Rstream A1類似機種海外のフォーラム便り 2012/02/23版

久々に海外フォーラムからのネタによる更新

というか、Bonston Maniaの更新がえらく中途半端なのでそれを補完するような感じ

[DEV ONLY][WIP][ICS][KERNEL] AOSP Ice Cream Sandwich for Commtiva Z71 variant
Rstream A1で動くICSの配布の大元。
といっても、書かれているスペック上だけでも通信機能全滅というばかりではなく、
Rstream A1に入れるとタッチパネルの動作も微妙と、現状ではとても使い物にならない。
まさにデモンストレーションonly。

・Droidsans.com: [ROM CM7.2] ROM CM7.2 RC0 “KANG” 2.3.7+kernel PlayOSS v6.3 [Build 18-02-2012]
タイ語のフォーラムDroidsans.comが公開元のようだ。
CynanogenMod 7.2RC0の2012/02/18付けソースを元に作成しているらしい。
KANGについては後述。
kernel PlayOSSについての実体がよくわからない。
たぶん、タイのPlayOSSなんだろうけど、kernelを公開している形跡が無い。

・PlayOSS: [Dev Guide] Build Android ICS 4.0 on Ubuntu
で、そのPlayOSSにあるタイ語の記事から1例。
タイで販売しているWellcoM A88向けに手順を解説している。
Android 2.3のコンパイル手順も別途あるが、バイナリを配布している様子がない?
(それとも見落とし?)

・Android Devil: [ROM][MOD]OptimusXperia 2.3.7 for Commtiva z71, Optimus Boston and other clones
Xperia2011年モデルの見た目をほとんど持ってきました!という感じのカスタムROM。
なので標準のランチャーはXperia ARC Launcher。
配布形式がupdate.zipではなく、ClockworkModRecoveryのBackupでバックアップしたディレクトリをzipしたものになっている。
このため、microSD上の/clockworkmod/backup以下に解凍して、ClockworkModRecoveryの「Restore」にてそのディレクトリを指定してリストアを実施する必要がある。(実施すると、いままでの設定が初期化されます)

Horizon 2.3.7
ここのフォーラムはログインしないと内容が見れないので注意。
Cyanogenmod 7 2.3.7 aPT をベースに改造しているカスタムROM。
こっちは、Xperia ARC Launcherだけを持ってきてる。

・おまけ、KANGとは?
Android Open Kang Projectらしい。(旧サイト)
現在は、Android 4.0.3ベースに開発している。
ただ、「Kang」とは何か解説は見当たらない。
Githubあり

MT6573搭載のICS Android携帯 Amaze 4G G22

MTK MT6573でもAndroid 4.0/ICSが動く?

いままでMTKチップのAndroid 4.0/ICS対応はMT6575からだと思っていました。
が、毎度おなじみmicgidiにてThe knock off HTC Amaze 4G G22 smart phoneなんて記事を発見。

ぱくり系Android携帯でおなじみのHTC風(通称HTC G22)をした普通の仕様だなぁと思ったところ、異常な点を発見。

CPU MTK MT6573
RAM 512MB
ROM 512MB
液晶 4.03インチ、静電式、854×480、5点マルチタッチ
Bluetooth/Wifi/GPS/カメラ(前面/背面)
もちろん、Dual-SIM

そして、「Android 4.0.5 OS」

そう、Android 4.0/ICS、だと謳っています。

え?と詳細を確認。

micdigiの画像にあるhttp://hkbbt.taobao.com/にて商品ページを発見。
香港Amaze 4G G22双卡双待WCDMA双核3G智能手机+高清屏+Beats音效


確かにAndroid 4.0.5と表示されている。
これがほんとだとすると、面白い。

また、以下の記述を見ると、Dual-SIMで、2枚ともWCDMAにしても動くような感じである。

双卡双待:支持G+G\G+W\W+G\W+W四种待机模式设计,真双卡双待双3G功能,内置一个两个SIM卡插槽,可单独使用一张GSM卡或者联通WCDMA 3G卡待机通话,也可同时使用一张GSM SIM卡和一张WCDMA SIM卡待机通话,还可以支持两张WCDMA 3G卡同时待机通话,支持中国移动和中国联通的普通GSM网络,也支持中国联通的WCDMA 3G网络,GSM网络支持EDGE准3G上网,WCDMA网络支持高速3G上网,WCDMA 3G上网固定为SIM卡1

サポート掲示板としてHTC Amaze 4G G22论坛というページが紹介されている。
書き換えができるのであれば、なかなかおもしろそうな感じである。

Xperiaシリーズのバッテリーメモ ver3

Sony Ericsson のAndroid携帯で採用しているバッテリー型番についてのメモ書き ver3
(ver1 , ver2)

BST-41 ( ドコモバッテリー型番 SO04 )
Xperia X10(X10i/X10a, SO-01B) BST-41 1500mAh
Xperia Play(R800a/R800at/R800i/R800x) BST-41 1500mAh

BA750 ( ドコモバッテリー型番SO05 )
Xperia Arc(LT15i/LT15a, SO-01C) BA750 1500mAh
Xperia Acro(SO-02C, IS11S) BA750 1500mAh
Xperia arc S(Ayame,LT18i/LT18a) 1500mAh

BA700 (ドコモバッテリー型番 不明SO06 )
Xperia Pro(MT16i/MK16a) BA700 1500mAh
Xperia Neo(MT15i/MK15a) BA700 1500mAh
Xperia ray(ST18i/ST18a, SO-03C) BA700 1500mAh
Xperia Neo V(MT11i/MT11a) BA700 1500mAh
Xperia SX SO-04D/Komachi/MT28 BA700 1500mAh

・BA600
Xperia U(ST25i/ST25a/Kumquat) BA600 1290mAh? 1320mAh?

・BA900
Xperia GX SO-04D/LT29i/Hayabusa BA900 1700mAh

EP500
Xperia Mini(ST15i/ST15a) EP500 1200mAh
Xperia Mini Pro(SK17i/SK17) EP500 1200mAh
Xperia X8(E15i/E15a) EP500 1200mAh
Xperia W8(E16i) EP500 1200mAh
Sony Ericsson Live with Walkman(WT19i/WT19a) EP500 1200mAh
Sony Ericsson Mini S51SE(イーモバイルモデル) EP500 1200mAh
Xperia active(ST17i/ST17a) EP500 1200mAh

BST-38
Xperia X10 mini pro(U20i/U20a) BST-38 970mAh
BST-38のスマートフォンでの採用例は他になし

・専用品採用
Xperia X10 mini(E10i/E10a) 専用品(P/N:1227-8101) Li-Polymer Battery, 950mAh 3.7V 3.6Wh
Xperia S/Xperia NX(SO-02D),LT26i/LT26a/Nozomi 取り外し不可
Xperia P/LT22i/Nypon 取り外し不可? 1305mAh
Xperia acro HD SO-03D / IS12S
Xperia ion LT28i / LT28at Aoba 1900mAh
Xperia sola MT27i Pepper 1320mAh
Xperia acro S/LT26w Hikari
Xperia go/ST27i Xperia advance/ST27a Lotus(Active後継)

・新機種(バッテリー未確定)
Xperia Tipo, ST21i/ST21a Tapioca バッテリーがBA-700らしい 1500mAh?
Xperia Tipo Dual, ST21i2(ST212) Tapioca_DS Dual SIM対応 1500mAh?
Xperia Miro ,ST23i/ST23a,Mesona Tapioca DS 1500mAh?

・噂の機種
Xperia Duo, LT18 Ayameだという話もある
SK19i キーボード付きRay?キャンセルされたらしい
SK10i/SK10a という謎の機種
WT23i Walkman
ST26i
ATLAS
AFFM
OLIVE
Mint,LT30i/LT30m

BST-41, BA750, EP500, BA700については、バッテリー自体のサイズを拡大化している大容量バッテリーの存在を確認。具体的にはMUGEN POWERのBatteryDoor付きの製品とかです。

MIPS Android(JZ4760)用nicoWnnG version 2012.0222.1 独自ビルド版

(2013/06/21 追記 start)
最新版は「MIPS Android(JZ4760)用nicoWnnG version 2013.0425.1 独自ビルド版」にて配布中。

(追記 end)


2012.0325.1版を公開しました。

———————————————————-
MIPS Androidで動作するnicoWnnG
2012/02/22時点での最新版(Version 2012.0222.1)にアップデートしました。

ダウンロード: nicoWnnG-2012.0325.1-mips.apk
ダウンロード: nicoWnnG-2012.0305.2-mips.apk
ダウンロード: nicoWnnG-2012.0222.1-mips.apk

ダウンロード: nicoWnnG-2012.0215.1-mips.apk
ダウンロード: nicoWnnG-2012.0213.4-mips.apk
ダウンロード: nicoWnnG-2012.0213.3-mips.apk
ダウンロード: nicoWnnG-2012.0213.2-mips.apk
ダウンロード: nicoWnnG-2012.0213.1-mips.apk

[注意事項]
この独自ビルド版nicoWnnGの配布にあたり、GORRYさんに許可を取っています。

この独自ビルド版nicoWnnGは、ソースの変更を行っていません。コンパイル時にMIPS/MIPS-R2/MIPS-R2 SoftFloat用のバイナリを作成するようにしただけのものです。
このため、前のバージョンからの変更内容については、オリジナル版を参照願います。

オリジナルのnicoWnnGがすでにインストールされていると、こちらの独自ビルド版はインストールに失敗します。
逆に、こちらの独自ビルド版があると、オリジナルのインストールに失敗します。
これは、この独自ビルド版は、オリジナルのnicoWnnGと同じソース・パッケージ名で作成されていますが、署名が異なっていることによるものです。
といっても、現状のオリジナル版はMIPS用のライブラリが内蔵されていないので、そもそものインストールに失敗するので、支障は無いですが・・・

なお、今回の独自ビルド版では、MIPS、MIPS-R2、MIPS-R2 SF用のバイナリのみとし、オリジナル版に含まれるARM,x86用バイナリを削除しています。

ronzi(溶智) A3での動作確認をしました。

それ以外の機種での動作は未確認です。
とりあえずMIPS-R2用バイナリとMIPS-R2 SF用バイナリを追加してはいますが、AMT-7001搭載のICCO T22とかでは動かない可能性は高そうです。

旧バージョン:
2011.1207.1版
2011.1205.1版
2011.1115.1版
2011.0823.2版
2011.0503.1版

独自ビルド版のトピック
・Android NDK for MIPS r7mでコンパイルしています。
・MIPS r1用/MIPS r2用/MIPS r2 SF用の3種類のバイナリが含まれています。
・apk容量削減のため、MIPS用バイナリのみとしました。
・全体の再コンパイルは行わず、libディレクトリのみをapktoolを使って入れ替えるという邪法を使っています。
・署名が当サイトのものとなっています。

Rstream A1 Q&A 2012/02/10版

その1,その2と分かれていましたが、まとめてみました。

・rstream a1 イオン
b-mobileオリジナルのものも含めて使用可能です。
ただし、音声契約無しのデータ回線のみの場合、MUCHTEL A1 Android 2.2.2では、電波強度の表示が圏外表示となります。
このため、一部アプリ(Google Map)などを3G回線で使用する場合に、データ通信が行えないと誤認され、使用できない場合があります。

この問題は、Androidで広く発生している問題です。
詳しいあたりはbog ブローヴちゃんの「Android + b-mobile データ専用 SIM で電界強度を表示する 」あたりを参照してください。

なお、上記で紹介されている手法をMUCHTEL A1 Android 2.2.2に行ってみました。
MUCHTEL A1 Android 2.2.2はodex firmwareであるため、バッチファイルが使えません。
手動でがんばってみたのですが、残念ながら改善はされませんでした。

・rstream emobile
確認する限りでは、イーモバイルが使用している1700MHz Band IXに対応している痕跡がないので、非対応であるはずです。
FOMAプラスエリアのBand VIについても、非対応だと思われます。

・rstream ソフトバンク
MMS関連で若干問題があると思いますが、それ以外は特に問題ないでしょう。
APN設定を間違えると結構致命的なので注意してください。(課金的な面で)

・rstream a1 SPモード
ドコモのSPモードは使用できません。
これはSPモードについてのドコモ側の設定で、ドコモ販売端末以外の接続を受け付けないようになっているためです。
この認識は携帯電話固有のIDであるIMEIによって行われています。
このIMEIは書き換えることができないので、諦めてください。
(正確には書き換えは原理的には不可能ではないが、いろんな問題が発生する)

・Rstream A1 iモード
iモードはAndroid非対応です。
iモードメールのことであれば、iモード.netというWebメールサービスと、IMoNiというソフトウェアを利用することである程度利用することはできます。

・SPモードメール
SPモードメールも非対応です。

・muchtel wifi トラブル
無線AP設定で、ステルスSSIDを使用している場合、認識が遅い場合が多々あります。
CM7系firmwareの場合は、特に遅くなるような印象があります。

とりあえずは、以下の設定をしてから、10分ぐらい放置してみてください。
・「Wi-Fi設定」-「詳細設定」-「Wi-Fiのスリープ設定」にて、「スリープにしない」
・「表示」-「画面消灯」を「2分」

1回認識すれば、次はそこそこ早いよーな気がします。

・Rstream キー おかしい
CM7系のfirmwareをインストールすると、フロントキーの操作がおかしくなります。

1:メニュー、3:戻る、だったものが
4:メニュー、6:戻るで、1も戻る、となる。

これは、海外でよく販売されている類似機種とMUCHTEL A1では、フロントキー周りの構成が異なっているために発生しています。

解消するには、MUCHTEL A1に対応したLinux Kernelをインストールする必要があります。
kernelの違いについて解説
kernelの配布ページ

・Rstream カメラ
海外の類似機種と、MUCHTEL A1とでは、カメラ周りのハードウェアも異なります。
こちらも、MUCHTEL A1に対応したカメラ関連モジュールをインストールすることで対処可能です。
ものは上記のフロントキーと同じところにあります。
kernelの違いについて解説
kernelの配布ページ

・rstream 中華フォント
はい、中華フォントです。
Rstream A1標準のAndroid 2.1で/system/fontsにフォントを突っ込む方法が未発見であるため、現状なんともできない感じです。

CM7系であれば、大抵ちゃんとした日本語フォントが入っています。

また、MUCHTEL A1標準のAndroid 2.2.2の場合は、/system/fontsに日本語フォントを追加する、ということができます。(DroidSansJapanese.ttfというファイル名で配置してください。)

なお、MUCHTEL A1標準Android 2.2.2は、日本語リソースが入っていないので、「MoreLocale2」をインストールして、設定画面とかは英語表記、日本語に対応しているアプリについては日本語表示される、という設定状態にして使用してください。
もしくは、「MUCHTEL A1 純正Android 2.2.2+日本語化手順のfastbootを使わない手順」の手順で、日本語フォントの追加と、日本語化を行ってください。

・Rstream A1 ICS
あるにはあります。
Boston Mania:[Rom 4.0] Ice Cream Sandwich for Boston v1.2 (Alpha)
ただ、現状は実用に耐えません。

ardXさんが別バージョンを公開中。
こちらの方が動きが良いらしい。
・xda: [DEV] [WIP] [Commtiva Z71/FIH-F0X variant] Ice Cream Sandwich AOSP/CM9
・andro-id: [DEV ONLY][WIP][ICS][KERNEL] AOSP Ice Cream Sandwich for Commtiva Z71 variant

・Rstream A1 Android 2.1
Rstream A1純正のAndroid 2.1に戻す手法は現在までに確立されておりません。
一度、他のfirmwareに書き換えたら戻すことはできません。

・Rstream A1 ドライバ
起動状態にあるRstream A1をパソコンにつなぐと、CD-ROMドライブとして認識され、その中の「setup.exe」を実行すれば、それなりに必要なドライバがインストールされます。
なお、使用しているアンチウイルスソフトによっては、ドライバインストール後、Windowsを再起動しないとちゃんと認識されないことがあるようです。

・SUT 1.7.0でfirmware書き込み中、最後のあたりで失敗する
NVイメージを書き込む前のreboot待ちで、タイムアウトして失敗することがあります。
原因は書き込んだfirmwareに含まれているrecoveryが標準以外のものである場合に発生します。

現在確認している限りでは、SUT 1.7.0が正常に動作するrecoveryは以下の3種類です。
・標準のrecovery(ただし、CM7などのzipファイルの適用はできない)
ANDRO-ID Clockworkmod recovery
recovery-a88 v1.6.0.2

・Rstream バッテリー
現在互換品を取り寄せ中・・・

・Rstream ストラップ
海外機種には珍しく、下部にストラップホールがあります。
引っかけるタイプです。

・Rstream 裏蓋 開け方
外す時は、裏蓋を上の方向にずらす、というような感じで外します。
なお、標準firmwareの場合、裏蓋が外れていると、電源が切れるので注意。
また、裏蓋にアンテナがついているので、開けて使うのも危険です。

・Rstream 裏蓋 互換
MUCHTEL A1のもののみ利用可能です。
それ以外の類似機種の流用は流用できません。
これは「物理的に形が違う」・「裏蓋側にアンテナがついている設計なのはMUCHTEL A1だけ」という2点が原因です。

・Rstream 保護ケース
保護ケースは、純正品がとりあえずあります。
海外の類似機種 例えば、Motrola XT3 XT502用のものは、それなりに使えなくもないですが、側面ボタンが干渉するので、工夫する必要があります。