だれとでも定額パスWX01TJを使って3週間経った

動作検証機種ではない、covia FleaPhone CP-D02で使っているのだが、はっきりいって「使えない」の一言。

一番の問題点は、Bluetooth接続状態を2時間以上維持できない、ということ。
そして、切れたあとの再接続が90%以上の確率で失敗し、WX01TJの初期化→再ペアリング、を行う羽目になる、ということ。

接続が切れていた間の着信履歴は、初期化により消えてしまっているので、着信があったとしても分からない。

通話品質については、相手側で、自分の話した内容がエコーで聞こえてきて気持ち悪い、というエコー音問題が発生。
エコー音問題は、アプリ側である程度吸収でき、実際、アプリ側にそういう仕組みが組み込まれているのだが、設定された機種毎の固定値であり、細かい調整ができないようになっているため、回避のしようがない、という状況。

つい、今し方も現象再発。具体的には・・・

1. 13時頃に接続が切れてたから再接続をチャレンジして駄目
2. WX01TJを初期化してから、再度ペアリングやりなおし
3. うまくつながらない
4. もう一度初期化して、再度ペアリング
5. つながった
6. 1時間ぐらいたって確認→まだつながってる
7. 3時間ぐらいたって確認→Android側切れてる表示、WX01TJ側つながってる表示
8. WX01TJのボタンを何度か押してみても、Android側は切れたまんま

そんな感じで、再初期化ですよ・・・

だれとでも定額パスWX01TJをしばらく使ってみた

だれとでも定額パスWX01TJを買ってもうすぐ1週間。
とりあえず、なんとか使える様になってきた。

過去記事
だれとでも定額パスWX01TJを買ったけど認識しない
だれとでも定額パスのアプリを調べてみた

「認識しなかったという件はどうなったのか?」

説明書通りに動作していないことが原因。

1. 電源ボタンを押す
2. アンテナLED:赤、Bluetooth LED:赤→しばらく待つ→アンテナLED:緑、Bluetooth LED:赤
3. 電源ボタンを軽く押す (← これが説明書に書いてない
4. ペアリング検索開始

で・・・これをやってもペアリングできない場合は一度初期化する

1. 電源ついてる場合は電源ボタンを長押しして、電源を切る
2. 電源ボタンを押し続ける
3. アンテナLED:赤、Bluetooth LED:オレンジ点滅になったら、ボタンを離す
4. 電源ボタンを3回、連続で短く押す
5. アンテナLED:赤、Bluetooth LED:赤の状態がしばらく続く
6. アンテナLED:緑、Bluetooth LED:緑点滅になる
7. 電源ボタンを長押しして、電源を切る
8. 電源を入れる
9. アンテナLED:緑、Bluetooth LED:赤点滅になったら、電源ボタンを軽く押す

一度、ペアリングが切断された場合、この初期化をやらないと再接続ができないことが多くて大変です。

あと、Android端末側で変な感じでBluetoothが使われるらしく、だれ定アプリが異常終了し、それ以後、Bluetoothが使えなくなり、復帰には再起動が必要、なんて自体も頻発。

ペアリングも、3時間ぐらいはつながっているんですが、それ以上になると、切れて、再接続がうまく行かない

もしかしてWX01TJのfirmwareのアップデートが出てるかな?とアプリメニューから選んでみると
「最新版です」とかの表示では無く「エラー」と表示される、なんて問題も。

通話品質については、WX01TJ側は特に問題ないですが、相手側から「自分のしゃべった内容がエコーで聞こえてきてきもい」という感想が・・・・

たしかに、だれ定アプリ内で「オーディオゲインで、マイクの集音補正」が行われてるのは、必須項目なのか、という感じですね。

だれとでも定額パスWX01TJを買ったけど認識しない

とりあえず、だれとでも定額パスWX01TJを買ってみた。

なぜなら、良番で捨てるのが惜しいものがPHSを持っていて、ここ2年ばかり休止している回線があり、それが毎月700円弱かかっているから、基本料+機種代金=1480円ってのは、とりあえず持っておくだけとしても丁度良かったので・・・

で、手持ちのAndroidでペアリングできそうか試してみた

・Covia FleaPhone CP-D02, Android 4.0.4, MTKチップ機
・TOOKY T192, Android 2.3, MTKチップ機
・Xperia X10 Mini Pro, Android 4.1(CynanogenMod), Qualcommチップ機
・K-Touch W619, Android 4.0.4(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・R-stream A1/MUCHTEL A1, Android 2.3(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・Panasonic P-01D, Android 2.3, Qualcommチップ機

・・・全敗です。
アプリから接続、という以前に、そもそもデバイスが認識できません。

思った以上にハードルが高そうでびっくりです・・・

DECTの違いに注意のこと(DECTは国によって周波数が違うよ

イギリスのパナソニックからKX-PRX120というAndroidスマートフォンと同等形状をしたDECT対応の電話が出るようで話題になっています。

プレスリリース「New Touch Panel Cordless Phones – Exclusive in Design, Smart in Function

親機込みで169ユーロということなので、そこまで出す価値があるのかなぁ?と悩ましいところです。

で・・・こういう海外でDECT対応機器の新製品があると、アクセス頻度が上がるのが2年前に書いた「DECT仕様のコードレス電話」という記事。

2011年ぐらいから日本でもDECT対応製品は発売されはじめ、2012年後半ぐらいからは「2.4GHz帯は電子レンジや各種WiFiで混雑してる。1.9GHz帯を使うDECTなら混雑無し」的な感じで、日本で発売新製品はみんなDECT対応機器という状態になっています。

そうすると、まぁ、海外のDECT機器は日本で使えるのか?と期待をするわけですよね。

そういうときに良く勘違いされるのが「日本には技適の問題があるから使えない」という話です。
これ、ハズレでもないんですが、正解でもないです。

DECTというコードレス電話の規格は、地域によって使用できる周波数帯が違います。
具体的には以下の通り。
・ヨーロッパ 1880 MHz–1900 MHz
・アメリカ/カナダ 1920 MHz–1930 MHz
・南アメリカ 1910 MHz-1930 MHz
・中国 1900 MHz-1920 MHz
・日本 1893 MHz–1906 MHz

海外のDECT機器が使っている周波数帯は、日本においては別の用途で使われています。
別の用途で使われている帯域を無許可/無免許で使っていると、妨害および無免許ということで取り締まられる対象となります。

スマートフォンとかでよく言われている技適問題より、事態が大きいのです。
また、日本の親機に海外の子機がつながるか、というのも、周波数帯域の問題があるので、非常に怪しいところです。


DECT仕様はヨーロッパの規格ETSI「Digital Enhanced Cordless Telecommunications(DECT)」が元となります。

使用する周波数帯に関することは、「EN 300 175-2:Digital Enhanced Cordless Telecommunications (DECT); Common Interface (CI); Part 2: Physical Layer (PHL)
EN300 175-2の最新はV2.4.1 (2012-04)のようです。
ただ、規格上は「1880MHz to 1980 MHz」「2010 MHz to 2025 MHz」の範囲内で使用可能なチャンネルの定義をしているだけで、実際にどこを使っていいのか、という点に関しては、各国の事情による、としている。

だれとでも定額パスのアプリを調べてみた

だれとでも定額パス WX01TJ」を買おうと思っているのだが、現状手元にあるAndroid 4.0以上の端末は、covia FleaPhoneとCM10を載せたXperia X10 mini proのみ。
そう、メーカの公式動作一覧にある機種なんて持ってないのだ。

このリストにある機種以外にはインストールできない作りになってたら、WX01TJを買っても使えない、と予約もできなかったのですが、今日、発売に先駆けてアプリが公開されていました。
だれとでも定額パス アプリ

とりあえず機種制限は行われていないようで、手元の端末は2台ともインストールは可能でした。
アプリ内には、WX01TJのfirmware更新に関するメニューもありました。

で・・・
まぁ、インストールできた、ということはapkファイルがあるわけで・・・
アレすると「com.axstone.btrouter」なんてディレクトリがあったりするわけですよ

おそらく韓国のAXSTONEなんでしょうね。


以下、参考資料

だれとでも定額パス アプリ オンラインマニュアル

裏番号
・「*#*#<ひみつ>#*#*」test_menu_number
・「*#*#070*<ひみつ>#*#*」air_reg_number
・「*#*#070*<ひみつ>#*#*」rom_conf_number
(さすがに公開したらまずそうな気がするので・・・)

スマホ毎のカスタマイズ内容
・オーディオゲインで、マイクの集音補正
・近接センサーでの顔の接近具合検出
・対象機種:F-02E,201HW,HTL21,HTL22,201K,201M
  SC-06D,SC-03E,SC-04E
  SH-06E,SBM200SH,SBM205SH,SBM206SH
  SO-02E,SO-04E,SOL22

わざわざモトヤLマルベリ3等幅フォント(MTLmr3m.ttf)をapkに含めている