Spreadtrum社からタブレット向けSC5735とスマホ向けSC7715登場!

Spreadtrum社は、どうやら、本気でMediatek社に対抗していく気のようで、2014年も早速新製品を投入してきました。

2014/01/22:Spreadtrum Enters the Tablet Market
WCDMA通信対応タブレット向け4コアCPU SC5735

2014/01/28:Spreadtrum Launches Next Generation Single-core Smartphone Platform
WCDMA通信対応低価格スマホ向け1コアCPU SC7715

タブレット向けSC5735は、スマホ向けSC7735Sのタブレット用カスタマイズモデル、という位置づけ。
ARM Cortex-A7 4コア 1.2GHzで、GPUはARM Mali400 MP2というもの。
まぁ、順当な進出といったところ。

スマホ向けSC7715は、従来モデルのSC7710の置き換えで、従来はCortex-A5ベースだったものをCortex-A7ベースにした、というもの。
TD-CDMA向けSC8815, GSM(EDGE)向けSC6815というモデルも出る予定とか(プレスリリース記載)。
1コア向けで更新をかけてくるとは思わなかったので、ちょっと予想外です。
Cortex-A5コアを使っているとマイナスが大きい、と判断した、ってことなんでしょうね。

とりあえず、CPUコアと各モデル差がわかりにくかったので表にしてみた。

コア数 GPU WCDMAモデル TD-SCDMAモデル GSM (EDGE) モデル WCDMA / TD-SCDMA 両対応
Cortex-A5コア 1 Mali400 SC7710 SC8810 SC6820 なし
2 Mali400 MP2 なし SC8825 SC6825 なし
Cortex-A7コア 1 Mali400 SC7715 SC8815 SC6815 なし
4 Mali400 MP2 SC7730A SC8830A なし なし
4 Mali400 MP4 SC7735S SC8835S なし SC8735S

dx.comでmicroUSB機器のQiアダプタが大量入荷

microUSBコネクタで充電する機器をQi充電可能にする、汎用的なQiアダプタがdx.comで取扱始めたのは知ってたのですが、確認してみると、思いの外種類が出ている模様。

とりあえず、メモ書きとしてリストアップ。
なお、ここに上げたもの以外に、Samsung端末専用のやつとか、Qi充電台とかもdx.comでは取り扱っています。
Cell Phones & Accessories » Cables & Chargers」を見てくと、いろいろ出てくるので探してみるのも面白いでしょうね。

Itian Wireless Charging Receiver for Micro USB Mobile Phone – White
sku_273319_1
5.0V 600mA, $12.43

Universal Wireless Charger Receiver Module w/ Micro USB
sku_252209_1
5.0V 500mA, $12.41

65M-B Universal Qi Wireless Charger Receiver Module w/ Micro USB – Black
sku_280408_1
5.0V 650mA, $10.54

A3-1 Universal Qi Micro USB Wireless Charger Receiver – Green + Yellow
sku_284228_1
5.0V 500mA, $9.62

ZY-408 Wireless Charging Receiver for Mobile Phone Micro USB – Black
sku_259151_1
5.0V 650mA, $12.47

Internal Universal Wireless Charger Charging Receiver Module w/ Micro USB Port – Black
sku_242486_1
5.0V 500mA, $11.21

Micro USB Qi Wireless Charging Back Clip – Black
sku_253066_3
5.0V 1000mA, $19.55

JSQ-006 Qi Micro USB Interface Wireless Charging Receiver for Samsung / MIUI / HTC – White
sku_256218_4
5.0V 500mA, $11.41

JSQ-007 Qi Micro USB Interface Wireless Charging Receiver for Samsung / MIUI / HTC – Green + White
sku_256202_4
5.0V 500mA, $11.41

JSQ-005 Qi Micro USB Interface Wireless Charging Receiver for Samsung / MIUI / HTC – Orange + White
sku_256204_4
5.0V 500mA, $11.41

Universal 500mA Micro USB Powered Wireless Charger Receiver w/ Keychain for Samsung + More – Black
sku_253995_3
5.0V 500mA, $13.84

RHEL6でUpdateのバージョンを固定するには?

2022/09/02追記: AlmaLinux / Rocky Linuxのリリースバージョン固定方法Oracle Linux 8でリリースバージョン固定する方法

RedHat Enterprise Linux (RHEL) version6にて、Updateバージョンを固定する方法として「/etc/yum/vars/releasever」に値を指定する、もしくは、yumコマンド実行時に「–releasever=値」オプションを付加して実行する、というものがある。

が・・・
うちの環境で、これらを指定しても、常に最新のUpdate5まで上がってしまうという現象が発生していた。

原因
RHEL6環境でのreleaseverオプションは、subscription-manager(Red Hat Subscription Management)経由でサブスクリプションを登録した時のみ有効となる。

rhn_register(RHN Classic)で登録した場合は、使用できない。

RHN Classicで登録してしまっている場合は、Subscription Managementに切り替える必要がある。

RHN Classic と Red Hat Subscription Management の違いは何ですか?」に移行方法や各コマンドの対応表が掲載されていますが、releaseverオプションの制約事項について、Googleの見える範囲で公開されているような感じは無い模様・・・
隠し仕様すぎじゃないですかねぇ^^;;


この件について、根拠を聞かれた・・・

`yum –releasever` オプションの利用方法」(英語版:「How to use `yum –releasever` option」)

上記にて言及されているようですよ


おまけ
subscription-managerの使用方法

1. proxyを使う場合は設定

# subscription-manager config --server.proxy_hostname=IPアドレス --server.proxy_port=ポート番号
#

設定値の確認は以下で行う

#

2. システムをアカウントに登録

# subscription-manager register
ユーザー名: ユーザ名
パスワード: パスワード
システムは id で登録されています: <ID>
#

3. 登録状態を確認

# subscription-manager list
+-------------------------------------------+
インストールしている製品の状態
+-------------------------------------------+
製品名:                 Red Hat Enterprise Linux Server
製品 ID:                69
バージョン:                     6.5
アーキテクチャ:                         x86_64
状態:                   サブスクライブしていません
開始日:
終了日:
#

4. 利用できるサブスクリプション一覧を表示

#subscription-manager list --available
+-------------------------------------------+
    利用可能なサブスクリプション
+-------------------------------------------+
サブスクリプション名:           Red Hat Enterprise Linux Server, Premium (1-2 sockets)
                        (Up to 4 guests)
SKU:                    RH0<ID>
プール Id:                      <ID>
数量:                   7
サービスレベル:         PREMIUM
サービスタイプ:                 L1-L3
複数エンタイトルメント:         No
終了日:                         2015年02月02日
システムのタイプ:               物理

サブスクリプション名:           Red Hat Enterprise Linux Server, Premium (1-2 sockets)
                        (Unlimited guests)
SKU:                    RH0<ID>
プール Id:                      <ID>
数量:                   1
サービスレベル:         PREMIUM
サービスタイプ:                 L1-L3
複数エンタイトルメント:         No
終了日:                         2015年02月02日
システムのタイプ:               物理

サブスクリプション名:           Red Hat Enterprise Linux Server, Premium (1-2 sockets)
                        (Up to 1 guest)
SKU:                    RH0<ID>
プール Id:                      <ID>
数量:                   4
サービスレベル:         PREMIUM
サービスタイプ:                 L1-L3
複数エンタイトルメント:         No
終了日:                         2015年02月02日
システムのタイプ:               物理
#

5. サブスクリプションの割り当て実施
上記の一覧から使用したいものを選び、その「プールId」を指定してattachを実行します。

# subscription-manager attach --pool <ID>
サブスクリプションが正しく割り当てられました: Red Hat Enterprise Linux Server, Premium (1-2 sockets) (Up to 1 guest)
#

6. 登録されたことを確認
「状態: サブスクライブ済み」となっていることを確認

# subscription-manager list
+-------------------------------------------+
インストールしている製品の状態
+-------------------------------------------+
製品名:                 Red Hat Enterprise Linux Server
製品 ID:                69
バージョン:                     6.5
アーキテクチャ:                         x86_64
状態:                   サブスクライブ済み
開始日:                 2014年02月02日
終了日:                         2015年02月02日
#

7. 完了

日本語版KoboデスクトップアプリがWindows上での電子書籍読みに対応!

以前より、設定ファイルを変更すると、Kobo Desktopアプリ上で日本の電子書籍を読むことができました。
(詳しくは「日本語版Koboデスクトップアプリでも電子書籍読ませろ!(2012/07/30)」を参照)

ついに、Kobo デスクトップアプリ 3.5.2にてそのままの状態で日本の電子書籍を読むことができるようになりました!
Koboデスクトップアプリのダウンロードページにも「NEW パソコンで今すぐに読書を楽しむ」と記載されているので正式対応です!!

いままで表示出来なかったマンガや画像ベースで収録されている書籍もきちんと中身が読めるようになりました!!

以前のバージョンでの表示例
kobo3

今回のバージョンでの表示例
book

・・・・・某Amazon Kindleの方も追従してくるのかなぁ・・・

Nimble Storageの総代理店権を東芝が持ってった

2018/02/21 追記
このページ、いまも時々アクセスされているので、その後のことを書いておきます。

東芝が日本の総代理店ではなくなってやりやすくなった!
と思った矢先にHPE買収、なんて事態になりました。
HPEのプロダクトとしてやっていますが、果たして、今度、どうなることやら?


いままで何度か紹介しているSSD/HDDハイブリッド型のストレージNimble Storage。
10月にアセンテックが日本での取扱を開始した。

で、1月から本格的にいろいろ動き出すはずだったのが、いろいろスローダウン・・・

その原因が一昨日発表に・・・
東芝「米・ニンブルストレージ社と日本における総代理店契約を締結

えぇ、東芝が日本国内の総代理店権を持っていったのです。

まぁ、夏頃から、東芝ITが保守やるのかなぁ?という感じのアクセスログがあったりしたので、保守レベルが上がるんじゃないかと想定される、というのはいいんですけど、
早いところ、いろいろ済ませて欲しいところです。

うちの過去記事リスト
2012/08/06:Nimble Storage
2013/05/21:SSD+SATAのハイブリッドストレージ Nimble Storageについて調べてみた
2013/10/30:Nimble Storageの日本代理店が発表になったようで
2013/11/08:Nimble Storageについていろいろ調べたこと 2013/11/08

さて、これだけしかないのもなんなので写真でも入れときますね

外観1

裏面はこんな感じ
裏面1