Spreadtrum SC7710が正式発表してた

9月に「Spreadtrum SC7710搭載のAndroidが日本公式発売!その名もfreetel!」という記事で紹介した中国Spreadtrum社のWCDMA対応チップセットSC7710について、正式な出荷アナウンスが10月29日に出ていた。

プレスリリース
:「Spreadtrum Announces Mass Production of WCDMA/HSPA+ Smartphone Chipset SC7710
製品情報:「SC7710: Single-core WCDMA/HSPA+ Chipset

ダイアグラムも以前のリーク図とほぼ同じ感じですね。
SC7710框图

Cortex-A5 1GHz(1コア)
GPU Mali-400
WCDMA Category14(= HSPA+ 21.1Mbps)
RAM 1GB/ROM 4GBまで
Dual SIMサポート(GSM側と思われる)

チップセットとしては「Support 3GPP Band I to Band VI, Band VIII, Band IX, and Band X」ということで日本で関係してくるのは以下の4つの周波数帯に対応しているようです。

Band I 2100MHz=ドコモ,ソフトバンク
Band VI 800MHz=ドコモ(FOMAプラスエリア)
Band VIII 900MHz=ソフトバンク(プラチナバンド)
Band IX 1700MHz=イーモバ,ドコモ

日本以外での採用例を見ないBand VIとBand IXをわざわざ記載しているので、きっと、freetelから出てくるやつも、FOMAプラスエリアとか対応してくれているんでしょうね!!!

で、発売どうなってるのかな?freetel!

iPhone5s/iPhone5cもどきの中華Android一覧 2013/11/07

とりあえずリストアップ。
前半は「iPhone5sもどき」、後半が「iPhone5cもどき」です。

iPhone5sっぽい中華Android一覧

<入手可能品>

・「Thunderbird Golden i5s」
MTK MT6572搭載のiPhone5sもどき。
液晶:854×480
なぜか金色バージョンのみ入荷
RAM 1GB/ROM 8GB

・「Kiphone 5s」
MT6572搭載のiPhone5sもどき。
液晶:854×480
白/黒/金色(+5ドル)がある
RAM 1GB/ROM 8GB。
Atutu Benchmark 10209
「GSM only版」と「WCDMA(3G)版」があるので注意。
発注の標準選択は「2G GSM」になっているので、そのまま発注すると悲劇が訪れるので注意。
日本で使うには、オプションの「3G WCDMA [PlusUSD:20.00]」を選択すること。

・「Hero 5S」
MT6572M搭載のiPhone5sもどき。
液晶:800×480
白/黒/金色がある
RAM 512MB/ROM 4GB
GSM onlyのため価格が安い。

・「M102 Google 5S」
MT6572搭載のiPhone5sもどき。
液晶:800×480
RAM 512MB/ROM 4GB
SIM:Dual Normal SIM

・「Zophone I5S」
MT6577搭載のiPhone5sもどき。
MT6572ではなく、1世代前のMT6577であることに注意。
液晶:854×480
RAM 1GB/ROM 4GB
SIM:Nano SIM

<未発売 or 発売中止?>

・「Thunderbird i5s」
MTK MT6589TのiPhone5Sもどき。
液晶:1920×1080
白/黒あり
RAM 2GB/ROM 32GB

・「Thunderbird Golden i5s」
MTK MT6589TのiPhone5Sもどき。
液晶:1920×1080
金色バージョンだけ別枠
RAM 2GB/ROM 32GB


iPhone5cっぽい中華Android一覧

<入手可能品>
・Kiphone 5c
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:800×480
白/青/赤/黄がある
RAM 512MB/ROM 4GB
Atutu Benchmark 9248

・「Thunderbird i5c 6572」
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:854×480
白/青/赤/黄がある
RAM 512MB/ROM 4GB
Atutu Benchmark 10325

・「Goophone i5c」
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:854×480
白/青/ピンク/黄/緑がある
RAM 512MB/ROM 4GB
アップルロゴのところに蜂のロゴがある
3Gの対応が2100MHzのみの模様

・「5C+」
MTK MT6572W搭載のiPhone5cもどき。
液晶:800×480
白/青/ピンク/黄/緑がある
RAM 512MB/ROM 4GB
3Gは2100MHzのみの対応

・「M103 Google 5C」
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:800×480
RAM 512MB/ROM 4GB
SIM:Dual Normal SIM

<未発売 or 発売中止?>

・「Bear-5C」
Snapdragon 600搭載というのが非常に嘘くさい。
液晶:1920×1080
白/ピンク/黄/青/緑がある
RAM 2GB/ROM 32GB
iPhone5sもどきならともかく、iPhone5cもどきとしてはスペックが高すぎるので、発売中止になったんじゃないかと思われる。

・「Thunderbird i5c」
MTK MT6589搭載のiPhone5cもどき
液晶:1280×720
白/ピンク/黄/青/緑がある
RAM 1GB/ROM 32GB
こっちのバージョンは発売中止になった可能性が高い

MTK MT6582 / MT6588 / MT6592 について

いよいよMediaTekの8コアCPU MT6592が登場してくるようで、搭載製品情報などいろんな情報が出てきました。
MT6592自体のスペックとして、以前 2013/7/3に「8コアMT6592を含めた最近のMediaTekチップについてのまとめ」というのを書きましたが、まぁ、そこで書いたのとそんなに変わらない感じではありますが、GPU関連のあたりが、確定情報という感じになってきました。

基本的に、MediaTekの新ラインナップのGPUはARM Mali-4xx系という感じになったようです。

情報源は下記の2つ

MTK手机网:内建MALI-450MP4!MT6592/MT6588规格揭密
Weibo(中国のtwitterみたいなの)の潘九堂さんの発言より画像引用

5d942931gw1e9ykop2k43j20ms0dc0vz

MT6572 MT6582 MT6588 MT6592
ピン互換性あり
プロセス 28nm 28nm HPM
CPU 2xCortex-A7,1.3GHz
32KB/32KB L1, 256KB L2
4xCortex-A7,1.3GHz
32KB/32KB L1, 512KB L2
4xCortex-A7,1.7GHz
32KB/32KB L1, 512KB L2
8コア,1.7~2.0GHz
32KB/32KB L1, 1MB L2
メモリ LPDDR2 266MHz LPDDR2 533MHz LPDDR2 533MHz
LPDDR3 666MHz
LPDDR2 533MHz
LPDDR3 666MHz
カメラ 5MP YUV 13MP ISP 13MP ISP 13MP ISP
ビデオ Decode 720p 30fps 1080p 30fps 1080p 30fps H.264
720p 30fps HEVC/VP9
1080p 30fps
HEVC/VP9/H.264
ビデオ Encode 720p 30fps 1080p 30fps 1080p 30fps 1080p 30fps
GPU Mali400-MP1 500MHz Mali400-MP2 500MHz Mali450-MP4 600MHz Mali450-MP4 700MHz
ディスプレイ qHD 960×540 HD720 1280×720 HD1080 1920×1080 HD1080 1920×1080
モデム(無線) HSPA+&TD-SCDMA HSPA+&TD-SCDMA HSPA+&TD-SCDMA HSPA+&TD-SCDMA
周辺回路 統合型
Wi-FI bgn/BT/FM/GPS
統合型
Wi-FI bgn/BT/FM/GPS
統合型
Wi-FI abgn/BT/FM/GPS
統合型
Wi-FI abgn/BT/FM/GPS

IHD Galaxy S4 H9503はWCDMA 2回線行けるのか?

2013/11/07追記

届いた人がいるようですが、残念なことにWCDMA 2回線は無理だったようです。
【3G+3G同時待ち受けデュアル】dual sim 機 part1の672~673」より引用

672 :SIM無しさん:2013/11/07(木) 15:39:03.63 ID:XGflwQyb
H9503、明日届くみたいだけど・・・
他のサイトやら、色々見てると、やっぱダメな予感の方が90%を超えてきたな~

673 :SIM無しさん:2013/11/07(木) 16:58:24.90 ID:HH0HA0dR
残念…
http://iup.2ch-library.com/i/i1056028-1383811005.jpg
i1056028-1383811005

上記画像についての説明
MediaTek系のDual SIM端末は、WCDMA(3G)回線が1つしかサポートしていない場合であっても、SIMスロットはどちらでも使えるものが多い。
ただし、どちらか1スロットのみがWCDMA(3G)回線の待受ができる、というようになっており、その選択画面が上記となります。
これが出てしまっているので、WCDMA回線は1つしか使えないということになります。


fastcardtechを見ていたら興味深いものが・・・

Real Three Sim-card standby (WCDMA 3G/GSM + WCDMA 3G /GSM + GSM)

Connectivity Technology: GSM + WCDMA(Dual Normal(WCDMA+GSM) + Micro(WCDMA) Simcard)

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たしかにSIMスロットの2つに「WCDMA/GSM」の文字が・・・
はたして・・・ホントにWCDMA(3G)が2回線使えるのか・・・

LeadcoreのAndroid向けCPU LeadCore LC1813/LC1810

fastcardtechを見ていたら、「LC1810」なるものを積んだK-Touch T6なんてものが入荷していた。

TD-SCDMAということで、日本では実用にならないけど、どういうものか調べてみた。

LC1810を作っているのは「Leadcore Technology(联芯科技有限公司)
TD-SCDMA対応のモデムとか、Android向けCPUを作っている。
最近ではTD-LTE/TD-SCDMA両対応のチップとかも作っているようだが、Android向けの統合CPUはまだである模様。

LC1813
2013年9月出荷開始
Cortex-A7 Quadcore
GPU Mali400 dualcore
1300万画素カメラ対応
1080pビデオの視聴
「TD-SCDMA/GSM」+「GSM」のDual SIM対応
40nmプロセス製造

LC1810
Cortex-A9 Dualcore 1.2GHz
GPU Mali400
1920×1080 Full HD対応
1080pビデオの視聴
2000万画素カメラ対応
HDMI 1.4a 3D対応
「TD-SCDMA/GSM」+「GSM」のDual SIM対応
40nmプロセス製造
0509-(10)

LC1811
LC1810の廉価版。
周波数が1.0GHz~1.2GHzだったり
液晶が1280×800 WXGAとか
カメラは800万画素とか

中華系のLTEチップメーカのメモ書き」に関連記事あり