Orange Pi PCをメディアプレイヤー(OpenELEC)にする

2019/06/18追記

OpenELECはいろいろあって分裂し、LibreELECが今の主流になりました。

相変わらずオフィシャルのAllwinner SoC向けのリリースはまだ出ていませんが、OpenELEC時代と同じくjernejskさんが中心となり「 https://github.com/jernejsk/LibreELEC.tv 」で移植版の開発をしています。

公式フォーラムの「Nightly images for A64, H3 and H6 boards」にて入手可能となっており、インストールイメージのダウンロードは「 https://test.libreelec.tv/ 」と公式サイトの一部となっています。

2019/11/25時点でもテスト扱いのままですが、「Orange Pi Win」「Orange Pi 2」「Orange Pi PC」「Orange Pi PC Plus」「Orange Pi Plus」「Orange Pi Plus 2e」用が公開されています。


以下は古い記述です

これまで、Allwinner H3搭載のOrange Pi系列(Orange Pi PC, Orange Pi 2, Orange Pi Plusなど)のLinux Distributionでは、メディアプレイヤーソフトのKodi(旧名:XBMC)を動かすことができませんでした。

理由は、Allwinner H3のVideoデコーダ機能をLinux環境から使用するためのドライバが、ちゃんと用意されていないためです。
(Android用は存在している)

Orange Piのフォーラムで、このハードウェアVideoデコード機能を使用するドライバをどう用意するか、いろいろと試行錯誤されてきていました。

で・・・先日、Kodiを起動するためのLinux DIstribuionの1つ、OpenELECを、Orange Pi PCで使える様にしたものが公開されました。

Orange Piフォーラム「Openelec Build for OPI PC and 2 now with HW decoding
Github:「https://github.com/jernejsk/OpenELEC-OPi2

フォーラムにあるNew Imageのリンクを飛ぶと、「OPi2(Orange Pi 2/Orange Pi Mini 2用)」「OPiPC(Orange Pi PC用」「OPiPlus(Orange Pi Plus/Plus2用)」「HYH-TBH3(Allwinner H3搭載のSTB用)」の各ディレクトリがあるので、その中にあるimg.gzファイルをダウンロードします。

ダウンロード後は、gzipを展開したあとに、普通にmicroSDにイメージ書き込みをします。

で・・・Orange Pi PCに入れて使ってみました。

・ヒートシンクは必須。ファン付けるの推奨
 フォーラムに「heatsink strongly recomended」と書かれていますが
 ヒートシンクを付けていてもめちゃくちゃ発熱しています。
 ちゃんと冷やさないと熱で死にそうです。

・起動直後の設定だと、音声出力がアナログオーディオとなっているため
 HDMI接続していても音声が出てこない。
 Kodiの「設定」-「システム」-「オーディオハードウェア」にて
 「オーディオ出力デバイス」を「HDMI」に変更すると、HDMI経由で音声出力される。

・動画再生の一部が変?
 DVDサイズの動画を出力したところ、本来の画質から落ちた状態のものを引き延ばした感じで表示された
 「no HW deinterlacing」というあたりの問題かな?

・HDMI経由のリモコン操作非対応
 HDMI経由で繋いだ場合、TVのリモコンを使って操作する、というHDMI CECの機能を使うことが、本来はできるが
 hdmi cecドライバが動作していないようで、マウスで操作するしかない。
 もしくは、赤外線リモコンを登録して使う。

いまのところは、Raspberry Pi2に入れているものを置き換えるには、ちょっと荷が重い感じなので、様子見です。

GoProのような形状のアクションカメラ スペック表

Aliexpressで見かける4KとかサポートしているGo Proみたいな形状をしたアクションカメラをリストアップしてみました。

先日秋葉で販売が確認された「4K対応/無線LAN搭載で実売9,980円のアクションカメラが販売中」は、EKEN H9です。

スペック表で埋まってない項目は確定した情報が確認できなかったところです。

$10以下のOrange pi Oneが近日登場!?(未確定情報

価格で挑んできた相手を打ち倒していくことに定評のあるOrange piさんですが、この度は、Raspberry Pi Zeroにケンカを売るようです。

Rapsberry Pi ZeroのCPUはしょぼいBroadcomm BCM2835(ARM11 1GHz*1コア)ですが、こちらは、Allwinner H3(Cortex-A7 1.?GHz*4コア)を積んで、$10以下を目指すようです。

このネタ元は「Raspberry Pi Zero is a $5 Board Based on Broadcom BCM2835 Processor」に書かれた11月29日付けのOrange Piのエライ人Steven Zhaoさんのコメントです。

Steven
November 29th, 2015 at 07:35 | #29
Orange Pi One with H3 is coming soon. All in one. The unit price is lower than $10.

まぁ、私がこのコメントに気がついたわけではなくて、armbianのフォーラムに投稿された「Quick review of Orange Pi PC」を読んでいて知ったんですけどね

いまのところ、これ以上の情報は出てきてないものの、いままでの実績からすると、ほんとにやってくれそうで期待です。

Cortex-A53を4コアつんだ $15もしくは$29のPINE 64はAllwinner A64

しばらく前から話題になっていたCortex-A53を4コアつんで$15というRaspbnbery pi形状のボード「PINE64

どこのSoC使ってるんだろ?と確認してみた。

http://wiki.pine64.org/index.php/Main_PageWiki」にて答えを発見。

下のほうにある「Pine A64 Hardware PCB information」の中の「Pine A64 Connector Layout」を開いてみましょう。
Pine64_Board_Connector
ボード名「PINE A64」
そして、SoCと思われるチップに「A64」という文字と、その上にAllwinnerのロゴらしきもの。

Allwinner A64」ですね。
製品ページを見てみると「プロセッサーの価格は5ドル」という宣伝文句が・・・

問題は、このAllwinner A64サポートが、どの程度Linux kernelに取り入れられていくか、というところだったり。
どうなっていくことやら・・

Allwinnerってことは、どうせ、そのうちOrange pi系統でも出してきそうなので、ひとまず見送りです。
数ヶ月前は64bit対応はAllwinner H64を使ったOrange pi Plus3wo出す、とか行ってましたが(参考:Orange pi Plus2とOrange pi Plus3がリリース予定)
Allwinner H64の先行きが微妙なようで、進んでいなさげ・・・果たして・・

DynaBook SS002について思い出したことメモ

twitterで、DynaBook SS001を見かけた

で・・・うちではDynaBook SS002を使っていたなぁ、と懐かしく思ったついでに思い出したことをメモ書き。

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うちに来た最初のパソコンは、父親の会社で試験導入されたIBM PS/55 Noteでした。
まぁ、これは、しばらくうちにありましたが、本導入では東芝DynaBook SS002になりました。

DynaBook SS002は、フロッピードライブが左右に2つ、
バッテリーで保護されているRAMドライブ、、
そして、ATOK7の辞書が保存されているROMドライブがありました。

このATOK7がROMで存在しているという点と、バッテリーを抜かないと消えないRAMドライブがあるというのは、ハードディスクがまだ高額だった当時、すごいアドバンテージでした。

DynaBook SS002がすごかったのは、このRAMドライブからのMS-DOS起動も可能だったので
軽い運用であれば、フロッピーを使わない、ということも可能でした。
ただ、DynaBook SS002では、RAM総容量が1MBで、そこからOSの通常用として640KBもってかれてるので、残りで拡張RAM領域(EMS)と、RAMドライブを作らなければならない、という状態です。(RAMドライブにどれだけ割り当てるかは、BIOS設定だったはず)
なので、ちゃんと使おうとするとRAMカードの増設が必要でした。

さて・・・

DynaBookは、DynaBook SS001というフロッピードライブが1つだけのモデルから始まりました。(1989/6)
次にDynaBook SS02Eというハードディスクが20MBだか載ったモデル。(1990/2)
その次にDynaBook SS002というフロッピードライブが2つのモデルが出ました。(1990/6)

SS001とSS02Eは、増設できるRAMカードが2MBまで、という制約がありました。
それに対して、SS002は8MBまで増設できました。

えぇ・・・この8MBカードを買いましたとも!

これにMS-DOS 3.1をいれ、フロッピーを使わずにOSを起動させていました。

MS-DOS3.1の話

DynaBook・・・というか東芝J-3100シリーズの初期はいろいろアレでした。
入手した当時は知らなかったのですが、東芝MS-DOS3.1というのは、各機種ごとにカスタマイズされており、他の機種用のMS-DOS3.1ではうまく動かないことがある、というのがあったようです。

MS-DOS3.1におけるIBM PC用英語ソフトの動作について

この時代はコマンド何だったかな?
思い出せないけど、英語モードに切り替えることで、IBM PC用のソフトを動かしてた。
まぁ、日本語モードのままでも動くソフトもあったけどね。
英語フォントで枠を表現してないソフトであれば、実用上問題はなかったと思う。

MS-DOS5の話

DOS/Vの波が押し寄せつつあるところで東芝版MS-DOS 5のリリースである。
DynaBook SS002にとっては、内蔵ROMのATOK7辞書が使えないという欠点もちではあるものの、
RAMディスクに関しては問題なく使用でき、また、いろいろ新機能とかあったので、使い始めた。

このバージョンでは、DOS/V互換機能はなかったが、
ユーザによる低解像度向けDOS/V(DOS/C)展開が行われ
初期はDOS/Cモード中の日本語フォントは、ファイルとして所持しなければならないというところから始まり、
最終的にはROM上にある日本語フォントを利用することができるFONTXJが提供され
それを使用することで快適に利用することができた。

たとえば、J-3100/DynaBook用ソフトだと80文字x24文字しか表示できないところ、DOS/V対応ソフトをフォントサイズを9ptとしたDOS/V環境で使うことにより多くの文字数を表示させる、ということをやっていた。

MS-DOS6.2

東芝版も出て、これはVGA搭載機種ではDOS/V対応だったはず。
DynaBook SS002でも動くものの、あまり利点がなかったような覚えが・・・

改造:1.44MBフロッピー対応

DOS/V化の話とほぼ同時期に、1.44MBフォーマットの読み書き改造という波もあった。
当時の国産機は1.2MBフォーマットが主流。
回転数がちょっと違うIBM PC系の1.44MBフォーマットが使えないのであった。

話の起源がどこかは知りませんが、フロッピードライブの回転設定をスイッチで変更する+DOSに常駐ソフトを組み込む、ことで、1.44MBフォーマットに対応させる、という改造がはやったので行いました。
標準のフロッピードライブでは対応していなかったので、はばらで単品ドライブを買ってきて改造していました。

最初に使ったドライブはどこのだったかなぁ・・・NEC?TEAC?
そのうち、テラドライブ用のフロッピードライブがT-ZONEを起点にだいぶ流通していたので、それを使ったやつも作りました。

改造:CPU載せかえ

DynaBook SS002のCPU 8086を、NECのV30に置き換える、という改造もありました。
1台しかパソコンを持ってないので、リスク度合いが高くやりませんでしたけど・・・
半田付けされている8086を取り外して、V30をワイヤで取り付けるという、なかなかハードな内容でした。

改造:パラレルポートにSCSI接続
パラレルポートをソフトで制御してSCSIディスクを接続する、という手法が生まれました。
J-3100界隈では、EasySCSIという名前で知られていました。

ジャンク屋で、SCSI HDDと、D-SUB 25ピンコネクタと、50ピンフラットのSCSIケーブルを買ってきて、ケーブルぶったぎってD-SUBに半田付けして、つなげて使っていました。
東洋計測器(計測器ランド)とかあのあたりはお世話になりました。

改造:バッテリーの中身入れ替え
へたってきたバッテリーの中身を載せ替えて使ったりしていました。