折りたたみキーボード型の超小型PCは$99程度で5月発売予定


Gigazine「折りたたみ式キーボードにバッテリー・WiDi・各種ポートを搭載したWindows 10搭載ミニPC「PiPO KB2」」で紹介されてるキーボードPC。

この記事だと中国のPiPO社から発売される、とありますが、armdevices.netの記事「$99 Vensmile K1, Foldable Keyboard Mini PC on Intel Cherrytrail Z8300 with Windows10」によると、Vensmile社から5月に$99近辺で発売予定とのこと・・・まぁ、出元は一緒なんでしょうけどね

ちなみに、上記の取材ビデオは、4月8日アップロードですから、Gigazineの元ネタより前の日付です。

それにしても、$99近辺とは思いの外、安い価格でびっくりです。

$5.9のAllwinner H3搭載 OrangePi Zeroと$20のAllwinner H64搭載 OrangePi-PC2を計画中


2016/11/05追記

このページで紹介したOrange Pi ZeroとOrange Pi PC2は2016年11月に発売されました。
それぞれSoCが変更になっています。
Orange Pi Zeroは、Allwinner H3の廉価版で機能削減されたAllwinner H2+に変更。
Orange Pi PC2は、Allwinner H64の改良版のAllwinner H5に変更になっています。

詳しくは下記記事を参照願います。
Allwinner H2搭載のOrange Pi Zeroが送料込み$10.10で登場
Allwinner H5搭載のOrange Pi PC2が$23.13で発売開始
なお、記事タイトルは送料込みの値段で記載しています。
送料抜きの場合、Orange Pi ZeroのRAM256MBモデルは$6.99、512MBモデルは$8.99
Orange Pi PC2は$19.98となっています。
Orange Pi Zeroだけ予告価格からちょっと値上がった感じですね。


昨日、「新機種OrangePi-PC Plus/OrangePi-Plus 2Eと遅れていたOrangePi-Liteの消息」で、OPiPC-PlusとOPiPlus 2Eについて触れたばかりですが、「そのフォーラムコメント」でさらに次の機種の話をしだすという・・・

We will have OPI Zero with 5.9$.
We will have OPI PC2 with 20$(64 bit ARM H64 1G ram + WIFI/BT VS RPI3+ GbE).

完全にラズパイZeroにけんかを売る形になるOrangePi Zeroを$5.9で提供。
そしてAllwinner H64搭載の次世代機はOrangePi-PC2で、RAM 1GB/WiFi/Bluetooth/1Gb NICと、こちらもラズパイ3対抗となる予定とのこと。

時期については言及されて無いのですが、果たして・・

新機種OrangePi-PC Plus/OrangePi-Plus 2Eと遅れていたOrangePi-Liteの消息


2016/11/11追記

この記事で紹介されているプロダクトは全て発売されました。
最終的に下記のスペックと価格で発売されました。
OrangePi PC Plus=RAM 1GB+eMMC8GB。$23.14
OrangePi Plus 2E=RAM 2GB+eMMC16GB,SATAコネクタ無し。$38.26
OrangePi Lite=RAM512MB,WiFiのみ(有線LANなし)。$15.11
OrangePi One=RAM512MB,有線LANのみ(WiFiなし)。$13.10
OrangePi PC2=Allwinner H5(H64のGPUなどがアップグレードされたモデル),RAM1GB,有線LANのみ(WiFiなし)。$23.13


Orange Piのフォーラムに新製品情報が・・・
OPI-PC Plus and OPI-Plus 2E will be ready soon.

OrangePi-PCの拡張モデルとして2機種「OrangePi-PC Plus」と「OrangePi-Plus 2E」が登場です。

そして、音沙汰がなかったOrangePi-Liteと次世代機についてのコメントもアリ。

OrangePi-PC Plus: OrangePi-PCをベースに、WiFiと8GBのeMMCを載せたもの。25ドル予定
OrangePi-Plus 2E: OrangePi-PCをベースに、OrangePi Plus2相当の機能を載せたもの。35ドル予定。
OrangePi-Lite: OrangePi ONEのWiFiモデル。12ドル予定
次世代機: Allwinner H64搭載で開発中。Pine64対抗機の予定

OrangePi ONEの有線LANをWiFiに置き換えたOrangePi-Liteは、出す気あったのか!という意味でちょっと驚いた。
ずっと音沙汰ないので、そのままフェードアウトだろうと思っていたんですが・・・

次世代機は、Allwinner H64搭載のままでいくようなのは、こちらも驚きでした。

で・・・今回登場の2製品について・・・


OrangePi-PC Plusは、あまり速度が速くない8GB eMMCが載っているようで、コレだったら早いmicroSDカード買うわ!とか言われてて、ちょいと微妙そう・・・

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OrangePi-Plus 2Eは、「Plus」ってことはSATA端子付きかと思いきや、写真上には見当たらず・・・
OrangePi-PC Plusより基板が若干大きいので別モデルだとは思われるものの、詳細が不明…

cnx-softwareの「Orange Pi Plus 2E Development Board with Gigabit Ethernet, 2GB RAM & 16GB eMMC Flash to Sell for $35」によれば、OrangePi-Plus2から、RAM 2GBは維持、SATA対応,カメラ用端子,USB hubチップを抜いて、eMMC 16GBにアップグレードしたものになる模様。

Plusモデルの位置づけが崩壊しつある・・・(いままではSATA端子付き、だった)

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今回は、どちらも様子見したほうがいいのかも?という感じがしています。

MobaXtermというX-Windowアプリを表示するためのXサーバ機能を含んだSSH/moshクライアントソフト


最近、Windows上でX-Windowアプリを表示させる場合、VcXsrvというXサーバソフトを使用している。(紹介記事:Windows上でX-Windowアプリを表示するためのXサーバ VcXsrv)

それ以外に、「MobaXterm」というソフトもあるというので確認してみた。

無償で利用できるHome Editionと、1ユーザ69ドルのProfessional Editionがあるという。

で・・・
このソフトは、Windowsから、Linux/UNIX系サーバにアクセスするための統合ソフトウェア、という位置づけと言えます。

現状、下記のプロトコルに対応しています。
・SSH
 SSHトンネル/SSHポートフォワーディングも対応
・telnet
・RSH
・XDMCP(X-Window)
 OpenGLも対応
・RDP(Windowsリモートデスクトップ)
・VNC
・FTP
・SFTP
Mosh(mobile shellというSSH代替プロトコル)

また、MobaXtermをインストールしたWindows上にCygwin相当の環境をセットアップし、cygwinのコマンドを利用することができます。
cygwinを使いやすく仕立て直した感じ、といえばいいでしょうか?

ざっと使ってみた感想

・Portable versionのバイナリを実行するとインストールしないでそのまま使える
  11.5MBのMobaXterm_Personal_8.6.exeを実行するだけでXサーバも動く!
  日本語表示も可能!
・puttyのsessions設定をそのまま利用できる
・ssh接続時、UTF-8の日本語表示は普通に出来る
・ssh接続時、scpによるファイルブラウザ機能も同時にオープンされる
・ssh接続時、標準設定でSSH圧縮とX11フォワーディングとDISPLAY設定がされている
・Xアプリ表示時、タイトルバーの日本語表示が出来る
・Xアプリ表示時、起動してくるアプリが最前面に表示されないので気がつきにくい

Xmingより良い感じで使えます。

お気軽に使ってみたい、moshを使いたい、とか、操作用ターミナルソフト含めて乗り換えてもいいのなら「MobaXterm」
普段使ってるTeraTerm, puttyなどはそのままにXサーバだけを追加したいのであれば「VcXsrv」という感じですね。