AMD Trinityをお薦めできる層について

AMD Trinityは以下のユーザには、間違い無くお勧め。

・PCを久しぶりに更新する人
・あまりお金をかけたくない人
・もしかしたらPCゲームをあとでやるかも・・・と思ってる人

PCを久しぶりに更新する人に向く理由
流用できるパーツがないので、全部一新する必要がある。
そんなわけで、パーツで買うより、全体を買い直した方が安くなる可能性が高い。

各パーツの状況については・・・
・電源のコネクタが微妙に足りない可能性あり
・2年前だとDDR2メモリなので、DDR3メモリ全盛の今は使えない
・いまのマザーボード上のPCケース用のファンコネクタも3ピンじゃなくて4ピンが一般的
・いまのマザーには、DVD-ROMドライブ用のPATAコネクタがないので、DVDドライブも買い替え

あまりお金をかけたくない人
そこそこの性能と消費電力が手に入るので、マザーボードにmicroATX採用のもの、APU(CPU)はA10-5700、というあたり組み合わせが一番いいのではないかと思います。

もしかしたらPCゲームをあとでやるかも・・・と思ってる人
まずはオンボードで、そこそこ動く。
それで足りなくなったらグラフィックボードを載せる、ということができる。
という感じで、発展性が臨める、というあたりがいいと思います。


さて・・・

そんな感じで書いてみましたが、APUを活用しない、という利用方法も考えていたり。
それは仮想化マシンとして使ってしまう、というものです。

最近のDDR3メモリの低下具合を考えてしまうと、DDR3の8GBメモリを4枚載せると、32GBメモリのマシンが出来てしまうので、いろんな実験環境を作れてしまうんですよね。

PCケースを別に用意して、ESXiを入れてみようかと思っています。

タッチで家の鍵を開け閉め(海外製品版)

以前作成した「タッチで家の鍵を開け閉め(Edy/Suica/Felica)」の更新をしようかと情報を調べてみたところ、Suica/Felicaに対応している製品に関しては特に大きな違いはないようでした。

それ以外に、海外で主流のMIFARE(ISO/IEC 14443 Type A)準拠カードにのみ対応している製品群が日本でもちらほら販売されていました。
それらは、日本の正規代理店っぽい感じのものはなく、鍵の業者が独自で対応しているように見受けられました。
それらの製品群を比較していくと、製造元らしきメーカページを発見することができました。

以下に、そのメーカを紹介します。


・メーカ:EzVillie
製品: EzVille Locpro Digital Door Lock EDL-S120

韓国メーカで、alibabaにEzVallieのコンタクトページがある。

2012年10月現在、メーカページに「Locpro」のページが存在しないので、現行商品であるのかどうか不明。(2011年までは取り扱っていたようでhistoryとかpressにちらほら現れている)

日本にある販売サイトのいくつかでは「ICカードキーによる解錠」と書いてあるが、ここでいう「ICカード」とは何のことなのか、購入前に確認が必要。

おそらく、MIFARE(ISO/IEC 14443 Type A)準拠のカードのことで、日本だとtaspo(タスポ)が該当していると思われる。
(Suifa/Felica/PASMOなどは使えない可能性が高い)


・メーカ:GATEMAN
製品: GATEMAN V20 HOOK
製品: GATEMAN V100 H

韓国メーカで、暗証番号(PIN)/ICカード(RF)/指紋認証(finger print)の装置を開発している。
ハングルページしかない上に、flashで作られているので翻訳できないので詳細がよく分からない。

公式以外の製品紹介ページを見る限りでは、MIFARE(ISO/IEC 14443 Type A)準拠のカードが利用でき、日本だとtaspo(タスポ)が使える様だ。
(Suifa/Felica/PASMOなどは使えない可能性が高い)
ASSA ABLOY グループの一員。


・メーカ:cytron
製品: cytron CT-3050

韓国メーカで、ハングルページしかない上に、flashで作られているので翻訳できないので詳細がよく分からない。
ASSA ABLOY グループの一員。


・メーカ:Yale Digital
製品: YDM7111(指紋/暗証番号/カード/Floating ID) / YDM4111(指紋/暗証番号/Floating ID) / YDM3211(暗証番号/Floating ID) / YDM4109(指紋/暗証番号/Floating ID) / YDM3109(暗証番号/カード/Floating ID) / YDM3111(カード)

中国メーカで、暗証番号(PIN)/ICカード(RF)/指紋認証(finger print)の装置を開発している。
ASSA ABLOY グループの一員なんだけど、同じグループであるGATEMAN/cytronのページと比べると、非常にしっかりとした製品紹介を行っている。

例えば、YDM7111の各部寸法とかドアハンドルの安全性確保とか、きちんと売り込んでます。

そこらへんを見ていくと、どうも認証のうちFloating IDというが非常にうりで、これに関してiRevoというところの技術を受けているらしい

カード認証で使うカードはMIFARE(ISO/IEC 14443 Type A)準拠のカードが利用でき、日本だとtaspo(タスポ)が使える様だ。(技術解説 SmartCardにISO14443 Type Aとの記載有り)

自転車の鍵をFelicaで ソニックブレイン ITOUCH SLIM 自転車用RFID認証キー

2011年9月に作った、「タッチで家の鍵を開け閉め(Edy/Suica/Felica)」という記事はコンスタントにアクセスがあります。

ここに掲載した製品の最近はどうなんだろう?と見てみたら、ソニックブレインから興味深い新製品が!

ITOUCH SLIM 自転車用RFID認証キー

自転車の後輪につける鍵を、Felica/Suica/タスポ(Mifare)で解錠施錠することができる、という装置です。
50枚登録が出来る、ということで、例えばマンションとかの共有自転車、というような感じで使える、というのが面白いですね。

2011年12月に「2012年発売」という形で発表したわりに、まだ発売に至ってない、というのが若干不安要素ですが、
いくらになるか次第によってはおもしろそうですね。


2013/05/09追記

2013/03/01付けで、第3世代の商品が発表されていたようです。
6月発売ということは、そろそろ価格情報とかがでてきそうですね。

nestというエアコン?

nestという空調管理システムというものがあるらしい。
iPadのデザイナーが関わっているらしくAppleでも取り扱いがあるそうな。

その第2世代の製品が登場とのリリースが出た。
The next generation Nest thermostat.


(「72」というのは華氏表示の温度で、日本で一般的な摂氏に変換すると「22度」となる)

ハードウェアは2世代目、ソフトウェアはバージョン3.0となるそうな。

で・・・気になる写真が・・・

取り付けのようすらしきこの写真。
壁からエアコンのコントロールを引き出しているような感じである。
そして、Y1, Y2, G, O/B, RC, W1, W2, AUX, C, * のコネクタに配線を行っている。

詳細を調べてみた・・・
まず、各配線の名称とその意味について解説されている「Thermostat signals and wiring」を見つつ、nest 導入ガイドを読んでみた。

結果、これは、時代遅れなアメリカならではのものだな!ということが分かった。

これが想定しているのは・・・

こういう回路図で構成されている、非常に単純な空調設備で、機能としては・・・

・「暖気/冷気/停止」の切り替えボタンがある
・換気扇の「on/off」の切り替えボタンがある
・設定温度になったら暖気/冷気が止まる
・設定温度の調整はダイアルでかりかりかりっと回して、その温度近辺になったら自動的にスイッチが切れる、程度

というシロモノで、暖気冷気の細かな強弱という概念は無く、常にフルパワーな仕組みです。
ものによってはHigh/Low程度の風の強弱切り替えはあるようですが、設定温度に合わせての強弱、というものではないようです。

そんな低機能な空調しかない世界に、きめ細やかな温度調整が可能だ!と参入しているわけなので、そりゃぁ、アメリカでは絶賛されるわな・・・

正味、nestは、日本で普通に売ってるエアコン以上の能力があるようには見受けられない。
ましてや、ダイキンのエアコンには、まだ劣ってる感。
nestが勝っているポイントは、日本では法的に不可能なスマフォ連携ぐらいか?

まぁ、既存空調を活かしたまま$224(2万円ちょい)の投資で、まともな空調が手に入る、というのは、あちらの世界にとっては革新的なんでしょうね。

というわけで・・・日本でコレを輸入してまで買おうとするやつは馬鹿。
そもそも輸入したところで、日本でコレが使えるような空調があるところなんて、ないですよね。


2014/08/13 おまけ

nest!を絶賛し、日本のエアコンをガラパゴスだ、とか批判してるアホがいて面白かった。
nest!が使えるタイプの空調設備の欠点をご存じないらしい。

・使ってる人がいなくても、中央のボイラーは常に稼働し続け、暖かい風を生産し続ける

つまり、その建物内に人が1人しかいなくても、100人いても、暖房を稼働させたければ、常に同じだけの燃料を使いボイラーを稼働させる必要があるのです。

そして、せっかく生産した熱は、配管を使ってボイラーから各部屋に温風として送られるのですが、当然、配管を通る間に冷えていくという仕組みです。(断熱材があるとはいえ、冷えていきます)

非常にエネルギー効率が悪いわけです。

それに対して、日本の個別エアコンは、使いたい箇所でだけ使え、そして配管は短くすむので無駄が少ない。

どちらかといえば、「日本がガラパゴス」というよりは、「アメリカが恐竜体質」というべきかと。
えぇ、巨体であるがために、環境に適合できず滅びていく、という意味でのね。

microADを入れてやめた

microADという広告を7/23に導入してみた。

が・・・使い方に関するヘルプとか規約とかを確認しようにも見つからないし、ブログとかも更新されてないし、やる気が一切感じられないサイト構造(これらは公知情報ですよね)でげんなりしたところに、

致命的なのは、サイトの内容と全然関連性がない、どうしようもない広告ばかりが表示され、実際、効果は全くありませんでした。(これは、利用した感想であり、機密情報の漏洩ではありません)

2週間ほど使ってみましたが、正直、こういった技術系のサイトで使う価値はないようです。