絵描き向けソフトウェアのメモ 2022年6月版


絵描き向けソフトウェアのメモ

メモリ2GBしかないDELL Venue 10 Pro 5055でも快適に絵を描く方法がないかと、Windows10 Proのデスクトップ機にリモートデスクトップでアクセスして筆圧が使えないかを確認するために、買わないでもインストールできるものをとりあえず集めてみた。

2018/02/05 初版作成
2022/06/19 最近の状況を記載

ペイントツールSAI
Windows用に5400円で販売しているソフトウェア。
「SAI ver1」と開発中の「SAI ver2」がある。
SAI ver1はWinTAB APIのみサポート。
SAI ver2はWinTAB APIとTablet APIの双方をサポート(SAIの設定画面で切り替える必要あり)。
Tablet APIで使用する場合はリモートデスクトップ越しでも筆圧を使うことができる。

SAI Ver1は32bitアプリであるため、メモリを4GB以上使えない。
大きなサイズの絵を快適に描きたいのであれば、SAI ver2 64bit版を使うことを推奨。

2018年から4年経過してもver2は開発中ステータスのまま

CLIP STUDIO PAINT
Windows,MacOSX,iPADで動作する商用のソフトウェア
Tablet APIとWinTAB APIの双方をサポート(設定画面で切り替える)

Krita
Windows, MacOSX, Linuxで使えるソフトウェア。
WindowsではTablet APIのみサポートで、リモートデスクトップ越しでも筆圧を使うことができる。

フリーの「Krita Desktop」と、有料で販売している「Kirita Steamストア版(旧名Krita Gemini)」と「Krita Windowsストア版」「Krita EPICストア版」がある。

初期のSteamストア版Krita GeminiはKrita Desktopにいろんな便利機能をつけたやつという扱いだったのだが、2018/02/05時点で販売しているのはKrita 2.8~3.0用の利用権980円。現在のKrita Desktopのバージョンは3.3なので、Krita Geminiは更新されてない。 現状は開発に対するサポート的な扱いでの有料販売版という感じになっている。

Krita Windowsストア版は1150円(2018/02) $14.99/1750円(2022/06)で、アップデートがでた場合に自動的に適用される、というのをうたっている。通常のDesktop版とは機能差は無い模様。

とりあえずはフリーのKrita Desktopを使用して様子をみるべし。

UNIX向けのデスクトップ環境を作成しているKDEによるソフトウェアで、https://github.com/KDE/kritaにてソースコードが公開されている。
Qtとよばれるライブラリを使うことで各OSに対応できるようにしている。

Pixia
英語圏向けサイト
Pixia Windowsストア版
WinTAB API専用で、Tablet APIでは使えない?
とりあえずDELL Venue 10 Proでは筆圧が使えなかった。

最近の更新履歴を見るとWindows Ink対応の設定が、という記述があるので、Windows Ink対応=Tablet APIということの模様。

mdiappとその仲間達
Windows,MacOSX向けソフト。一部Android/iOS向けにもでているものがある
商用版をリリースしつつ、開発版を「mdiapp+(試用版扱い)」として提供しているような感じになっている。
Kritaと同様にQtとよばれるライブラリを使うことで各OSに対応できるようにしている。

商用版は複数のバージョンがでている。
それぞれ微妙にインタフェースとかが違う。

イラスト向け:「openCanvas 6」,「openCanvas 7 Steam版(6000円)」,COMIC ART CG illust(終了), 「FireAlpaca(フリー)」
コミック向け:「mdiapp+ SE Steam版(6000円)」, ComicWorks(終了),コミラボ(終了),「MediBang Paint(旧:CloudAlpaca,フリー)」

ArtRage
海外のソフトでデモ版はある

Artipic
海外のソフトでデモ版はある

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