VMware Data Recoveryで延々とWindowsアカウントが要求される


VMware Date Recovery ver 1.2を評価してみようとしてはまった。

現象
1. Windows 2008R2 でvCenter Server 4.1を立てる
2. そのWindows 2008R2にvSphere ClientとData Recovery pluginを入れる
3. vSphere ClientからData Recoveryの構成をしようとしてみる
4. Windowsのアカウント名が表示され、そのパスワード入力欄が出る
5. 入力する
6. また、パスワード入力欄がでる
7. 延々繰り返し

DNSの正引き、逆引き関連だ、という話があったので、専用にDNSを立ててみても現象変わらず。

もしや、と思い、同じネットワークのほかのマシンにvSphere ClientとData Recovery pluginを入れてみた。

1発成功。
Windowsファイヤーウォール無効化とかも必要なかったよ

で、1回構成しちゃうと、いままでだめだったvCenter Server自身で起動したvSphere Clientからも接続可能に。

今回、何がわからんかったかというと、Data Recovery pluginの動作に関するログがどこに出力されるのか?ということ。
あと、Data Recovery VMでのログも
Collecting diagnostic information for VMware Data Recoveryで取得できるログを見てみたけど、今回の現象に役立つメッセージらしきものはなし。

いったい、どこを見ればよかったんだろうなぁ?

参考:VMware Data Recoveryの仮想マシンにログインしたい場合、そのデフォルトパスワードはver 1.2のマニュアルの24ページにあるように「vmw@re」です。(ver 2.0でも同じです)

RAMCloud


現在、目下開発中で、あまり安定していなそうですが、今後期待できそうなものの紹介

・John Ousterhout project: RAMCloud

サーバに搭載されているRAMを利用して、それらを統合し、1つのストレージとして使うためのソフトウェアを開発中。

RAMCloud wiki

RAMCloud Presentationsにある「RAMCloud overview (Feb. 2010)」を見るのがわかりやすいと思う

サーバ間連携はInfiniband。
Cluster Intro より画像引用

現状はgitツリーでの配布のみっぽく、開発対象Ubuntu
ちなみに、General Information for Developersのページには「Debian (and probably Ubuntu)」とあるけど、取得したREADME.txtを見ると「1.1 Pre-requisites (Ubuntu)」とある。(2012/01/06の段階でも)

(2012/01/06 リンク先のページ構成が変わった点を修正)