NOVO7 Basicのfirmware?


2011/11/13追記: すzさんのところでNovo7 basic 用 Android 2.2カスタムファームウェアが公開されています。
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検索していたら、NOVO7 basicっぽいfirmwareを配布しているところを発見した。
まぁ、恒例のimp3.netなんですが・・・

[ROM发布] 【Novo7 普及版固件】君正MIPS热风来袭,2.2 3.2两版固件周末突击发布新版本公测!!
転載:Android 3.2 for NOVO7 Basic
転載:Android 2.2 for NOVO7 Basic / update.zip version

どうやらsdcardにupdate.zipを置いて、ボリュームupボタンを押しながらリセットボタンを押し、「ainol艾诺」ロゴがでたところで、ボリュームupボタンを離すと、アップデートが開始されるようだ。
この手法はAndroidスマートフォンでよくあるアップデート手法。
もしかすると、boot loader関連が改良されているのかもしれない。
(それとも、ronzi A3でも実はできるのか?)

従来通りのUSBBoottoolによるアップデートもできるようです。
こちらの場合は、ボリュームDOWNボタンを押すようです。

ただ、単体で実行できる方は「Novo7Basic_android2.2_20111029.7z」という穏当な名前ですが、USBBoottool版が「Android3.2_Novo7_Basic_1029.rar」などという謎のファイル名に・・・

ダウンロード速度が非常に遅いので中身の確認は、明日ですかねぇ・・・

— 2011/11/01 追記 —
update.zipは、android一般的な形式のupdate.zipではありますが、イメージファイルを直接書き込む感じの形式でした。
書き込むのはmbr-xboot.bin, boot.img,system.imgだけで、それ以外はない、というのがちょっと驚きです。

ui_print("Setup your device...");

ui_print("update xboot....");
package_extract_file("mbr-xboot.bin", "/tmp/mbr-xboot.bin");
inand_write_raw("/tmp/mbr-xboot.bin","xboot");

ui_print("update boot.img....");
set_progress("2");
show_progress("0.1", 1);
package_extract_file("boot.img", "/tmp/boot.img");
inand_write_raw("/tmp/boot.img","boot");
show_progress("0.1", 1);

#package_extract_file("userdata.img", "/tmp/userdata.img");
#inand_write_raw("/tmp/userdata.img","data");

ui_print("update system.img....");
set_progress("9");
set_progress("9");
show_progress("0.02", 1);
show_progress("0.02", 1);
show_progress("0.02", 1);
show_progress("0.02", 1);
show_progress("0.02", 1);
show_progress("0.02", 1);
package_extract_file("system.img", "/sdcard/system.img");
inand_write_raw("/sdcard/system.img","system");
show_progress("0.1", 1);

#ui_print("update userdata.img....");
show_progress("0.1", 1);
show_progress("0.1", 1);
show_progress("0.1", 1);
show_progress("0.1", 1);
#package_extract_file("userdata.img", "/tmp/userdata.img");
#inand_write_raw("/tmp/userdata.img","data");

show_progress("0.1", 1);
ui_print("Done.");
set_progress("10");
show_progress("0.1", 1);

system.imgの中には、boot.img,recovery.cpio.imgとuserdata.imgが含まれていますが、おそらく、使われてはいないでしょう。
Android一般的の話であればupdate.zip適用時は/data領域(つまりuserdata.img)は初期化されないことになっているので、そういう作りになっているのかな?と思います。

で、今回の注目点は、パッケージを作り間違えたのか、x-bootというディレクトリの中に、x-bootのソースファイルっぽいものが含まれているというところです。

マザーボードの種類を示しているx-boot/boot/board/というディレクトリを見ると

# ls -l x-boot/boot/board/
合計 64
-rw-r--r-- 1 root root 1462  7月 30 12:21 Makefile
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 altair
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 crater
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 lepus
-rw-r--r-- 1 root root 2810  7月 30 12:21 lib_board.a
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 lynx
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 maple
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 npm701
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 pisces
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 pt701_8
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 px7_2r
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 pyxis
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 tablet_8II
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 tablet_p2
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 z800
drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月  1 09:48 zorroo
#

また、それらのボードに関する設定はinclude/configsディレクトリで行われているようです。

#ls -l x-boot/include/configs
合計 276
-rw-r--r-- 1 root root 12074  7月 30 12:21 altair.h
-rw-r--r-- 1 root root  5909  7月 30 12:21 apus.h
-rw-r--r-- 1 root root  5778  7月 30 12:21 aquila.h
-rw-r--r-- 1 root root 13296  7月 30 12:21 crater.h
-rw-r--r-- 1 root root  2168  7月 30 12:21 jz4760_common.h
-rw-r--r-- 1 root root  3384  7月 30 12:21 jz4770_common.h
-rw-r--r-- 1 root root 17047  7月 30 12:21 lepus.h
-rw-r--r-- 1 root root 16895  7月 30 12:21 lynx.h
-rw-r--r-- 1 root root 19281  7月 30 12:21 maple.h
-rw-r--r-- 1 root root 19100  7月 30 12:21 npm701.h
-rw-r--r-- 1 root root 16051  7月 30 12:21 pisces.h
-rw-r--r-- 1 root root 11442  7月 30 12:21 pt701.h
-rw-r--r-- 1 root root 15187  7月 30 12:21 pt701_8.h
-rw-r--r-- 1 root root 16185  7月 30 12:21 px7_2r.h
-rw-r--r-- 1 root root 15829  7月 30 12:21 pyxis.h
-rw-r--r-- 1 root root 15187  7月 30 12:21 tablet_8II.h
-rw-r--r-- 1 root root 15658  7月 30 12:21 tablet_p2.h
-rw-r--r-- 1 root root 13367  7月 30 12:21 z800.h
-rw-r--r-- 1 root root 18260  7月 30 12:21 zorroo.h
#

と、まだ見ぬ機種がいろいろいるようです。
現状判明しているのは、以下の3種類です。
lynx=ronzi A3系
z800=怪しい中華Android携帯
tablet_p2=Cruz Tablet T301
xam5001=IQQ M1なんだけど、リストにない・・・
npm701=NOVO7 Basic
Ramos V65Proは、「ro.product.device=V65PRO」と設定されているが「ro.build.fingerprint」ではlynxとなっているので、lynxの類型である可能性が大きい。
build.propの違いについては、Jz4760系Androidのbuild.propの違いに追加しました。

起動時に使用されるロゴ画像は以下のディレクトリにあります。

# ls -l x-boot/boot/logo/
合計 292
-rw-r--r-- 1 root root 51812  7月 30 12:21 AMT_800x480.rle
-rw-r--r-- 1 root root 36468  7月 30 12:21 jz_1024_768.rle
-rw-r--r-- 1 root root 36468  7月 30 12:21 jz_800_480.rle
-rw-r--r-- 1 root root 93200  7月 30 12:21 novo7_1.rle
-rw-r--r-- 1 root root 14260  7月 30 12:21 pt701_8.rle
-rw-r--r-- 1 root root 14260  7月 30 12:21 tablet_8II.rle
-rw-r--r-- 1 root root 36580  7月 30 12:21 tablet_p2.rle
#

なんと、Jz47x0だけではなく、CPUがAMTのものについてのロゴも含まれています。
ただ、他のディレクトリにはAMTに直接関係しそうなファイル名のは見当たりません。

電源off時に表示される充電ロゴ、というのは、おそらく、x-boot/include/charge_logo.hで定義されているものなんでしょう。

Jz4760はdual core?


検索ワードを見ていたら「Jz4760 デュアルコア」なんてのがちらほらと・・・

実質としてはJz4760はシングルCPUですよ!

正確には「Xburst」というコアが2つ積まれています。
そのうちの1つをCPU用に、もう1つをVPU(video processing unit)用に使用している、というところです。
なので、「Xburst dual core」という表記も、間違いではありませんが、「CPUがdual core」ではありません。
また、Xburstコア自体は600MHzで動作していますが、Xburstコアが2つあるので600MHz+600MHzで「1.2GHz」だ!とか無茶を言ってるスペック表もあったりするので、注意してください。

ちなみに、後継のJz4770では、VPU用のXburstは完全にVPUに特化してしまったようで、XburstコアはCPUの1つないような感じに変わっているようです。

/data/appと/system/appの動作の違い


「/data/app /system/app 違い」で検索してきた人がいたので、書いてみる。

・端末初期化時の動作の違い
 /data/appは端末を初期化すると消える。
 /system/appは残る。

・インストール処理の違い
 /system/appにあるものは、初回起動時にインストール処理が行われる。
 /data/appにあるものは、インストール処理が行われない。
 インストール時に/data/data/パッケージ名/ディレクトリ内にファイルを
 作成するという動作をする様な場合、支障が生じる可能性がある。

・アンインストールできるかどうか?
 /system/appにあるものはアンインストールできない
 また、/system/appにあるものに対してアップデートがでた場合は
 /data/appにアップデート版が配置されることになる。

・なんで/system/appにアプリケーションを追加するのか?
 →/dataパーテーションの空き容量確保のため
  ただしアップデートが頻繁に行われるようなアプリケーションでは意味が無い

・/system/appのアプリを消したいんだけど
 →通常の手段では無理
  

# mount -o rw,remount / /system
  # cd /system/app
  # rm ~.apk
  #

  とかで強制的に削除することはできる。
  また、pmコマンドでdisableとすることでアプリを起動させないことも可能である。
  

# pm disable パッケージ名
  #

  上記で指定するパッケージ名はapkのファイル名ではないので注意。
  「pm list packages」でパッケージ名を確認すること。
  なお、無効にしたものは「pm enable パッケージ名」で有効に戻すことができる。

ronzi A3カスタムfirmware 20111024版


比較的おとなしいカスタマイズのカスタムfirmwareを用意しました。
具体的にはframework-res.apkの書き換えをやめて、ronziA3オリジナルのままにしています。
(2013/01/15 ダウンロードリンクを修正)

firmware base: ronzi公式配布のRK43_60WFRT_RZA3_20110511_1

Warning: wifi MAC address will be changed. All data lost! Also, /mnt/sdcard data lost, too!

change
* remove chinase apk.
* add LatinIME.apk and nicoWnnG.apk
* update market apk and google apk from slatedroid.com:[GUIDE] Cruz T10x / T301: Rooting, Dalvik Turbo, Removing Bloatware, Gapps & Market & More

– Android Market 3.1.3
– Google Maps 5.9.0
– Google Books 1.1.4
– Google Talk 1.3
– OI File Manager 1.16
– Spare Parts 2.3.5
– YouTube 2.0.26

* change some /system/build.prop value, it’s from Ramos V65PRO.
* add Dalvik Turbo VM and /data/local.prop
* support /system/etc/init.d/ files.
* add IngenicScreenCalibration.apk from Ramos V65Pro firmware
* add Japanese font file(/system/fonts/DroidSansJapanese.ttf).It’s MTLc3m.ttf.
* 132 dpi setting.

警告:
・無線LANのMACアドレスが変わります(USBtoolで適用するとかならず変わります)
・全部のデータが消えます。/mnt/sdcard のデータも消えます。(/mnt/sdcard1 は消えません)

変更点
・中華なapkを消しました
・英語圏用IMEと日本語圏用IME(nicoWnnG)を追加しました
・nicoWnnGの初期設定ファイル(/data/data/net.gorry.android.input.nicownng/shared_prefs/net.gorry.android.input.nicownng_preferences.xml)を置き、nicoWnnGを手動で有効にすればそれなりの設定ですぐ使えるようにした。
・マーケットなど以下のapkを[GUIDE] Cruz T10x / T301: Rooting, Dalvik Turbo, Removing Bloatware, Gapps & Market & More から入手したファイルで置き換えました

– Android Market 3.1.3
– Google Maps 5.9.0
– Google Books 1.1.4
– Google Talk 1.3
– OI File Manager 1.16
– Spare Parts 2.3.5
– YouTube 2.0.26

・/system/build.propをRamos V65PROで採用されているパラメータに変更しました
・高速化を狙ってDalvik Turbo VMを入れてみました。
・/system/etc/init.d/ においたファイルを起動時に実行するようにしました
 (/system/etc/init.d/99end を消すと起動が途中で止まるので注意してください)
・IngenicScreenCalibration.apkをRamos V65Proから持ってきました。
 設定-表示にてキャリブレーションができるようになります。
・MTLc3m.ttfを/system/fonts/DroidSansJapanese.ttfとして配置しました。
・「ro.sf.lcd_density=132」設定

* flashtool :USBbootTool_20110426.rar my dropbox folder: MIPS/ronziA3/USBbootTool_20110426.rar
* firmware: ronziA3_20111024.zip my dropbox folder: MIPS/ronziA3/customrom/ronziA3_20111024.zip

How to flash firmware.
English guide: ronzi A3 firmware update guide
日本語: ronzi A3 その4 firmwareアップデート

ronzi A3カスタマイズメモ 20111024版


ronzi A3をカスタマイズしていくときのメモ書きをいくつか・・・

・YouTubeアプリを最新版にするとHQモードが動かない、ということなので2.0.26を使用する。
その他、[GUIDE] Cruz T10x / T301: Rooting, Dalvik Turbo, Removing Bloatware, Gapps & Market & More にある以下のファイルを持ってきた。

– Android Market 3.1.3
– Google Maps 5.9.0
– Google Books 1.1.4
– Google Talk 1.3
– OI File Manager 1.16
– Spare Parts 2.3.5
– YouTube 2.0.26

・Dalvik Turboはfroyo-hard-float-r1を使用している
上記のCruz Tabletでは、froyo-soft-float-r1を使用しているようだけど、hard floatにしている。

・nicoWnnGの設定ファイル
デフォルト設定では以下となっている。

# pwd
/data/data/net.gorry.android.input.nicownng/shared_prefs
# ls -l net.gorry.android.input.nicownng_preferences.xml
-rw-rw---- app_33   app_33       1057 2011-10-24 01:48 net.gorry.android.input.nicownng_preferences.xml
# cat net.gorry.android.input.nicownng_preferences.xml
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' standalone='yes' ?>
<map>
<string name="nicoflick_mode_landscape">0</string>
<boolean name="change_alphanum_12key_portrait" value="true" />
<string name="nico_candidate_lines_portrait">3</string>
<boolean name="change_kana_12key_portrait" value="true" />
<string name="candidateview_height_mode2_landscape">2</string>
<boolean name="change_kana_12key_landscape" value="false" />
<string name="input_mode_landscape">input_normal</string>
<boolean name="change_alphanum_12key_landscape" value="false" />
<string name="nicoflick_mode_portrait">0</string>
<string name="input_mode_portrait">input_normal</string>
<string name="candidateview_height_mode2_portrait">2</string>
<string name="nico_candidate_lines_landscape">1</string>
<string name="flick_sensivity_mode_landscape">0</string>
<string name="flick_sensivity_mode_portrait">0</string>
<boolean name="new_preference_20110417a" value="true" />
<string name="mainview_height_mode2_landscape">2</string>
<string name="mainview_height_mode2_portrait">2</string>
</map>
#

設定を行うと↓のような感じになる。

# cat net.gorry.android.input.nicownng_preferences.xml
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' standalone='yes' ?>
<map>
<string name="nico_candidate_lines_portrait">3</string>
<string name="candidateview_height_mode2_landscape">1</string>
<boolean name="shrink_candidate_lines_landscape" value="false" />
<boolean name="change_alphanum_12key" value="false" />
<string name="candidate_font_size">0</string>
<string name="input_mode_landscape">input_normal</string>
<boolean name="popup_preview" value="true" />
<string name="flick_sensivity_mode">0</string>
<string name="candidateview_height_mode2_portrait">2</string>
<string name="nico_candidate_lines_landscape">1</string>
<boolean name="space_below_keyboard_landscape" value="true" />
<string name="nicoflick_mode">0</string>
<string name="flick_sensivity_mode_portrait">0</string>
<boolean name="space_below_keyboard" value="true" />
<string name="input_mode">input_normal</string>
<string name="keyboard_skin">keyboard_android_default</string>
<boolean name="show_candidate_fulllist_button_landscape" value="true" />
<boolean name="show_candidate_fulllist_button" value="true" />
<boolean name="is_skip_space_landscape" value="true" />
<boolean name="opt_enable_learning" value="true" />
<boolean name="shrink_candidate_lines" value="false" />
<boolean name="change_alphanum_12key_landscape" value="false" />
<boolean name="different_pl" value="true" />
<string name="key_sound_vol">1</string>
<string name="candidateview_height_mode2">1</string>
<string name="flick_sensivity_mode_landscape">0</string>
<string name="mainview_height_mode2_landscape">0</string>
<boolean name="nospace_candidate2_landscape" value="true" />
<boolean name="change_alphanum_12key_portrait" value="true" />
<string name="qwerty_kana_mode_landscape">0</string>
<string name="qwerty_kana_mode">0</string>
<boolean name="change_kana_12key_portrait" value="true" />
<boolean name="change_kana_12key" value="false" />
<boolean name="nospace_candidate2" value="true" />
<boolean name="flick_guide_landscape" value="true" />
<boolean name="nico_candidate_vertical" value="true" />
<boolean name="new_preference_20110417a" value="true" />
<string name="candidate_font_size_landscape">0</string>
<string name="nicoflick_mode_landscape">0</string>
<string name="mainview_height_mode2">0</string>
<string name="nico_candidate_lines">1</string>
<boolean name="flick_guide" value="true" />
<boolean name="opt_spell_correction" value="true" />
<boolean name="change_kana_12key_landscape" value="false" />
<boolean name="is_skip_space" value="true" />
<string name="nicoflick_mode_portrait">0</string>
<string name="input_mode_portrait">input_normal</string>
<string name="hidden_softkeyboard2">0</string>
<string name="hidden_softkeyboard2_landscape">0</string>
<string name="opt_prediction_mode">on_prediction</string>
<boolean name="nico_candidate_vertical_landscape" value="true" />
<string name="mainview_height_mode2_portrait">2</string>
</map>
#

・nicoWnnGを最初から有効にしておく方法(失敗)
設定を行うと、「/data/data/com.android.settings/shared_prefs/com.android.settings_preferences.xml」に記録されているように見える。

# cd /data/data/com.android.settings/shared_prefs
# ls -l
-rw-rw---- system   system        198 2011-10-24 01:47 com.android.settings_preferences.xml
# cat com.android.settings_preferences.xml
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' standalone='yes' ?>
<map>
<boolean name="net.gorry.android.input.nicownng/.NicoWnnGJAJP" value="true" />
</map>
#

ちなみにsystem:systemは数値で表現すると1000:1000である。

なお、開発オプションのUSB接続時にスリープにしない設定を入れたりすると、このファイルは以下の様になる。

# cat com.android.settings_preferences.xml
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' standalone='yes' ?>
<map>
<boolean name="allow_mock_location" value="true" />
<boolean name="enable_adb" value="true" />
<boolean name="keep_screen_on" value="true" />
<boolean name="location_network" value="false" />
<boolean name="net.gorry.android.input.nicownng/.NicoWnnGJAJP" value="true" />
</map>
#

しかし、実際に、上記の設定を行ってみても、設定は有効にはならないようで、Android内部に別途作成されるsqliteのデータベース上への登録が必須であるようだ。

・framework-res.apkの編集
apktoolでばらして再構築、なんだけど、失敗しやすくて難儀中・・・

framework-res/res/layout/status_bar.xml 内にボタンを配置するレイアウトを追加

framework-res/res/values/ids.xmlとframework-res/res/values/public.xml 内に上記で使用している「@id/status~」という記載を追加
idの値を被らないように注意が必要。

「apktool b 展開ディレクトリ」で再構築するけど、apkファイルは作らない。
buildディレクトリ内のファイルを利用する。

1. オリジナルのframework-res.apk を作業用にframework-res-new.apkとでもする。
2. 「apktool d framework-res-new.apk」で展開する
3. framework-res-newディレクトリにいろいろファイルが出来るが、その中のresディレクトリで作業を行う。
  res\layoutとres\valuesなどでいろいろやる
4. 「apktool b framework-res-new」で再構築する
5. 面倒なのでwindowsの7-zipを使ってframework-res-new.apkを開く
6. 7-zip内操作でframework-res-new.apk\res\layoutに移動し
  framework-res-new\build\res\layout内のファイルを上書きする
7. res\valuesのデータはやり方が違うので7-zipを閉じる
8. res\valuesのデータはresources.arscに含まれるが
  非圧縮でかいた方がいいので、7zipなどでframework-res-new.apk内のresources.arscを非圧縮で置き換える
  うちの場合はlinuxでやったので「7za u -mx0 -tzip framework-res-new.apk resources.arsc」とした。
9. 上記で完成したframework-res-new.apkをronzi A3に転送する。

ポイント
・framework-res.apkを自己署名とかでやってもうまくいかない。googleの署名が必要っぽいのでなんとかごまかす。
・framework-res.apkを7zipで開くとxmlファイルがあるのが見えるけど、開いてみるとxmlそのままじゃなくて処理されているので、そのまま置き換えは不可
・apktoolをうまく使いこなす必要がある
・zipの圧縮と非圧縮もうまく使いこなす

で、書き換えたのですが、statusbarにボリュームを表示させられたけど、そこから実際のボリュームを動かすには別の設定が必要な模様・・・

それはframework.jarの方っぽい

ronzi A3とRamos V65PROのframework.jarをapktoolでばらして、diffを取ってみると、おそらく以下のあたりが関連していそうな雰囲気。

--- framework-ronzi/framework.jar.out/smali/android/media/AudioService$SettingsObser
ver.smali       2011-10-24 17:07:11.000000000 +0900
+++ framework-v65/framework.jar.out/smali/android/media/AudioService$SettingsObserve
r.smali 2011-10-24 17:08:22.000000000 +0900
@@ -184,25 +184,6 @@

     aput v2, v0, v1

-    .line 1717
-    iget-object v0, p0, Landroid/media/AudioService$SettingsObserver;->this$0:Landroid/media/AudioService;
-
-    invoke-static {v0}, Landroid/media/AudioService;->access$2200(Landroid/media/AudioService;)[Landroid/media/AudioService$VolumeStreamState;
-
-    move-result-object v0
-
-    const/4 v1, 0x5
-
-    aget-object v0, v0, v1
-
-    sget-object v1, Landroid/provider/Settings$System;->VOLUME_SETTINGS:[Ljava/lang/String;
-
-    const/4 v2, 0x2
-
-    aget-object v1, v1, v2
-
-    invoke-virtual {v0, v1}, Landroid/media/AudioService$VolumeStreamState;->setVolumeIndexSettingName(Ljava/lang/String;)V
-
     .line 1730
     :cond_1
     :goto_0
diff -ur framework-ronzi/framework.jar.out/smali/com/android/internal/R$id.smali fra
mework-v65/framework.jar.out/smali/com/android/internal/R$id.smali
--- framework-ronzi/framework.jar.out/smali/com/android/internal/R$id.smali     2011
-10-24 17:07:24.000000000 +0900
+++ framework-v65/framework.jar.out/smali/com/android/internal/R$id.smali       2011
-10-24 17:08:36.000000000 +0900

.field public static final status_date:I = 0x1020180

-.field public static final status_volume_add:I = 0x10201f6
-
-.field public static final status_volume_sub:I = 0x10201f5
+.field public static final status_home:I = 0x10201f3

 .field public static final stopSelectingText:I = 0x1020029

これだけではうまく動かなかった。

ちなみに、これで調査中にみつけたこと
・V65proのframework.jar.out/smali/android/media/MediaFile.smaliにFLACサポートっぽい記述がある