拡張子「egg」のファイルは韓国産のアーカイブソフト「ALZip」が作成するファイルである。単独ファイルではなく ~.vol1.egg, ~.vol2.egg, ~.vol3.egg という感じで数字連番のファイル名で分割されている場合もある。
このALZipを提供するALToolsは日本語サイトが2016年7月に終了し、英語サイトも2018年に終了。現在は韓国語サイトしか生き残っていない。
そのような状態にもかかわらずいまだにこのページにアクセスがある。しかも、2019年8月以降何故かアクセス数が上昇してきている。このため、わかりやすいようにページ構成を修正している。
さて・・・2019年10月現在、ALzipのメーカサイトは「ALTools」でハングルページしか無い。
アーカイブソフト「ALzip」の最新版は2024/03/26 v12.22 となっている。「ALzip」の最新版は2019/08/27リリースのV10.93 2022/05/17リリースのV12.09 2023/01/26 v12.13となっている
上記の「↓」のところをクリックすると恐らくWindows用のALZipを入手できる(と思われるが試していない)。
ALZipにはいろんな機能が含まれているようだが、eggファイルの展開だけしたい場合はUnEggを使うと余計なことをされずに安心である。
UnEggの入手は上記のALZipページをスクロールしていくことで現れる。ALzipページの一番下にある下記のような表示がそれである。
実は数ヶ月このボタンが正常に動作しない状態が続いていたが、2019/10/03に確認したところ修正され、左側から「EGGフォーマットの仕様(EGG_Specification.zip)」「Windows用UnEgg単体(UnEGG.zip)」「Linux用UnEgg単体(unegg.tar.bz)」「Android用UnEgg単体(unegg_android.zip)」がダウンロードできるようになっていた。
2023/02/192022/07/10時点だと左側から「EGGフォーマットの仕様(EGG_Specification.zip)」「Windows用UnEgg単体(UnEGG.zip)」「Linux用UnEgg単体(unegg.tar.bz)」「Android用UnEgg単体(unegg_android.zip)」でダウンロードされた。(URLがhttpからhttpsに変わった)
Linux用のunegg.tar.bzは2011年の日付なので以前から変化は無いようだが、Windows用のUnEGG.zipは2016年の日付で簡単なGUI部分が追加されていた。
で、EGGファイルの展開については、Windowsであれば「UnEgg.zip」をダウンロードする。UnEgg.zipを展開して、binディレクトリにあるUnEGGSample64.exeを実行すると下記の様なウィンドウが開く。
あとは、「Open」ボタンをクリックし、展開したい拡張子eggファイルを指定し、「Extract」で展開すればOKである。
=== ここより下は古い記述で、資料のために残してあります。===
~.vol1.egg, ~.vol2.egg, ~.vol3.egg というファイルが送られてきた。
状況から考えるにどうやら分割してあるものらしいが、説明はない。
検索すると、某怪しげな動画再生ソフトと同じベンダのものを解凍展開ツールとしてお薦めする知恵袋が・・・
さすがに、あんな怪しげなところを信頼する訳もないので、きちんとしたものを探すことに。
どうやら、「ALZip」というソフトで採用している独自形式の圧縮フォーマット「EGGフォーマット」を使用しているらしい。
ALZipをインストールしなきゃらなんのかなぁ、と思っていたのだが、フォーマットのページをよく見てみると、「EGGフォーマットおよび解凍モジュール関連案内」のところに「UnEggソースコードLinux用(unegg.tar.bz)」が・・・
入手してみるとC++のソースコード(gcc向け)、Linux 32bitバイナリ、Linux 64bitバイナリが含まれていました。
cygwin環境でコンパイルできるかな、と気軽にやってみたら、そううまくは行かず、追求するのも面倒だったのでCentOS5環境下でファイルを解凍展開して、今回の問題は解決、としました。
2016/09/27追記
ALTools日本語版サービスは 2016年 7月 28日をもって終了となったようです。
このため、日本語版サイトからALZip、ALSee、ALToolbar、ALSong、ALFTPが入手できなくなっています。
で、ESTSoftは海外でも展開している企業なので、探してみると「ALTools 英語版サービス」は、まだやっているようです。
「ALZip Windows版ダウンロードページ」
「ALZip EGG Format解説ページ」
ダウンロードページには「ALZip Free Serial Number」が掲載されてるけれど、「Korea, Japanでは使えない」とも書いてある。
しかし、現状はJapanでは入手できない・・・さて、どういう扱いになってることやらね・・・
2018/04/17追記
ALToolsのトップページに、2018年前半でサービス終了(We are sorry to announce that we will terminate all ALtools services in the first half of 2018.)というお知らせが出た。
現状、UnEgg SourceCode (For Linux)のリンク先が http://www.altools.com/al/downloads/egg_module/unegg_v0.5.tar.bz となっているがリンク先が無い。
韓国版の方は特に終わるとは書いていないので、情報を探してみると、UnEgg SourceCode (For Linux)のリンク先は http://sdn.altools.co.kr/etc/unegg.tar.bz となっていた。
中身を確認するとUnEgg.cpp内に「unegg v0.5」という記載があるのでコレであるようだ。
ファイルの日付は2011年6月24日なので、以前から更新はされていないようだ
2019/06/13追記
英語版ALToolsのドメインは死んでいるが、韓国版ALToolsはまだ生きている。
UnEgg SourceCode (For Linux)も http://sdn.altools.co.kr/etc/unegg.tar.bz としてダウンロードできる状態のままになっている。
ALzipの公式ページとしては「 https://www.altools.co.kr/download/alzip.aspx 」である模様。現在は2019/05/24リリースのversion 10.90 となっているようだ。
上記ページの下の方に下記の様な記述がある。
ボタンをクリックするとUnEgg関連が入手できるようになっている。
解凍できました!助かりました!ありがとうございます!
いまも時々アクセスがあるので、ちゃんとアクセスできるか確認してたりするのですが
いったいどういう界隈でこのegg形式が使われ続けているのかが分からない・・・
panda3dっていうpythonのモジュールがありまして、(pythonでの3Dゲーム開発界隈で有名)そのモジュールの中にeggファイルがたくさん出てきます
かくいう私もeggファイルがPycharmというコードエディターで開けなかったのでインターネットを彷徨ってeggファイルの情報を探していたところこのWebページにぶつかりました
そういうところでも使われてるんですね
って違うのか。
panda3dでのeggは説明読むとテキストファイルらしいのでは別物っぽいですね
panda3dでのeggファイルには圧縮機能がないので、別途gzipで圧縮を行ってegg.gzになっている、と
Internet Archiveの韓国の配信者の生放送のアーカイブをダウンロードしたところ、拡張子がEGGだったので何なのかと思ったら圧縮ファイルだったんですね。ふざけて変な拡張子にしているのかと思っちゃいましたw