IngenicからMIPS系SoC Jz4775搭載のNewton Platformなるもの登場

Ingenic(君正)からNewtonという名称の小型ボードが登場したらしい
「Newton」なんて名称使うなよ、とか思わなくもないですが・・・

プレスリリース:「北京君正推超低功耗超小尺寸智能互联设备Newton平台
製品ページ:「君正Newton—超低功耗超小尺寸智能互联设备平台
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最近、低価格帯のAndroid腕時計に採用されていることが多い、MIPS系SoCのJz4775を使用した2.2cm x 3.9cmと小型のボードで、以下の機能を持っているらしい。

・CPU Ingenic JZ4775 1GHz(MIPS系XBurstコア)
・RAM 3Gb LPDDR1
・ROM 32Gb eMMC
・ジャイロスコープ、加速度センサー、磁力計
・温度、湿度、圧力センサー、生体センサー
・WiFi 802.11a/b/g/n
・Bluetooth 4.0+EDR, BLE
・FMラジオ
・NFC
・ボードサイズ 21.6mm x 38.5mm
・厚さ 3.2mm

いくらぐらいで提供するのかわかりませんが、IngenicはLinux/Androidのソースコードをgitで公開(詳細:Linux Git 仓库目录树调整/Android-JB(4.3) JZ4775代码发布)してたりするので、今後、面白いことになってくのかなぁ・・・とちょっと期待しています。

Samba 4.0で必要なポートとRHEL用iptables設定

Samba 4.0で必要なポートについて、Sambaの公式wiki「Samba port usage」を参考に設定を作成した。

とりあえず、上記のページから必要なポートについて引用

Global Cataloge3268tcp

Service Port protocol
DNS 53 tcp/udp
Kerberos 88 tcp/udp
End Point Mapper (DCE/RPC Locator Service) 135 tcp
NetBIOS Name Service 137 udp
NetBIOS Datagram 138 udp
NetBIOS Session 139 tcp
LDAP 389 tcp/udp
SMB over TCP 445 tcp
Kerberos kpasswd 464 tcp/udp
LDAPS (only if “tls enabled = yes”) 636 tcp
Global Cataloge SSL (only if “tls enabled = yes”) 3269 tcp
Multicast DNS 5353 tcp/udp

また、Microsoft公式の「Windows のサービス概要およびネットワーク ポート要件」も参照して、必要そうなポートについて、以下のように設定した。

# for DNS
-A INPUT -p udp -m udp --dport 53 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 53 -j ACCEPT
# for Kerberos
-A INPUT -p udp -m udp --dport 88 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 88 -j ACCEPT
-A INPUT -p udp -m udp --dport 464 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 464 -j ACCEPT
# for LDAP
-A INPUT -p udp -m udp --dport 389 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 389 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 636 -j ACCEPT
# for SMB
#-A INPUT -p udp -m udp --dport 137 -j ACCEPT
#-A INPUT -p udp -m udp --dport 138 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 139 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 445 -j ACCEPT
# for RPC and SYSVOL
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 135 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 5722 -j ACCEPT
# for Global Catalog
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 3268 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 3269 -j ACCEPT
# for Multicast DNS
-A INPUT -p udp -m udp --dport 5353 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 5353 -j ACCEPT

上記をRHEL/CentOSの/etc/sysconfig/iptablesの適切な位置に追加する。

for SMBのUDP 137,138については、samba wikiの方にいるポートとして記載されているが、無くても動くようなのでコメントにしている。

ESXi5.5でSoftware iSCSIを使う時の設定

VMware vSphere ESXiで、普通のNICを使ってiSCSIストレージに接続する場合(Software iSCSI)、ESXi 5.0までであれば、VMwareの公式文書「Multipathing Configuration for Software iSCSI Using Port Binding」に記載がある。

この文書の記述が、ESXi5.5でも適用できるのか?ということを調べた。

vSphere 5.5のマニュアル:「ESXi and vCenter Server 5.5 Documentation > vSphere Storage > Configuring iSCSI Adapters and Storage
VMwareのKnowledge Base:「Considerations for using software iSCSI port binding in ESX/ESXi

結果、ESXi5.0とESXi5.5では、設定手法について差が無い、ということがわかった。

おまけ

iSCSI設定で大切なこと
・各NICに個別のIPアドレスを指定する
・iSCSI用としては、Bonding/Etherchannel/Trunking/Teamingは使用しない

・iSCSI用ネットワークが含まれる1つのvSwitchに対し複数のNICを登録し
 NICチーミング設定をしている場合、
 iSCSI用vmkはNICの枚数分作成し、それぞれにIPアドレスを割り当てる
 また各vmkのNICチーミング設定で有効なアダプタを1つのみにすること
 (iSCSI用だけNICチーミングをしない、という感じにする)

Coviaから4コアのFleaPhone CP-F03a登場

Coviaから、4コアのFleaPhone CP-F03aが登場、とのこと。

が、なぜかどこのニュースサイトにもない。

なぜかなぁ?と思ってよく見てみると
新機種

「2014/02/28」・・・明日の日付じゃないですかw

というわけで、おそらくうっかりミスで、新機種FleaPhone CP-F03aの登場が判明してしまいました。

cpf03a_frontback

今回は、若干HTC Oneっぽい雰囲気がなくもないかなぁ、というところ。

・CPU 4コア 1.2GHz。周波数的にはMT6589?MT6582?89の方ですかね? MediaTekでないのかも?
・RAM 512MBと若干少なめ。1GB欲しかったところ。
・ROM 4GB。これも、前の機種と同じなのがちょっと残念。
・Android OS 4.2。MediaTekがこれ以降のバージョン出してないからね。
・4.5インチ QHD(960×540)
・NFC対応
・FOMAプラスエリア対応
・LTE非対応(LTEのSIMは使える)
・131.2 x 66.5 x 9.9mm
・140g
・カメラ 背面500万画素/前面30万画素
・バッテリー 1800mAh

— 2014/02/28 9:00追記 —
WCDMAの2回線同時使用はできません。
ニュースサイトに掲載されている内容は、誤解を招く表現をしています。
例えば、ITmedia「コヴィア、1万9800円のSIMフリースマホを発売――4.5インチQHD液晶+クアッドコアCPU

W-CDMA対応のSIMスロット(標準SIMスロットとmicroSIMスロット)を1つずつ搭載したデュアルSIM対応となっており、2種類のSIMをセットすることで、メニューから切り替えて通信できる。音声用とデータ通信用にSIMを使い分ける、といったことも可能だ。microSDスロットも用意されている。

デュアルSIMの基礎知識が無い人が上記を読んで、以下のことを理解できるのか、非常に悩みます。
・同時に使えるのは、WCDMA 1回線分
・手動で音声用SIMとデータ用SIMを切り替えて使う
・データ用SIMを選択しているときに、音声用SIMに電話がかかってきたら圏外扱い
・音声用SIMを選択しているときに、メールとかLINEは使えない

いいのかなぁ・・・こんな感じで・・・

— 追記 終了 —


で・・・恒例のネタ元探し。

FleaPhone CP-D02は、VOTOのVOTO T8100だったので、今回もそこかなぁ、と見てみても、似た雰囲気のは無い感じ。

W450ってのが、似た雰囲気ではあるものの、スペックがいろいろ違う。

「NFCがない」「液晶が854×480」「若干薄い(131 x 66.3 x 8.8mm)」


Ginwave TechnologyのB450ってのが一番似てるような気がする。
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スペックとして製品ページに書かれているのは
・CPU BRCM23550 Quad Core 1.2GHz
・RAM 512MB / ROM 4GB
・4.5インチ QHD(540×960)
・131.2*66.5*9.9mm
・150g
・カメラ 背面500万画素/前面30万画素
・バッテリー 1800mAh

コレだとCPUが、BroadcomのBCM23550とのこと。
BCM23550のプレスリリースにはNFC対応、とあるので、該当する可能性がある。

さてさて・・・

vCenter Server 5.5のOS対応リストが見つけられない

vCenter Server 5.5は、Windows Server 2012 R2で動くのか?
というのを調べようとしたら、非常に難航したのでメモ書き。

ESXi および vCenter Server 5.5 のドキュメント → vSphere のアップグレード → システム要件 → vCenter Server のソフトウェア要件」には以下の記述が・・・

サポートされているオペレーティング システムについては、http://www.vmware.com/resources/compatibility の 『VMware 互換性ガイド』 を参照してください。

で、リンク先を見ても、うまく発見できないわけです。

どこにあったかといいますと
compati

上記の赤枠部分をクリックすると、ずらずら~っと、メニューがでてきます。
compati2

そのなかから「Host OS Compatibility Guide」の「Download Full Host OS Guide」を開きます。
具体的には、「コレ」です。

ぱっと開いた感じだと、全然関係ないように見えますが、半分ぐらいのところからWindows OS上で動作するVMwareプロダクトについての記載があります。

Windows Server 2012/2012R2に関する記述は以下の通り。

・Windows Server 2012
Workstation9.0, 10.0
vCenter Server5.5, 5.1 U2, 5.1 U1, 5.0 U3, 5.0 U2
vSphere Client (Windows)5.5, 5.1 update2, 5.1 Update1, 5.0 Update 3, 5.0 Update 2
vCenter Orchestrator5.5, 5.1 Update2, 5.1 Update1, 4.1 Update 2
vCenter Update Manager5.5, 5.1 Update2, 5.1 Update1, 5.0 Update 3, 5.0 Update 2

・Windows Server 2012 R2
Workstation10.0
vCenter Server5.1 U2
vSphere Client (Windows)5.1 update2
vCenter Orchestrator5.1 Update2
vCenter Update Manager5.1 Update2

・・・Windows Server 2012 R2の対応について、若干悩むようなところです。
なぜ古いバージョンのみ対応なのだ・・・