中国のTD-SCDMA関連チップセットを作ってるSpreadtrum社から、新しいチップセットが発表されていた。
「Spreadtrum Announces Commercial Launch of Dual-Core Smartphone Chipsets for TD-SCDMA and EDGE」
CPU: Coretex-A5ベースの1.2GHz 2コア
GPU: Mali 400 MP2
を採用したチップセットが2種類、TD-SCDMA用の「SC8825」とGSM/EDGE専用の「SC6825」が2013年Q2に登場です。
きっと、また、「SP8825」とか「SP6825」とか呼ばれたりするんでしょうね。
ターゲットとする端末スペックは
液晶: HD 1280×720
カメラ: 800万画素
といったところだとか(プレスリリースより)
4層基板・6層基板で作れる、とうたってるので、これも廉価なAndroidに採用されていくような感じですが、SC8825/SC6825共に、日本では使えない電波形式のようなので、ちょっと残念です。
ただ、SC8825に関しては気になる記述もあったりします。
「TD-SCDMA/HSPA」という並列表記や、「TD-SCDMA standards」と「HSPA+ 4.2 Mbps,HSUPA 2.2 Mbps」と別個に書いてみたりと、中国onlyのTD-SCDMAだけではなく、一般的な3GであるHSPAにも対応しているのではないかと期待させるような記述があります。
はたして、これは、誤植なのか、それとも・・・
しばらくは動向を要チェックといったところですね。