楽天モバイルの無料サポータープログラムをWindowsタブレットDELL Venue 10 Pro 5055で使って見た

楽天モバイルの無料サポータープログラムのSIMをmicroSIMスロットがついているDELL Venue 10 Pro 5055にさしてみた。

SIMをさしてみると「Rakuten」と認識はしているものの通信が出来る状態にならない。

自宅だとバンド3の入りが悪いので安定してバンド3で受信できる環境で試してみると、アンテナピクトが増減しているので受信できているものの通信はできない。

DELL Venue 10 Proで使用されている通信カードは Dell wireless 5810e で、現状のfirmwareは FIH7160_V1.2_WW_01.1528.31 だった。

新しいバージョンってあるのか?と探してみたところ「Dell Wireless 5810e LTE Mobile Broadband Driver」に「汎用ファームウェアv1616.01」という記載が・・・

そういえば、Windows10をインストールした際にWindows標準ドライバで認識したのでこれをインストールしてなかったな、ということでインストール。

インストール後に再起動し、初回ログインをすると、firmwareアップデートが実行されました。

その結果、firmwareは「FIH7160_V1.2_WW_01.1616.01」になり、アンテナ認識は「Rakuten(LTE)」表記に変化。

APN設定は、以下でOKでした。

APN名:rakuten.jp
ユーザ名/パスワード:空欄
サインイン情報:なし
IPの種類:既定

なお、動作状況からみると Dell wireless 5810e はバンド18には非対応である模様

FIH7160で検索すると「インテル® XMM™ 7160 スリムモデム」が出てくる。どうやらこれを利用しているようだが、対応バンドとしては「15-band LTE, 8-band HSPA, 4-band EDGE, MSC33」としか記載されていないので実際にどこで使えるのかが分からない。

PinePhone BraveHeart Limited Edition購入申し込み

Allwinner A64搭載のオープンハードウェア「PinePhone BraveHeart Limited Edition」の申し込みが始まったので手続きしてみた。

「BraveHeart Limited Edition」 とは「勇者の心」、意訳すると「人柱エディション」ですね。

どう人柱なのかというと、まず、発送時のハードウェアにはOSが入っていない。

先行してOS開発者向けにPinePhone Developer kitというのが2019年初頭から出回っていて、いろんなOSが開発中。

どんなOSがあるかと「Project Don’t be evil」のページを確認してみると・・・

OS名称ベース
Postmarket OSAlpine Linux
UBPortsUbuntu Touch
KDE Plasma MobileUbuntu Touch+Lineage OS/KDE
Sailfish OSMeeGo OSだけどAndroid寄りの商用
Maemo LesteMeeGo OS 
NixOSLinuxベースの関数型ディストリビューション
LunaOSpalmOSの末裔webOS
Nemo MobileSailfish OSの全てをOSS実装に?

Allwinner SoCなだけあってLinux kernelベースのものがずらりと並んでいます。

現状は基本的にUbuntuなどが稼働しているマシンにUSB接続してfirmwareを書き込むという感じになっている。

人柱エディションを卒業するまではこの初期導入の高さは抜けられないでしょう。

次に、メモリスペックが2GBというところが難点といえば難点ですが、そもそも↑であがっているOSが動くハードウェアでメモリ2GBって普通なので、まぁ・・・

PinePhoneの通信関連のスペックは下記の様になっている。

  • Worldwide, Global LTE bands
  • LTE-FDD: B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B12/ B13/ B18/ B19/ B20/ B25/ B26/ B28
  • LTE-TDD: B38/ B39/ B40/ B41
  • WCDMA: B1/ B2/ B4/ B5/ B6/ B8/ B19
  • GSM: 850/900/1800/1900MHz
  • WLAN: Wi-Fi 802.11 b/g/n, single-band, hotspot
  • Bluetooth: 4.0, A2DP
  • GPS: Yes, with A-GPS, GLONASS

使用されるモジュールは「Quectel Wireless EG25-G」で、メーカ製品ページには「JATE/TELEC」と技適などが取得されているような記述が・・・まぁ、アンテナ込みでの認証になるところチップのみ提供っぽいから無理なような気が・・・

ともかく到着が楽しみです

FortiClientのSSL-VPNが80%ぐらいで-12のエラーとなり接続出来ない

FortiClientのSSL-VPNを設定し、接続しようとしたら80%ぐらいのところで「 Unable to logon to the server. Your user name or password may not be configured properly for this connection. (-12) 」というエラーとなり接続できない。

ぐぐってでてきたFortinetフォーラムの「Error Forticlient stop 80%」は2017/02/10の書き込みながら、2019/01/23のコメントとしてWindows10の場合の事例について記載があった。

で、この記載を実施したところなおった。

「Internet Explorer」を開き、「インターネットオプション」の「詳細設定」を開く

上記の「Internet Explorerの設定をリセット」にある「リセット」を実行する。

実行後は一度再起動する。

再起動後、 「Internet Explorer」を開き、「インターネットオプション」の 「セキュリティ」を開く。

上記の「信頼済みサイト」を選択し、「サイト」をクリックする。

開いたウィンドウではSSL接続先のホスト名もしくはIPアドレスを登録する。(不要かも?)

ここで一度、FortiClientを起動してSSL-VPNが接続できるかを確認する。

まだ接続できないようであれば、「コントロールパネル」を開く

「プログラムのアンインストール」を選択

「FortiClient」を選択し「修復」を行う。

修復完了後は、再起動を行う。

おそらく、これでSSL-VPNが接続できるようになると思われる。


後日、「Unable to establish the VPN connection. The VPN server may be unreachable. (-14)」というエラーがでる・・・なんで?

(これは接続先が停止していたためと判明)


2021/01/06追記

新端末で「ステータス: 98%」で時間がかかって、エラーも何も出力されないまま、パスワード入力要求まで戻る、という現象が発生

調べると「IPv6を無効にする」なんて対処がでてきたりするが、デバイスマネージャでネットワークアダプターの項目にある「WAN Miniport (IP)」を削除し、Windows再起動してWAN Miniport(IP)を再作成すればいけるらしい

楽天モバイルの場合はIPv6周りの動作の問題で、対処方法については「楽天モバイル回線でForticlientによるSSL-VPNを行うと98%で止まるがエラーもない件の対処」に記載した。

TP-linkのPLCアダプタTL-PA4010KITを買った

ハムフェアいったらTP-linkのPLCアダプタ TL-PA4010KITが未開封1000円で売られていた。

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海外だと2000Mbpsとか1300Mbps対応のシリーズが販売されているけど、日本だと30MHz未満までしか使えないので、600Mbps対応までしか販売されていない。

1000円で試せるならお買い得、ということで購入した。

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思ったより小さいんだなぁ、と思いつつ、とりあえず、推奨されない接続方法であるところのタップ接続を試した。

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ルータ直下にOrange Pi PC2を置いて、そこでiperf3のサーバを起動し、Windowsパソコン上からiperf3クライアントを実行して速度を測定してみた。

・・・ちなみに昔だったらnetperfを使うところなんですが、いまはwindows用のnetperfバイナリが手に入らないので、Download iPerf for Windowsにてダウンロードします。

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さすがにタップはダメか、と壁コンセント直結に変更して再測定。

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もう1つ、ルータ側のPLCアダプタのコンセントも変えてみた。

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ちなみに、同じパソコンを使って、 WXR-1750DHP 802.11a/20MHz 288.9Mbps接続 のWiFi環境で計測してみたらこんな感じでした。

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まとめると下記の様な感じですね。

 送信受信
WiFi81.8Mb/s81.8Mb/s
PLC タップ21.1Mb/s21.0Mb/s
PLC 壁コンセント35.2Mb/s35.2Mb/s
PLC ルータ側改善40.4Mb/s40.4Mb/s

残念ならが、いまどきのWiFi環境を置き換えるには遅い感じですね。

ちなみに、こいつ、firmwareを書き換えるとHomePlug AV2という上位規格にも対応するという話が・・・

公衆無線LANサービスで使えるアクセスポイントのメモ 2019/08/28版

過去に「公衆無線LAN ワイヤレスゲートとWi2の比較(2014/10/01改訂)」という記事を書いたが、いまもアクセスがあったりするので内容更新。


ワイヤレスゲートWi-Fi

WIRELESS GATE

税抜き537円、税込み537円

使えるアクセスポイント

・『mobilepoint』/『mobilepoint1』/『mobilepoint2』
・『Wi2』/『Wi2_club』
・『eo』/『eo_WPA2/EAS』
・Fonエリア 『FON_FREE_INTERNET』/『Fon WiFi』

Wi2 300 公衆無線LAN

税抜き362円の月額か、6時間税込み350円のワンタイムプラン

使えるアクセスポイント

・ベーシックエリア 『Wi2』/『Wi2_club』 『』
・オプションエリア(追加料金) 『Wi2premium』/ 『Wi2premium_club』
・BBモバイルポイント 『mobilepoint』/『mobilepoint1』/『mobilepoint2』

エネコネクト

無料プランとスタンダードプランの税込み390円がある。

使えるアクセスポイント

・『mobilepoint』/『mobilepoint1』/『mobilepoint2』
・『Wi2』/『Wi2_club』 /『Wi2_free』
・『wifi_square』

どうやらこれ以外にも各所に点在する地域の無料WiFi系への接続テンプレートも持っているようだ。

UQ Wi-Fi

UQ WiMax利用ユーザのみ無料で使用できる。単体契約は無い。
東海道新幹線待合室と車内、常磐線特急車内、都営地下鉄駅構内にアクセスポイントがある。山陽新幹線区間では通信できない。

・「UQ_Wi-Fi」

BBモバイルポイント

BBモバイルポイント

現在はBBモバイルポイント単体での契約はできない模様。

(2015年まではプリペイドプランがあったが廃止された。)


以前あった「eoモバイルWi-Fiスポット」は2016/03/31に終了 「「eoモバイルWi-Fiスポット」および「BBモバイルポイント for eo」のサービス提供終了について