ST Ericsson U6715(STE6715)というCPU

中華スマホで、WCDMAの安いモノを探すと、「CPU: STE6715 460MHz」なんてものが出てきたりする。

Android 2.1/2.2端末で採用例がある。

採用端末のスペックとしては・・・
・CPU STE6715 460MHz/468MHz
・RAM 256MB
・ROM 512MB
・QVGAで、3.5インチとか2.4インチとかの液晶
・30万画素カメラ
・Wifi/Bluetooth
・GSM 850/900/1800/1900MHz
・WCDMA 850/1900/2100MHz / HSDPA 7.4Mbps対応

現状で、インドなどで低所得者向けスマートフォンとして販売されているような感じである。
現在かえるような商品例としては

・「abo A810」
黒苺のような感じでタッチパネルは無く、キーボードとトラックボールで操作する端末。

・「Olive Fluid V-W1
インドの電話会社Olive Telecomの端末で、現行機種。

で・・・この「STE」が何者なのかといえば、「ST Ericsson」とのこと。

STE6715は正式な製品名ではなく「ST Ericsson U6715」もしくは「ST Ericsson PNX6715」というようだ。

メーカ製品ページ:2G and 3G entry platfrom 6710 HSDPA
製品ページその2:U6715 – A HIGHLY-INTEGRATED HSDPA PLATFORM BUILT ON LINUX

・ARM926EJコア 468MHz
・メモリクロック200MHz
・最大メモリは4Gbit=512MB
・液晶はWQVGAまでサポート

現状では、これを使った機種を買っても、メモリ容量が少ないので、日本で使うには大変厳しいですね。

ちなみに、STE6715の上位モデルが、NovaThor U8500とかだったりするわけです。

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