DELL Latitude E6320のメモリを16GB(8GB*2)にしてみた

最近、Windows7で稼働してるDELL Latitude E6320(CPU Core i5-2520M)の起動が遅い。
メモリが4GB(2G*2)しか積まれてないのが問題なのかな?と

4桁番台のCore i5なら、8GB SO-DIMMがささるはず、と、先日、Amazonで買ったTeam ノートPC用メモリ SO-DIMM-DDR3 永久保証 ECOパッケージ (1333Mhz PC3-10600 1.5V 8GBx2)を取り付けてみた。


(ちなみに、元々ささっていたのはSamsung 2G 1Rx8 PC3-10600S-09-11-B2、というメモリでした)

裏面の10箇所のネジを外して交換。

特に問題無く起動。
起動も若干速くなった。

ちなみに、手持ちで4GB SO-DIMMが1枚あったので、2G+4G=6GB構成で起動してみると、初期状態とそれほど変わらない感じだった。

Windowsエクスペリエンスインデックスのメモリの値
2GB+4GB : 7.2
8GB: 7.1
8GB+8GB : 7.5

よみがえった亡霊EOMA-68プロジェクトからクラウドファンディングプロジェクトが!?

まさか、2016年にもなったEOMA-68プロジェクト案件の話を聞くとは・・・

うちのblogネタとしては、2013年7月に「いまさらNanonoteについてと、ついでにGCW-ZERO、あとKDEタブレット」で、KDE搭載のタブレットプロジェクトとして紹介したことがある。
その後も記事にはしてないが、タブレットプロジェクトのNewsはチェックしていたが、2014年1月以降音信が途絶えた。

EOMA68-A20ボードは、元々、2011年頃からAllwinner A10搭載モジュールとして開発されてきていたプロジェクトでした。
2013年に1コアのA10だと時代遅れ、ということで、2コアのAllwinner A20に変更(ピン互換なので設計変更は無し)になったり、2014年にはDebian 7.0が稼働する様子の動画などが公開されていた。

それ以後、ボードのページも、タブレットのページも更新がないので、てっきり死んだものと思っていたところ、クラウドファンディングプロジェクトとして表に出てきてびっくりしました。

Earth-friendly EOMA68 Computing Devices
・EOMA68-A20ボード単品 $65
・ケース $55
・ノートパソコン筐体の3Dプリント用データと使用するパーツのセット $450
・ノートパソコン筐体と使用するパーツのセット $500
・組み立て済みノートパソコンセット $1200
それぞれ2017年3月予定

えーと・・・・・

rhombus-techのページを探すと「EOMA68 Libre 15.6in Laptop」が・・・
どうも2015年5月から開発が始まっていたらしい。

しかしですね・・・
Allwinner A20」といったら2013年リリースのCortex-A7 2コアで、GPUはMali400MP2というスペックですよ。

うちのblogで良くネタにしてるOrange Pi/NanoPiシリーズで使用されている「Allwinner H3」は、Cortex-A7 4コアで、Mali400MP2。

$10程度で手に入るボードより低い性能を$65で入手する・・・って・・・・
そして、それをノートパソコンとして使うには$500って・・・

これだったら、64bitのCortex-A53 4コアのAwlliner A64を積んだRemix OSベースのノートパソコンプロジェクト「Azpen Hybrix」の方がずっとか良いような気が・・・
なにせ、ノートパソコン完成品として$69で入手できるわけですから・・・


2018/12/25追記

これ、どうなったかなぁ、と確認してみると、2018/12/04付けで「What do 1,000 EOMA68-A20 PCBs look like?」なんていう更新が・・・

まだ生産途中にあり、2019年1月31日に出荷される予定らしい。

また、ノートパソコン風にする$450セットは2月末、$500セットと$1200セットは3月末に出荷だとか

2年遅れですね・・・


2019/11/15

さすがに出荷されたよね?と見てみたら、まだ基板作成とかやってるようで・・・

ASUS Eee PC 1215NにWindows10をインストールする

ジャンク4500円で入手したASUS Eee PC 1215NにWindows10をインストールした。

Windows10標準インストール完了後の状態では、ドライバがいくつか足りないので、追加する必要がある。

その0:Intel Graphics Media Accelerator 3150ドライバ
Windows10標準ドライバでは画面解像度がおかしな状態となっている。
Windows Updateで最新版のドライバがインストールされ、おかしな状態は解消されるので、画面解像度については直さず、そのままWindows Updateを実施すること。

その1:Nvidia IONドライバ
NVIDIAドライバダウンロードページ」の[ION]-[ION(Notebook)]-[Windows Vista 32bit or 64bit]-[Graphic Drivers]で検索して出てくるWindows10用のドライバでは、サポートされていないデバイスとなり、ドライバのインストールに失敗する。

いろいろ探したところ、「Nvida ION windows 10 64Bit Driver for ASUS 1215N」にGEFORCE R304 DRIVER (version 306.97)の「32bit用」「64bit用」であれば対応しているという情報を発見。
インストールしてみたところ、認識されたようでドライバが設定された。

駄目だったバージョン:310.90のwin8~vista用, 341.95のwin8~vista用とwin10用, 347.88のwin8/win7用

その2:タッチパッドドライバ
ASUS Eee PC 1215Nドライバー&ツール」から「Windows7 32bit or 64bit」の「タッチパッド」にある「TP_Synaptics_v14_0_16_C.zip」をインストール。
これをやらないと、次のATK(KBFilter)でタッチパッドのドライバが見付からないというエラーメッセージが表示されてしまう。
ただ、これを入れると、ホットキー操作が微妙な動作に・・・

その3:ホットキー操作用ドライバ
ASUS Eee PC 1215Nドライバー&ツール」から「Windows7 32bit or 64bit」の「ATK」にある「KBFilter.zip」をインストール。
AsusSetup.exeを普通に実行するとサポートしていないバージョンだと言われてインストールできない。
32bitの場合はWin7\AsusSetup.exe、64bitの場合はWin764\AsusSetup.exeのプロパティで互換性をWindows7に設定してから実行する。
前述のタッチパッドドライバをインストールせず、こちらのドライバだけをインストールした場合は、ホットキー操作の際にちゃんと画面上に操作したキーに関するグラフィックが表示された。
しかし、起動時にタッチパッドドライバがインストールされていないというメッセージが出てしまう。

その4:CPUの動作切り替えソフト
ASUS Eee PC 1215Nドライバー&ツール」から「Windows7 32bit or 64bit」の「ユーティリティ」にある「Super Hybrid Engine(SupHybridEngine-V2_13.zip)」をインストール。
これもAsusSetup.exeを普通に実行するとサポートしていないバージョンだと言われてインストールできない。
SuperHybridEngine_2.13.exeのプロパティで互換性をWindows7に設定してから実行する。

その5:カメラアプリ
ASUS Eee PC 1215Nドライバー&ツール」から「Windows7 32bit or 64bit」の「ユーティリティ」にある「YouCam Utility(YouCam-V2_0.zip)」をインストール。

さて・・・これで一通りインストールが出来た。
IONの威力でも試してみるか!と、さしあたって、ドラクエXベンチを起動・・・
エラーで起動できませんでした・・・・・・・
SuperHybridEngine UtilityでPerformance設定にしてみても状況は変わらず。
ION切り替えのあたりの問題っぽいんだけどなぁ・・・


「NVIDIA Optimus」で検索

Hone.のたま~に戯言「Windows10でnVidia Optimusが動かない場合の一時しのぎ技」に347.88-notebook-win8-win7-64bit-international-whqlはいける、というような記載がある。
GEFORCE GAME READY DRIVER 347.88「64bit版」「32bit版」が該当っぽいが、製品サポートリストが駄目っぽい雰囲気が・・・

みむらの手記手帳「VAIO Z VPCZ1 のグラフィクス機能を Optimus Technology を用いて動かす。
nVidiaドライバのinfファイルを書き換えて、強制的に認識させてドライバを適用するという手法。
署名を無視する設定にしなければならないが、これをすると地デジチューナーのアプリなどがうまく動かなくなる恐れあり

GEFORCE GAME READY DRIVER 341.81 64bit版」の製品サポートリストに「ION(Notebook)」があるが動くのか?
少なくともVAIOとFujitsu製品はサポート対象外らしい
リリースノートを読むと「NVIDIA Optimus technology is supported」だけど、「Hybrid Power technology is no longer supported.」という記述が・・・しかし、Hybrid Power technologyはNVIDIA Optimus technologyの前世代の技術のことのようなので、サポートされていなくても問題はなさそうだ。


ドラクエXが起動しない件は、nVidiaコントロールパネルの「3D設定」-「3D設定の管理」の「プログラム設定」にて、ドラクエベンチマークのexeファイルを指定して「高パフォーマンスNVIDIAプロセッサ」を使用する設定とすることで起動し、ベンチマークを取得することができた。

グラフィック設定:標準
解像度:640×480
表示方法:フルスクリーン
結果「評価:重い」「スコア:(1回目:1263),(2回目:1260)」

グラフィック設定を低品質に変えても「スコア:1351/重い」でした。

ASUS Eee PC 1215N用のACアダプタを安く調達(東芝/富士通系DC19Vアダプタ流用)

ASUS Eee PC 1215Nが、ジャンク4500円で売っていた。
外装に欠けがあり、ACアダプタ無しだけど、メモリ2GB、HDD 320GBはちゃんと残っている。
試しに電源を入れてみるとちゃんとBIOS画面が表示される。

ぱっと見、問題となりそうなのは、ACアダプタの入手性だけだったので、とりあえず、買ってみた。

ASUS Eee PCのACアダプタ情報を調べていくと、コネクタは「外2.5mm、中0.7mm」というサイズのものらしい。
しかし、実物持参で千石、マルツなど、秋葉原の部品屋さんを見てみたものの、それらしきコネクタが無い。

失敗したかなーと、Amazonを見てみると、使えそうなものを発見。

「汎用ACアダプター用出力DCプラグ変換アダプター (5.5mm×2.1mm ⇒ 2.5mm×0.7mm, 商品1点)」

変換元の「外5.5mm 中2.1mm」というのは東芝/富士通などのDC19Vを必要とするノートパソコンで良く使用されている形状。
うちにも、このアダプタであればいくつか転がっている。

というわけで、購入してチャレンジ!
asus-eee1215n

かなり安定度が無いですが、とりあえずは使えました。
慎重に差し込まないと折れてしまいそうな感じがします。

AndroidベースのRemix OS3.0搭載ノートパソコンAZPEN HYBRX A1160が$69(送料別)~

Android OSをベースに作成されているRemix OS。
これをつんだミニPCとタブレットは今までに発売されています。

そのうち、Jide Remix Miniについては、テックウインド社により日本で正式に発売もされています。

そのようなRemix OS搭載マシンですが、この度、ノートパソコン形態のものがKickstarter案件で登場しました。

Kickstarter:「Ultra Slim Laptop with Android 5.1 running Remix OS 3.0
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メーカページ「AZPEN HYBRX A1160

SoC: Allwinner A64(Cortex A53 4コア 1.3GHz)
RAM: 1GB or 2GB
ストレージ: 16GB or 32GB
ディスプレイ 11.6インチ(1366×768)
バッテリー 3.7V 6000mAh

バッテリーが3.7Vというので、5V給電でmicroUSB充電だったりするのかな?と期待したのですが、丸形のコネクタのようです。
まぁ、microUSB端子とケーブルの信頼性が低く、充電に不安があるから仕方ないですね・・・
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で・・・価格。

RAM 1GB/ストレージ 16GBモデルが$69
RAM 2GB/ストレージ 32GBモデルが$89
日本までの送料は$24

なかなか面白い値段ですね
Kickstarter:「Ultra Slim Laptop with Android 5.1 running Remix OS 3.0

現時点での発送予定は9月。

実現性という面についてですが、

実は、olimexという会社で去年の11月に「A64 OLinuXino OSHW Linux Laptop idea becomes more real 🙂」と「A64-OLinuXino OSHW 64-bit ARM DIY Laptop idea update」という記事がありました。
この2つの記事にあるノートパソコンによく似てるんですよね

というか、コレの商品化なんじゃないかと思ってます。
なので、実現する確率は非常に高いとふんでいます
ちなみに、olimixはgithubにていろいろ公開していて、Allwinner A64搭載のボード回路図も公開していたりします。

個人的には、このノートPCの中を開けると、ロジックボード部分がラズパイみたいな形で別基板になってたりしたら、面白いなぁ、とは思うのですが
さすがにそんなことはないでしょうね