RHEL6でインストール時からSAN Boot multipath構成したら/bootがマウントされない

RHEL6で、SAN Boot multipath構成を組んでみた。
起動時からmultipath設定でうまくいくのかなぁ?と思ったら、案の定、いくつか問題が・・・

ディスクは/dev/mapper/mpathaで認識しており、
/dev/mapper/mpathap1 /boot 500MB
/dev/mapper/mpathap2 swap 適量
/dev/mapper/mpathap3 / 残り全部
いうパーテーション設定。

この状況で起動したところ、/etc/fstabが以下となっていた。

UUID=~ /                       ext4    defaults,_rnetdev 1 1
UUID=~ /boot                   ext4    defaults,_netdev 1 2
/dev/mapper/mpathap2    swap                    swap    defaults,_netdev 0 0
tmpfs                   /dev/shm                tmpfs   defaults        0 0
devpts                  /dev/pts                devpts  gid=5,mode=620  0 0
sysfs                   /sys                    sysfs   defaults        0 0
proc                    /proc                   proc    defaults        0 0

この状態だと、起動時、/bootがマウントされていなかった。
「mount -a」を実行するとマウントはされた。

UUID指定ではなく、mpatha指定なら行くだろうと、変更してみても/bootがマウントされない。

いろいろ試した結果、マウントオプションが「defaults,_netdev」となっていることが原因だった。

最終的に、以下の様な/etc/fstabとした。

/dev/mapper/mpathap3    /                       ext4    defaults,_rnetdev 1 1
/dev/mapper/mpathap1    /boot                   ext4    defaults 1 2
/dev/mapper/mpathap2    swap                    swap    defaults,_netdev 0 0
tmpfs                   /dev/shm                tmpfs   defaults        0 0
devpts                  /dev/pts                devpts  gid=5,mode=620  0 0
sysfs                   /sys                    sysfs   defaults        0 0
proc                    /proc                   proc    defaults        0 0

ちなみに、mpath指定ではなく、UUID指定でもきちんと動作しました。

東京ドームシティの妖怪ウォッチぐるぐる冒険隊のハズレ

東京ドームシティで11月1日から1月12日までの予定で開催されている「妖怪ウォッチ ぐるぐる冒険隊 in 東京ドームシティ」というスタンプラリーみたいなの。

会場内に20箇所ぐらい設置されているウィスパーボックスの口に、紙製の特製妖怪ウォッチを突っ込むと、妖怪が召喚でき友だちになれる、というもの。
IMG_20141116_113440

制限時間60分以内に最大10体の妖怪と友だちになれるんですが、何個がハズレボックスが混じっています(3個確認した)

10箇所通し終わると、ゴールに行く、ということになるのですが、どうやら検証が不十分らしくて、始めて通したのに「このボックスはもう来たよ」と言われてしまうことがあります。
ただ、その状態であっても、ボックスに通したことになっているので、大丈夫ではありますけど・・・

さて・・・

10体の妖怪と友だちになるには、ハズレボックスを如何にして避けるか、ということが重要です。

ハズレボックスの見分け方は、ちゃんとあります。
ボックスをよく観察してみましょう。

ヒント1:ボックスの絵柄のどこかで、どの種族と友だちになれるかかいてあるよ
妖怪ウォッチにはイサマシ族 フシギ族 ゴーケツ族 プリチー族 ウスラカゲ族 ブキミー族 ニョロロン族 ポカポカ族といった種族があります。
そして、その種族を表す絵柄というものがあります。
それがボックスのどこかにかかれています。

ヒント2:ハズレは種族とは関係ない模様がかいてあるよ

ヒント3:ウィスパーの口の開き具合とかは関係ないよ

ヒント4:↑のボックス写真はハズレだよ

MT6595搭載のリファレンス機がLenovo VIBE X2

9月に「MediaTek Labs」というサイトがオープンしていた。

そこでは、現在以下のものが提供されている

・ウェアラブルデバイス向けSoc MediaTek Aster (MT2502)用にLinkIt OSというOSと開発環境
・MediaTek SoCのAndroid機特有の機能を使うための MediaTek SDK for Android

MediaTek SDK for Androidでは、Dual SIM環境を含めたテストが行えるように改造されたAndroidエミュレータ環境も提供されている、という点が面白い。

で・・・エミュレータでの動作確認が済んだ、としたら、次は実機テスト
というわけで、公式には、何がリファレンス機として書かれているのかと確認。

Reference Android Phones

MT6595搭載の「Lenovo VIBE X2
lenovo-smartphone-ideaphone-vibe-x2-main

国際版のスペックとしては以下になっている。
CPU MT6595m 2.0GHz
RAM 2GB
ROM 32GB
Android 4.4
カメラ 1300万画素/500万画素
5.0インチ 1920×1080液晶

ネットワーク対応については、何種類かある模様。

4Gネットワーク 「FDD Band1/3/7(2100/1800/2600MHz)+TDD Band40(2300MHz)」or「FDD Band1/3/7/30(2100/1800/2600/2350MHz)」
3Gネットワーク 「WCDMA 2100/900MHz(Band1/8)」or「WCDMA 2100/900/850MHz(Band 1/5/8)」
2Gネットワーク 「GSM 850/900/1800/1900MHz」

fastcardtechでもLenovo VIBE X2は取り扱っているんだけど、中国国内モデルのようで、対応周波数帯がGSM+TD-SCMDA+TDD-LTEとなっている。

4Gネットワーク 「TDD-LTE 2496-2690/1880-1920/2300-2400MHz(Band 41/39/40)」
3Gネットワーク 「TD-SCDMA 1880-1920/2010-2025MHz(Band 39/34)」
2Gネットワーク 「GSM 850/900/1800/1900MHz」

国際版も入荷しないかなー


国際版が入荷した。

白色

Network Band: GSM 850/900/1800/1900MHz + WCDMA B1/B2/B5(2100/900/1700MHz) + TD-SCDMA B34/B39MHz + FDD-LTE B3/B7MHz

金色

どちらも、ネットワークは下記のようになっており、FDD-LTE 2100(Band1)が無いので、高速用途ではあまり活用できなさそうな雰囲気です。
4Gネットワーク 「FDD-LTE 1700/2600(Band 3/7)」「TDD-LTE 2496-2690/1880-1920/2300-2400MHz(Band 41/39/40)」
3Gネットワーク 「WCDMA 2100/900/1700(Band 1/2/5)」+「TD-SCDMA 1880-1920/2010-2025MHz(Band 39/34)」
2Gネットワーク 「GSM 850/900/1800/1900MHz」

ちょっと残念です

MIPS系のBIG/LITTLE CPU Ingenic M200

Ingenic Semiconductor(北京君正集成电路股份有限公司)のページが更新され、新製品が正式に掲載された。

新しいCPUとして「M200」というCPUと、それを使ったボード「Newton2 Platform」が登場している。

まず、M200について。

サイズは「BGA270 7.7×8.9×0.76mm,0.4mm pitch」と書かれているぐらいのサイズで、想定用途はウェアラブルデバイス・・・Android腕時計やメガネなど、とのこと。

その用途向けには、すでにJZ4775をベースとしたM150という統合型パッケージが存在していたようなのですが、M200はそれをさらに進めたものである模様。

基本はいままでの4775系統と同じくMIPS命令セット採用のXBurstコアが2コア載っている、というもの。
違う点は、2コアのスペックが異なる、いわゆるBIG/LITTLE構成であるということ。

・XBurst-HP Core 1.2GHz
・XBurst-LP Core 300MHz

これが共存して載っている、というもの。

20121108044418676

L1キャッシュは各コアごとであるものの、L2キャッシュ512KBは両コア共通、という構成。
IngenicはJz4780で2コアの実績はあるとはいえ、今回のようなクロックによる使い分けと、それを有効活用した省電力化がうまく働いているのかは、若干未知数。

面白い構成だな、と思ったのは画面出力に関する仕様。
「LCD controller with OSD: TFT, SLCD and MIPI-DSI (2-lanes)」と「EPD Controller/E-Ink controller」と書かれている点。
前者は通常の表示を行っているところに対してもう1系統の出力を表示するOnScreenDisplay(OSD)が可能である、ということ。
後者はE-Inkディスプレイに出力可能、ということ。

先日発表になったGEAK Watch2の仕様にある、丸形カラー液晶とE-Inkを組み合わせて表示している・・・という仕様は、まさにコレを採用しているんだろう、と思わせるもの。

で・・・このM200を搭載した評価用のボードが「Newton2 Platform」となる。
20121108094439763
中国の1元コインとの比較写真がありますが、ボード自体のサイズは15x30x2.4mmということですから、500円玉ぐらいの大きさと比較している感じだと思えばいいみたいです。

表

表面の左側の一番大きなチップがメモリ。
真ん中の中ぐらいのチップがIngenic M200です。

裏

裏面はコネクタが目立ちますね。

でも、これでも
・RAM 4GB
・ROM 4GB(eMMC)
・WiFi Broadcom 43438 2.4GHz IEEE 802.11b/g/n
・Bluetooth 4.1(BLE)、2.1+EDR
・センサー InvenSense MPU-9250採用(9方向ジャイロスコープ,傾き,地磁気センサー)
を搭載しています。

これを使って、なかなかおもしろいものが出てきそうで期待しています。

MIPS系CPU搭載のAndroid腕時計GEAK Watch2が出る!

2013年、MIPS系CPU Ingenic JZ4775搭載の「GEAK Watch」というAndroid腕時計が発売された。

そして、1年経過した2014/10/29・・・新製品「GEAK Watch2」が発表されたようです。

CPUメーカIngenic Semiconのリリース:「果壳发布GEAK Watch 2“智能圆表”,售价1999元
製品ページ:「果壳发布GEAK Watch 2

今回発表されたのは2製品。
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「GEAK Watch II Pro」(価格2499元)と「GEAK Watch II」(価格1999元)です。
Proの方は、外装が豪華になっている、というのと、バッテリーが20%ほど増えている、という違いがあるようです。

RAM 384MB
ROM 4GB
丸形液晶 1.26インチ 320*320(254PPI)
Bluetooth 4.0

OSとして「GEAK Watch OS」と書かれていますが、実体はAndroid 4.3ベースのものになります。(ingenicの方に書いてある)

ぱっと見、液晶ではないような感じのサンプル写真が出ています。
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まぁ、最近はやりの丸液晶のようです。
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(なお、時計盤面のサンプルはいろいろあるようです。)

この液晶は、E-Ink画面とカラー液晶画面を切り替えられる「TF Screen」である、とうたっています。
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このため、外ではE-Ink画面を使い、見やすく、そして電池が長持ちさせるようにする、ということができるようです。
これにより、通常利用で1週間、スタンバイ使用時18日、だ、とうたっています。

気になるのは、充電端子が背面(腕側)にあるというところ・・・
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