ここ2年ぐらいの間に、いろんな形でのSSD/FlashとHDDを組み合わせた形で高速化を図っているネットワークストレージ(NFS/iSCSI)の製品が出ています。
以前、うちのblogでも紹介したTintri VMstoreもNimbleStorageがそんな感じの製品です。
で・・・Tintri VMstoreは特徴がそのままだったので、すぐにわかったのですが、
NimbleStorageも、よくよく調べてみれば情報があり、正体がわかってきました・・・
どっちも、Supermicro社のSuper Storage Bridge Bay (SBB)シリーズのSYS-6036ST-6LRでした。(日本の代理店ページ)
まぁ、マザーボードを2枚積んで、両方のシステムからストレージベイにアクセス出来るようなサーバ筐体で、汎用的な製品が他にないので、こうならざるおえないですけどね。
1筐体にマザーボードが2枚積まれていますが、マザーボード間は10GbpsのNIC 2組でクロス接続されており、そこを使ってアクティブ/スタンバイ監視をおこなったり、キャッシュ情報のやりとりなどをおこなったりします。
(まぁ、そこらへんは、ソフトウェア実装に依存しますが)
また、マザーボードには拡張スロットが3つ(PCIe x8が1,PCIe x4が2)と、SASポートが1つあるので、拡張性という面でもまずまずなところです。
Tintri VMstore T540の方は、拡張筐体をサポートしていませんが、
NimbleStorage CS2xxシリーズの方は、拡張筐体をサポートしています。
まぁ、肝心なのは上に載せるソフトウェアの問題なので、ハードウェアが一緒であったとしても、違いが出せれば問題ないですけどね
“ネットワークストレージ業界の標準ハードウェアSupermicro 6036ST-6LR” への1件の返信