hp 15 db-00000を買ってメモリとM2 SSDを増設してみた

家でメール、Webブラウザとデジカメデータの管理に使うノートパソコンを10万円以内で買い替えたい、という要望があった。

現行は 15.6インチの富士通LIFEBOOK AH40/M (FMVA40MWJ) をメモリ16GBに増量したものを使用中。Windows10アップデート後は、AMD E1-2100の性能の無さと、HDDの遅さが遺憾なく発揮され起動後にディスクアクセスが落ち着くまで長時間かかっている状態でした。
(ちなみにLIFEBOOKはSSDに交換したら少しマシになりました)

いろいろ選択肢を検討した結果、HP 15 db-00000のいろいろバリーションがある中からhp 15 db0178auを選択しました。

Ryzen 3 、4GBメモリ、1TB HDDで49500円というスペックのものですね。(なお、これより安くAMD A4搭載のモデルもありますが、そちらは論外です)


まぁ、当然そのままではキツイので、メモリ 8GBとIntelのM2 SSDのストレージIntel SSD 760p 256GBも買っています。

注文から3週間で届きました。

中身は以下の様な感じです。

「速攻!HPパソコンナビ」と、ACアダプタ用の電源ケーブルが2種類ある、というのが注目点ですね。

で、早速セットアップ開始です。

最近のWindows10なので、オフラインユーザ作成時にパスワードを設定してしまうと、パスワードのヒントを3つ設定しなければなりません。

しかし、パスワードを未設定に設定すると、ヒントを設定しなくてもいいので、とりあえず未設定で進めます。

う~ん・・・いらないものもインストールされていますね。

Windows OSは普通に全部再インストールしちゃうことにして、解体をします。

ネジは以下の赤丸のポイントにあります。

隠れてるネジについては、両面テープで貼り付けられているゴムをうまく剥がして外します。

また、筐体真ん中にあるネジはDVDドライブを止めているネジになります。このネジを外してから、ドライブを引っ張ると抜けます。

で・・・うまいことやって開けます。

キーボード側を開いて、無理矢理こじ開けていきます。

↑の赤枠ぐらいのところにある隙間に丈夫な薄いものをいれ、こじ開けていきます。

スマホ向けで売ってるこういうのを使ってもいいでしょうね。私は細い精密ドライバーで開けたのでちょっと傷が残ってしまいました。

で、徐々に開けていって、最後はがばっと開けます。

ちなみに、うちの場合、最初DVDドライブが引き抜ける状態にあるとは知らなかったので、DVDドライブが入ったまま開けたのでこんな感じで開けました。

基板を観察。

メモリ増設とM2.SSDを増設して記念撮影(なお、このあとHDDを抜きました)。M2.SSDスロットには止めるためのネジがありました。

裏蓋を戻してBIOSに入ります。

電源ボタンを押したあと「ESC」キーを何回か押していると起動選択メニューが出てきますので、そこで「F10」キーを押し、BIOSに入ります。

BIOSで設定できる項目はあまりありません。

で、あとは普通にWindows 10をインストールします。

初期インストール状態ではドライバがいくつかあたっていませんが、無線LANはちゃんと認識しているのでWindows Updateが実行できます。その結果、ドライバが全部適用されました。

hp提供の管理ソフトはHP Support AssistantをインストールすればとりあえずOKそうです。このソフトでBIOSやドライバのアップデートも出来ました。

ちょっとCPUファンがうるさい感じもありますが、とりあえずは使ってみますかね

GPD Pocketのクラウドファンディングが開始されたので投資してみた

GPD社による、クラウドファンディングPCの第2弾。GPD Pocketが、先ほどより開始されました。

GPD Winの時は、国内最速クラスでネタにしていたけど、タイミングが悪くてクラウドファンディングに参加出来なかったけど、今回は大丈夫だったぜ!

当時の発言、twitter社により検索除外されちゃってるから、ここで再掲載しておくか・・・

Allwinner A64搭載のノートパソコンPINEBOOKが$89で登場予定

Allwinner A64搭載のスモールボードコンピュータPINE A64をベースとして、ノートパソコン筐体に納めたPINEBOOKが登場するようです。

製品ページ「PINEBOOK
pinebook_size1

中身はPINE A64+ 2GBモデルに近いようですが、cnx-softwareの記事によれば、新しくノートパソコン向けに基板を作成しているらしい、とのこと。

2モデルが予定されており、11.6インチ液晶モデルが$89,14インチ液晶モデルが$99です。
液晶解像度はどちらも1280×720
11.6インチ液晶の場合でも筐体は同じようなので、黒枠部分が増えるということであれば、11インチを選ぶ必要性って全く無い気が・・・
いまは発売前の希望者先行登録期間となっており、メールアドレスを登録すると、発売の準備が完了でき次第連絡がくる、とのこと。
PINE A64のボード単品を購入した場合の送料が$11.99なので、$20ぐらいを見込んでおけば良さそうです。

Allinner A64搭載のノートパソコンとしては、先行して「AndroidベースのRemix OS3.0搭載ノートパソコンAZPEN HYBRX A1160が$69(送料別)~」というのがありました。
これと比較すると、液晶がランクダウン(1366×768→1280×720)するも、バッテリー容量はup(3.7V 6000mAh→10000mAh)
という感じです。

いまのところ、Allwinner A64向けOSを継続的に提供している実績があるので、ここが出すものというのは非常に魅力的です。
あと、PINE A64自体はWindows 10 IoTも対応していますしね。
(関連記事:Allwinner A64搭載ボードのBPI-M64とPINE64がWindows 10 IoTに対応開始)

夢がいろいろ広がる感じですね。

DELL Latitude E6320のメモリを16GB(8GB*2)にしてみた

最近、Windows7で稼働してるDELL Latitude E6320(CPU Core i5-2520M)の起動が遅い。
メモリが4GB(2G*2)しか積まれてないのが問題なのかな?と

4桁番台のCore i5なら、8GB SO-DIMMがささるはず、と、先日、Amazonで買ったTeam ノートPC用メモリ SO-DIMM-DDR3 永久保証 ECOパッケージ (1333Mhz PC3-10600 1.5V 8GBx2)を取り付けてみた。


(ちなみに、元々ささっていたのはSamsung 2G 1Rx8 PC3-10600S-09-11-B2、というメモリでした)

裏面の10箇所のネジを外して交換。

特に問題無く起動。
起動も若干速くなった。

ちなみに、手持ちで4GB SO-DIMMが1枚あったので、2G+4G=6GB構成で起動してみると、初期状態とそれほど変わらない感じだった。

Windowsエクスペリエンスインデックスのメモリの値
2GB+4GB : 7.2
8GB: 7.1
8GB+8GB : 7.5

よみがえった亡霊EOMA-68プロジェクトからクラウドファンディングプロジェクトが!?

まさか、2016年にもなったEOMA-68プロジェクト案件の話を聞くとは・・・

うちのblogネタとしては、2013年7月に「いまさらNanonoteについてと、ついでにGCW-ZERO、あとKDEタブレット」で、KDE搭載のタブレットプロジェクトとして紹介したことがある。
その後も記事にはしてないが、タブレットプロジェクトのNewsはチェックしていたが、2014年1月以降音信が途絶えた。

EOMA68-A20ボードは、元々、2011年頃からAllwinner A10搭載モジュールとして開発されてきていたプロジェクトでした。
2013年に1コアのA10だと時代遅れ、ということで、2コアのAllwinner A20に変更(ピン互換なので設計変更は無し)になったり、2014年にはDebian 7.0が稼働する様子の動画などが公開されていた。

それ以後、ボードのページも、タブレットのページも更新がないので、てっきり死んだものと思っていたところ、クラウドファンディングプロジェクトとして表に出てきてびっくりしました。

Earth-friendly EOMA68 Computing Devices
・EOMA68-A20ボード単品 $65
・ケース $55
・ノートパソコン筐体の3Dプリント用データと使用するパーツのセット $450
・ノートパソコン筐体と使用するパーツのセット $500
・組み立て済みノートパソコンセット $1200
それぞれ2017年3月予定

えーと・・・・・

rhombus-techのページを探すと「EOMA68 Libre 15.6in Laptop」が・・・
どうも2015年5月から開発が始まっていたらしい。

しかしですね・・・
Allwinner A20」といったら2013年リリースのCortex-A7 2コアで、GPUはMali400MP2というスペックですよ。

うちのblogで良くネタにしてるOrange Pi/NanoPiシリーズで使用されている「Allwinner H3」は、Cortex-A7 4コアで、Mali400MP2。

$10程度で手に入るボードより低い性能を$65で入手する・・・って・・・・
そして、それをノートパソコンとして使うには$500って・・・

これだったら、64bitのCortex-A53 4コアのAwlliner A64を積んだRemix OSベースのノートパソコンプロジェクト「Azpen Hybrix」の方がずっとか良いような気が・・・
なにせ、ノートパソコン完成品として$69で入手できるわけですから・・・


2018/12/25追記

これ、どうなったかなぁ、と確認してみると、2018/12/04付けで「What do 1,000 EOMA68-A20 PCBs look like?」なんていう更新が・・・

まだ生産途中にあり、2019年1月31日に出荷される予定らしい。

また、ノートパソコン風にする$450セットは2月末、$500セットと$1200セットは3月末に出荷だとか

2年遅れですね・・・


2019/11/15

さすがに出荷されたよね?と見てみたら、まだ基板作成とかやってるようで・・・