iPhone5cっぽい雰囲気の中華Android端末が入手可能に

fastcardtechにてMediaTek MT6572(2コア)端末のiPhone5SもどきKiphone 5CがIN STOCK表示に!

上記では「$119」ってなっていますが、400台限定で$99.99とのこと・・・・まぁ、いままでの事例的にはたぶん限定ではないとは思いますけど・・・
果たして、完成度はいかほどに?

とりあえず発注を入れてみたのでお楽しみに・・・

なお、fastcardtechでは、他にも、いろいろiPhone5s/5cもどきを取扱中。
ただし、まだ在庫がないのがほとんどですけど。

・「Bear-5C」
Snapdragon 600搭載というのが非常に嘘くさい。
ダマされてもいい覚悟でどうぞ。

・「Thunderbird i5s」
MTK6589TのiPhone5Sもどき。
まぁ、スペック的には順当。
メーカ的にはiPhone4Sの時は良かったみたいだけど、iPhone5もどきは出さなかった。

・「Thunderbird i5c」
いまさらMTK6589と、Tじゃない方、というのがちょっとアレな感じがする、iPhone5cもどき。
メーカ的にはiPhone4Sの時は良かったみたいだけど、iPhone5もどきは出さなかった。


2013/10/13追加

・「Thunderbird i5c 6572」
上のThunderbird i5cってほんとに出てくるのかが怪しくなった。
CPUがスペックダウンしたMTK MT6572搭載のThunderbird i5cというのが発売開始になった。
Kiphone5cより値段がちょっと高い。


2013/10/30 追加

・「Thunderbird Golden i5s」
MT6572搭載のiPhone5sもどき。
なぜか金色バージョンのみ入荷

・「Kiphone 5s」
これもMT6572搭載のiPhone5sもどき
「GSM only版」と「WCDMA(3G)版」があるので注意。
日本で使うには、オプションで$20増加の「3G WCDMA [PlusUSD:20.00]」を選択する必要がある。

MTK端末で掴んでる周波数を確認する方法 MTK Engineering Mode

MediaTek社のチップを使ったAndroid端末で、いま使ってる周波数帯域がどこなのか確認する方法がないのかなぁ、と調べていたら発見。

MTK Engineering Mode

ちなみに最初の画面でだけ広告表示があります。


<使用に際しての注意>
下記で説明している「NetWorkInfo」内でのチェックボックスですが、選択する項目によっては、実行以後、電源を切るまでAndroid側で3Gが使えなくなるものがあるようです。
具体的にはアンテナが立たなくなります。立たない場合でもMTK Engineering Mode内では電波がちゃんと検出されています。
この様な場合は、1回電源を入れ直すと、正常な状態に戻ります。


起動するとこんな画面。
device-2013-09-30-003136

「MTK Settings」を選ぶ
device-2013-09-30-003157

いろいろ機能がありますが、今回の目的は「NetworkInfo」です。
device-2013-09-30-003236

いろいろチェックボックスがありますが、「3GCsceEMServセルステータスInd (RR 3G CsceEMServCellSStatusInd)」にチェックを入れます。
device-2013-09-30-003305

チェックを入れたあと、メニューボタンを押すと上記の様に「Check Information」が出てくるので、それを選択します。

そうすると、以下のような感じで情報が表示されます。

device-2013-09-30-003312
上記の場合、「Band 0」つまり、2100MHz帯を使っている、ということになります。

ちなみに、うちの場合、電波の入りが微妙なようで、以下の様に「Band 6(800MHz帯)」の基地局を使ってる場合も多いようです。
device-2013-09-30-004347

Spreadtrum系を改造するためのメモ書き

Spreadtrumチップを採用したAndroidを改造するためのメモ書き。

対象は以下のチップセット
・GSM向けのSC6820(Cortex-A5 1core 1GHz), SC6825(Cortex-A5 2core 1.2GHz)
・TD-SCDMA向けのSC8810(Cortex-A5 1core 1GHz), SC8825(Cortex-A5 2core 1.2GHz)
・WCDMA向けのSC7710(Cortex-A5 1core 1GHz)

「SC6820/SC8810」と「SC6825/SC8825」は兄弟モデルといっていい感じのもので、超廉価向けGSM onlyのSC68xxと、中国国内向けTD-SCDMAのSC88xx、というようなすみ分け。

今回、SC7710というWCDMA向けが加わったんだけど、2coreにした、SC7725は出てこないのかな?

・・・それはさておき、改造の話。

正直余り資料はない。

とはいえ、4月に「Firefox OSがSpereadtrum SC8810対応に?」という記事でFirefox OSがSC8810対応になった、ということ書いたように、Spreadtrum社としては、いろいろ開発に参加しているようで、期待は持てる。
(2012/06/16のSpreadtrum社のFirefox OSに関するプレスリリース)

それでは、以下にいろいろ調べた内容をメモっておく。

SPD 8810 6820 reset google account ….
電源ボタン+音量アップボタンを同時押しすると、fastboot modeで起動。
「fastboot oem unlock」でロックが外れるとかなんとか

使えるfastbootコマンドの範囲が不明だが、送り込んだbootイメージから起動とかできると面白いのだが・・・

[Q] Rooting Chinese Spreadtrum Phone w/ Android 4.0.3
SC8810(TD-SCDMA向けチップ)を使ったAndroidでrootを取るには?という質問

Root MANY ANDROID! [Upd: 18.06.2013] – Switched to improved method」のroot取得方法が薦められている。

Rooting Every Spreadtrum SC6820/SC8810 phones ! (1.5)
こっちの記事だとX-Rayってソフトを薦めている。
その他にもいろいろなことについて書いてある

Spreadtrum SC6820/SC8810 Full Backup
フルバックアップの作成方法

MC Tool Box
Spreadtrumチップ採用のEEPROM編集機能、MTK系のIMEIなどの焼き直し機能、などを持っているハードウェア?
Android向けじゃなくて、フィーチャーフォンを含んだ全体的なものっぽい

GPGDRAGON
これもMC Tool Boxと同様なハードウェア

Spreadtrum SC7710搭載のAndroidが日本公式発売!その名もfreetel!

なんと、Spreadtrum SC7710搭載のAndroidが日本公式発売!その名もfreetel!

freetelという名称でSpreadtrum社のCPU SC7710搭載のAndroidフォンが日本で公式に発売されるそうです。

シネックスインフォテック株式会社「プラスワン・マーケティングと国内最安値クラスのSIMロックフリースマートフォンを提供
製品公式ページ「freetel

6月に中国のサイトで「展讯首颗WCDMA手机芯片SC7710曝光」とか「展讯W平台SC7710,单核心的“核武器”?」というような感じで、3.5インチ~4.0インチクラスで、Cortex-A7 dual coreのMTK MT6572対抗のCPUが出る、という話がありました。
ただ、「Spreadtrum社製品一覧」にはフィーチャーフォン向けのSC7701Bはあっても、Android向けのSC7710は無かったので、存在を疑問視していました。

それが、まさか、いきなりの日本発売を果たすとは驚きです。

Spreadtrum社のSC7710はどんなCPUであるのか?

画像は「展讯W平台SC7710,单核心的“核武器”?」より

Cortex-A5 1GHz(1コア)
GPU Mali-400
WCDMA Category14(= HSPA+ 21.1Mbps)
20130626090037156

おそらくはTD-SCDMA向けチップとして先行しているSC8810のWCDMA版なんでしょうね

現行のSpreadtrum社のラインナップ的には以下の3ライン
・GSM向けのSC6820(Cortex-A5 1core 1GHz), SC6825(Cortex-A5 2core 1.2GHz)
・TD-SCDMA向けのSC8810(Cortex-A5 1core 1GHz), SC8825(Cortex-A5 2core 1.2GHz)
・WCDMA向けのSC7710(Cortex-A5 1core 1GHz)

超廉価向けGSM onlyのSC68xxと、中国国内向けTD-SCDMAのSC88xxがあり、それぞれ1コア、2コアモデルがある、という感じ。
そこに今回、WCDMAモデルのSC77xxが追加、という感じなのに、1コアモデルのみって・・・・

しかも、シングルコアなのに、Dual coreのMT6572対抗とか言っちゃってだいじょぶなのか?

で・・・今回の製品「freetel」はどんなスペックなのか?

3.5インチ QVGA(480×320)液晶搭載
RAM 512MB/ROM 512MB
Android 4.1.2
カメラ 前面30万画素、背面200万画素
ストラップホールは恐らくない

公式サイトに掲載されている写真は実機そのものではない模様。
130910_01_img01

RAM 512MB/ROM 512MBで、Android 4.1.2は、かなりキツイです。
いま、うちに、RAM 512MB/ROM 512MBで、Android 4.0.4を載せたやつがありますが、ストレージがぱんぱんで、日本語IMEを入れてしまうと、他はtwitterクライアントぐらいしか入らないぐらいの容量のなさです。

この製品は、ストレージの少なさを、どう回避しているのか、気になるところです。

いろいろぐぐってみると、同じ外見で似たスペックのものを発見。

Shenzhen Kotena Technology Co. Limited「3.5-inch Smartphone with Google’s Android 4.1/SC7710 Cortex A5 1.0GHz CPU (Model Number: W7712)
globalsource-android
これは、RAM 256MBだけど、カメラは前面130万画素,背面300万画素良くなってる。

Ying Tai Electronics Co., Ltd.「Best low end cheap 3g android phone with android 4.1(Model GN351)
Low_end_cheap_3g_android_4_1
こっちは、RAM 256(オプション512)MB、カメラは同じ。
GPSがオプションとなっているんだけど、freetelは、ちゃんとGPSついてるのかな?

上記画像に書かれてるURLを元に探すと、深圳市科永泰电子有限公司「厂家直供低价3G智能手机 展讯7701 智能机厂家 安卓手机生产商」に行き着く。
ここだと、3000台発注時に1台あたり245人民元(4千円)だそうな。(おそらくRAM 256MB版の値段)

で・・・このfreetelの日本でのお値段はというと、1万5千円程度らしい。

このスペックだと1万以上は出せないかなぁ・・・
だって、元値が5千円程度な上に、Cortex-A7 DualcoreのMTK MT6572搭載4.0インチ(800×480)中華Androidを輸入したとしたって、82.56ドル(送料込)なんだぜ・・・
売れるのかなぁ????これ

3SIMのAndroid Goophone X1+とiHD Galaxy S4 U9503

3SIMのAndroid Goophone X1+ですが、届いた人がいました。

いろいろ情報を拾っていくと、Goophone X1+は、「WCDMA+GSM」+「GSM」+「GSM」という構成のようです。
(もしかすると「WCDMA+GSM」+「TD-SCDMA+GSM」+「GSM」という可能性がなくもないですが・・・)

fastcardtechにもGoophone X1+こないかなー?と思っていたら違うものが・・・


「iHD Galaxy S4 U9503」という名前で、ぱっと見、Goophone X1+と同じ。
スペックも同じ。
バッテリーが2個ついてくる、というのまで同じ。

じゃぁ、全く一緒なのかというと、外見上に違いが・・・
背面のフラッシュライトの位置が、カメラの右 or カメラの下、という。

まぁ、これくらいの差異は、中華Androidじゃ良くあることですけどね。