Orange pi2を買った

2016/11/07追記

わずか2000円強でAndroidやLinuxを動かせるギガビットLAN搭載のシングルボードコンピューター「Orange Pi PC2」が登場」で紹介されている、Orange Pi PC2に関する記事はこちら
  ↓
Allwinner H5搭載のOrange Pi PC2が$23.13で発売開始


Orange pi2を買った。

Raspberry piみたいなやつで、安くて面白そうなのって何かない?と聞いて見たところ
上がってきたのがOrange piでした。

(2015/09/08追記 その後、廉価版のOrange pi PCというのも出て、それも「買いました」)

丁度、Allwinner H3(Cortex-A7 4コア)系のモデルが出始めたところで確かに面白そう。

いろいろモデルがあるので、表を作って検討(Orange piの比較)

Orange pi Plus Orange pi 2 Orange pi Mini 2 Orange pi Orange pi mini
価格 $59 $35 + 送料$3.99 $30 + 送料$3.99 $49 $39.80
CPU Allwinner H3 1.6GHz Allwinner A20
Memory 1GB
内蔵ストレージ 8GB EMMC Flash なし
MicroSDスロット あり
SATA端子 あり なし あり
ネットワーク 1Gbps 100Mbps 1Gbps
Wifi オンボード&アンテナ端子 なし オンボード&アンテナ端子
USB USB2.0*4 USB2.0*2
ピンヘッダ 40ピン 18ピン+26ピン 40ピン
IR受光端子 あり
カメラ端子 あり
マイク あり
HDMI あり
VGA なし あり なし
LCD端子 なし あり
オーディオ系 オーディオ/ビデオ共用端子
USB OTG あり
サイズ 108mm × 60mm 93 mm × 60mm 112 mm × 60mm 94 mm × 59mm

SATAポートありでblogサーバ稼働させてみる、というのも引かれたのですが、とりあえず安いやつで様子を見てみようと「Orange pi 2」を選択し、発注。

China Registered mailで発送したにもかかわらず、4/1発注で4/6に届くという高速処理で到着。
(注:中国から買うと80%ぐらいの確率で、メーカ→郵便局、郵便局→国外、で1週間ぐらい時間がかかる・・・)

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発注したのは、「Orange pi2本体」「ビデオ出力ケーブル」「電源」

ちなみにRaspberry pi2 B+の箱と比べるとこんな感じ
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箱の中身は説明書とボード。
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基板は青かった。そしてよく見たら無線LANアンテナが付いてた。
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Raspberry pi2と同じくHDMI/イヤホンジャック/電源のコネクタは長辺方向に配置されている。

ケースに入れてあるRaspberry pi2と並べて見る。
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スペック見ればわかることだけど、ちょっと大きい。

さて、Orange pi2は内蔵ストレージがないので、microSDにOSを入れる必要がある。
2015/04/07時点ではAndroidしか公開されていないので書き込みを行う。
あとで別記事に書くが、Windows8.1 64bit版では指定ソフトを使った書き込みに失敗したので注意が必要かもしれない。
(日本語ファイル名、スペース文字を入れたパスでは無かったんだけどなぁ・・・)
Windows Vista 32bit版で行ったところ正常動作した。

電源を入れると、Allwinnerロゴが登場。
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初期のホーム画面はTvdLauncherという以下の画面になった。
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「设置」が「設定/Setting」なのでそれを選択すると、普通のAndroidの設定画面が現れる。
設定画面では「语言和输入法」が「言語/Language」にあたるので選択し、「日本語」を選ぶと、英語表記や中国語表記がだいぶ残るものの、それなりに日本語になる。

ただ、このAndroid、Google Play StoreなどGoogle Appsが入っていないので、いろいろ使うには工夫が必要そうだ。

Orange pi2記事の第1弾としては、こんなところで

SpreadtrumからLTE対応4コアSoC SC9830A登場

SpreadtrumからFDD-LTE/TDD-LTE対応の4コアSoC SC9830Aが出るようです。

Spreadtrum Announces Volume Shipments of 28nm Quad-Core 5-mode LTE and WCDMA SoC Platforms(2015/04/02)

5モード(FDD-LTE/TDD-LTE/WCDMA/TD-SCDMA/GSM)対応のSoC SC9830A、と、WCDMAのみ対応のSoC SC7713Gが登場です。

現時点では各製品ページはありません。

どちらも28nmプロセス製造で、CPUはCortex-A7で4コア、ということなのですが
WCDMAのみ対応の「SC7713G」と、既存モデルの「SC7731G」の差異がよく分からない・・・
どちらも1.3GHzまでで、同じ28nm品だし・・・誤植なんだろうか?

SC9830Aの方は、Cortex-A7 4コア 1.5GHzと高速化。
GPUは、ARM Mali 400MP2(dual core)とSC7731Gと同じモノ(クロックは上がってるかも?)

ランク的には「MediaTek MT6582(Cortex-A7 4コア)+MT6590(LTEモデム)」か「MediaTek MT6732(Cortex-A53 4コア)」が対抗になるんだろうけど、これらに対して、どの程度の価格差が付けられているのか・・・

サンワサプライのUSB電源チェッカー 400-TST004を買った

サンワサプライのUSB電源チェッカー 400-TST004を買ってみた。

USB電源チェッカー(電流計・電圧計・蓄積バッテリー表示・同時表示・microUSB対応・データ記録)[400-TST004]【サンワダイレクト限定】【05P01Mar15】

USB電源チェッカー(電流計・電圧計・蓄積バッテリー表示・同時表示・microUSB対応・データ記録)[400-TST004]【サンワダイレクト限定】【05P01Mar15】

ちなみに、ルートアール USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算機能・VA同時表示対応 RT-USBVACの同型であるようだ。

パッケージは、超簡易。
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さっそく使ってみる。

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上記は、充電時、5.09V 0.94A使っており、これまでに2125mAh分の電流が通過している、という表示になる。
「3」というのは~mAhという積算値を何回リセットしているか、というもの。
○ボタンを押すと、リセットされます。

この製品のいい点は、
・積算値が取得できる
・普通にUSBのやりとりに使える(充電専用ではない)
・microUSBコネクタが付いているので、この製品を2つ用意すれば、microUSBケーブルでどれだけ電圧電流が低下しているかが確認できる
といった点です。

サンワサプライの6ポート 50W USB充電器を買った

サンワサプライの出している6ポートUSB充電器 700-AC011 を買ってみた。

アマゾンだと700-AC011BKAZ/700-AC011WAZ、楽天だと700-AC011BK/700-AC011Wという型番になっている。

2980円という価格帯ということもあり、「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」もしくは「Anker 60W 6ポート USB急速充電器 」が競合と言うことになる。

楽天で購入したモノが到着したので早速開梱
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中身は本体と100Vケーブルと簡単なマニュアルのみ、といった簡素の感じでした。
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前面は普通に6ポート。
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背面は特筆すべきものは・・・と思ったら、どうやらこの製品「株式会社イミディア」が企画したもののようですね。
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で・・・実際に使ってみました。

Anker 40W 5ポートの方は持っているので、そちらと使い勝手を比較してみたけれど、まぁ、同じように使える、といった感じです。

Ankerだと、Covia CP-F03a/FLEAZ F4の充電が行えない、という現象が発生していましたが、このサンワサプライのやつでも、同じ現象になりました。
充電専用配線のUSBケーブルを使うとどちらでも充電でき、また、PowerIQなどの充電電流調整機能を持たないUSB充電器を使うと充電できるので、どうやらCovia CP-F03a/FLEAZ F4・・・つまりはBroadcomのSoC採用スマホの特性なのかな、といった印象を受けました。

耐久性という問題については、なんとも言えないところです。

値段的には、Anker 5ポート 40W(2599円) < サンワ 6ポート 50W(2980円) <Anker 6ポート 60W(3599円)、ですし、価格が折り合えばちょうどいい、という感じでしょうかね。

Elephone P6000(MT6732搭載)向けにAndroid 5.0beta版リリース

香港Elephone P6000向けのAndroid 5.0(Lollipop)のベータ版がElephoneのフォーラムで公開された。

Android 5.0 for P6000 Beta1 Version 20150302

といっても、このバージョンの既知の問題を見ると、ちょっと常用は難しそうな感じがある。
1. System fluency is not so satisfied (システムがスムースに動かない)
2. Battery temperature goes a little high (バッテリーが熱くなる→消費が大きい)

なお、上記のスレッドを読むときの注意点。
同じスレッドで1レス目だけ更新されていく形式で、2レス目のコメントは先月投稿のものになっているので、注意。
14ページ目ぐらいからが、今回のベータ版公開以降のコメントになる。

Android 5.0ベータの適用方法は、「Tutorial for the whole process of flashing ROM」にある手順で、SP Flash Toolsをインストールし、これを使ってFirmwareの書き換えを行う、というもの。

で、気に入らなかった場合に、Android 4.4に戻すためには「Stock ROM OF P6000 20150124」にあるfirmwareを使う。

実際にAndroid 5.0にするかどうかは検討中・・・・どうするかなぁ