ASUS Eee Note EA800のEvernote連携機能は死にました

ASUS Eee Note EA800で描いたものを、Wifi経由でEvernoteにアップロードする機能があります。
この機能、2012年11月1日より使えなくなりました。

原因
Evernoteの認証システムの変更のため。

Evernoteの認証システムが変更になり、旧来の手法は11月1日をもって使用不可になりました。
このため、旧仕様しか対応していないEA800は使えなくなった、というものです。

対処方法はEA800のfirmwareが新仕様(Oauthサポート)に対応するしかないという・・・

果たして、ASUSは対応firmwareをリリースしてくれるんだろうか????

Evernote TECHBLOG:「Third party authentication – transition to OAuth complete!」より

To improve the security of apps built on our API, we set a goal back in April of this year to work with our development partners to transition apps using username and password authentication to OAuth by November 1st. Thank you to all the developers who have updated their apps and helped us to reach this milestone – we made it!

As of November 1st, the “client” API keys (those that authenticate via username and password) have been disabled. The Evernote service now requires all applications to authenticate using OAuth. Third party access to the UserStore.authenticate function has been removed.

These changes were made to safeguard our users’ data and help them feel comfortable giving third party apps access to their Evernote account.

The transition has been a long process and involved many, many emails to developers. Thanks again.

ASUS Eee Note EA800関連のメモ 2012/01/23

それぞれ、単体の記事に起こせるぐらいの手順検証をしてないので、とりあえず、メモ書きレベルですが、ざらっと公開しておきます。
気分がのった時に単体記事になるかと思います。

中を開けなくても改造できます
現状ではEA800日本語版のfirmwareが公開状態にないので、初期状態に戻すことができない、という問題点はありますが、EA800の中を開けてシステムが入っているmicroSDを取り出さなくとも、改造することはできます。

microSD内にdvt_checkというファイルをおいておくと、電源ON起動時に実行されます。
なので、このファイルにUnix shellで動作するコマンドを書いておくと、いろいろ改造ができます。

うちで配布している日本語化ファイルや、インストーラの元となっているFullInstall.zipを使うことができますが、システム関連ファイルを書き換えてしまうので、何か問題が起きるかもしれません。

telnetで入る時は「169.254.2.1」に接続する。(WindowsであればEee Note Syncが自動的にPC側に169.254.2.2というIPアドレスを割り当てる)
ユーザ名は「root」でパスワードは無し
つまり、telnetdを動かしたまま公衆Wifiに接続するのは危険。

あとでやる: インストーラに導入する/しないの選択肢増加
あとでやる2: telnetdのon/off方法

ノートアプリで使える背景テンプレート

Anderware Productivity Suite – Template package for ASUS EEE Note EA800 に作成されているテンプレートがある。
作り方も書いてある。

追加アプリ

QtPackerというアプリがあって、これである程度インストールできたりする。
QtPacker Package Manager. The last dvt_check you’ll ever need to run (hopefully)

ただ、EA800のアプリ一覧にはConfig.xmlを書き換えて追加する必要があるのだが、これを書き換える、というのは公式としてはあまり想定していないようで、結構無理やりな対応を取っている。

最近の解析では↓にあるように、メインのConfig.xmlに手をつけずにどうにかすることも可能では無いか、という話にはなってきている。
How to put your apps into the launcher without changing main Config.xml
この話がもっとすすめはQtPackerの仕組みもいろいろ変更がありそう。

EA800上で電子書籍に行った注釈をPCで見るツール

FPDFAM v0.6.4.1が2012/01/19段階での最新。
Free PDF Annotation Merger for Eee Note 」で配布中。

ASUS Eee Note EA800のシリアルポート

tabletpcrevierのforumにSuccess with the debug port.というスレにて、EA800の基板上にあるDEBUGCON1コネクタの使い方が公開されている。

20 – Eee Note Rx
19 – Vcc = 3.0v
18 – Vcc = 3.0v
17 – Eee Note Tx
13 – GND
9 – GND
4 – GND

38400bps, ノンパリティ, 8bit, ストップビット1

だそうな。

また注意点としては、12V系のシリアルではなく、3.3V系なので、レベルコンバータが必要、というあたりです。

まぁ、DEBUGCON1コネクタはフラットなやつなので、無理矢理接続するには敷居が高いので、結構めんどい感じですね・・・

ASUS Eee Note EA800の日本語マニュアルが来た!

ASUS Eee Note EA800の日本語マニュアルが某所に来た!

日付が2011年9月と入ってるけど、まぁ気にしないで内容チェック!

・・・・とてもやるきがかんじられるすばらしいまにゅあるですね

ま、本文はちゃんと日本語になってますよ!
って、あ・・・

下の画面キャプチャのところ「スナップショット」の表示が切れてるよ・・・
うちの翻訳版が「画面取得」となってるのは、こういった表示しきれないという事態を防ぐためだったりしたんだけど、それを無視している模様

マニュアルの所々に赤字で書かれている記述があります。
これらは初期firmwareにはなく、途中のアップデートで追加されていったところです。

マニュアルの作成ベースとなったfirmwareは V1.0.16.128 の模様。

台湾版の最新が「V1.0.14.118TW」(2011/05/30)、ロシア版が「V1.0.16.139」(2011/10/11)であることを考えると、マニュアル表紙に書かれていた日付2011年9月というのは妥当なあたり。

果たして、発売されてくるEA800のfirmware versionは何になっていることやら・・・
購入した方によればV1.0.16.142だそうです。

って・・・・「戻る」のフォントが中華フォントしてるよ
「規定のノートの背景」なんて謎表記もあるし・・・「既定のノートの背景」の間違いだろうけどさ

参考までにうちの日本語版の設定画面

ASUS Eee Note EA800の作例 リンク集

ASUS Eee Note EA800で描いてみた、という絵をアップしている人の紹介。

当blog: Eee Noteで絵を描いてもらった
イラストレーター葉月慧さん: Eee Note EA800 その2
マンガ家 武蔵屋長元坊さん: ブログ de ならしのぱいれーつ!内を「EA800」で検索した結果 (いろいろ試されているようです
pixiv内を「EA800」で検索した結果 (現状はruさんの作例しかないですけど
海外の作例

1~3月頃には、twitterでいくつか作例を見かけたんですが、忘却の彼方・・・