上海問屋のUSB温度計はPCsensor OEM


上海問屋取り扱いで、799円のUSB温度計 DNSB-35137 なるものが発売されるとのこと。

対応はWindowsとあるが、Linuxで使えないか可能性を調査。

写真に書いてある「TEMPer」で探したところ、あっさりと判明。

PCsensor.comの取り扱い商品の「TEMPer gold」でした。
メーカ直販リンク:「temperature controllers,USB PC thermometer, gold TEMPer
このメーカ、AliexpresseBayなどにも出しているので、お好きなところから買うこともできます。
その他だと、DealExtremeが送料込みで安いようですね。(いま←から輸入してますがいつ届くかな・・・)

Windows用のソフトウェアはメーカのSoftwareページにあります。
2012/12/10現在では、「27番」にあるドライバとソフトウェアのセット、TEMPer V23.5.zipが該当していると思われます。

Linuxでの利用については、いろいろ例があるようです。
TEMPerには「専用ドライバを必要とするもの」と「HIDとして認識され、キー入力として値が認識されるもの」の2種類があるようです。

「TEMPer gold」表面に記載されている「Caps lock to excel」という文面から察するに、おそらくこちらの製品はHIDとして認識されるタイプだと思われます。

で、使えるドライバについては、正直、まだ情報が整理できていないですね。

TEMPer Temperature Sensor Linux Driver
(2012/12/25修正)
HIDタイプ向けのドライバのようだ。
「HID\VID_1130&PID_660c」用のソフト。
コメント欄に様々な情報がある

http://www.isp-sl.com/pcsensor-0.0.1.tgz
上記のblogコメントにあった。
「HID\VID_0C45&PID_7401」用のソフト

https://github.com/edorfaus/TEMPered
C library and program for reading the TEMPer family of thermometer and hygrometer devices.
「HID\VID_1130&PID_660c」「HID\VID_0C45&PID_7401」「HID\VID_0C45&PID_7402」で使えるようだ。
コンパイルにはCMake 2.8以上が必要。

Amazon.co.jpの類似製品ページのレビュー
いろいろヒントが書いてあった。

ThermoHID
Windows向けのGUIソフト


2013/03/22追記
Linux用ドライバとして、うちで改良したものを「pcsensor-1.0.2 for TEMPerV1.2 with multi device support」で公開しています。

CentOS4の2012年03月以降のパッチ


検索でこの記事に来た人へ

2015年1月29日現在、ここにあるような個別で適用したりするのでは無く、Oracle Linux 4に切り替えてしまう、というのが楽でいいでしょう。
詳細は「RHEL4/CentOS4をOracle Linux4に!」で紹介しています。


CentOS4は、RHEL4のサポート期限終了に伴い、2012年2月末以降のパッチが公式に提供されていません。

とはいえ、まだ使いたい場合にどうするか?

同じRHELベースのOracle Enterprise Linuxのサイトで「Lifetime Support Policy: Coverage for Oracle Linux and Oracle VM」を見てみると2013年2月までサポートが続いているようだ。
そこで、Oracle Enterprise Linux 4.0のソースRPMディレクトリを見ると、2012年3月以降の日付のものがちらほら・・・

そんなわけで、そこからファイルを持ってきて使うことにする。

うちのサーバ(の1つ)で必要なものをリストアップすると、以下の4ファイル。

# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/bind-9.2.4-38.0.2.el4.src.rpm
# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/glibc-2.3.4-2.57.el4.1.src.rpm
# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/openssl-0.9.7a-43.18.0.1.el4.src.rp
# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/tzdata-2012i-2.0.1.el4.src.rpm

ダウンロードして、「rpmbuild –rebuild ファイル名」でRPMパッケージ作成し、インストール・・・っと。


追記1:

tzdataのchangelogを見ると、2012年5月の変更分からoracleの人が変更履歴を書いているので、RedHatの延長サポートとかとは関係なく、Oracle主体でSRPMを作っているようです。

以下はtzdata.specからの引用。

* Mon Nov 26 2012 Keshav Sharma <~@oracle.com> - 2012i-2.0.1.el4
- Backported fixes from 2012i-2 version of Oracle Linux 5
- Preserve hardlinks that zic leaves behind, install with cp -d (Petr Machata -~@redhat.com)
- Upstream 2012i
  - Cuba switched to DST
- Switch back to using system zic, ignore upstream Makefile at all. (Petr Machata - ~@redhat.com)
- Drop Factory from distribution (Petr Machata - ~@redhat.com)
- Upstream 2012h
  - Brazilian state Bahia no longer has DST.
  - Brazilian state Tocantins now has DST.
  - Israel has new DST rules next year.
  - Jordan stays on DST this winter.
- Upstream 2012g
  - Adjust the packaging for new Makefile
  - Palestine: Fall transition was Sep 21, not Sep 28
  - Samoa: Daylight Saving Time commences on Sunday 30th September
    2012 and ends on Sunday 7th of April 2013.
- Upstream 2012f
  - Fiji will start daylight savings at 2 am on Sunday 21st October 2012
    and end at 3 am on Sunday 20th January 2013.  Guess it will be like
    that in following years as well.
- Upstream 2012e
  - Tokelau is in time zone UTC+13, not UTC+14 (and always was)
- Upstream 2012d
  - Morocco will not observe DST during the month of Ramadan.
    DST cessation end date was corrected.
  - Drop tzdata-2012c-morocco.patch

* Thu Jul 19 2012 Keshav Sharma <~@oracle.com> - 2012c-1.0.2.el4
- Backported fixes from 2012c-3 version of Oracle Linux 5
   -- Morocco will not observe DST during the month of Ramadan

* Thu May 23 2012 Keshav Sharma <~@oracle.com> - 2012c-1.0.1.el4
- Backported fixes from 2012c-1 version of Oracle Linux 5
   - Haiti observes DST from 2012 on
   - Gaza Strip and Hebron observe DST in 2012
   - Change start of DST in Syria to last Friday in March

* Fri Mar 16 2012 Petr Machata <~@redhat.com> - 2012b-3.el4
- Morocco moved DST entry to last Sunday of April
- Resolves: #802542

追記2 2013/07/22

timezoneデータだけ地味にアップデートし続けています。
現在は2013/07/05更新の「tzdata-2013c-1.0.1.el4.src.rpm」が最新です。

Lewa OS(乐蛙OS)がMTK MT6577搭載機に公式対応


以前、Rstream A1の記事(中華なAndroidベースのカスタムOSのメモ書き 2012/03/27版など)で触れた、乐蛙科技開発のLewa OS(乐蛙OS)

久しぶりに公式ページを確認してみると、いろいろ公式対応機種が増えている。

むしろ、以前から対応していた機種は、Android 2.3ベースのままで、新規追加になったやつだけが、Android 4.0ベースになっている、という謎な対応具合。

で、Android 4.0ベースの機種はと見てみれば、全部MTK MT6577搭載機。

ZTE V970
ZTE V889M
Lenovo A750
Lenovo P700
Lenovo A789
Huawei U8836D
夏新(Amoi) N820(大V)
夏新(Amoi) N821(大V进步版)
佳域(JIAYU) G2(MT6575版?)
佳域(JIAYU) G2双核普及版/G2双核标准版
佳域(JIAYU) G3
优米 X1
GLXL 100
ZOPO ZP900
金立 GN700W
康佳 E900
大可乐 Dakele

まさか、MTK系をここまでサポートするカスタムROM系が出てくるとは想定していませんでした。
どこまで対応をがんばれるのかがちょっと見ものです。

なお、Lewa OSへの書き換えには、公式配布のツールを使うようです。
スクリーンショット付の中国語解説記事→:迅蛙出击 迅蛙一键刷机教程

3DSに使うSDカードは早いほうが良い


いままで3DS購入時に標準添付されている2GBのSDHCカードを使っていました。

で、いくつかソフトをインストールしたり、写真を撮ったりしている状態で、とびだせどうぶつの森のダウンロード版を購入したところ、空き容量がない、ということでダウンロードできませんでした。

とりあえず、すぐにダウンロードしたかったので、手持ちを探すと、Panasonic Class10の8GB microSDHCカードが余っていたので、それを使ってみました。

まぁ、ちゃんと使えてはいたのですが、そこで聞こえてきた「どうぶつの森のカートリッジではセーブ高速化のためにSLC NANDを使用している」という話。

言及されていないけど、ダウンロード版の場合、SDHCカードの速度に依存しているってことだよな、と高速なSDHCカードを調達してみた。

今回は、SANDISKのExtreme Pro 8GB。

自宅にmicroSDHC→SDHC変換カードが余っていたので、スマホに流用できるmicroSDHCのものを買いました。
流用を考えなければ、普通にSDHCのやつを選択しておくのがいいと思います。

替えたところ、効果はてきめん。
いままでロード時に、円が3回回転してたところが、1回で済むぐらいに高速化。
もちろん、セーブの時も早い。

3DSの電源を入れた時の初期画面のアプリ一覧表示も高速化。
いいことばかりです。

ぜひ、みなさんもしてみるといいですよ。

JIAYU G3(佳域G3)とJIAYU G4


ようやくコンスタントにJAIYU G3が入荷するようになってきましたね。

昨日、firmwareの更新があったようです。

オフィシャル:佳域G3最新固件下载(20121204发布)
転載:佳域G3官方固件G3-20121129-082828下载

2012/12/05現在の最新firmwareは「G3-20121129-082828」
Androidのバージョン自体は Android 4.0.4のようです。

さて、MTK手机网に気になる記事が上がっています。
MTK手机网:佳域G4、G2S官方最新进度消息

新機種が3つ出る、という話です。

たぶん、左から「佳域G4」「佳域G2S」「佳域G3 TD版」です。

・佳域G4
MTK MT6589(4コア)搭載
4.7インチ液晶
2013年Q2にかかりそうな時期に発売

・佳域G2S
MTK MT6577(2コア)搭載
すでに販売されているJAIYU G2plusのアップデートモデル。
JAIYU G2plusは、メモリが512MBのものと、1GBのものが存在しているが、G2Sになった時に何が変わるのかが謎。
最低限カメラがアップデートされるようだ。
2013年1月予定。

・佳域G3 TD版
JAIYU G3はWCDMAモデルだけど、中国国内向けのTD-SCDMAバージョン。
おそらくは、MTK MT6517を使ったモデルになるんでしょう。

また、現行機種に対するAndroid 4.1ベースのfirmware開発も進んでいるようです。
現在のところ、クローズドβテスト中で、JIAYU G3とJAIYU G2plus向けで開発されているとのこと。

おまけ:
現行のJAIYU G2plus

512MB版のみの販売が続いていたけれど、1ヶ月ぐらい前から1GB版も在庫有り、となっている。
1GB版は+20ドル。