超小型 3G対応 2.4インチAndroid Melrose S9

iPhoneっぽい雰囲気の外観を持つ超小型のAndroid端末「Melrose S9」というのを入手しました。
IMG_5405s

どれくらい小さいかというと、5.5インチのAndroid端末の上に載せるとこんな感じになるというぐらい。
CM_2CnOUsAAAIht

これまでも似たようなサイズの携帯が出ていましたが、初期はMTK OSと呼ばれるガラケー、ここ2年ぐらいに出たやつだとGSMのみ対応のAndroid 2.3携帯。もうちょっと進むとGSMのみ対応のAndroid 4.2携帯、でした。

そして、5月に発表され、7月から販売が開始されたのが、今回入手した「Melrose S9」です。
この製品で初となるトピックは、2つ!

「WCDMA 2100MHz対応」
「Android 4.4搭載」

いままでは、使っているSoCの問題や、RAM/ストレージを極限まで減らす(Android搭載だとRAM 256MB/ROM 512MBが標準だった)、ということから実現できてなかったことが、ついに実現されました。

さて、そんなMelrose S9ですが、メーカは香港の「Melrose / 美蘭(HK)有限公司 」社。
これまでも、小型携帯をいろいろ販売してきている会社です。
「MP3プレイヤー」の次に使ってもらう端末を心がけているようで、「终结者」という名前のブランドを掲げています。

実績がある会社が出した端末ということもあり、そこそこなものに出来上がっています。

製品ページ:「终结者智能 S9
スペック
MicroSIMスロット
WCDMA 2100MHzのみ(GSMは850/900/1800/1900対応)
2.4インチ 432*240液晶
CPU MediaTek MT6572 2コア1.2GHz
RAM 512MB / ROM 8GB or 16GB
電池 1050mAh
背面カメラ200万画素
86mm x 43mm x 8.8mm

購入については、Aliexpressの「2015 Original Melrose S9 Ultra-thin Pocket Card phones Mini 3G Smartphone 2.4 Inch Android 4.4 MTK6572 Dual Core 1.2Ghz WIFI FM」で行いました。
なお、配送指定は「DHL」を選択したところ、実際にはe-EMSで発送され、8日で到着しました。
+3ドルぐらいでe-EMS(廉価版EMS)となるのであれば、非常にお得なので、ぜひとも選びましょう。(追加料金無しのシンガポールPostに比べて2週間ぐらい早く届くと思います)

で・・・実際に使ってみて判明したことを書いていきます。

SIMは、SMS無しのデータSIMでも使用できます。
実際、IIJmioのデータSIMを使って通信ができることを確認しました。
APN登録はされてないので、手動で入力する必要があります。

電池については、画面表示しない状態で、3G接続+Bluetooth接続でWX01TJの待ちうけを行わせた状態で36時間ぐらい放置できます。
ただ、バッテリー残量計算が狂ってるようで、45%~0%までは直角に近い勢いで、スコーン、と、あっという間に減ります。

画面つけっぱなしで3G接続+BluetoothでWX01TJの待ちうけ放置、だと5時間ぐらいですかね。
画面の消費電力がかなり大きい模様。

中のアプリは中華系の怪しいものはなく、素のAndroidに、iPhoneっぽい雰囲気のホーム画面をつけただけです。
Google Playストアが導入されているため、普通にアプリをインストールすることができます。

mel-001
mel-002
(1個ある「S」アイコンのやつは、中国向けのIMEです)

まぁ・・・画面が小さいために、インストール前のアカウント情報入力に非常に手間取りますけどね・・・・
IMG_5407s

言語設定に日本語がないので、まずは、PlayStoreで「MoreLocal2」を探してインストールしてください。
(もしくは開発者のサイト「MoreLocale 2」からダウンロードして、インストールでも良い)

melroses9-002

MoreLocale2を起動すると画面が小さすぎて変な感じになってますが、設定はできます。
melroses9-003

ただ、アプリだけでは設定できず、別途、Android SDKをインストールしたパソコンにつないで、pmコマンドで言語変更を有効化する必要があります。

設定すれば下記のように日本語表示になります。
melroses9-005

ここからはいくつかのアプリでの動作状況をご紹介。

Google 日本語入力を使って、twitter webから発言しようとすると、こんな感じです。
twitter
入力するにはつらい感じです。

画面サイズに合わせたレイアウトを適切におこなってくれるものでないと悲惨です。

たとえばIngress
ingress
ゲーム開始時のどっちの陣営に所属するかを選ぶところで、「レジスタンス」を選ぶためのアイコンしか表示されません。
まぁ、そもそも、画面にメッセージがぜんぜん収まっていませんけどね。

torne mobile
torne
「次へ」というアイコンが表示されているもの、クリックしても反応がない。

WX01TJ用アプリ
wx01tj
一見普通そうですが、本来はテンキーの上側に入力した電話番号を表示するための欄があります。

ちなみに、WX01TJと並べてみるとこんな感じになって面白いです。
wx01tj-gaikan

問題なく動いたアプリ例

スクールガールストライカーズ
すくすと
スクリーンキャプチャだと結構まともそうですが、実際の画面でみると、文字が小さすぎるというところはありますが、問題点はそれぐらいです。

動作風景を撮った動画

まぁ、スクストは、同じSoC採用のJIAYU F1で普通に動いていたから、動き自体は大丈夫だってわかっていたんですが、まさか、QVGA画面にまで対応しているとは思わなかったという感じです。

そんな感じで、おもしろ端末としては、十分すぎるほどの性能は持っているかと思います。

なお、「超小型Android Melrose S9(旧版記事)」には、CPU-Zの結果、dfの結果、default.prop/build.propの内容も掲載しています。
必要な人は合わせてみていってください。

RHEL/CentOS6でSolarisみたいなsyslog出力を行う

Solarisからの移行ユーザからこんなことを言われた。

Solarisだとログ出力にFacitilyとPriorityがあるのに、Linuxはなんで無いの?

Solarisの例

Aug 21 18:30:26 solaris hme: [ID 517527 kern.info] SUNW,hme0 : Internal Transceiver Selected.
Aug 21 18:30:26 solaris hme: [ID 517527 kern.info] SUNW,hme0 :   100 Mbps Full-Duplex Link Up
Aug 21 18:30:54 solaris savecore: [ID 570001 auth.error] reboot after panic: [AFT1] errID 0x00090886.6bd9286c UE Error(s)
Aug 21 18:30:54 solaris     See previous message(s) for details
Aug 21 18:30:54 solaris ntpdate[175]: [ID 558275 daemon.notice] adjust time server 158.211.134.200 offset 0.350887 sec
Aug 21 18:30:58 solaris xntpd[186]: [ID 702911 daemon.notice] xntpd 3-5.93e Mon Sep 20 15:47:11 PDT 1999 (1)
Aug 21 18:30:58 solaris xntpd[186]: [ID 301315 daemon.notice] tickadj = 5, tick = 10000, tvu_maxslew = 495, est. hz = 100
Aug 21 18:30:59 solaris xntpd[186]: [ID 798731 daemon.notice] using kernel phase-lock loop 0041
Aug 21 18:30:59 solaris last message repeated 1 time
Aug 21 18:31:09 solaris pseudo: [ID 129642 kern.info] pseudo-device: tod0
Aug 21 18:31:09 solaris genunix: [ID 936769 kern.info] tod0 is /pseudo/tod@0

Linuxの例

Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/postfix-script[32480]: stopping the Postfix mail system
Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/master[32414]: terminating on signal 15
Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/postfix-script[32552]: starting the Postfix mail system
Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/master[32553]: daemon started -- version 2.6.6, configuration /etc/postfix

ふむ・・・確かに

/etc/rsyslog.confを編集して実現してみた。
参考資料
・Red Hat Enterprise Linux 6導入ガイド :「第20章 ログファイルの表示と管理

さすがにデフォルト出力を変えてしまうと、Linux側のツールでsyslogを処理した場合に問題が生じるので
Solaris互換のログファイルは別ファイルで出力させることにした。

設定を行った「/etc/rsyslog.conf」のサンプルは以下。

$template FacilityTmpl,"%timereported% %HOSTNAME% %syslogtag% [ID %MSGID% %syslogfacility-text%.%syslogseverity-text%]%msg:::sp-if-no-1st-sp%%msg:::drop-last-lf%\n"
mail.*                                         /var/log/solaris-compati.log;FacilityTmpl

その出力例

Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/postfix-script[32480]: [ID - mail.info] stopping the Postfix mail system
Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/master[32414]: [ID - mail.info] terminating on signal 15
Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/postfix-script[32552]: [ID - mail.info] starting the Postfix mail system
Aug 26 17:11:52 centos6 postfix/master[32553]: [ID - mail.info] daemon started -- version 2.6.6, configuration /etc/postfix

「%MSGID%」に具体的な値が出力されず、「-」になってしまうというのは、Linux側の仕様なのかどうなのか???

まぁ、とりあえず、おおむね実現できたのでよしとした。

Win7 32bitをWin10 64bitにしたメモ

中古でWindows 7 32bitのパソコンを入手した。

まぁ、状態がよくわからんし、メモリを4GB以上にしたいから、64bitに入れ替えたいけど、Win7 64bitメディアもってないしなー、ということで、Windows10 64bitにしてみることにした。
なお、Win7 32bit上のデータは全て捨てた。

手順
1. Windows 7 32bitを起動
2. Windows 7のライセンス認証が通ってることを確認
3. 「Windows 10 のダウンロード」で32bitバージョンのツールをダウンロード
4. まずは「他のPC用にインストールメディアを作る」を選んで「アーキテクチャ 64ビット」用のメディアを作成
5. もう1回ツールを起動し「このPCを今すぐアップデートする」を実施
6. 2時間弱待つ
7. Windows10 32bitが起動してくる
8. Windows10のライセンス認証が通っていることを確認
9. シャットダウン
10. 4で作成したメディアで起動
11. Windows10 64のインストールを行う
12. 途中2回あるライセンス入力は「スキップ」を選択 ← <超重要>
13. 1時間強待つ
14. Windows10 64bitが起動してくる
15. Windows10のライセンス認証が通っていることを確認

BLUBOO X550を使った感想

BLUBOO X550を使っていて感じたことのメモ書き

・バッテリーはすごい持つ
さすが5300mAh

・SIMスロットの動作について
SIM slot1:標準SIM
SIM slot2:MicroSIM

WCDMA/LTEが使用できるのは片方のみ。
どちらのslotでも良いが、明示的に切り替える必要がある。

なお、firmwareが150602版はバグでSIM slot2(MicroSIMスロット側)がGSMしか使えない。
150616版にアップデートすると、SIM slot2でもWCDMA/LTEが使用できるようになる。

・firmwareアップデートについて
OTAでアップデートできる、ということになっているのだが、うちの環境ではOTAで150602版から150616版へのアップデートを行うことはできなかった。
MediaTekのfirmware書き換えツールSP Flashを使用して、端末初期化&firmware書き込みを行いアップデートした。

・root権限について
標準では使えない。
探せばなんとかなるのかもしれないが、個人的には不要なので探していない。

・パズドラ、torne mobile、huluなどのうるさいアプリの動作
特に問題なく動作している。

・急速充電について
MediaTek Pump Express plusという急速充電規格に対応している、という話で、
ACアダプタも対応しているような雰囲気なのだが、添付のUSBケーブルを使ってつないでも、特に急速充電されているような雰囲気が見当たらない・・・

なお、5V 2A以上供給できるアダプタを使うと、1時間に25%ぐらいの勢いで充電できる。

・使用できるSIMについて
SMS対応のSIMではなくても、使える。
(データ通信のみもokということ)
SIM slotのピンはボールタイプのものなので、SIM変換アダプタを使った場合のトラブルがおきにくいようにはなっている。

・Mineo SIMでの利用について
LTE B1(2100MHz)のみなので、都市部ならそれなりに使える。
郊外に出て行くとつらいと思う。
標準の設定画面だけでは、どうしても3Gを見に行ってしまうようでアンテナが立たない。
MTK Engineering Modeに入り設定を行う必要がある。
詳細は「MediaTek SoCのLTE端末でmineo SIMを使うには?」を参照のこと。

・APN設定をしてもデータ通信ができない
おそらく「設定」の「Data Usage/データ通信量」のところにある「モバイルデータ」設定がoffになっているため。
以前は「モバイルネットワーク」設定にあったが、Android 5.0から移動したので注意が必要。

・無線LAN 802.11aに対応しているのかどうかが微妙
箱の記述がマジックで消されていた。
家の802.11aアクセスポイントが認識できなかった

超小型Android Melrose S9(旧版記事)

いろいろ情報を追加した記事を下記で公開しています。
超小型 3G対応 2.4インチAndroid Melrose S9

——————————————————
iPhoneっぽい外観を持つ2.4インチ液晶を持つ超小型のAndroid端末Melrose S9を入手しました。

Melroseは社名で、この会社は「MP3プレイヤーを終わらせる者」ということで使命にしているようで「终结者」というブランドを掲げ、いろんな携帯電話を出してきています。

いままでは、MTK OSといういわゆるガラケーOS搭載の携帯電話だったものが、昨年に入り、Androidを搭載したものも出てきました。
しかし、すべて日本では使えないGSM onlyの端末でした。

それが、ついに5月にWCDMA対応の新機種「终结者S9」こと「Melrose S9」を発表し、7月ぐらいから入手できるようになりました。
製品ページ:「终结者智能 S9

簡単なスペックを紹介すると

MicroSIMスロット
WCDMA 2100MHzのみ(GSMは850/900/1800/1900対応)
2.4インチ 432*240液晶
MT6572 2コア1.2GHz
RAM 512MB / ROM 8GB or 16GB
電池 1050mAh
背面カメラ200万画素?
86mm x 43mm x 8.8mm

といった、まぁ、基本なところは押さえているスペックとなっている。

今回、購入はAliexpressの「2015 Original Melrose S9 Ultra-thin Pocket Card phones Mini 3G Smartphone 2.4 Inch Android 4.4 MTK6572 Dual Core 1.2Ghz WIFI FM」で行いました。
なお、配送指定は「DHL」を選択したところ、実際にはe-EMSで発送され、8日で到着しました。
+3ドルぐらいでe-EMSとなるのであれば、非常にお得なので、ぜひとも選びましょう。(追加料金無しのシンガポールPostに比べて2週間ぐらい早く届くと思います)

外箱とおまけのMelrose S9用ケース
IMG_5399ss

中身
IMG_5401

ねじ回しはSIMカードスロットの蓋がネジ止めされているために添付されています。
この袋の中には予備のネジが2本入っていました。

裏はこんな感じ
IMG_5402

電源オン
IMG_5403s

初期ロック画面
IMG_5404s

初期ホーム画面
IMG_5405s

アプリ一覧
mel-002
mel-001

初期インストールのキーボードを開いてみるとこんな感じ
IMG_5407s
かなり注意して操作しないと誤入力します。

SIMはSMS対応ではなくともよく、データSIMを入れて使えている。

標準でGoogle Playストアがインストールされているので、解像度が大丈夫であればアプリが普通に使える
melroses9-001

言語に日本語はないので、PlayStoreで「MoreLocale2」をインストールする
melroses9-002

MoreLocale2を起動すると画面が小さすぎてw
melroses9-003

pmコマンドで言語変更を有効化して設定すれば日本語に
melroses9-005

そんな感じで、いろいろ遊べそうな感じです

CPU-Zで取得したMerlose S9の結果
Device
Manufacturer Alps
Model ID MELROSE S9
Android Version 4.4.2
Kernel Version 3.4.67
Battery Capacity 1000 mAh
Dimensions mm – g
SoC (Processor)
Architecture ARM (armv7l)
SoC Model MediaTek MT6572
SoC Family 2x ARM Cortex-A7 @1.00 GHz
Frequency 1001 MHz / Min: 598 MHz – Max: 1001 MHz
Main CPU Cores 2 Cores / 2 Threads
Process 28 nm
CPUID 41.0.7.C07.3
Revision R0P3
Features SWP HALF THUMB FASTMULT VFP EDSP THUMBEE NEON VFPV3 TLS VFPV4 IDIVA IDIVT
Bogomips 1993.93 MIPS
Display (GPU / LCD)
SoC Manufacturer ARM
SoC Model Mali-400 MP
OpenGL Ver. 2.0
LCD Size 3.1 inches / 7.9 cm
LCD Resolution 240 x 432 pixels
LCD Definition 160 DPI
Memory
RAM 471 MB (1 GB)
Flash 2615 MB
Embedded Sensor
Sensor #1 KXTJ2-1009 3-axis Accelerometer
Sensor #2 PROXIMITY


Model number: MELROSE S9
Android version: 4.4.2
Baseband version: MOLY.WR8.W1315.MD.WG.MP.V43, 2014/12/24 19:07
Kernel version: 3.5.67
Build number: ALPS.KK1.MP7.V1
Custom build version: MELrose_S9_110_CN_20150602

ディスク容量

shell@g15:/ $ df
Filesystem               Size     Used     Free   Blksize
/dev                   235.9M   128.0K   235.7M   4096
/sys/fs/cgroup         235.9M    12.0K   235.8M   4096
/mnt/secure            235.9M     0.0K   235.9M   4096
/mnt/asec              235.9M     0.0K   235.9M   4096
/mnt/obb               235.9M     0.0K   235.9M   4096
/system                787.4M   492.8M   294.5M   4096
/data                    2.6G   147.3M     2.4G   4096
/cache                 221.5M     4.1M   217.3M   4096
/protect_f               8.8M     4.1M     4.8M   4096
/protect_s               8.8M     4.0M     4.8M   4096
/mnt/cd-rom              1.2M     1.2M     0.0K   2048
/storage/sdcard1         2.5G   147.3M     2.4G   4096
/mnt/media_rw/sdcard0: Permission denied
/mnt/secure/asec: Permission denied
/storage/sdcard0        14.8G     1.3M    14.8G   32768
1|shell@g15:/ $

なお、MicroSDスロットはありません。

/default.propの内容

1|shell@g15:/ $ cat /default.prop
#
# ADDITIONAL_DEFAULT_PROPERTIES
#
ro.secure=1
ro.allow.mock.location=0
persist.mtk.aee.aed=on
ro.debuggable=0
ro.adb.secure=1
persist.sys.usb.config=mtp
persist.service.acm.enable=0
ro.mount.fs=EXT4
ro.persist.partition.support=no
shell@g15:/ $

/system/build.propの内容

shell@g15:/ $ cat /system/build.prop
cat /system/build.prop
# begin build properties
# autogenerated by buildinfo.sh
ro.build.id=KOT49H
ro.build.display.id=ALPS.KK1.MP7.V1
ro.build.version.incremental=MELrose_S9_110_CN_20150602
ro.custom.build.version=MELrose_S9_110_CN_20150602
ro.build.version.sdk=19
ro.build.version.codename=REL
ro.build.version.release=4.4.2
ro.build.date=2015蟷エ 06譛・04譌・ 譏滓悄蝗・12:14:14 CST
ro.build.date.utc=1433391254
ro.build.type=user
ro.build.user=tj
ro.build.host=bu3-server2
ro.build.tags=test-keys
ro.product.model=MELROSE S9
ro.product.brand=alps
ro.product.name=g15
ro.product.device=g15
ro.product.board=g15
ro.product.cpu.abi=armeabi-v7a
ro.product.cpu.abi2=armeabi
ro.product.manufacturer=alps
ro.product.locale.language=zh
ro.product.locale.region=CN
ro.wifi.channels=
ro.board.platform=
# ro.build.product is obsolete; use ro.product.device
ro.build.product=g15
# Do not try to parse ro.build.description or .fingerprint
ro.build.description=g15-user 4.4.2 KOT49H MELrose_S9_110_CN_20150602 test-keys
ro.build.fingerprint=alps/g15/g15:4.4.2/KOT49H/:user/test-keys
ro.build.flavor=
ro.build.characteristics=default
# end build properties

# begin mediatek build properties
ro.mediatek.version.release=ALPS.KK1.MP7.V1
ro.mediatek.platform=MT6572
ro.mediatek.chip_ver=S01
ro.mediatek.version.branch=KK1.MP7
ro.mediatek.version.sdk=2
# end mediatek build properties
#
# from out/target/product/g15/obj/CUSTGEN/config/system.prop
#
#
# system.prop for generic sdk
#

rild.libpath=/system/lib/mtk-ril.so
rild.libargs=-d /dev/ttyC0


# MTK, Infinity, 20090720 {
wifi.interface=wlan0
# MTK, Infinity, 20090720 }

# MTK, mtk03034, 20101210 {
ro.mediatek.wlan.wsc=1
# MTK, mtk03034 20101210}
# MTK, mtk03034, 20110318 {
ro.mediatek.wlan.p2p=1
# MTK, mtk03034 20110318}

# MTK, mtk03034, 20101213 {
mediatek.wlan.ctia=0
# MTK, mtk03034 20101213}


#
wifi.tethering.interface=ap0
#

ro.opengles.version=131072

wifi.direct.interface=p2p0
dalvik.vm.heapgrowthlimit=96m
dalvik.vm.heapsize=128m

# USB MTP WHQL
ro.sys.usb.mtp.whql.enable=0

# Power off opt in IPO
sys.ipo.pwrdncap=2

ro.sys.usb.storage.type=mtp,mass_storage

# USB BICR function
ro.sys.usb.bicr=yes

# USB Charge only function
ro.sys.usb.charging.only=yes

# audio
ro.camera.sound.forced=0
ro.audio.silent=0

ro.zygote.preload.enable=0


ro.kernel.zio=38,108,105,16

#kcm added by phf, 20140709
ro.operator.optr=CUST

persist.sys.timezone =Asia/Shanghai

#KCM lizongmin for g15 small lcd 240*432
ro.sf.lcd_density=160


#
# ADDITIONAL_BUILD_PROPERTIES
#
persist.gemini.sim_num=1
ro.gemini.smart_sim_switch=false
ro.gemini.smart_3g_switch=0
ril.specific.sm_cause=0
ril.external.md=0
ro.btstack=blueangel
ro.sf.hwrotation=0
ril.current.share_modem=1
curlockscreen=1
ro.mediatek.gemini_support=false
persist.radio.fd.counter=15
persist.radio.fd.off.counter=5
persist.radio.fd.r8.counter=15
persist.radio.fd.off.r8.counter=5
drm.service.enabled=true
fmradio.driver.enable=1
ril.first.md=1
ril.flightmode.poweroffMD=1
ril.telephony.mode=1
dalvik.vm.mtk-stack-trace-file=/data/anr/mtk_traces.txt
persist.mtk.anr.mechanism=1
mediatek.wlan.chip=mediatek.wlan.module.postfix=_
ril.radiooff.poweroffMD=0
ro.config.notification_sound=Proxima.ogg
ro.config.alarm_alert=Alarm_Classic.ogg
ro.config.ringtone=Backroad.ogg
persist.mtk.wcn.combo.chipid=-1
ro.fota.oem=MTK_KK
ro.fota.platform=MTK_KK
ro.fota.type=phone
ter.service.enable=0
mediatek.extmd.usbport=0
ro.lte.dc.support=0
ril.active.md=0
ro.setupwizard.mode=OPTIONAL
ro.com.google.gmsversion=4.4_r3
ro.com.google.clientidbase=alps-g15-{country}
ro.com.google.clientidbase.ms=alps-g15-{country}
ro.com.google.clientidbase.yt=alps-g15-{country}
ro.com.google.clientidbase.am=alps-g15-{country}
ro.com.google.clientidbase.gmm=alps-g15-{country}
persist.sys.dalvik.vm.lib=libdvm.so
net.bt.name=Android
dalvik.vm.stack-trace-file=/data/anr/traces.txt
shell@g15:/ $