Windows Live メール 2012で「メッセージを表示できませんでした」となる

注: 必要な作業は「レジストリを設定してOS再起動」です。Liveメールの設定を確認する必要はありません。設定確認はきちんとした原因調査したい場合に行う操作です。

2020/12/23追記

2020年5月リリースのWindows 10 20H2適用後、「0x800c013e 不明なエラー」というエラーで使えなくなる、という件が発生しているようで来訪が多い。

うちのテスト用Windows10はこの記事を書いた10月時点ですでにWindows 10 20H2になっており「0x800c013e 不明なエラー」が発生していました。

そこで、このページのレジストリ設定を行ったところ、Windows Liveメール2012を使ったメール送受信は可能となりました。2020/12/23時点でもIMAP/POP3メール受信,SMTPメール送信ともに出来ています。

また、エラーがでたのでメールアカウントの再設定などを試そうとしている場合の注意点があります。

Windows Liveメールはサポートが切れて数年経ちますので、各メールサーバの設定案内で記述が削除されており、他のメールソフトの設定ページにある設定を利用しているのではないかと思います。

しかし、Windows Liveメールで使えるメールサーバ設定は10年以上前のメールサーバ用の設定であり、2020年のメールサーバが備えてる設定ではアクセスができないものがあります。

詳細については「Windows Liveメール2012で使えるメールサーバ設定」を見てください。

追記終了


メールサーバを管理しているといろんなユーザがいるわけです。

とっくにサポートが切れたWindows Live メール 2012をWindows10上で使っている人、とかね。

そんな人からの問い合わせに対応するために検証用Windows10にWindows Live メールをセットアップしてみたら、メールが表示されない。

「メッセージを表示出来ませんでした」ってなんだ?

いろいろ調査してみると、[オプション]-[メール]-[詳細設定]の「メンテナンス」でどんな状態にあるか確認できるらしい(注:これは調査のための操作なので、特にやる必要はありません)

これの「トラブルシューティング」の「全般」と「メール」にチェックを入れて、「保存先フォルダー」に書かれたディレクトリにあるWindowsLiveMail.log にログが出力されるようになる。

受信トレイのメールをクリックしてみると下記の様な「Zone_MailChk ERROR: (storutil.cpp:3965), failed with 0x800C013E」などのエラーが出力される。

[15:11:00.34] 4138                 Mail:            Zone_MailChk ERROR: (msgfldr.cpp:2741), failed with 0x800C013E  
[15:11:00.34] 4138                 Mail:            Zone_MailChk ERROR: (msgfldr.cpp:905), failed with 0x800C013E  
[15:11:00.34] 4138                 Mail:            Zone_MailChk ERROR: (storutil.cpp:3965), failed with 0x800C013E  

この情報を元に検索したところ、2020/08/26付けの「Windows Live Mail」というマイクロソフトコミュニティの書き込みを発見。

レジストリエディッタで「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows Live Mail」直下にDWORD(32bit)で3つのキーを値「1」で新規作成して、Windowsを再起動してWindows Liveメールを開き直すとメッセージが読めるようになる、と。

作成するDWORDキー
  RecreateFolderIndex
  RecreateStreamIndex
  RecreateUIDLIndex

(該当する3つのキーの値は1回Windows Liveメールを起動することで「0」に戻ります)

この手順を実施したところ、ちゃんとメッセージが読めるようになりました。

Outlook2019で iredmail(postfix/dovecot)環境を登録しようとするとエラーになる

Becky!やThunderbird、Windows Live 2012では問題なく動いていたのだが、Outlook 2019(およびOffice 365のOutlook)に対してメールを新規登録した場合、うまく動かない、というクレームがあったので調査

姉妹記事:「Windows Liveメール2012で使えるメールサーバ設定」Outlookについての言及もあり

要点

その1: SSL対応するならちゃんとすること

自己署名SSLや、メールサーバとして指定したホスト名がSSL証明書に含まれていないとエラーになる。

Let’s Encryptでやっても良いが、POP3/IMAP/SMTPサーバ名でSSL証明書が発行されていること。

その2: Outlook側の「ユーザー情報」の「名前」が空欄は不許可

ここが空欄になっていると、メール送信がエラー(エラーコード 0x800c8101) になる。

成功例:IMAP設定の場合

上記では送信サーバ(SMTP)のポートが「587」となっているが、プロバイダ側で許可されている場合はポート25でも良い。

成功例:POP3の場合

上記では送信サーバ(SMTP)のポートが「587」となっているが、プロバイダ側で許可されている場合はポート25でも良い。


エラーログ集

SMTPサーバ指定を暗号化なしに設定した場合

使用する暗号化接続の種類を「なし」に設定した場合、エラーになった

Outlook側エラー「テスト電子メール メッセージの送信: このクライアントでサポートされている認証方法が、サーバーでサポートされていません。」

サーバ側のmaillog出力

Oct 13 10:41:28 mailserver postfix/submission/smtpd[16308]: connect from test.example.com[xxx.xxx.xxx.xxx]
Oct 13 10:41:28 mailserver postfix/submission/smtpd[16308]: lost connection after EHLO from test.example.com[xxx.xxx.xxx.xxx]
Oct 13 10:41:28 mailserver postfix/submission/smtpd[16308]: disconnect from test.example.com[xxx.xxx.xxx.xxx]

SMTPサーバ指定をSSL/TLSに設定した場合

送信サーバの使用する暗号化接続の種類を「SSL/TLS」に設定した場合もエラーになった。

Outlook側のエラーメッセージ

テスト電子メール メッセージの送信: このサーバーは、指定した種類の接続暗号化をサポートしていません。暗号化方式を変更してください。詳細については、メール サーバーの管理者かインターネット サービス プロバイダー (ISP) に問い合わせてください。

メールサーバ側maillogのエラーメッセージ

Oct 13 10:46:34 mailserver postfix/submission/smtpd[18081]: connect from test.example.com[xxx.xxx.xxx.xxx]
Oct 13 10:46:34 mailserver postfix/submission/smtpd[18081]: lost connection after UNKNOWN from test.example.com[xxx.xxx.xxx.xxx]
Oct 13 10:46:34 mailserver postfix/submission/smtpd[18081]: disconnect from test.example.com[xxx.xxx.xxx.xxx]

存在しないポートを指定した場合

誤って不適切なポートを指定した場合、下記の様なエラーとなります。

テスト電子メール メッセージの送信: 送信 (SMTP) メール サーバーに接続できません。このメッセージを引き続き受信する場合は、サーバー管理者かインターネット サービス プロバイダー (ISP) に問い合わせてください。

ESXi ARM Editionをラズパイ4にインストールした

VMware Flingにて「ESXi ARM Edition」が公開された。

早速、ラズパイ4の8GBモデルにインストールしてみた。

用意するもの
・ラズパイ4の4GBか8GBモデル
・UEFI起動専用microSD
・ESXiのインストーラーISOを書き込んだUSBメモリ
・ESXiのインストール先になるUSBメモリ(USB2.0だとインストール先に設定できなかった)
 (iSCSI LUNにもインストールできるらしい)
・Raspberry Pi OSをインストールしたmicroSD

(2020/10/14追記 一番最後にmicroSD無しで起動させる手順を追加。1回インストールが完了した後の操作になります)

インストール手順

(0) ラズパイ4のEEPROMを最新版にする

まず、純正のRaspberry Pi OSをインストールしたmicroSDで起動して
「sudo rpi-eeprom-update」を実行。

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上記のように「*** UPDATE AVAILABLE ***」と表示されている場合は、新しいバージョンが出ているので「sudo rpi-eeprom-update -a」を実行しアップデートトリガを建てたあと、OSを再起動(reboot)する。

再起動後、下記の様に「up-to-date」表示となることを確認する。

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(1) VMware Flingsの「ESXi Arm Edition」からファイルを入手

VMware Flingsの「ESXi ARM Edition」からISOイメージを入手

なお、マニュアルは「ESXi-ARM-ISO」と表示されているプルダウンメニューを開くと選択できるようになっている。

(2) UEFI起動専用microSD にUEFIファイルを置く

まず、パソコンでmicroSDをFA32でフォーマットする。その際、ボリュームライベルを「UEFI」と指定する。
32GBを超えているとexFAT形式になり、起動できないので注意すること。

ラズパイ公式が提供しているfirmware.zipをhttps://github.com/raspberrypi/firmware/releases からダウンロードしてくる。

このファイルの中にあるbootディレクトリの中身をmicroSDに展開する。

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展開したあと、kernelで始まるファイル名を削除する。

次に、pftf提供のUEFIを https://github.com/pftf/RPi4/releases/ からダウンロードする

ダウンロードしたzipファイルの中身を全部microSDに上書きコピーする。

ラズパイ4 4GBモデルの場合はconfig.txtの最後に「gpu_mem=16」という文字列を追加する。

なお、UEFI関連の細かいところは tianocore / edk2-platformsの「Raspberry Pi 4 Platform」を参照のこと

(3) ESXiインストーラーUSBメモリを作成

VMware FlingsからダウンロードしたESXi インストーラISOファイルを、USBメモリに書き込む。

うちでは「Rufus」を使用して書き込んだ。

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(4) ラズパイにUEFI起動専用microSDをさして初回起動

起動後、ESCキーを押してUEFI設定画面に遷り、「Device Manager」を選択

「Raspberry Pi Configuration」の「Display Configuration」にて「Virtual 1024×768」ぐらいの解像度を設定する。これはもっと高解像度でもいいのだが、文字が小さくて読みにくくなるだけなのでやめた方が良い。

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「Raspberry Pi Configuration」の「Advanced Configuration」にて「Limit RAM to 3GB」を「Disabled」に設定 (設定しないとメモリが3GBまでしか使えない)

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これを設定したあと、ラズパイを一度リセットする。

なお「CPU Configuration」にてオーバークロック設定も可能だが、ESXi ARM手順書に「do not overclock」とある。

(5) ESXiインストーラーUSBメモリをさして起動

起動後、ESCキーを押してUEFI設定画面に遷り、「Boot Manager」を選択

デバイス一覧からUSBメモリを選択して起動する。

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なお、この段階ではインストール先USBメモリはささない

(6) インストール手順をすすめてインストール先の選択を行う

ESXi インストーラーの画面はx86_64環境の場合とほぼ変わらず

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インストール手順をすすめていくと、インストール先の選択を行うところになる。

ここの段階にきてからインストール先USBメモリをさして「F5」キーを押して更新する。

更新するとUSBメモリが追加されるはず。

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このとき、追加されたUSBメモリの容量が0MBとなっている場合は、該当するUSBメモリにインストールが出来ない。

インストールできるUSBを選択したあとは、普通のESXiインストールと同じ

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インストールが完了したら再起動される

再起動したらESXiインストーラーUSBメモリは取り外す。

(7) 自動起動設定を行う

UEFI設定画面の「Boot Maintenance Manager」にて、インストール先USBメモリを選択して自動的に起動する設定とする。

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(8) ESXiが起動する

HDMI出力される画面はほぼ通常のESXi 7.0と同じ。

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また、Host Clientが起動しているので Webブラウザから管理画面にアクセスすることもできる。

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(9) 手動で時刻設定を行う

ラズパイ4は時刻保持をしないので、起動直後は時間が大きくズレている。(2020/09/01に設定されていた)

まず、手動で大まかな時刻を設定して確定する。その後にNTP設定を行う。

なお、大きく時刻がズレているとvCenterサーバへの登録に失敗したりする。

(10) vCenterに登録

ESXi ARMであっても普通のESXiと同様に登録できます。

最初は「Unable to push signed certificate to host 」というエラーで登録失敗したのですが、これは、ESXi ARMとvCenter間の時刻ズレが原因でした。

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(11) Ubuntu 20.04 LTS(arm)のインストール

Ubuntu 公式のARM serverページからUbuntu Server installer ISOファイルを入手します。

これを使うだけで、あとは普通の仮想マシン作成手順と同じです。

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画像

Ubuntuのインストール詳細は省略しますが、インストール中のラズパイ4の負可は下記の様になっていました。

画像

なお、パーテーション構成はこのような感じでした。

osakanataro@ubuntu-arm:~$ uname -a
Linux ubuntu-arm 5.4.0-48-generic #52-Ubuntu SMP Thu Sep 10 11:01:50 UTC 2020 aarch64 aarch64 aarch64 GNU/Linux
osakanataro@ubuntu-arm:~$ df -h
Filesystem                         Size  Used Avail Use% Mounted on
udev                               932M     0  932M   0% /dev
tmpfs                              199M  1.1M  198M   1% /run
/dev/mapper/ubuntu--vg-ubuntu--lv   20G  5.0G   14G  27% /
tmpfs                              991M     0  991M   0% /dev/shm
tmpfs                              5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
tmpfs                              991M     0  991M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda2                          976M  106M  804M  12% /boot
/dev/loop0                          49M   49M     0 100% /snap/core18/1883
/dev/loop1                          64M   64M     0 100% /snap/lxd/16103
/dev/loop2                          26M   26M     0 100% /snap/snapd/8543
/dev/sda1                          511M  3.5M  508M   1% /boot/efi
tmpfs                              199M     0  199M   0% /run/user/1000
osakanataro@ubuntu-arm:~$

また「lshw」コマンドによるハードウェア認識は下記の様になります。

osakanataro@ubuntu-arm:~$ sudo lshw
ubuntu-arm
    description: Computer
    product: linux,dummy-virt
    width: 64 bits
    capabilities: cp15_barrier setend swp tagged_addr_disabled
  *-core
       description: Motherboard
       physical id: 0
     *-cpu
          description: CPU
          product: cpu
          physical id: 0
          bus info: cpu@0
          capabilities: fp asimd evtstrm crc32 cpuid
     *-memory
          description: System memory
          physical id: 1
          size: 2GiB
     *-pci
          description: Host bridge
          product: VMware
          vendor: VMware
          physical id: 100
          bus info: pci@0000:00:00.0
          version: 01
          width: 32 bits
          clock: 33MHz
        *-generic UNCLAIMED
             description: System peripheral
             product: Virtual Machine Communication Interface
             vendor: VMware
             physical id: 0.7
             bus info: pci@0000:00:00.7
             version: 10
             width: 64 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: msi msix cap_list
             configuration: latency=0 maxlatency=255 mingnt=6
             resources: ioport:1000(size=64) memory:34500000-34501fff
        *-display UNCLAIMED
             description: VGA compatible controller
             product: VMware
             vendor: VMware
             physical id: f
             bus info: pci@0000:00:0f.0
             version: 00
             width: 64 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: msi msix vga_controller bus_master cap_list
             configuration: latency=64
             resources: memory:30000000-303fffff memory:50000000-57ffffff memory:5c000000-5c007fff
        *-pci:0
             description: PCI bridge
             product: PCI bridge
             vendor: VMware
             physical id: 11
             bus info: pci@0000:00:11.0
             version: 02
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci subtractive_decode bus_master cap_list
             resources: memory:30400000-304fffff
           *-sata
                description: SATA controller
                product: SATA AHCI controller
                vendor: VMware
                physical id: 1
                bus info: pci@0000:01:01.0
                logical name: scsi0
                logical name: scsi1
                version: 00
                width: 32 bits
                clock: 66MHz
                capabilities: sata pm msi ahci_1.0 bus_master cap_list rom emulated
                configuration: driver=ahci latency=64
                resources: irq:43 memory:30410000-30410fff memory:30400000-3040ffff
              *-disk
                   description: ATA Disk
                   product: VMware Virtual S
                   physical id: 0
                   bus info: scsi@0:0.0.0
                   logical name: /dev/sda
                   version: 0001
                   serial: 00000000000000000001
                   size: 40GiB (42GB)
                   capabilities: gpt-1.00 partitioned partitioned:gpt
                   configuration: ansiversion=5 guid=dcc76c9a-30c6-47ff-a50e-9c1aef36f82d logicalsectorsize=512 sectorsize=512
                 *-volume:0 UNCLAIMED
                      description: Windows FAT volume
                      vendor: mkfs.fat
                      physical id: 1
                      bus info: scsi@0:0.0.0,1
                      version: FAT32
                      serial: 8602-1cb1
                      size: 510MiB
                      capacity: 511MiB
                      capabilities: boot fat initialized
                      configuration: FATs=2 filesystem=fat
                 *-volume:1
                      description: EXT4 volume
                      vendor: Linux
                      physical id: 2
                      bus info: scsi@0:0.0.0,2
                      logical name: /dev/sda2
                      logical name: /boot
                      version: 1.0
                      serial: 62661a57-4595-43cb-a0c4-7a8bd89295ad
                      size: 1GiB
                      capabilities: journaled extended_attributes large_files huge_files dir_nlink recover 64bit extents ext4 ext2 initialized
                      configuration: created=2020-10-08 10:16:20 filesystem=ext4 lastmountpoint=/boot modified=2020-10-08 11:16:51 mount.fstype=ext4 mount.options=rw,relatime mounted=2020-10-08 11:16:51 state=mounted
                 *-volume:2
                      description: EFI partition
                      physical id: 3
                      bus info: scsi@0:0.0.0,3
                      logical name: /dev/sda3
                      serial: qFzQl0-IcQD-bYC3-gpCZ-jpfP-zy2j-GzOGgE
                      size: 38GiB
                      capabilities: lvm2
              *-cdrom
                   description: DVD-RAM writer
                   product: VMware SATA CD01
                   vendor: NECVMWar
                   physical id: 1
                   bus info: scsi@1:0.0.0
                   logical name: /dev/cdrom
                   logical name: /dev/cdrw
                   logical name: /dev/dvd
                   logical name: /dev/sr0
                   version: 1.00
                   capabilities: removable audio cd-r cd-rw dvd dvd-r dvd-ram
                   configuration: ansiversion=5 status=open
        *-pci:1
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 15
             bus info: pci@0000:00:15.0
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:8 memory:30500000-306fffff ioport:58000000(size=2097152)
           *-network
                description: Ethernet interface
                product: 82574L Gigabit Network Connection
                vendor: Intel Corporation
                physical id: 0
                bus info: pci@0000:02:00.0
                logical name: ens160
                version: 00
                serial: 00:50:56:93:f5:9f
                size: 1Gbit/s
                capacity: 1Gbit/s
                width: 32 bits
                clock: 33MHz
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                      product: VMware Virtual USB Hub
                      vendor: VMware, Inc.
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             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:29 memory:32f00000-330fffff ioport:5aa00000(size=2097152)
        *-pci:23
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 17.6
             bus info: pci@0000:00:17.6
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:30 memory:33100000-332fffff ioport:5ac00000(size=2097152)
        *-pci:24
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 17.7
             bus info: pci@0000:00:17.7
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:31 memory:33300000-334fffff ioport:5ae00000(size=2097152)
        *-pci:25
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18
             bus info: pci@0000:00:18.0
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:32 memory:33500000-336fffff ioport:5b000000(size=2097152)
        *-pci:26
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.1
             bus info: pci@0000:00:18.1
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:33 memory:33700000-338fffff ioport:5b200000(size=2097152)
        *-pci:27
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.2
             bus info: pci@0000:00:18.2
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:34 memory:33900000-33afffff ioport:5b400000(size=2097152)
        *-pci:28
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.3
             bus info: pci@0000:00:18.3
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:35 memory:33b00000-33cfffff ioport:5b600000(size=2097152)
        *-pci:29
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.4
             bus info: pci@0000:00:18.4
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:36 memory:33d00000-33efffff ioport:5b800000(size=2097152)
        *-pci:30
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.5
             bus info: pci@0000:00:18.5
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:37 memory:33f00000-340fffff ioport:5ba00000(size=2097152)
        *-pci:31
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.6
             bus info: pci@0000:00:18.6
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:38 memory:34100000-342fffff ioport:5bc00000(size=2097152)
        *-pci:32
             description: PCI bridge
             product: PCI Express Root Port
             vendor: VMware
             physical id: 18.7
             bus info: pci@0000:00:18.7
             version: 01
             width: 32 bits
             clock: 33MHz
             capabilities: pci pm pciexpress msi normal_decode bus_master cap_list
             configuration: driver=pcieport
             resources: irq:39 memory:34300000-344fffff ioport:5be00000(size=2097152)
osakanataro@ubuntu-arm:~$

(12) open-vm-toolsのインストール

Ubuntu 20.04など、x86_64環境であれば open-vm-tools のパッケージが存在している。

しかし、これまではARM(aarch64)環境のESXiなどは存在していなかったので、ARM環境で動作する open-vm-tools は用意されていない。このため、自分で open-vm-tools をコンパイルしてインストールする必要がある。

まずは、コンパイルに必要なパッケージ群をインストールする。

osakanataro@ubuntu-arm:~$ sudo apt install -y automake-1.15 pkg-config libtool libmspack-dev libglib2.0-dev libpam0g-dev libssl-dev libxml2-dev libxmlsec1-dev libx11-dev libxext-dev libxinerama-dev libxi-dev libxrender-dev libxrandr-dev libgtk2.0-dev libgtk-3-dev libgtkmm-3.0-dev
[sudo] password for osakanataro:
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
The following additional packages will be installed:
  adwaita-icon-theme at-spi2-core autoconf automake autopoint autotools-dev
  build-essential cpp cpp-9 debhelper dh-autoreconf dh-strip-nondeterminism
  dpkg-dev dwz fakeroot fontconfig fontconfig-config fonts-dejavu-core g++
  g++-9 gcc gcc-9 gcc-9-base gettext gir1.2-atk-1.0 gir1.2-atspi-2.0
  gir1.2-freedesktop gir1.2-gdkpixbuf-2.0 gir1.2-gtk-2.0 gir1.2-gtk-3.0
  gir1.2-harfbuzz-0.0 gir1.2-pango-1.0 gtk-update-icon-cache
  hicolor-icon-theme humanity-icon-theme icu-devtools intltool-debian
  libalgorithm-diff-perl libalgorithm-diff-xs-perl libalgorithm-merge-perl
  libarchive-cpio-perl libarchive-zip-perl libasan5 libatk-bridge2.0-0
  libatk-bridge2.0-dev libatk1.0-0 libatk1.0-data libatk1.0-dev
  libatkmm-1.6-1v5 libatkmm-1.6-dev libatomic1 libatspi2.0-0 libatspi2.0-dev
  libavahi-client3 libavahi-common-data libavahi-common3 libblkid-dev
  libc-dev-bin libc6-dev libcairo-gobject2 libcairo-script-interpreter2
  libcairo2 libcairo2-dev libcairomm-1.0-1v5 libcairomm-1.0-dev libcc1-0
  libcolord2 libcroco3 libcrypt-dev libcups2 libdatrie-dev libdatrie1
  libdbus-1-dev libdebhelper-perl libdpkg-perl libdrm-amdgpu1 libdrm-nouveau2
  libdrm-radeon1 libegl-dev libegl-mesa0 libegl1 libegl1-mesa-dev libepoxy-dev
  libepoxy0 libexpat1-dev libfakeroot libffi-dev libfile-fcntllock-perl
  libfile-stripnondeterminism-perl libfontconfig1 libfontconfig1-dev
  libfreetype-dev libfreetype6-dev libfribidi-dev libgail-common libgail18
  libgbm1 libgcc-9-dev libgcrypt20-dev libgdk-pixbuf2.0-0 libgdk-pixbuf2.0-bin
  libgdk-pixbuf2.0-common libgdk-pixbuf2.0-dev libgl-dev libgl1
  libgl1-mesa-dev libgl1-mesa-dri libglapi-mesa libgles-dev libgles1 libgles2
  libglib2.0-dev-bin libglibmm-2.4-1v5 libglibmm-2.4-dev libglvnd-dev
  libglvnd0 libglx-dev libglx-mesa0 libglx0 libgmp-dev libgmpxx4ldbl
  libgnutls-dane0 libgnutls-openssl27 libgnutls28-dev libgnutlsxx28 libgomp1
  libgpg-error-dev libgraphite2-3 libgraphite2-dev libgtk-3-0 libgtk-3-bin
  libgtk-3-common libgtk2.0-0 libgtk2.0-bin libgtk2.0-common libgtkmm-3.0-1v5
  libharfbuzz-dev libharfbuzz-gobject0 libharfbuzz-icu0 libharfbuzz0b
  libice-dev libice6 libicu-dev libidn2-dev libisl22 libitm1 libjbig0
  libjpeg-turbo8 libjpeg8 liblcms2-2 libllvm10 liblsan0 libltdl-dev
  libmail-sendmail-perl libmount-dev libmpc3 libmspack0 libnspr4 libnspr4-dev
  libnss3 libnss3-dev libopengl-dev libopengl0 libp11-kit-dev libpango-1.0-0
  libpango1.0-dev libpangocairo-1.0-0 libpangoft2-1.0-0 libpangomm-1.4-1v5
  libpangomm-1.4-dev libpangoxft-1.0-0 libpcre16-3 libpcre2-16-0 libpcre2-32-0
  libpcre2-dev libpcre2-posix2 libpcre3-dev libpcre32-3 libpcrecpp0v5
  libpixman-1-0 libpixman-1-dev libpng-dev libpng-tools libpthread-stubs0-dev
  librest-0.7-0 librsvg2-2 librsvg2-common libselinux1-dev libsensors-config
  libsensors5 libsepol1-dev libsigc++-2.0-0v5 libsigc++-2.0-dev libsm-dev
  libsm6 libsoup-gnome2.4-1 libstdc++-9-dev libsub-override-perl
  libsys-hostname-long-perl libtasn1-6-dev libtasn1-doc libthai-data
  libthai-dev libthai0 libtiff5 libtsan0 libubsan1 libunbound8 libwayland-bin
  libwayland-client0 libwayland-cursor0 libwayland-dev libwayland-egl1
  libwayland-server0 libwebp6 libx11-xcb1 libxau-dev libxcb-dri2-0
  libxcb-dri3-0 libxcb-glx0 libxcb-present0 libxcb-render0 libxcb-render0-dev
  libxcb-shm0 libxcb-shm0-dev libxcb-sync1 libxcb-xfixes0 libxcb1-dev
  libxcomposite-dev libxcomposite1 libxcursor-dev libxcursor1 libxdamage-dev
  libxdamage1 libxdmcp-dev libxfixes-dev libxfixes3 libxft-dev libxft2 libxi6
  libxinerama1 libxkbcommon-dev libxkbcommon0 libxml2-utils libxmlsec1
  libxmlsec1-gcrypt libxmlsec1-gnutls libxmlsec1-nss libxmlsec1-openssl
  libxrandr2 libxrender1 libxshmfence1 libxslt1-dev libxslt1.1 libxtst-dev
  libxtst6 libxxf86vm1 linux-libc-dev m4 make manpages-dev nettle-dev
  pango1.0-tools po-debconf ubuntu-mono uuid-dev wayland-protocols x11-common
  x11proto-dev x11proto-input-dev x11proto-randr-dev x11proto-record-dev
  x11proto-xext-dev x11proto-xinerama-dev xorg-sgml-doctools xtrans-dev
  zlib1g-dev
Suggested packages:
  autoconf-archive gnu-standards autoconf-doc cpp-doc gcc-9-locales dh-make
  debian-keyring gcc-9-doc gcc-multilib flex bison gdb gcc-doc gettext-doc
  libasprintf-dev libgettextpo-dev libatkmm-1.6-doc glibc-doc libcairo2-doc
  libcairomm-1.0-doc colord cups-common libdatrie-doc bzr freetype2-doc
  libgcrypt20-doc libgirepository1.0-dev libglib2.0-doc libglibmm-2.4-doc
  gmp-doc libgmp10-doc libmpfr-dev dns-root-data gnutls-bin gnutls-doc
  libgraphite2-utils gvfs libgtk-3-doc libgtk2.0-doc libgtkmm-3.0-doc
  libice-doc icu-doc liblcms2-utils libtool-doc imagemagick libpango1.0-doc
  librsvg2-bin lm-sensors libsigc++-2.0-doc libsm-doc libssl-doc
  libstdc++-9-doc libthai-doc gfortran | fortran95-compiler gcj-jdk
  libwayland-doc libx11-doc libxcb-doc libxext-doc m4-doc make-doc
  libmail-box-perl
The following NEW packages will be installed:
  adwaita-icon-theme at-spi2-core autoconf automake automake-1.15 autopoint
  autotools-dev build-essential cpp cpp-9 debhelper dh-autoreconf
  dh-strip-nondeterminism dpkg-dev dwz fakeroot fontconfig fontconfig-config
  fonts-dejavu-core g++ g++-9 gcc gcc-9 gcc-9-base gettext gir1.2-atk-1.0
  gir1.2-atspi-2.0 gir1.2-freedesktop gir1.2-gdkpixbuf-2.0 gir1.2-gtk-2.0
  gir1.2-gtk-3.0 gir1.2-harfbuzz-0.0 gir1.2-pango-1.0 gtk-update-icon-cache
  hicolor-icon-theme humanity-icon-theme icu-devtools intltool-debian
  libalgorithm-diff-perl libalgorithm-diff-xs-perl libalgorithm-merge-perl
  libarchive-cpio-perl libarchive-zip-perl libasan5 libatk-bridge2.0-0
  libatk-bridge2.0-dev libatk1.0-0 libatk1.0-data libatk1.0-dev
  libatkmm-1.6-1v5 libatkmm-1.6-dev libatomic1 libatspi2.0-0 libatspi2.0-dev
  libavahi-client3 libavahi-common-data libavahi-common3 libblkid-dev
  libc-dev-bin libc6-dev libcairo-gobject2 libcairo-script-interpreter2
  libcairo2 libcairo2-dev libcairomm-1.0-1v5 libcairomm-1.0-dev libcc1-0
  libcolord2 libcroco3 libcrypt-dev libcups2 libdatrie-dev libdatrie1
  libdbus-1-dev libdebhelper-perl libdpkg-perl libdrm-amdgpu1 libdrm-nouveau2
  libdrm-radeon1 libegl-dev libegl-mesa0 libegl1 libegl1-mesa-dev libepoxy-dev
  libepoxy0 libexpat1-dev libfakeroot libffi-dev libfile-fcntllock-perl
  libfile-stripnondeterminism-perl libfontconfig1 libfontconfig1-dev
  libfreetype-dev libfreetype6-dev libfribidi-dev libgail-common libgail18
  libgbm1 libgcc-9-dev libgcrypt20-dev libgdk-pixbuf2.0-0 libgdk-pixbuf2.0-bin
  libgdk-pixbuf2.0-common libgdk-pixbuf2.0-dev libgl-dev libgl1
  libgl1-mesa-dev libgl1-mesa-dri libglapi-mesa libgles-dev libgles1 libgles2
  libglib2.0-dev libglib2.0-dev-bin libglibmm-2.4-1v5 libglibmm-2.4-dev
  libglvnd-dev libglvnd0 libglx-dev libglx-mesa0 libglx0 libgmp-dev
  libgmpxx4ldbl libgnutls-dane0 libgnutls-openssl27 libgnutls28-dev
  libgnutlsxx28 libgomp1 libgpg-error-dev libgraphite2-3 libgraphite2-dev
  libgtk-3-0 libgtk-3-bin libgtk-3-common libgtk-3-dev libgtk2.0-0
  libgtk2.0-bin libgtk2.0-common libgtk2.0-dev libgtkmm-3.0-1v5
  libgtkmm-3.0-dev libharfbuzz-dev libharfbuzz-gobject0 libharfbuzz-icu0
  libharfbuzz0b libice-dev libice6 libicu-dev libidn2-dev libisl22 libitm1
  libjbig0 libjpeg-turbo8 libjpeg8 liblcms2-2 libllvm10 liblsan0 libltdl-dev
  libmail-sendmail-perl libmount-dev libmpc3 libmspack-dev libmspack0 libnspr4
  libnspr4-dev libnss3 libnss3-dev libopengl-dev libopengl0 libp11-kit-dev
  libpam0g-dev libpango-1.0-0 libpango1.0-dev libpangocairo-1.0-0
  libpangoft2-1.0-0 libpangomm-1.4-1v5 libpangomm-1.4-dev libpangoxft-1.0-0
  libpcre16-3 libpcre2-16-0 libpcre2-32-0 libpcre2-dev libpcre2-posix2
  libpcre3-dev libpcre32-3 libpcrecpp0v5 libpixman-1-0 libpixman-1-dev
  libpng-dev libpng-tools libpthread-stubs0-dev librest-0.7-0 librsvg2-2
  librsvg2-common libselinux1-dev libsensors-config libsensors5 libsepol1-dev
  libsigc++-2.0-0v5 libsigc++-2.0-dev libsm-dev libsm6 libsoup-gnome2.4-1
  libssl-dev libstdc++-9-dev libsub-override-perl libsys-hostname-long-perl
  libtasn1-6-dev libtasn1-doc libthai-data libthai-dev libthai0 libtiff5
  libtool libtsan0 libubsan1 libunbound8 libwayland-bin libwayland-client0
  libwayland-cursor0 libwayland-dev libwayland-egl1 libwayland-server0
  libwebp6 libx11-dev libx11-xcb1 libxau-dev libxcb-dri2-0 libxcb-dri3-0
  libxcb-glx0 libxcb-present0 libxcb-render0 libxcb-render0-dev libxcb-shm0
  libxcb-shm0-dev libxcb-sync1 libxcb-xfixes0 libxcb1-dev libxcomposite-dev
  libxcomposite1 libxcursor-dev libxcursor1 libxdamage-dev libxdamage1
  libxdmcp-dev libxext-dev libxfixes-dev libxfixes3 libxft-dev libxft2
  libxi-dev libxi6 libxinerama-dev libxinerama1 libxkbcommon-dev libxkbcommon0
  libxml2-dev libxml2-utils libxmlsec1 libxmlsec1-dev libxmlsec1-gcrypt
  libxmlsec1-gnutls libxmlsec1-nss libxmlsec1-openssl libxrandr-dev libxrandr2
  libxrender-dev libxrender1 libxshmfence1 libxslt1-dev libxslt1.1 libxtst-dev
  libxtst6 libxxf86vm1 linux-libc-dev m4 make manpages-dev nettle-dev
  pango1.0-tools pkg-config po-debconf ubuntu-mono uuid-dev wayland-protocols
  x11-common x11proto-dev x11proto-input-dev x11proto-randr-dev
  x11proto-record-dev x11proto-xext-dev x11proto-xinerama-dev
  xorg-sgml-doctools xtrans-dev zlib1g-dev
0 upgraded, 295 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 106 MB of archives.
After this operation, 1,063 MB of additional disk space will be used.
Get:1 http://jp.ports.ubuntu.com/ubuntu-ports focal/main arm64 hicolor-icon-theme all 0.17-2 [9,976 B]
<略>
Setting up libgtkmm-3.0-dev:arm64 (3.24.2-1build1) ...
Processing triggers for libgdk-pixbuf2.0-0:arm64 (2.40.0+dfsg-3) ...
Processing triggers for libc-bin (2.31-0ubuntu9.1) ...
osakanataro@ubuntu-arm:~$

「git clone https://github.com/vmware/open-vm-tools.git」を実行して、open-vm-toolsのソースコードをダウンロードする。

osakanataro@ubuntu-arm:~$ git clone https://github.com/vmware/open-vm-tools.git
Cloning into 'open-vm-tools'...
remote: Enumerating objects: 1286, done.
remote: Counting objects: 100% (1286/1286), done.
remote: Compressing objects: 100% (557/557), done.
remote: Total 55877 (delta 876), reused 1040 (delta 729), pack-reused 54591
Receiving objects: 100% (55877/55877), 21.09 MiB | 5.96 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (41991/41991), done.
osakanataro@ubuntu-arm:~$

そして「cd open-vm-tools/open-vm-tools/」「autoreconf -i」「./configure」を実行。

osakanataro@ubuntu-arm:~$ cd open-vm-tools/open-vm-tools/
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ autoreconf -i
libtoolize: putting auxiliary files in AC_CONFIG_AUX_DIR, 'config'.
libtoolize: copying file 'config/ltmain.sh'
libtoolize: putting macros in AC_CONFIG_MACRO_DIRS, 'm4'.
libtoolize: copying file 'm4/libtool.m4'
libtoolize: copying file 'm4/ltoptions.m4'
libtoolize: copying file 'm4/ltsugar.m4'
libtoolize: copying file 'm4/ltversion.m4'
libtoolize: copying file 'm4/lt~obsolete.m4'
configure.ac:201: installing 'config/compile'
configure.ac:70: installing 'config/config.guess'
configure.ac:70: installing 'config/config.sub'
configure.ac:329: installing 'config/install-sh'
configure.ac:329: installing 'config/missing'
Makefile.am: installing './INSTALL'
checkvm/Makefile.am: installing 'config/depcomp'
lib/guestRpc/Makefile.am:26: warning: 'CFLAGS' is a user variable, you should not override it;
lib/guestRpc/Makefile.am:26: use 'AM_CFLAGS' instead
libappmonitor/Makefile.am:39: warning: source file '$(top_srcdir)/lib/stubs/stub-panic.c' is in a subdirectory,
libappmonitor/Makefile.am:39: but option 'subdir-objects' is disabled
automake: warning: possible forward-incompatibility.
automake: At least a source file is in a subdirectory, but the 'subdir-objects'
automake: automake option hasn't been enabled.  For now, the corresponding output
automake: object file(s) will be placed in the top-level directory.  However,
automake: this behaviour will change in future Automake versions: they will
automake: unconditionally cause object files to be placed in the same subdirectory
automake: of the corresponding sources.
automake: You are advised to start using 'subdir-objects' option throughout your
automake: project, to avoid future incompatibilities.
libappmonitor/Makefile.am:39: warning: source file '$(libappmonitor_rpcchanneldir)/bdoorChannel.c' is in a subdirectory,
libappmonitor/Makefile.am:39: but option 'subdir-objects' is disabled
libappmonitor/Makefile.am:39: warning: source file '$(libappmonitor_rpcchanneldir)/rpcChannel.c' is in a subdirectory,
libappmonitor/Makefile.am:39: but option 'subdir-objects' is disabled
libappmonitor/Makefile.am:39: warning: source file '$(libappmonitor_rpcchanneldir)/glib_stubs.c' is in a subdirectory,
libappmonitor/Makefile.am:39: but option 'subdir-objects' is disabled
libappmonitor/Makefile.am:47: warning: source file '$(libappmonitor_rpcchanneldir)/vsockChannel.c' is in a subdirectory,
libappmonitor/Makefile.am:47: but option 'subdir-objects' is disabled
libappmonitor/Makefile.am:47: warning: source file '$(libappmonitor_rpcchanneldir)/simpleSocket.c' is in a subdirectory,
libappmonitor/Makefile.am:47: but option 'subdir-objects' is disabled
libguestlib/Makefile.am:55: warning: 'CFLAGS' is a user variable, you should not override it;
libguestlib/Makefile.am:55: use 'AM_CFLAGS' instead
libvmtools/Makefile.am:65: warning: source file '$(top_srcdir)/lib/stubs/stub-log.c' is in a subdirectory,
libvmtools/Makefile.am:65: but option 'subdir-objects' is disabled
tests/testDebug/Makefile.am:44: warning: 'CFLAGS' is a user variable, you should not override it;
tests/testDebug/Makefile.am:44: use 'AM_CFLAGS' instead
tests/testPlugin/Makefile.am:44: warning: 'CFLAGS' is a user variable, you should not override it;
tests/testPlugin/Makefile.am:44: use 'AM_CFLAGS' instead
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/audit.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/certverify.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/i18n.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/prefs.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/usercheck.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/VGAuthLog.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/lib/Makefile.am:29: warning: source file '../common/VGAuthUtil.c' is in a subdirectory,
vgauth/lib/Makefile.am:29: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/alias.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/file.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/filePosix.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/netPosix.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/proto.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/random.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:34: warning: source file '../serviceImpl/saml-xmlsec1.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:34: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:36: warning: source file '../serviceImpl/saml-xml-security-c.cpp' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:36: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/service.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/ticket.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../serviceImpl/verify.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/audit.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/certverify.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/i18n.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/prefs.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/usercheck.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/VGAuthLog.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/VGAuthUtil.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vgauth/service/Makefile.am:20: warning: source file '../common/vmxlog.c' is in a subdirectory,
vgauth/service/Makefile.am:20: but option 'subdir-objects' is disabled
vmblock-fuse/Makefile.am:40: warning: source file '$(top_srcdir)/modules/shared/vmblock/block.c' is in a subdirectory,
vmblock-fuse/Makefile.am:40: but option 'subdir-objects' is disabled
vmblock-fuse/Makefile.am:40: warning: source file '$(top_srcdir)/modules/shared/vmblock/stubs.c' is in a subdirectory,
vmblock-fuse/Makefile.am:40: but option 'subdir-objects' is disabled
vmhgfs-fuse/Makefile.am:38: warning: source file '$(top_srcdir)/lib/stubs/stub-debug.c' is in a subdirectory,
vmhgfs-fuse/Makefile.am:38: but option 'subdir-objects' is disabled
vmhgfs-fuse/Makefile.am:38: warning: source file '$(top_srcdir)/lib/stubs/stub-log.c' is in a subdirectory,
vmhgfs-fuse/Makefile.am:38: but option 'subdir-objects' is disabled
vmhgfs-fuse/Makefile.am:38: warning: source file '$(top_srcdir)/lib/stubs/stub-panic.c' is in a subdirectory,
vmhgfs-fuse/Makefile.am:38: but option 'subdir-objects' is disabled
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ ./configure
checking build system type... aarch64-unknown-linux-gnu
checking host system type... aarch64-unknown-linux-gnu
checking for gcc... gcc
checking whether the C compiler works... yes
checking for C compiler default output file name... a.out
checking for suffix of executables...
checking whether we are cross compiling... no
checking for suffix of object files... o
checking whether we are using the GNU C compiler... yes
checking whether gcc accepts -g... yes
checking for gcc option to accept ISO C89... none needed
checking whether gcc understands -c and -o together... yes
checking how to run the C preprocessor... gcc -E
checking for X... libraries , headers
checking for gethostbyname... yes
checking for connect... yes
checking for remove... yes
checking for shmat... yes
checking for IceConnectionNumber in -lICE... yes
checking for grep that handles long lines and -e... /usr/bin/grep
checking for egrep... /usr/bin/grep -E
checking for ANSI C header files... yes
checking for sys/types.h... yes
checking for sys/stat.h... yes
checking for stdlib.h... yes
checking for string.h... yes
checking for memory.h... yes
checking for strings.h... yes
checking for inttypes.h... yes
checking for stdint.h... yes
checking for unistd.h... yes
checking valgrind/valgrind.h usability... no
checking valgrind/valgrind.h presence... no
checking for valgrind/valgrind.h... no
checking for a BSD-compatible install... /usr/bin/install -c
checking whether build environment is sane... yes
checking for a thread-safe mkdir -p... /usr/bin/mkdir -p
checking for gawk... gawk
checking whether make sets $(MAKE)... yes
checking whether make supports the include directive... yes (GNU style)
checking whether make supports nested variables... yes
checking dependency style of gcc... gcc3
checking how to run the C preprocessor... gcc -E
checking for gcc... (cached) gcc
checking whether we are using the GNU C compiler... (cached) yes
checking whether gcc accepts -g... (cached) yes
checking for gcc option to accept ISO C89... (cached) none needed
checking whether gcc understands -c and -o together... (cached) yes
checking for g++... g++
checking whether we are using the GNU C++ compiler... yes
checking whether g++ accepts -g... yes
checking dependency style of g++... gcc3
checking for a sed that does not truncate output... /usr/bin/sed
checking whether ln -s works... yes
checking how to print strings... printf
checking for a sed that does not truncate output... (cached) /usr/bin/sed
checking for fgrep... /usr/bin/grep -F
checking for ld used by gcc... /usr/bin/ld
checking if the linker (/usr/bin/ld) is GNU ld... yes
checking for BSD- or MS-compatible name lister (nm)... /usr/bin/nm -B
checking the name lister (/usr/bin/nm -B) interface... BSD nm
checking the maximum length of command line arguments... 1572864
checking how to convert aarch64-unknown-linux-gnu file names to aarch64-unknown-linux-gnu format... func_convert_file_noop
checking how to convert aarch64-unknown-linux-gnu file names to toolchain format... func_convert_file_noop
checking for /usr/bin/ld option to reload object files... -r
checking for objdump... objdump
checking how to recognize dependent libraries... pass_all
checking for dlltool... no
checking how to associate runtime and link libraries... printf %s\n
checking for ar... ar
checking for archiver @FILE support... @
checking for strip... strip
checking for ranlib... ranlib
checking command to parse /usr/bin/nm -B output from gcc object... ok
checking for sysroot... no
checking for a working dd... /usr/bin/dd
checking how to truncate binary pipes... /usr/bin/dd bs=4096 count=1
checking for mt... mt
checking if mt is a manifest tool... no
checking for dlfcn.h... yes
checking for objdir... .libs
checking if gcc supports -fno-rtti -fno-exceptions... no
checking for gcc option to produce PIC... -fPIC -DPIC
checking if gcc PIC flag -fPIC -DPIC works... yes
checking if gcc static flag -static works... yes
checking if gcc supports -c -o file.o... yes
checking if gcc supports -c -o file.o... (cached) yes
checking whether the gcc linker (/usr/bin/ld) supports shared libraries... yes
checking whether -lc should be explicitly linked in... no
checking dynamic linker characteristics... GNU/Linux ld.so
checking how to hardcode library paths into programs... immediate
checking whether stripping libraries is possible... yes
checking if libtool supports shared libraries... yes
checking whether to build shared libraries... yes
checking whether to build static libraries... yes
checking how to run the C++ preprocessor... g++ -E
checking for ld used by g++... /usr/bin/ld
checking if the linker (/usr/bin/ld) is GNU ld... yes
checking whether the g++ linker (/usr/bin/ld) supports shared libraries... yes
checking for g++ option to produce PIC... -fPIC -DPIC
checking if g++ PIC flag -fPIC -DPIC works... yes
checking if g++ static flag -static works... yes
checking if g++ supports -c -o file.o... yes
checking if g++ supports -c -o file.o... (cached) yes
checking whether the g++ linker (/usr/bin/ld) supports shared libraries... yes
checking dynamic linker characteristics... (cached) GNU/Linux ld.so
checking how to hardcode library paths into programs... immediate
checking for pkg-config... pkg-config
checking libintl.h usability... yes
checking libintl.h presence... yes
checking for libintl.h... yes
checking for libmspack >= 0.0.20040308alpha (via pkg-config)... yes
checking for glib-2.0 >= 2.34.0 (via pkg-config)... yes
checking for gmodule-2.0 >= 2.34.0 (via pkg-config)... yes
checking for gobject-2.0 >= 2.34.0 (via pkg-config)... yes
checking for gthread-2.0 >= 2.34.0 (via pkg-config)... yes
checking for glib-genmarshal... yes
checking for fuse (via pkg-config)... no
configure: WARNING: Fuse is missing, vmblock-fuse/vmhgfs-fuse will be disabled.
checking security/pam_appl.h usability... yes
checking security/pam_appl.h presence... yes
checking for security/pam_appl.h... yes
checking for pam_start in -lpam... yes
checking for BIO_new_file in -lssl... no
checking for openssl >= 1.0.1 (via pkg-config)... yes
checking for strlen in -lxml2... yes
checking xmlsec/xmlsec.h usability... no
checking xmlsec/xmlsec.h presence... no
checking for xmlsec/xmlsec.h... no
checking for xmlsec1-config... /usr/bin/xmlsec1-config
checking CUnit/CUnit.h usability... no
checking CUnit/CUnit.h presence... no
checking for CUnit/CUnit.h... no
configure: WARNING: CUnit not found, tests won't be compiled.
checking for XeviQueryVersion in -lXext... yes
checking for X11/extensions/extutil.h... yes
checking for XineramaQueryVersion in -lXinerama... yes
checking for XOpenDevice in -lXi... yes
checking for XRenderQueryVersion in -lXrender... yes
checking for XRRQueryVersion in -lXrandr... yes
checking for XTestQueryExtension in -lXtst... yes
checking for SmcOpenConnection in -lSM... yes
checking X11/SM/SMlib.h usability... yes
checking X11/SM/SMlib.h presence... yes
checking for X11/SM/SMlib.h... yes
checking X11/ICE/ICElib.h usability... yes
checking X11/ICE/ICElib.h presence... yes
checking for X11/ICE/ICElib.h... yes
checking for XCompositeQueryExtension in -lXcomposite... yes
checking X11/extensions/Xcomposite.h usability... yes
checking X11/extensions/Xcomposite.h presence... yes
checking for X11/extensions/Xcomposite.h... yes
checking for gdk-pixbuf-xlib-2.0 >= 2.21.0 (via pkg-config)... yes
checking for gtk+-3.0 >= 3.0.0 (via pkg-config)... yes
checking for gtkmm-3.0 >= 3.0.0 (via pkg-config)... yes
checking for sigc++-2.0 >= 2.5.1 (via pkg-config)... yes
checking for crypt in -lcrypt... yes
checking for dlopen... no
checking for dlopen in -ldl... yes
checking for ecvt... yes
checking for fcvt... yes
checking for mkdtemp... yes
checking for pthread_mutex_init in -lpthread... yes
checking for g++... yes
checking for libtirpc (via pkg-config)... no
configure: tirpc is needed: no
configure: building without libtirpc
checking for rpcgen... /usr/bin/rpcgen
checking crypt.h usability... yes
checking crypt.h presence... yes
checking for crypt.h... yes
checking for inttypes.h... (cached) yes
checking for stdint.h... (cached) yes
checking for stdlib.h... (cached) yes
checking wchar.h usability... yes
checking wchar.h presence... yes
checking for wchar.h... yes
checking sys/inttypes.h usability... no
checking sys/inttypes.h presence... no
checking for sys/inttypes.h... no
checking sys/io.h usability... no
checking sys/io.h presence... no
checking for sys/io.h... no
checking sys/param.h usability... yes
checking sys/param.h presence... yes
checking for sys/param.h... yes
checking sys/sysinfo.h usability... yes
checking sys/sysinfo.h presence... yes
checking for sys/sysinfo.h... yes
checking for sys/types.h... (cached) yes
checking for sys/user.h... yes
checking sys/vfs.h usability... yes
checking sys/vfs.h presence... yes
checking for sys/vfs.h... yes
checking syslimits.h usability... no
checking syslimits.h presence... no
checking for syslimits.h... no
checking unwind.h usability... yes
checking unwind.h presence... yes
checking for unwind.h... yes
checking for wchar.h... (cached) yes
checking linux/unistd.h usability... yes
checking linux/unistd.h presence... yes
checking for linux/unistd.h... yes
checking for X11/extensions/panoramiXproto.h... yes
checking for stdbool.h that conforms to C99... yes
checking for _Bool... yes
checking for an ANSI C-conforming const... yes
checking for uid_t in sys/types.h... yes
checking for inline... inline
checking for mode_t... yes
checking for off_t... yes
checking for pid_t... yes
checking for size_t... yes
checking for struct stat.st_rdev... yes
checking whether time.h and sys/time.h may both be included... yes
checking whether struct tm is in sys/time.h or time.h... time.h
checking for working volatile... yes
checking for GCC flag -Wno-pointer-sign... yes
checking for GCC flag -Wno-unused-value... yes
checking for GCC flag -fno-strict-aliasing... yes
checking for GCC flag -Wno-unknown-pragmas... yes
checking for GCC flag -Wno-uninitialized... yes
checking for GCC flag -Wno-deprecated-declarations... yes
checking for GCC flag -Wno-unused-const-variable... yes
checking for GCC flag -fvisibility... yes
checking for GCC flag -Wno-unused-but-set-variable... yes
checking for doxygen... no
configure: WARNING: doxygen not found; API documentation will not be generated.
checking for pkg-config... /usr/bin/pkg-config
checking pkg-config is at least version 0.9.0... yes
checking for LIBUDEV... no
configure: WARNING: Missing libdrm or libudev. The resolutionKMS plugin will search for them at run-time.
checking that generated files are newer than configure... done
configure: creating ./config.status
config.status: creating Makefile
config.status: creating lib/Makefile
config.status: creating lib/appUtil/Makefile
config.status: creating lib/auth/Makefile
config.status: creating lib/backdoor/Makefile
config.status: creating lib/asyncsocket/Makefile
config.status: creating lib/sslDirect/Makefile
config.status: creating lib/pollGtk/Makefile
config.status: creating lib/poll/Makefile
config.status: creating lib/dataMap/Makefile
config.status: creating lib/hashMap/Makefile
config.status: creating lib/dict/Makefile
config.status: creating lib/dynxdr/Makefile
config.status: creating lib/err/Makefile
config.status: creating lib/file/Makefile
config.status: creating lib/foundryMsg/Makefile
config.status: creating lib/glibUtils/Makefile
config.status: creating lib/guestApp/Makefile
config.status: creating lib/guestRpc/Makefile
config.status: creating lib/hgfs/Makefile
config.status: creating lib/hgfsBd/Makefile
config.status: creating lib/hgfsHelper/Makefile
config.status: creating lib/hgfsServer/Makefile
config.status: creating lib/hgfsServerManagerGuest/Makefile
config.status: creating lib/hgfsServerPolicyGuest/Makefile
config.status: creating lib/hgfsUri/Makefile
config.status: creating lib/impersonate/Makefile
config.status: creating lib/lock/Makefile
config.status: creating lib/message/Makefile
config.status: creating lib/misc/Makefile
config.status: creating lib/netUtil/Makefile
config.status: creating lib/nicInfo/Makefile
config.status: creating lib/panic/Makefile
config.status: creating lib/panicDefault/Makefile
config.status: creating lib/procMgr/Makefile
config.status: creating lib/rpcChannel/Makefile
config.status: creating lib/rpcIn/Makefile
config.status: creating lib/rpcOut/Makefile
config.status: creating lib/rpcVmx/Makefile
config.status: creating lib/slashProc/Makefile
config.status: creating lib/string/Makefile
config.status: creating lib/stubs/Makefile
config.status: creating lib/syncDriver/Makefile
config.status: creating lib/system/Makefile
config.status: creating lib/unicode/Makefile
config.status: creating lib/user/Makefile
config.status: creating lib/vmCheck/Makefile
config.status: creating lib/vmSignal/Makefile
config.status: creating lib/wiper/Makefile
config.status: creating lib/xdg/Makefile
config.status: creating services/Makefile
config.status: creating services/vmtoolsd/Makefile
config.status: creating services/plugins/Makefile
config.status: creating services/plugins/appInfo/Makefile
config.status: creating services/plugins/serviceDiscovery/Makefile
config.status: creating services/plugins/desktopEvents/Makefile
config.status: creating services/plugins/dndcp/Makefile
config.status: creating services/plugins/guestInfo/Makefile
config.status: creating services/plugins/hgfsServer/Makefile
config.status: creating services/plugins/powerOps/Makefile
config.status: creating services/plugins/resolutionSet/Makefile
config.status: creating services/plugins/resolutionKMS/Makefile
config.status: creating services/plugins/timeSync/Makefile
config.status: creating services/plugins/vix/Makefile
config.status: creating services/plugins/vmbackup/Makefile
config.status: creating services/plugins/deployPkg/Makefile
config.status: creating vmware-user-suid-wrapper/Makefile
config.status: creating toolbox/Makefile
config.status: creating hgfsclient/Makefile
config.status: creating hgfsmounter/Makefile
config.status: creating checkvm/Makefile
config.status: creating rpctool/Makefile
config.status: creating vgauth/Makefile
config.status: creating vgauth/lib/Makefile
config.status: creating namespacetool/Makefile
config.status: creating vgauth/cli/Makefile
config.status: creating vgauth/test/Makefile
config.status: creating vgauth/service/Makefile
config.status: creating libguestlib/Makefile
config.status: creating libguestlib/vmguestlib.pc
config.status: creating libDeployPkg/Makefile
config.status: creating libDeployPkg/libDeployPkg.pc
config.status: creating libhgfs/Makefile
config.status: creating libvmtools/Makefile
config.status: creating xferlogs/Makefile
config.status: creating modules/Makefile
config.status: creating vmblock-fuse/Makefile
config.status: creating vmhgfs-fuse/Makefile
config.status: creating vmblockmounter/Makefile
config.status: creating tests/Makefile
config.status: creating tests/vmrpcdbg/Makefile
config.status: creating tests/testDebug/Makefile
config.status: creating tests/testPlugin/Makefile
config.status: creating tests/testVmblock/Makefile
config.status: creating docs/Makefile
config.status: creating docs/api/Makefile
config.status: creating scripts/Makefile
config.status: creating scripts/build/rpcgen_wrapper.sh
config.status: creating udev/Makefile
config.status: creating libappmonitor/Makefile
config.status: creating libappmonitor/appmonitor.pc
config.status: executing depfiles commands
config.status: executing libtool commands
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$

続いてコンパイル。なぜか、ただのmakeにもsudoしろ、とあるけど、まぁ、マニュアルにそう書いてあるからなぁ・・・

「sudo make」「sudo make install」「sudo ldconfig」

osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo make
[sudo] password for osakanataro:
Making all in lib
make[1]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib'
Making all in guestRpc
make[2]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib/guestRpc'
/bin/bash ../../scripts/build/rpcgen_wrapper.sh lib/guestRpc/nicinfo.x nicinfo.h
/bin/bash ../../scripts/build/rpcgen_wrapper.sh lib/guestRpc/nicinfo.x nicinfo_xdr.c
/bin/bash ../../libtool  --tag=CC   --mode=compile gcc -DPACKAGE_NAME=\"open-vm-tools\" -DPACKAGE_TARNAME=\"open-vm-tools\" -DPACKAGE_VERSION=\"11.1.5\" -DPACKAGE_STRING=\"open-vm-tools\ 11.1.5\" -DPACKAGE_BUGREPORT=\"open-vm-tools-devel@lists.sourceforge.net\" -DPACKAGE_URL=\"\" -DSTDC_HEADERS=1 -DHAVE_SYS_TYPES_H=1 -DHAVE_SYS_STAT_H=1 -DHAVE_STDLIB_H=1 -DHAVE_STRING_H=1 -DHAVE_MEMORY_H=1 -DHAVE_STRINGS_H=1 -DHAVE_INTTYPES_H=1 -DHAVE_STDINT_H=1 -DHAVE_UNISTD_H=1 -DPACKAGE=\"open-vm-tools\" -DVERSION=\"11.1.5\" -DHAVE_DLFCN_H=1 -DLT_OBJDIR=\".libs/\" -DHAVE_X11_SM_SMLIB_H=1 -DHAVE_X11_ICE_ICELIB_H=1 -DHAVE_X11_EXTENSIONS_XCOMPOSITE_H=1 -DHAVE_ECVT=1 -DHAVE_FCVT=1 -DNO_DNET=1 -DHAVE_CRYPT_H=1 -DHAVE_INTTYPES_H=1 -DHAVE_STDINT_H=1 -DHAVE_STDLIB_H=1 -DHAVE_WCHAR_H=1 -DHAVE_SYS_PARAM_H=1 -DHAVE_SYS_SYSINFO_H=1 -DHAVE_SYS_TYPES_H=1 -DHAVE_SYS_USER_H=1 -DHAVE_SYS_VFS_H=1 -DHAVE_UNWIND_H=1 -DHAVE__BOOL=1 -DHAVE_STDBOOL_H=1 -DHAVE_STRUCT_STAT_ST_RDEV=1 -DTIME_WITH_SYS_TIME=1 -I.   -I/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib/include -I/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib/include  -DUSING_AUTOCONF=1 -DOPEN_VM_TOOLS -DUSE_VGAUTH  -DNO_ICU -DVMX86_TOOLS -D_FILE_OFFSET_BITS=64 -D_LARGEFILE64_SOURCE -D_XOPEN_SOURCE=500 -D_BSD_SOURCE -D_SVID_SOURCE -D_DEFAULT_SOURCE -DENABLE_RESOLUTIONKMS  -g -O2 -Wall -Werror -Wno-pointer-sign -Wno-unused-value -fno-strict-aliasing -Wno-unknown-pragmas -Wno-uninitialized -Wno-deprecated-declarations -Wno-unused-const-variable -Wno-unused-but-set-variable -Wno-unused -MT libGuestRpc_la-nicinfo_xdr.lo -MD -MP -MF .deps/libGuestRpc_la-nicinfo_xdr.Tpo -c -o libGuestRpc_la-nicinfo_xdr.lo `test -f 'nicinfo_xdr.c' || echo './'`nicinfo_xdr.c
<略>
Making all in docs
make[1]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/docs'
make[2]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/docs'
make[2]: Nothing to be done for 'all-am'.
make[2]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/docs'
make[1]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/docs'
Making all in udev
make[1]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/udev'
make[1]: Nothing to be done for 'all'.
make[1]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/udev'
make[1]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools'
make[1]: Nothing to be done for 'all-am'.
make[1]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools'
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$

osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo make install
[sudo] password for osakanataro:
Making install in lib
make[1]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib'
Making install in guestRpc
make[2]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib/guestRpc'
make[3]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/lib/guestRpc'
make[3]: Nothing to be done for 'install-exec-am'.
make[3]: Nothing to be done for 'install-data-am'.
<略>
/usr/bin/install -c -m 644 ./99-vmware-scsi-udev.rules /lib/udev/rules.d
make[2]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/udev'
make[1]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools/udev'
make[1]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools'
make[2]: Entering directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools'
make[2]: Nothing to be done for 'install-exec-am'.
/usr/bin/install -c -d /etc/vmware-tools/
/usr/bin/install -c ./tools.conf /etc/vmware-tools/tools.conf.example
make[2]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools'
make[1]: Leaving directory '/home/osakanataro/open-vm-tools/open-vm-tools'
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo ldconfig
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$

で、 /etc/systemd/system/vmtoolsd.service としてopen-vm-tools 起動用ファイルを置く

osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo cat > /etc/systemd/system/vmtoolsd.service << EOF
> [Unit]
> Description=
> Description=Open VM Tools
> After=
> After=network-online.target
> [Service]
> ExecStart=
> ExecStart=/usr/local/bin/vmtoolsd
> Restart=always
> RestartSec=1sec
> [Install]
> WantedBy=multi-user.target
> EOF
-bash: /etc/systemd/system/vmtoolsd.service: Permission denied
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$

おや?なぜかうまくいかない。

viでファイルを作成する方は成功した。

osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo vi /etc/systemd/system/vmtoolsd.service
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ cat /etc/systemd/system/vmtoolsd.service
[Unit]
Description=
Description=Open VM Tools
After=
After=network-online.target
[Service]
ExecStart=
ExecStart=/usr/local/bin/vmtoolsd
Restart=always
RestartSec=1sec
[Install]
WantedBy=multi-user.target
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$

「sudo systemctl enable vmtoolsd」で起動時にopen-vm-toolsが起動されるように設定し、手動で起動することを確認

osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo systemctl enable vmtoolsd
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ systemctl start vmtoolsd
==== AUTHENTICATING FOR org.freedesktop.systemd1.manage-units ===
Authentication is required to start 'vmtoolsd.service'.
Authenticating as: osakanataro
Password:
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ sudo systemctl start vmtoolsd
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$ systemctl status vmtoolsd
● vmtoolsd.service - Open VM Tools
     Loaded: loaded (/etc/systemd/system/vmtoolsd.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: active (running) since Thu 2020-10-08 03:49:27 UTC; 6s ago
   Main PID: 73818 (vmtoolsd)
      Tasks: 3 (limit: 2234)
     Memory: 1.3M
     CGroup: /system.slice/vmtoolsd.service
             mq73818 /usr/local/bin/vmtoolsd

Oct 08 03:49:27 ubuntu-arm systemd[1]: Started Open VM Tools.
osakanataro@ubuntu-arm:~/open-vm-tools/open-vm-tools$

管理画面上でもvmware-toolsの起動を確認。

microSD無しで起動する方法

最新のラズパイ4のEEPROMではUSBブート有効になってる(Releasenoteの2020-09-03)し、ptftのUEFIもv1.17で「Enable direct USB boot」とあるのでできるはず、ということでチャレンジ。

最初、どうやってもUSBメモリから起動するような雰囲気ないなぁ、と思っていたら、EEPROMの設定にあるBOOT_ORDERが「0x1」(microSDのみ)となっているためと判明。

最新のBOOT_ORDERデフォルトは「0xf41」に変わっていて、USBメモリ(0x4)とmicroSD(0x1)をチャンレジして、起動しなかったら再チャレンジループ(0xf)ということになっている。

なので、ラズパイOS上で「sudo rpi-eeprom-edit」で「BOOT_ORDER=0xf41」に変更して保存し再起動して、反映されていることを確認(sudo rpi-eeprom-config)。

その後、ESXi ARMがインストールされているUSBメモリの4つに分かれているパーテーションのうち1個目のパーテーション内に、起動用microSD内のファイルを全部コピーすればOKです。

コピーが完了したESXi ARMインストール USBメモリの1個目パーテーションの中身はこんな感じになっています。

root@ubuntuserver:# fdisk -l /dev/sdb
GPT PMBR size mismatch (30719966 != 30719999) will be corrected by w(rite).
ディスク /dev/sdb: 14.7 GiB, 15728640000 バイト, 30720000 セクタ
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスクラベルのタイプ: gpt
ディスク識別子: F2A67F1C-5EA4-4861-9CDD-EC9811D6DC48

デバイス   開始位置 最後から   セクタ サイズ タイプ
/dev/sdb1        64   204863   204800   100M EFI システム
/dev/sdb5    208896  2306047  2097152     1G Microsoft 基本データ
/dev/sdb6   2308096  4405247  2097152     1G Microsoft 基本データ
/dev/sdb7   4407296 30719966 26312671  12.6G 不明
root@ubuntuserver:~# mount /dev/sdb1 /mnt
root@ubuntuserver:~# cd /mnt
root@ubuntuserver:/mnt# ls /mnt
COPYING.linux           bcm2708-rpi-b-rev1.dtb  bcm2710-rpi-2-b.dtb       bootcode.bin  fixup4x.dat   start4.elf    start_x.elf
EFI                     bcm2708-rpi-b.dtb       bcm2710-rpi-3-b-plus.dtb  config.txt    fixup_cd.dat  start4cd.elf
LICENCE.broadcom        bcm2708-rpi-cm.dtb      bcm2710-rpi-3-b.dtb       fixup.dat     fixup_db.dat  start4db.elf
RPI_EFI.fd              bcm2708-rpi-zero-w.dtb  bcm2710-rpi-cm3.dtb       fixup4.dat    fixup_x.dat   start4x.elf
Readme.md               bcm2708-rpi-zero.dtb    bcm2711-rpi-4-b.dtb       fixup4cd.dat  overlays      start_cd.elf
bcm2708-rpi-b-plus.dtb  bcm2709-rpi-2-b.dtb     bcm2711-rpi-cm4.dtb       fixup4db.dat  start.elf     start_db.elf
root@ubuntuserver:/mnt# ls /mnt/EFI/*
/mnt/EFI/BOOT:
BOOTAA64.EFI

/mnt/EFI/VMware:
mboot64.efi  safeboot64.efi
root@ubuntuserver:/mnt#

ESXi上のNutanix CE AHVをアップデートした

ESXi上にNutanix CE AHVをインストールした」でインストールしたNutanix CE環境をアップデートしてみた。

2021/03/17追記: CE 5.11からCE 5.18へのアップデートを行い、その時のキャプチャも追加した

トラブルポイントのまとめ

なんとなく手順を進めていったらいくつかキツイ問題が発生してアップデートプロセスが止まったりした。今回発生した問題は下記3点

・AHVのrootパーテーション容量が足らない
・AHV内の標準仮想マシン設定にあるPC Typeが初期値に戻るので既存の仮想マシンが起動しない
・AHV内のCVM仮想マシン設定にあるPC Typeがpc-i440fx-rhel7.3.0になり起動しない
・CVM仮想マシンのメモリが12GBだとサービスが起動しない

なお、調査の際に参考になったページ「Nutanix CE: Cannot Start VM」「Guest VM Running in Nested Nutanix CE on VMware vSphere Won’t Boot

CVM仮想マシン上のサービスが起動しないあたりは「PRISM SERVICES HAVE NOT STARTED YET. PLEASE TRY AGAIN LATER

実際に実施した手順はもっといろいろあったが、完了後に、たぶんこの順序で実施すれば大丈夫だったんだろう、というものを下記に手順として残す。

手順1 アップデータ入手

Download Community Edition (CE-2020.09.16/CE 5.18)」もしくは「Download Nutanix CE, Docs, and Guides (CE-2019.11.22/CE 5.11.1.2)」から下記のファイルをダウンロード。

・「Metadata for AOS, AHV upgrades and PC deployment」のce-2020.09.16-metadata.zip か ce-2019.11.22-metadata.zipを展開してjsonファイルを取りだしておく
・「AOS Upgrade」(ce-pc-upgrade-2020.09.16.tar.gz か ce-2019.11.22-upgrade.tar.gzのままで使う)
・「AHV Upgrade」(CE 5.18ではLCMからの操作に変更。CE5.11.1.2は host-bundle-el7.nutanix.20191030.415.tar.gz のままで使う)

手順2 CVM仮想マシンの自動起動を止める

この後、何回かNutanix CE仮想マシンを再起動する。その際にCVM仮想マシンの起動が完了するのを待っていると時間がかかるので、自動起動を止める。

「virsh list –all」でCVM仮想マシンのIDを確認して、「virsh autostart <ID> –disable」と実行すると自動起動が止まる。

手順3 Nutanix CE仮想マシンのディスク拡大

AHVのrootパーテーションの空き容量が足らない為アップデートが失敗することがある。

その場合はvSphere側でNutanix CE仮想マシンのディスクサイズを拡大する。

たぶん、ハードディスク1は10GB未満だと失敗するので12GB程度にする。

標準の「ハードディスク1」が約7GBとなっている。

これを、12GBに増やす。

変更後、Nutanix CE仮想マシンを再起動する。

再起動後、vSphereのコンソールを開き「root」ユーザでログインする。デフォルトパスワードは「nutanix/4u」

ログイン後、現在のディスク使用状況と、システムディスクである/dev/sdaのパーテーション構成を確認する。

「df -h」と「fdisk -l /dev/sda」を実行する。

パーテーション変更は「fdisk /dev/sda」を実行して行う。

既存のパーテーションを「d」で消して、新しいパーテーションを作成しなおす、という形になる。

bootフラグのセットも忘れずに

最後は「w」で書き込みを実行する。

再起動しないと新しいパーテーションで認識してくれないので、再度Nutanix CE仮想マシンを再起動する。

再起動後、再度「fdisk -l /dev/sda」と「df -h」を実行してみると、fdiskの方は新しいディスクサイズで認識しているが、rootパーテーションはまだ古い容量のままとなっている。

「resize2fs /dev/sda1」を実行してファイルシステムの拡張を行い、新しいディスク容量が反映される。

手順4 CVM仮想マシンの自動起動を戻す

AHV内のCVM仮想マシンの自動起動設定を戻し、自動起動するようにする。

「virsh list –all」でCVM仮想マシンのNameを確認して、「virsh autostart <Name>」を実行する。(起動していない場合はIdが割り当てられていないので、Nameで指定する必要がある)

自動自動設定ができたかどうかは「/etc/libvirt/qemu/autostart/」にXMLファイルがあるかで確認する。

「virsh start <Name>」でCVM仮想マシンを起動するか、rebootでNutanix CE仮想マシンを再起動する。

手順5 AOSアップデート

Nutanixにログインして「設定」の「ソフトウェアアップグレード」にある「AOS」を開く。

「AOS base softwareバイナリをアップロード」のリンクをクリック

AOS BASE SOFTWAREメタデータファイルは「ce-aos-upgrade-2020.09.16-metadata.json」か「ce-2019.11.22-upgrade-metadata.json」
AOS BASE SOFTWAREバイナリファイルは「ce-aos-upgrade-2020.09.16.tar」か「ce-2019.11.22-upgrade.tar.gz」
を指定する。

「今すぐアップロード」をクリックする。

上記の様になったらアップロード成功。

「Upgrade Now」を選択してアップデートを開始する。

アップグレードが進んでいきます。

ちなみに「Nothing To Do?」は下記の2048ゲームが表示されます。

途中、CVM仮想マシンの再起動などがあり、完了します。

手順6 Hypervisorのアップデート(CE 5.18の場合)

CE5.18では「LCM」にHypervisorのアップデートが移動している。

「LCM」の「Inventory」タブを開く

「Perform Inventory」を選択し、実行

Inventory終了後、「Updates」の「Software」に移動すると、アップデート可能なソフトウェア一覧が表示されている。

チェックをいれて「Update」ボタンを押す

適用確認で「Apply ? Updates」をクリック

アップデートが適用されるのを待つ

途中でhypervisorの再起動が2回実行されるので「Unable to reach server. Please check your network connection」という表示がしばらく出続けるが無視しておく

…とはいえ、30分以上経過しても表示上は↑の38%から変化しないのは不安なので、念のためログインしなおしてみても表示は変わらずでした。

45分ぐらい経過したところで、ようやく64%に進みました。

約1時間で終了

手順6 Hypervisorのアップデート(CE 5.11の場合)

CE 5.11ではNutanixの「設定」の「ソフトウェアアップグレード」にある「Hypervisor」を選択。

「upload a Hypervisor Binary」をクリックし、下記の選択をして「今すぐアップロード」する。

HYPERVISOR メタデータファイル「host-bundle-el7.nutanix.20191030.415-metadata.json」
HYPERVISOR バイナリファイル「host-bundle-el7.nutanix.20191030.415.tar.gz」

続いて、「Upgrade Now」を実施する。

で、アップグレードが進んでいきます。

たぶん、下記の様な「71%」から30分以上待っても進まないと思います。

いまの状態はHypervisorはアップデートできたものの、その上のCVM仮想マシンが起動していない状態となります。

手順7 AHV上の仮想マシンの標準設定の修正

vSphere上でNutanix CE 5.11を稼働させた場合、標準設定の状態ではNutanix上で作成した仮想マシンが起動しませんでした。

CE5.11で起動させるためには、「/var/cache/libvirt/qemu/capabilities/3c76bc41d59c0c7314b1ae8e63f4f765d2cf16abaeea081b3ca1f5d8732f7bb1.xml」 のalias=’pc’をpc-i440fx-rhel7.2.0の行に付け直します操作が必要でした。

該当ファイルは下記の様な形になっていて、「alias=’pc’」がpc-i440fx-rhel7.3.0の行についています。

これを「pc-i440fx-rhel7.2.0」の行に「alias=’pc’」設定を移動させます。

手順としては、pc-i440fx-rhel7.3.0の行をpc-i440fx-rhel7.2.0書き換えて、既存のpc-i440fx-rhel7.2.0設定を削除するのが簡単でしょう。

画像

CE5.18の場合は、pc-i440fx-rhel7.6.0 にalias=’pc’ がありました。CE 5.11を稼働させた時のESXiサーバとハードウェアが異なっているせいかどうかわかりませんでしたが、pc-i440fx-rhel7.6.0設定のままで動いたので、そのままにしています。

もし、動かない場合は、pc-i440fx-rhel7.2.0 に移動挿せてみてください。

手順8 AHV上のCVM仮想マシン設定の修正

CE5.11へのアップデート時は、CVM仮想マシンの仮想マシンタイプ設定が「pc-i440fx-rhel7.3.0」に設定されていました。(CE5.18へのアップデート時は、pc-i440fx-rhel7.2.0設定のままでした)

設定の確認は「virsh dumpxml <name>|less」で行います。
設定変更は「virsh edit <Name>」となります。

viコマンドでxmlファイルが開かれますので、「pc-i440fx-rhel7.3.0」を「pc-i440fx-rhel7.2.0」に書き換えて保存します。

また、「<memory unit=’KiB’>~</memory>」のメモリ容量を増加させます。Nutanix CE標準だと最低28GBとなっているようです。

参考としてGUIから設定できるCVMに割り当てられる容量は下記の様になっています。

これ以外の値に変更したい場合は、直接xmlを書き換えます。今回は約26GBで設定しています。

この後、CVM仮想マシンを再起動します

面倒ならNutanix CE仮想マシンごとrebootします。

手順9 終了

NetApp ONTAPシミュレータのディスク構成を変更する

NetApp ONTAPシミュレータの初期構成は1024MB HDDが28本接続されている、という構成になっている。

使いにくいので、9GB HDD構成に変更して使用することにする。

ONTAPシミュレータのデータディスクのありか

vSphere上で vsim-netapp-DOT9.7-cm_nodar.ova をデプロイした場合、下記の様な構成になっている。

このとき、ハードディスク4の230GBの中にファイルとして1024MBディスクのイメージファイルが作成されている。

もし、200GB以上のデータを書き込みたい場合は、初回起動前にハードディスク4の容量を増やす必要がある。初回起動時はUFSファイルシステムを作成してくれるので対応できるのだが、シミュレータ内にはファイルシステム拡張用のコマンドが用意されていないので初回起動時以外に拡張しようとすると、FreeBSD 12のDVDで起動してgrowfsコマンドで拡張する、といった操作が必要になる。

ハードディスク4のサイズを「1TB」に変更した場合はこんな感じです。(ついでにCPUとメモリを増量している)

ディスク削除

ONTAPシミュレータ仮想マシンの電源を入れ、下記の「Press Ctrl-C for Boot Menu」が出たらCtrlキーとCキーを同時押しする。

しばらく待つと下記の様なメニューが表示されるので「4」のClean Configuration and initialize all disks」を選択する。

初期化確認は「yes」で答える。

しばらく待つと再起動して、下記の様な初期セットアップが始まる。

これはyesと入力しないで、Ctrl+Cで強制中断すると下記の様にログインプロンプトが現れるので「admin」ユーザでログインする。(パスワードは聞かれない)

「set diag」を実行すると「systemshellコマンド」が利用できるようになる。これはONTAP OS上でUNIXコマンドを実行できるようになるものです。(“system node systemshell”が正式コマンド名なのですが、ONTAP 9.7ではsystemshellでも実行できます)

「systemshell localhost “df -h /sim/dev”」と実行すると、UNIXで「df -h /sim/dev」を実行する、というような動作になります。

なお、日本語配列キーボードを使う場合、「”」は「Shift+8」で入力します。

::> set diag

Warning: These diagnostic commands are for use by NetApp personnel only.
Do you want to continue? {y|n}: y

::*> system node systemshell local "df -h /sim/dev"
Filesystem    Size    Used   Avail Capacity  Mounted on
/dev/ad3      223G     11G    194G     5%    /sim
::*>

上記のdfコマンドの実行がlockされているとしてエラーになる場合があります。これはONTAP設定が2023年に変わったことによる影響です。その場合はロックを解除します。

ONTAPシミュレータ上で認識するディスクのイメージファイルは「/sim/dev/,disks」というディレクトリにあります(「,」は誤字ではない)

現状あるファイルを確認するには「systemshell localhost “ls -l /sim/dev/,disks”」と実行します。

(画像はないです)

::*> systemshell local "ls -l /sim/dev/,disks"
total 11024296
-rwxr-xr-x  1 root  wheel         912 Sep  2 13:56 ,reservations
-rw-r--r--  1 root  wheel        1372 Sep  2 13:56 Shelf:DiskShelf14
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v0.16:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001600:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v0.17:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001601:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v0.18:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001602:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v0.19:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001603:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v0.20:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001604:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v0.21:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001605:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:10 v0.22:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001606:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.24:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001607:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.25:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001608:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.26:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001709:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.27:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001710:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.28:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001711:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.29:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001712:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v0.32:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:14001713:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v1.16:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391700:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v1.17:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391701:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v1.18:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391702:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:27 v1.19:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391703:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.20:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391704:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.21:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391705:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.22:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391706:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.24:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391707:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.25:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391708:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.26:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391709:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.27:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391710:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 13:05 v1.28:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391711:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 11:50 v1.29:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391712:2104448
-rw-r--r--  1 root  wheel  1094312960 Sep 24 11:50 v1.32:NETAPP__:VD-1000MB-FZ-520:16391713:2104448
::*>

いまある仮想ディスクを削除する場合は「systemshell localhost “sudo rm /sim/dev/,disks/*”」と実行します。

削除した後の、ディスク再作成はvsim_makedisksというコマンドで実行します。

いろいろオプションがあるのでまずは「systemshell local “vsim_makedisks -h”」と実行して確認します。

::*> systemshell local "vsim_makedisks -h"
Usage: /usr/sbin/vsim_makedisks [ -n <additional number of disks to create> ]
          [ -t <disk type ID> ]
          [ -e <additional sectors> ]
          [ -a <adapter on which to start populating disks ]
          [ -h ]

By default 5 disks will be added. The <disk type ID> can be one
of the following: (NOTE, 0 is the default)
                                                               Fast
Type Vendor ID Product ID       Usable Size[B] Actual Size[B]  Zero  BPS   RPM
  0  NETAPP__  VD-16MB_________     16,777,216     38,273,024   No   512  10000
  1  NETAPP__  VD-35MB_________     35,913,728     57,409,536   No   512  10000
  2  NETAPP__  VD-50MB_________     52,428,800     73,924,608   No   512  10000
  3  NETAPP__  VD-100MB________    104,857,600    126,353,408   No   512  10000
  4  NETAPP__  VD-500MB________    524,288,000    545,783,808   No   512  10000
  5  NETAPP__  VD-1000MB_______  1,048,576,000  1,070,071,808   No   512  10000
  6  NETAPP__  VD-16MB-FZ______     16,777,216     38,273,024   Yes  512  15000
  7  NETAPP__  VD-35MB-FZ______     35,913,728     57,409,536   Yes  512  15000
  8  NETAPP__  VD-50MB-FZ______     52,428,800     73,924,608   Yes  512  15000
  9  NETAPP__  VD-100MB-FZ_____    104,857,600    126,353,408   Yes  512  15000
 10  NETAPP__  VD-500MB-FZ_____    524,288,000    545,783,808   Yes  512  15000
 11  NETAPP__  VD-1000MB-FZ____  1,048,576,000  1,070,071,808   Yes  512  15000
 12  NETAPP__  VD-16MB-520_____     16,777,216     38,273,024   No   520  10000
 13  NETAPP__  VD-35MB-520_____     35,913,728     57,409,536   No   520  10000
 14  NETAPP__  VD-50MB-520_____     52,428,800     73,924,608   No   520  10000
 15  NETAPP__  VD-100MB-520____    104,857,600    126,353,408   No   520  10000
 16  NETAPP__  VD-500MB-520____    524,288,000    545,783,808   No   520  10000
 17  NETAPP__  VD-1000MB-520___  1,048,576,000  1,070,071,808   No   520  10000
 18  NETAPP__  VD-16MB-FZ-520__     16,777,216     38,273,024   Yes  520  15000
 19  NETAPP__  VD-35MB-FZ-520__     35,913,728     57,409,536   Yes  520  15000
 20  NETAPP__  VD-50MB-FZ-520__     52,428,800     73,924,608   Yes  520  15000
 21  NETAPP__  VD-100MB-FZ-520_    104,857,600    126,353,408   Yes  520  15000
 22  NETAPP__  VD-500MB-FZ-520_    524,288,000    545,783,808   Yes  520  15000
 23  NETAPP__  VD-1000MB-FZ-520  1,048,576,000  1,070,071,808   Yes  520  15000
 24  NETAPP__  VD-16MB-FZ-ATA__     16,777,216     51,388,416   Yes  512   7200
 25  NETAPP__  VD-35MB-FZ-ATA__     36,700,160     73,801,728   Yes  512   7200
 26  NETAPP__  VD-50MB-FZ-ATA__     52,428,800     91,496,448   Yes  512   7200
 27  NETAPP__  VD-100MB-FZ-ATA_    104,857,600    150,478,848   Yes  512   7200
 28  NETAPP__  VD-500MB-FZ-ATA_    524,288,000    622,338,048   Yes  512   7200
 29  NETAPP__  VD-1000MB-FZ-ATA  1,048,576,000  1,212,162,048   Yes  512   7200
 30  NETAPP__  VD-2000MB-FZ-520  2,097,512,000  2,119,007,808   Yes  520  15000
 31  NETAPP__  VD-4000MB-FZ-520  4,194,304,000  4,215,799,808   Yes  520  15000
 32  NETAPP__  VD-2000MB-FZ-ATA  2,097,512,000  2,391,810,048   Yes  512   7200
 33  NETAPP__  VD-4000MB-FZ-ATA  4,194,304,000  4,751,106,048   Yes  512   7200
 34  NETAPP__  VD-100MB-SS-512_    104,857,600    126,353,408   Yes  512  15000
 35  NETAPP__  VD-500MB-SS-520_    524,288,000    545,783,808   Yes  520  15000
 36  NETAPP__  VD-9000MB-FZ-520  9,437,184,000  9,458,679,808   Yes  520  15000
 37  NETAPP__  VD-9000MB-FZ-ATA  9,437,184,000 10,649,346,048   Yes  512   7200

::*>

いろんなディスクタイプが選択できますが、BPSが520になっているものを優先して選びます。

その中で一番容量が大きいのは36番なので、「-t 36」というオプションを使います。

今回は60本を増設してみます(なお、あとで分かりますが、56本までしか認識してくれませんでした)

アダプタ0配下に20本追加するコマンド「systemshell localhost “cd /sim/dev;sudo vsim_makedisks -t 36 -n 20 -a 0″」を実行します。

アダプタ1配下に20本追加するコマンド「systemshell localhost “cd /sim/dev;sudo vsim_makedisks -t 36 -n 20 -a 1″」を実行します。

アダプタ2配下に20本追加するコマンド「systemshell localhost “cd /sim/dev;sudo vsim_makedisks -t 36 -n 20 -a 2″」を実行します。

作成したら「halt local」で停止をして、再起動します。

これで起動すればOKです。