MTK MT6577搭載のAndroidスマートフォンがもうすぐ登場!


MTK MT6577搭載のAndroidスマートフォンがもうすぐ登場するようで、etotalk.comにて、3プロダクトのプレオーダーが開始されています。

HuaWei U8832D Shine Dual Sim 4.3″QHD 3G WCDMA Android CPU MT6577 Dual-core 1.0GHz
Lenovo A789 3G WCDMA Dual Sim Android V4.0 ICS CPU MT6577 Dual-Core 1.0GHz WVGA
Ulefone N9770 3G WCDMA Android4.0 CPU MT6577 Dual Core Dual Sim 5.0″

このうち、Huawei U8832Dについては、すでに「$299」との価格が出ており、1か月以内に発売される、とのコメントもついています。 2012/07/11追記「9月より前に発売」とコメントが後退していました。
Lenovo A789については、だいたい$300ぐらいで、7月か8月に発売予定、とのこと。

スペックを見ると、3機種とも液晶サイズが違い、ジャンルがかぶってない、というのは興味深い状態です。
5インチで大容量バッテリー搭載のUlefone N9770の解像度が高いとおもしろいんだけどなぁ、という感じですね。
iPhone 4Sもどき業界への導入は・・・まだしばらくかかるのかな・・・


メーカ 機種名 CPU OS RAM / ROM サイズ 重さ 液晶サイズ 解像度 カメラ 背面 / 全面 バッテリー
Huawei U8832D MT6577 1.0GHz Android 4.0 1GB / 4GB 不明 不明 4.3インチ QHD 540×960 5.0MP / 0.3MP 1930mAh
Lenovo A789 MT6577 1.0GHz Android 4.0 ?GB / 4GB 不明 不明 ?インチ WVGA 480×800 5.0MP / 0.3MP ?mAh
Ulefone N9770 MT6577 1.0GHz Android 4.0 1GB / 4GB 133 x 68.2 x 9.7 mm 123g 5.0インチ ? LG AH-IPS液晶? 5.0MP / 0.3MP 3200mAh

ちなみに、Huawei U8832Dは、4月に「2000mAhの電池を搭載したHUAWEI U8832Dを中国向けに投入へ」でMTK MT6575搭載、と紹介されたやつですが、おそらく実際には「MT6575T搭載」→改名→「MT6577搭載」という感じになったものではないかと想定しています。
7月に入ってからはWi-Fi認証も通過(「HUAWEI Shine U8832DがWi-Fi認証通過」)しているようですし、本当にもうすぐ発売されそうな感じですね。

VMware ESX環境でWindows 8とWindows Server 2012を動かすには?


VMware ESX環境で、Windows 8とWindows Server 2012を動かすには、相応の設備がいる、という話。

元ネタ
ESXvirtualization の「Windows 8 and Windows Server 2012 Release Preview on ESXi 5 ? does it work?」より
VMware KB 2006859:Windows 8 operating system does not boot or install on ESXi or ESX

VMware環境編
・ESXi 5.0 + パッチ ESXi500-201112001以降が必須
・公式としてはTech Previewとしてではあるが、ESXi 5.0 Update 1以降
・ESXi 4.1など4.x台では動かない

仮想マシンのハードウェア設定編
・Virutal Machine Version 8を選択し「Windows 8」か「Windows Server 8」
・Virtual Machine Version 7の場合は「Windows 7」「Windows Server 2008R2」
・グラフィックの3D機能を有効にしてからOSインストールすること
・USB機能は動かない
・NICタイプのvmxnet3動かない。e1000eかe1000を選択すること

仮想マシン上のWindows設定編
・Windows OS上にVMwareのWDDM Videoドライバをインストールしない
 VMware Toolsインストール時に、WDDM Videoドライバをインストールしない
 OS標準のVESAドライバを使用すること

OSインストール後、再起動したら暗いまま、という場合
下記のKBにあるような設定変更を行う。

VMware KB 2021887:Windows 8 Release Preview and Windows Server 2012 Release Candidate fail when starting for the first time after the installation

Media Tekスマートフォンとのつきあい方


台湾のMediaTek (MTK)(台湾表記:聯發科技/中国表記:联发科技)社製のチップセットを使用した低価格スマートフォンが中国圏を中心に増えています。
しかし、検索での来訪をみると、「MT6575」より「MT6573」の方が多かったりするので、スペックの違いがよく分かっていないのかな?と感じるところがあります。
そこで、MediaTekチップまわりのことを、ざらざらっと書いてみます。


MediaTekチップは、Huawei(華為技術)、Lenovo(联想集团)、Foxconn(富士康)といったあたりの低価格帯、特に、「Dual SIM」と呼ばれる携帯電話の契約を管理するSIMチップを同時に2枚使える機能を持つスマートフォンで使用されています。

また、山寨機と呼ばれる怪しげなメーカが製造しているスマートフォンや携帯電話は、大抵、このMTKチップを使用しています。
MediaTekはスマートフォンや携帯電話を少ない部品数で製造できるようにしている、というのに加えて、実際に動かすのに必要なソフトウェア/OSも併せて提供しているため、怪しげなメーカであっても比較的容易に製造できています。
(参考資料:中華Androidスマートフォンの組み立て風景)


Media Tekチップ搭載のスマートフォンとのつきあい方
製造側としてみると、いいところがあるMedia Tekチップですが、端末を使う側としては、いくつか問題があります。

・製造メーカをどれだけ信用するか?
 MediaTekはサポートしない、製造メーカでの対応となるが
 致命的な不具合がでたとしても、逃げるところもあるので注意

・OSのアップデートは期待できない
 基本的にOSのアップデートは期待しない方が良い。
 Lenovo/Huaweiは、そこそこ提供しているようですが、山寨機モノは特に・・・
 ある程度ユーザ数が多いモノは、どういう経路か分かりませんがアップデートがあることも
 
 
・いろんなメーカから同じモノが出る
 いろんなメーカから同じ外見でも違う名称のモノが出る
 山寨機モノは、どこがオリジナルでどこがぱくりなのかを突き止めるのが困難。
 製造を委託した工場が出荷チェックではねられたものを売る場合もあったりする。

・謳ってるスペックと実際が違う(CPU クロック編)
 CPUクロックが違うことが多い。
 中華系CPUクロック表記では良く、そのチップが内蔵しているGPUのクロック分を
 加算してCPUのクロックだと表記することがある。
 「CPU 1.0GHz+GPU 500MHz」→「CPU 1.5GHz」とか
 「CPU 800MHz coreが2つ」→「CPU 1.6GHz」とか
 これは、そういうものなので要注意。
 実機で測定してみる、とか、CPUメーカのスペックシートを確認する、とかして
 自衛する以外に防ぐ手立てがない。

・謳ってるスペックと実際が違う(中身違い編)
 外見は同じでも、なかで使用している基板が異なる、なんてことがある。
 見分ける方法は正直ない。
 iPhone 4Sもどきは特に油断ができない。

・SIM 2枚差しは日本国内では意味が無い
 スペックで「WCDMA/GSM dual SIM」とあるが、日本では意味が無い。
 「WCDMA 回線+GSM 回線」か「GSM 回線+GSM 回線」の組み合わせで使用できる。
 「WCDMA 回線+WCDMA 回線」という3Gの2回線同時待受ができる機種はMTKチップ系では2012/07現在存在しない。
 (なお、Qualcommチップでなら1例だけCoolpad W770がある。)

・ドコモMNVO系のうちデータ通信のみのSIMでは通信できない場合がほとんど
 MediaTekから提供されるAndroidが、SMS機能が有効になっているSIMでないと、3Gデータ通信が
 行えない、という仕様となっています。
 このため標準状態では、IIJmioなどのデータ通信のみのSIMでは3G通信が行えません。
 Androidのframework.jarを書き換えて誤認させる対策を行うことでなんとかなります。
 ブローヴちゃん「Android + b-mobile データ専用 SIM で電界強度を表示する」の対策のうち、MotorolaとXperiaの対策含めて実施するとなんとかなります。




MediaTekチップの種類
MediaTekは、いろいろなチップを作っています。
ここで紹介するのはCPU/GPUが一体型となっている携帯電話/スマートフォン向けに製造されているチップです。

MT6516
 ARM9 460MHz, GSM, Android 2.2
 2012年7月現在、これを積んで売ってるやつはほとんどないが、
 DVB-Tデコーダを積んでいるのでデジタル放送を受信できる携帯で見ることがある。
 GSMのみ対応のため日本国内では携帯電話としては使えない

・MT6513
 ARMv11 650MHz, GSM, Android 2.2/2.3
 MT6516より上位, これのWCDMA対応版が下のMT6573になる。
 2012年7月現在、これを積んで売ってるやつはほとんどない。
 GSMのみ対応のため日本国内では携帯電話としては使えない

MT6573
 ARM11 650MHz, WCDMA/GSM dual SIM, Android 2.2/2.3
 2012年7月現在、これを使ってる新製品が発売されているので注意が必要。
 また、Android 2.3までの対応、という話だったはずなんだけど、
 Android 4.0/ICSを搭載している、と称する製品が散見される。
 Qualcommチップの600MHzと比べると遅い、と言われる。
 日本語環境で使うには荷が若干重い。

MT6575
 ARM Coretex-A9 1GHz, WCDMA/GSM dual SIM, Android 2.3/4.0
 GPU PowerVR SGX Series 5
 2011年登場で、2012年7月現在の主力チップ。
 これを採用している機種はWVGA以上の画面を持つモノが多い。
 製品紹介→MTK MT6575チップのAndroid携帯のQHD / WVGA機種

MT6577
 ARM Coretex-A9 1GHz dual core, WCDMA/GSM dual SIM, Android 2.3/4.0
 GPU PowerVR SGX Series 5
 元々はMT6575Tという名称だったことから分かるように、基本的にはMT6575のデュアルコアモデル。
 QualcommのSnapdragon S4の廉価モデル S4 Play/MSM8225対抗チップ。
  MSM8225製品の例→Snapdragon S4/MSM8225搭載の中華スマートフォン Chili
 2012年Q3にMT6577チップ搭載の製品が出てくる予定。

ちなみに、MTKの旧来型携帯電話向けチップのMT6236は、GSM専用のみながら、SIM 4枚差し、なんて機能までサポートしていたりします。


この記事は以前作成した「MediaTek チップについてのメモ書き」の更新版みたいなものです。

Snapdragon S4/MSM8225搭載の中華スマートフォン Chili


Snapdragon S4ファミリーの廉価モデルMSM8225(CPU 1GHz dual+GPU Adreno203)搭載の中華スマートフォンなるものが登場するらしい。

MTK MT6575系の中華スマートフォンを販売しているetotalk.comで予約開始、7月中旬入荷予定とのこと。

etotalk.com:

Chili 3G WCDMA Android 4.0 ICS 4.0″IPS-LCD WVGA Qualcomm 8225 Dual Core 1.0G Hz
USD144.99
fastcardtech:

機種名: Chili
CPU: Qualcomm Snapdragan S4 MSM8225 Dual Core 1.0 GHz Cortex-A5
GPU: Adreno203
OS: Android 4.0
RAM: 512MB
ROM: 512MB(こっちは信憑性が微妙)
サイズ: 124.5 x 64 x 11mm
重さ: 136g
液晶: 4.0インチ WVGA 480×800
Dual SIM(3G 2枚はおそらく不可)
カメラ: 前面30万画素、背面500万画素
バッテリー: 1500mAh

ちなみに、QualcommのSnapdragonのページ(日本語版)を見ると、「S4 Play」の欄に「MSM8225」があるが、そのGPU欄には「Adreno 230 GPU」とある。
しかし、Snapdragon Detailed Specificationsの2ページ目に「Adreno 203」と明記されているので、どうやらWebの方の誤植っぽい。

Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~「Snapdragon S4 MSM8225搭載のHUAWEI U8825Dがベンチマークに登場」 で紹介されているHuawei U8825Dと中身は同じ品だったりして・・・

フリーのUPS管理ソフト 2019/09/10版


無停電電源装置 UPS(Uninterruptible power supply)で停電時にパソコン・サーバを連動して停止させるには、別途のソフトウェアが必要。

で、ソースが公開されている連動させるためのソフトウェアについてまとめました。

2012/07/02 初版公開
2018/03/15 現状にあわせ修正
2019/09/10 修正

Apcupsd

Apcupsd

APCのUPS用のソフト。
シリアル/USB/ネットワーク経由でのシャットダウンに対応。
APC純正ソフトウェア「PowerChute」が持っている機能を含んでいる。

ネットワーク経由の応用として、サーバ1台はシリアル/USBでUPSに接続し、そのサーバを起点に他のサーバにネットワーク経由でシャットダウンする、という設定も可能。

2016年7月リリースのapcupsd 3.14.14が最新版。

2013年頃から登場の下記UPSなどは従来の「apcsmart」ではなく「MODBUS」プロトコルに変わっている。

 SmartUPS SMX/SMT 750, 1000, 1500
 SmartUPS RT 3000XL, 5000XL
MODBUSモデルは「FA164737:How do I update the firmware of my SMT, SMX, SMC, or SRT series Smart-UPS?」に掲載されているものとのこと。

マニュアルを参照し、UPSCABLE,UPSTYPEを適切に設定すること。

Network UPS Tools

Network UPS Tools
ソフトウェアパッケージ的には「NUT」と略されていることが多い。

対応UPSが多い→Hardware compatibility list

apcupsdと同じにネットワーク連動機能をサポートしており、ESXi 5.0向けのNUTクライアント(フランス語のページ)なんてのがある。(ESXi 6.5でも使用できるらしい)

2016年4月リリースのNUT 2.7.4が最新版。
リリース版は出ていないがgithub https://github.com/networkupstools/nut にて快活が継続中。

ちなみに格安UPSで有名なサウンドハウスのUPSはロシアの「krauler」というメーカのOEMなので、使うドライバは「blazer_usb」。
参考記事:「SoundHouseのUPS(USB接続)をLinux/Debian/Proxmoxで使う

APC Smart-UPS系統への対応はAPCのSNMPボード経由のsnmp-upsによる対応がメインで、apcsmartではMODBUSへの対応が行われていない。

ntUPSd

ntUPSd

NUT互換クライアントのWindows用サービス。
NUTサーバ機能は無いので、別途LinuxなどでNUTサーバをたてる必要がある。

2016年4月リリースの Network UPS Tools Service for Windows v0.0.3 が最新版

Simple Shutdown Software(オムロン)

Simple Shutdown Software(オープンソース版)

オムロンUPS純正のUPS管理ソフト。

他社のUPSをサポートしているわけではないが、メーカオフィシャルでソースを公開しているのがめずらしいので掲載。

動作確認機種にWindows Storage Sevrer 2016も含まれており適切にメンテナンスされている模様
2018年4月リリースのVer 2.51が最新版。