— 2012/11/05 追記 —
Kobo Desktop version 3.1.0が出たりしています。
で・・・相変わらず標準状態では読むことはできないわけですが、以前と同じように読めるようにする方法はあります。
設定ファイルの変更のみでいける感じです。
変更するべき設定ファイルは「affiliate.conf」。
Windows Vista/Windows7の場合、標準設定だと「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Kobo\Kobo Desktop Edition」のディレクトリにあります。
Windows全般的な設定でいうと「%localappdata%\Kobo\Kobo Desktop Edition」です。
このディレクトリ名をエクスプローラに入力すると、ファイルがあるディレクトリが開きます。
affilicate.confを開くと以下の様な記述になっています。
[General]
affiliate=RakutenBooks
この「RakutenBooks」を「kobodesktop」に書き換えます。
[General]
affiliate=kobodesktop
これによって、Kobo Desktopアプリの内部動作が、海外Kobo向け仕様に切り替わります。
とはいえ、相変わらず、縦書きの文字表記が非常にアレな感じですけどね・・・
これは解消する気がない、ということなんだろうか???
2013/06/23 ver 3.2.3においてもaffilicate.confを修正することで読めることを確認しています。
このバージョンの修正前の記述がRakutenIchibaに変わっているような気がします・・・
[General]
affiliate=RakutenIchiba
2013/10/18 追記
「affiliate=kobodesktop」で起動すると、Kobo Desktopアプリのアップデートが要求されます。
これを実施すると、Kobo DesktopアプリがVer 3.3.11になります。
で・・・このバージョンにすると、何も表示されなくなってしまいました。
アップデートはしない方が良いようです。
2013/12/21 追記
Kobo desktop v3.5.1では、「affiliate=kobodesktop」で起動すると下記の様な感じで比較的まともな表記で読めるようになっています。
マンガの場合は下記の様な感じ
マンガや画像をそのまま収録した系の書籍の一部は目次は表示されるが、ページは表示されず読めないのがあります。
鉄道系で画像収録のやつは読めないですね^^;;;;
— 2012/10/04 追記 —
2012/10/04リリースのKoboデスクトップアプリv3.0.4において、ライブラリファイルの刷新が行われました。
この変更により、nickel.dllのみを差し替えることができなくなりました。
以下に示す手順はv3.0.4においては使用できませんので、注意してください。
— 追記終了 —
サービス開始初日に、Koboサイトのヘルプにダマされ、英語版Koboデスクトップアプリをインストールしたことがあります。
そのときは、日本語書籍が購入したものリストに表示されていませんでした。
で、先ほど、英語版Koboデスクトップアプリと日本語版Koboデスクトップアプリとで、どんなファイルの違いがあるのかを確認してみようと、英語版Koboデスクトップアプリをインストールしてみました。
http://www.kobosetup.com/からダウンロードしてみると、ファイルサイズが70,250,179 バイト。インストール後のバージョンは「3.0.1」でした。
で・・・このバーションだと、電子書籍を読む機能がないようです。
仕方が無いので、7/20にダウンロードした、ファイルサイズが83,489,664 バイトで、インストール後のバージョンが「3.0.0」のものを再インストールしてみました。
・・・おや?
縦書きレイアウトに若干、難がありますが、日本語書籍でも表示出来てますね。
開始初日に日本語書籍がリストに表示されなかったのは、連携が正常に動いてなかった、というだけのようですね。
で・・・
83,489,664 バイトのKoboデスクトップ3.0.0と、それ以外は13MB程度サイズが違います。
この違いを埋めてやれば書籍が読めるようになるかと調べてみたんですが、この違いはfontsディレクトリに「Gothic MB101.otf」と「Ryumin.otf」が存在するかどうか、の違いでした。
それ以外についてはファイル数は同じ、レジストリエントリも大差ない、ということで、Koboデスクトップアプリのコンパイル時点で無効化されてるのようです。
Kobo Touchでの書籍を開くためのプログラム名が「nickel」なので、nickel.dllをv3.0.0に入っていた「19,272,192 バイト」のものに入れ替えてみたところ、Koboデスクトップアプリ上で、電子書籍を開くことができました。
ただ、Koboデスクトップアプリのバージョン自体はv3.0.0という認識になりました。
おそらくnickel.dllのバージョンが、そのままデスクトップアプリのバージョン、という認識である模様。
現状最新のv3.0.2のnickel.dllのサイズは「19,331,072 バイト」ですから、たいしたサイズ差はありません。なので、プログラム上は機能が備わっているのに、何か内部的なフラグで、無効にされているんじゃないのかなぁ・・・と思わせる状態です。
というわけで、ほんとは電子書籍を読む機能が備わっているのに、無効にされているKoboデスクトップアプリのお話でした。
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一緒に↑の32GBを買って Koboの中を開けて交換しちゃおうw
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え?
電子書籍が読めるnickel.dllの入手方法?
Koboデスクトップアプリv3.0.2をインストールすると入手できるnickel.dll(19,331,072 バイト)をv3.0.0相当のnickel.dllにするパッチ(wdiffによる自己実行ファイル)。
Program files\koboからnicke.dllをコピーしてきて、上記ファイルを同じディレクトリに置いてから、実行。
パッチをあててv3.0.0相当になったnickel.dllができあがり、元々のnickel.dll(v3.0.2)は、nickel.OLDというファイル名に変わります。
このnickel.dllをprogram files\koboのものと入れ替えるといいでしょう。