Web開設15周年

うっかり忘れていたけど、1996年1月8日に、大学の演習室サーバで個人Webを公開してから15周年が経過していました。

1995年の春にAIX(3.2だったかなぁ?)が導入されたばかりで、X-Windowとかあまり気にせず、それ以前まで使用されていたSONY NEWSと同じようなCUIっぽい環境でPASCALとかを動かしていました。

他のこともできないかなぁ?と思って、いろいろ試していくうちに、ブラウザ(Mosaic)が起動することがわかったり、端末エミュレータが起動したり、とだんだんといろいろできそう、というのが分かってきました。

ccでコンパイルができる、というのがわかり、確か最初はrougeをコンパイルしようとしてみました。
しかし、ccではうまくいかず、gccのコンパイルとか、いろいろやってみた覚えがあります。

MosaicよりNetscapeの方がいい、という話を聞いて、ホームディレクトリにインストールしてみたりもしました。入れた当初は1.xでした。
そのうち、2.0というのが出て、LiveScript(後にJavaScriptと改名)をサポートしました。

で、いろいろと自分のホームディレクトリにアプリケーションを入れていき、エミュレータという存在を知り、UNIX上で動かせるのは何かと調べてみるとfmsxなるものがあると知り、それ関連も集めてみたりとしていました。

そして、自分でWebを作ってみたいなぁ、と思い、試しにホームディレクトリにpublic_htmlというディレクトリを作ってから、演習室の説明を公開しているWebページにアクセスして「/~ユーザ名/」をつけてみました。

・・・見れるじゃないですか

という経緯で公開を始めたのが1996年1月8日です。
埼玉大学のHTML講座を見たり、規格書見たりでいろいろやってみました。
cgiやSSIは動かせなかったけど、どうにかプログラムっぽいのが使えないかと手法を探した結果、これしかないな、とJavaScriptを始めてみました。
手始めにステータスバー上にスクロール文字とかやりましたねぇ。
その後、マインスイーパを作ってみたりもしました。

アクセスカウンターはDigits.comというところを見つけて使っていました。
・・・で、現存しているのですが、さっき確認してみたらカウンタは10691で止まってた。
当時使ってたメールアドレスを入力して設定確認したところ、動作は再開。
いったいいつから止まってたんだろうか?
ちなみに管理画面には「Created Sat, 29 Jun 1996 06:12:38 -0700」なる文字が・・・

で、演習室サーバを勝手に使ってることがばれて、httpdを停止するってことになって、代替先を探していたところたまたま発見したのが、パソコン通信の草の根BBS「RPG専門ネットEXCEL」で紹介されてたNETAGEです。
ちなみに、RPG専門ネットEXCELって、TRPGとかで有名な細江ひろみさんなどが主催してたBBSですが、結構有名なあたりの方が使ってるよ、安いよ、と発言されていたのを見た記憶があります。
(さっきググってみたところ、開設日からすると、おそらく、古谷俊一ホームページ on NetAgeの情報だったのではないかと思われますが・・・)

当時自宅でダイアルアップしてインターネット接続する環境なんてなかったのですが、当時のNET AGEはパソコン通信で接続して会員登録とかができ、そして最低維持費が500円、というので、早速登録して、以後、1996年6月20日以来、ずっと契約し続けています。

ホームページ置き場として。
といっても、NETAGEのスペースは1998年頃を最後に全然使わなくなってしまっていますが・・・

その後は、大学研究室サーバでいろいろやって、分家を作ったりして、最終的にはosakana.netを起点とした形でいろいろやっています。

これからも、いろいろやってきますよ。たぶん。

spriiing phone

タイのSPRiiiNGという携帯会社が出すという「SPRiiiNG phone
SPRiiing Smileというらしい

ごらんのようにストレートでqwertyキーボード付きのAndroid端末です。
OSは2.1で、製造メーカーはHuaweiという噂。

諸処のスペックはXperia X10 mini proと似たようなもの

バッテリー込みの重さ: 110g
サイズ: 96.4 x 62.2 x 12.0 mm
CPU: Qualcomm MSM7225-1 528MHz
RAM: 256MB
システムROM: 512MB
microSHDCは16GBまで
バッテリー: 930mAh
画面サイズ: 2.6インチ QVGA(320×240)

なかなか興味深いなぁ、と思って、Webから、「いくらなの?」「日本在住だけど買える?」と問い合わせてみたら、返事があった。

「$210だよ。スタッフが日本で使えることも確認してるよ。住所とTT Documentと一緒に送金してくれたら送るよ」

・・・「TT Document」ってなんだ?何の略だ?
輸出入に関する書類なんだろうけど・・・まぁ、確認すればいっか。

でも、なにより問題は$210という値段。
これが送料込みかどうかが非常に問題。
何せ、7月から使ってるXperia X10 mini proを、いま買うと送料込みで$250ぐらい。
そこから機能的には上なものはない状態で、ちょっと変わってるから、ということでこれとなると・・・

タイのAndroidサイトにあるSpriiing Smile開封動画
コレみると、本体裏側に「In Connection with IDEOS Designed In Sweden」と書いてあるので、IDEOSの親戚っぽいなぁ。
機種写真もあるけど、色は「白」「黒」「紫?」の3色なのかな?
で、レスに「Huawei Juni U8300」という話があるので、調べてみると・・・出てくるね。
2010年2月15日: Huawei U8100, U8110 and U8300 Android Phones Announced!

2010年7月30日: Huawei Launches U8300 and U8500 Android Handsets in India
でも、不思議と販売に関するちゃんとした記事が出てこない・・・
もしかして唯一販売に至ったのがタイなのかな?
と一瞬考えたんだけど、探してみるとスエーデンの携帯電話会社3でHuawei U8300で売ってた。
995クローネ(14000円)だそうな
う~ん・・・

メーカーページのU8300情報

参考までにキーボード付き小型系端末のサイズ比較

SPRiiing: 96.4 x 62.2 x 12mm 110g 2.6インチ
mini pro: 90 x 52 x 17mm 120g 2.5インチ
ades: 135 x 50 x 17.9mm 157g 3インチ
WILLCOM03: 116 x 50 x 17.9mm 135g 3インチ
灰鰤: 120 x 53 x 16.9mm 158g 3.5インチ
Droid pro: 119 x 60 x 11.7mm 130g 3.1インチ

jQuery Mobile Loadingメッセージ変更

iUIを使ってcgiを作ってみたものの適切な公式ドキュメントが発見できず詳しい使い方がわからず、半ば挫折。
で、雑誌を立ち読んでいたらjQuery Mobileなるものが正式リリース間近だという記事を発見。
やってみたかったあたりがドキュメントとして紹介されていたので、こっちに乗り換えてみた。

で、出てきた疑問点と、その解決方法についてメモ書きしていってみる。

第1弾「Loading…」を変えたい

JavaScriptで設定する。
ドキュメントのConfiguring Defaultsに記載の設定を行う。

メインのhtml部分のjqeury.jsとjquery-mobile.jsの間に「custom-scripting.js」行を追加。

<script src="jquery.js"></script>
<script src="custom-scripting.js"></script>
<script src="jquery-mobile.js"></script>

custom-scripting.jsには以下を記述

$(document).bind("mobileinit", function(){
    //apply overrides here
    $.extend( $.mobile, {
         loadingMessage: "読み込み中..."
    });
});

ちなみに、最初、読み間違って「loadingMessage (string, default: “読み込み中…”);」と入れればいいのかと勘違いしました。

EA800をメモ書き用途に実戦投入

日曜(2011/01/09)にオフ会があったので、ASUS Eee Note EA800を持って行ってみました。
知り合いの絵描きさんがいれば、描いてみてもらおうかな?と思ったのですが、特にいなかったので、普通にメモ書きで使ってみました。

メモ書きの目的は、オフィシャルとして口頭で発表される内容の記録。

で、40分ほど使ってみた感想。

・描画が追いついていないことがある。
・細かい線の動きに追随しないこともある
・1ページ使い切った時の新ページ作成がちょっと面倒(1操作ではできず、手数がかかるという意味で)

描画が追いついていないというのは、ずらずらずら~っと書いていった時に、途中で表示が止まって
止まっていた間に書いた分が一挙に表示される、という感じです。

あと、わたしゃ、紙に書いた時、他人に読ませると暗号化されてる、と言われるぐらいの字の汚さなのですが、
EA800に書くと、それに輪をかけ、自分でもちょっと判別に悩む文字になってしまうことが多発しています。
具体的には直線な感じが増してる、というような雰囲気です。

そうそう、ASUSのページでソースコードの追加公開と、英語マニュアルの掲示も行われましたねぇ・・・
ソースコードは相変わらずプラットフォーム部はなく、アプリ系ばかりなので、あまし参考にならない感じなのですが・・・
そろそろfirmwareアップデートないかなぁ・・・

オープンハードウェア

去年、久々にLinux系のPDAを買いました。

といっても、Agenda VR3以来の2台目ですけど。

2001年3月に本体価格$179で輸入したAgenda Computing社のAgenda VR3 developer editionですが、いまでは関連するサイトが全滅し、再インストールとかしようと思ってもするすべがないという状況になっていたりします。
パソコンとの接続方法はRS-232Cですし、無線LANなんて無い時代ですから、いまとなっては活用も難しい状態ですね。

まぁ、スペックも
・CPU NEC VR4181 MIPS(66MHz)
・メモリ 8MB RAM + 16MBフラッシュメモリ
ですから、なんともしようもないですが・・・

でも、このマシン、とてもいい点が1つあります。
それは単4電池2本で動作するということ。
なので、約10年経過後であっても、ちゃんと動作が確認できました。

で、去年はNanoNoteを買ってみた。
キーボード搭載で$99ということでおもしろそうだったので買ってみたわけだが
正味、あまりおもしろくなかった。
パソコンとの接続方法がUSBなのは今風とはいえ、無線LANがないですし、活用が難しかったです。
ダメ元で買ってみたauのwifiカードはやっぱり使えず、情報を探してみたけど、ミツミのmicroSHDC wifiカードをオープンソースで活用する話が見つからず、利用できず。
いまはともに眠っている感じです。

こっちはバッテリー駆動なので、そこそこ電気を入れたりしていないと二度と使えなくなりそうな感じなので、時々電気をいれて確認していますw


おまけでPDA箱のコレクションですw

手前左:Palm Pilot Professional 1997年3月 個人輸入 本体価格$399
手前右:Agenda VR3 developer edition 2001年3月 個人輸入 本体価格$179
奥左:HP320LX(WinCE) ソフマップで中古購入+ebay.comでWinCE2.0アップデートボード落札
奥右:IBM Workpad c3 国内購入