微妙に違い刺さらないサイズなので、おそらく気がつかないアホが無理矢理押し込んで壊したんだと思われる。

画像

元のコネクタはこんな感じだったらしいけど、どれだけの力をかければ壊せるのか・・・

電源コネクタ部分は別基板になっていたので取り外して観察してみる

画像
画像
画像

基板に書かれていた「W330C」という文字列が機種名っぽかったので検索したところ、Clevo社のW330SU2というのがOEM元モデルのようである。

最初はコネクタを取り外して、東芝/富士通系と同じものに置き換えるつもりで部品も用意したんだけど、手持ちの半田ごてだとうまく取り外せなかったので、ケーブル伸ばして無理矢理配線でごまかした。

画像

Windows 10はすんなり入ったものの「SMバスコントローラ」が未認識。

画像

Clevo社のDownloadページから「Model:W330SU2」の「Driver:ALL」で表示させた中から「Chipset driver 10.0.17 for Win8.1 64bit」をダウンロードしてセットアップを実行してインストールする。

また、キーボード上の青いキー操作の内、音量操作などは動作しますが、液晶の輝度操作が動きません。こちらは「Hotkey driver 3.03.12 for Win8.1 64bit」をインストールすることで使えるようになるのでこちらもダウンロード/インストールします。

ちゃんと動くようになったので改造検討

WiFiの横にある「H=3 M」は、たぶんMキーという意味で、近くに「SSD」という記載も見えるのでNVMe SSDも行けるM.2 2280っぽい。(2021/03/10追記 NVMe SSDは認識しませんでした)

画像

もう一つの「H=4 B」はBキーという表記で、「3G」という表記。そして、そこに置かれている未接続のケーブル2本

ケーブルの先を確認すると「LTE」と書かれたアンテナっぽい基板に接続されている。

というわけで、たまたまジャンク500円で購入していたLTEカード(EM7330)をさしてアンテナケーブルを接続

どこかにSIMスロットがあるはず、と探すとすぐ近くに発見。

こちらバッテリーを取り外した時に、バッテリーコネクタの隣になります。

電源を入れると普通にWindows10上で認識し、使える様になりました。

画像

2022/08/15追記

メモリスロットが2つあるのでASUS U24Eに載せてる 「シー・エフ・デー販売 Elixir ノートパソコン用メモリ DDR3-SODIMM PC3-12800 CL11 8GB 2枚組 LowVoltage(1.35v) W3N1600Q-L8G」を載せてみたのですが、認識しませんでした。

ドンキから7インチミニノートNANOTE登場

ドン・キホーテから7インチサイズのミニノートNANOTEが19800円で登場とのこと

情熱価格PCシリーズに7インチUMPCが初登場 360°開くコンパクトサイズ『NANOTE(ナノート)』誕生!

CPUはIntel Z8350で、このGPD Pocket初代みたいなキー配列・・・見たことあるな・・・

2019年11月にIndiegogoでクラファンやってた「Peakago 7 inch laptop – Work & Fun on the Go」みたい・・・

で、このPeakagoは1月ぐらいからもう荒れててコメント欄に、Chitech Shenzhen Technology Co. Ltdの「7″ windows pocket PC Yoga like 360 Flip Full metal full lamination」そのまんまじゃねーか、という突込みが入ったりしていました。

まぁ、みてわかるようにほぼ同じなわけですね

China 7" windows pocket PC Yoga like 360 Flip Full metal full lamination
China 7" windows pocket PC Yoga like 360 Flip Full metal full lamination
China 7" windows pocket PC Yoga like 360 Flip Full metal full lamination
China 7" windows pocket PC Yoga like 360 Flip Full metal full lamination

で、このChitech Shenzhen Technology Co. Ltdのページいていると、1000台発注で$118からつくれるよー、とうたってるわけです。

今回のNANOTEは19800円(税抜)なわけで、日本語キーボードへのカスタムと技適、日本語マニュアル作成などを考えると、そんな値段になるかな?という感じです。

で、気になるのは、NANOTEが想像通りだとすると、中に4G LTEのボードを増設できる余地があるのか?ということ。

OEM元のページだとスロット状況がよくわからないのでPeakagoのページから拾ってくると、こんな感じ

で、NANOTEを見てみると・・・

SIMスロットは実装されてない雰囲気ですね…残念

hp 15 db-00000を買ってメモリとM2 SSDを増設してみた

家でメール、Webブラウザとデジカメデータの管理に使うノートパソコンを10万円以内で買い替えたい、という要望があった。

現行は 15.6インチの富士通LIFEBOOK AH40/M (FMVA40MWJ) をメモリ16GBに増量したものを使用中。Windows10アップデート後は、AMD E1-2100の性能の無さと、HDDの遅さが遺憾なく発揮され起動後にディスクアクセスが落ち着くまで長時間かかっている状態でした。
(ちなみにLIFEBOOKはSSDに交換したら少しマシになりました)

いろいろ選択肢を検討した結果、HP 15 db-00000のいろいろバリーションがある中からhp 15 db0178auを選択しました。

Ryzen 3 、4GBメモリ、1TB HDDで49500円というスペックのものですね。(なお、これより安くAMD A4搭載のモデルもありますが、そちらは論外です)


まぁ、当然そのままではキツイので、メモリ 8GBとIntelのM2 SSDのストレージIntel SSD 760p 256GBも買っています。

注文から3週間で届きました。

中身は以下の様な感じです。

「速攻!HPパソコンナビ」と、ACアダプタ用の電源ケーブルが2種類ある、というのが注目点ですね。

で、早速セットアップ開始です。

最近のWindows10なので、オフラインユーザ作成時にパスワードを設定してしまうと、パスワードのヒントを3つ設定しなければなりません。

しかし、パスワードを未設定に設定すると、ヒントを設定しなくてもいいので、とりあえず未設定で進めます。

う~ん・・・いらないものもインストールされていますね。

Windows OSは普通に全部再インストールしちゃうことにして、解体をします。

ネジは以下の赤丸のポイントにあります。

隠れてるネジについては、両面テープで貼り付けられているゴムをうまく剥がして外します。

また、筐体真ん中にあるネジはDVDドライブを止めているネジになります。このネジを外してから、ドライブを引っ張ると抜けます。

で・・・うまいことやって開けます。

キーボード側を開いて、無理矢理こじ開けていきます。

↑の赤枠ぐらいのところにある隙間に丈夫な薄いものをいれ、こじ開けていきます。

スマホ向けで売ってるこういうのを使ってもいいでしょうね。私は細い精密ドライバーで開けたのでちょっと傷が残ってしまいました。

で、徐々に開けていって、最後はがばっと開けます。

ちなみに、うちの場合、最初DVDドライブが引き抜ける状態にあるとは知らなかったので、DVDドライブが入ったまま開けたのでこんな感じで開けました。

基板を観察。

メモリ増設とM2.SSDを増設して記念撮影(なお、このあとHDDを抜きました)。M2.SSDスロットには止めるためのネジがありました。

裏蓋を戻してBIOSに入ります。

電源ボタンを押したあと「ESC」キーを何回か押していると起動選択メニューが出てきますので、そこで「F10」キーを押し、BIOSに入ります。

BIOSで設定できる項目はあまりありません。

で、あとは普通にWindows 10をインストールします。

初期インストール状態ではドライバがいくつかあたっていませんが、無線LANはちゃんと認識しているのでWindows Updateが実行できます。その結果、ドライバが全部適用されました。

hp提供の管理ソフトはHP Support AssistantをインストールすればとりあえずOKそうです。このソフトでBIOSやドライバのアップデートも出来ました。

ちょっとCPUファンがうるさい感じもありますが、とりあえずは使ってみますかね