オープンハードウェア

去年、久々にLinux系のPDAを買いました。

といっても、Agenda VR3以来の2台目ですけど。

2001年3月に本体価格$179で輸入したAgenda Computing社のAgenda VR3 developer editionですが、いまでは関連するサイトが全滅し、再インストールとかしようと思ってもするすべがないという状況になっていたりします。
パソコンとの接続方法はRS-232Cですし、無線LANなんて無い時代ですから、いまとなっては活用も難しい状態ですね。

まぁ、スペックも
・CPU NEC VR4181 MIPS(66MHz)
・メモリ 8MB RAM + 16MBフラッシュメモリ
ですから、なんともしようもないですが・・・

でも、このマシン、とてもいい点が1つあります。
それは単4電池2本で動作するということ。
なので、約10年経過後であっても、ちゃんと動作が確認できました。

で、去年はNanoNoteを買ってみた。
キーボード搭載で$99ということでおもしろそうだったので買ってみたわけだが
正味、あまりおもしろくなかった。
パソコンとの接続方法がUSBなのは今風とはいえ、無線LANがないですし、活用が難しかったです。
ダメ元で買ってみたauのwifiカードはやっぱり使えず、情報を探してみたけど、ミツミのmicroSHDC wifiカードをオープンソースで活用する話が見つからず、利用できず。
いまはともに眠っている感じです。

こっちはバッテリー駆動なので、そこそこ電気を入れたりしていないと二度と使えなくなりそうな感じなので、時々電気をいれて確認していますw


おまけでPDA箱のコレクションですw

手前左:Palm Pilot Professional 1997年3月 個人輸入 本体価格$399
手前右:Agenda VR3 developer edition 2001年3月 個人輸入 本体価格$179
奥左:HP320LX(WinCE) ソフマップで中古購入+ebay.comでWinCE2.0アップデートボード落札
奥右:IBM Workpad c3 国内購入

2010年に輸入したもの

2010年はいろいろ輸入しました。

Ben NanoNoteXperia X10 mini proに、
ASUS Eee Note EA-800



そして、Xperia X10 mini proを飾るために、画面保護用のシートや、カラーリングの違う裏蓋


一番のヒットはやはりXperia X10 mini proです。
2009年11月、発売された日にSH-01Bを買って使っていたのが、それを一切使わなくなるぐらいに使ってます。
入力するときは画面だけではつらいので、基本的にキーボード出して使っていますが、それがいい感じです。
現状のAndroidだとqweryキー以外の、たとえば10キーのみといったハードウェアは存在していないので、これが一番手になじんでいる感じです。

で、それより前に買った、Ben NanoNoteは、失敗でしたねぇ
先行投資的に買ってみたものの、思ったより何もできない、という感じでした。
日本でももう少し盛り上がるかなぁ?と思ったものの、全然でした・・・
値段的には安かったので、痛手にはなっていませんけど。

で、今年最後の書き込みで購入したEee Noteは、とりあえずは、いまのところはおもしろアイテムといったところですね。
思いの外電子書籍リーダとして使えそうなので、活用しそうな感じです。
内蔵されているブラウザと連携できるようなwebサービスを組み合わせてといったところですね。
次のアップデートあたりも楽しみです。

そんな感じでやってきた2010年ももうすぐ終わり。
これから実家に帰るので、更新がたぶん、これで終わりかなぁ?と思います
それでは、良いお年を~

Eee Noteで絵を描いてもらった

わたしゃ絵を描けない人なので、描いてもらった。
ちなみに、その人は普段Cintiq 12WXで描いてます。

感想
・目が悪くなりそう
・反応が少し遅い。消すときとか戻るときとかの動作が
・比較的描きやすいかも

で、描いてもらったのがこれ


描いた絵は、そのままEee Note Syncで転送すると独自拡張子(.nte)のファイルでパソコンに転送されてしまいます。
一般的な形式にする手法は2つ。

・Eee Note上で「上博至 Evernote」で転送するとEvernote上にgif形式で転送される
・Eee Note上で書いたものを開いている時に[↑]アイコンをクリックするとgif形式でEee Note本体に保存されるので、
 Eee SyncのPhotoで同期でとれる

[2011/01/04追記]
【E Ink】電子ペーパー端末17【3Qi】の524の情報

524 名無しさん@3周年 2011/01/03(月) 23:40:56 ID:uIlcgQaD
EA800の手書きメモファイル(.nte)ですが、中身を見たら
ノート情報のxmlと各ページのgifをcabで固めたものでした。
.nteを7zipのファイルマネージャなんかに関連づけておくと、
そのまま中身見れて画像を取り出せて便利かも。

スレには情報がまだ無いようなのでご報告。

というわけで、エクスプローラから右クリックメニューを開き、「7-zip」-「開く」で中を確認することができました。

EA800関連でダウンロードできるもの

support.asus.comのEA-800関連

2010/12/27現在、PDFマニュアル(中国語版)と、Sync Driverとソースコードがダウンロードできます。

なんで、このマニュアルがEA800の中に入ってないのかよくわからないです・・・

で、ソースコードをダウンロードしてみたら、中身はqt-everywhere-opensource-src-4.6.2だけ?
これだけじゃ何もできないなぁ・・・
release-shared-emb-armなんてディレクトリがあるから、CPUはARMっぽいけど

ワコムのペンとの相性

2012/04/02追記:「ワコムの技術が入っているタブレットで使えるペン」という記事を書きました。
こちらにEA800を含め、ワコム系タブレットで使えるペンの情報をまとめました。

——————————
ASUS Eee Note EA800ですが、ワコムの技術を使っていると言うことで、ワコムタブレットの純正ペンが使用できないかとの期待がありました。

というわけで、実験
・Intuos2 XD-0405-Uの附属ペン
・Cintiq 12WXの附属ペン(Intuos3相当)
・ヨドバシ店頭に並んでたIntuos4のペン各種

どれも認識してくれませんでした。

ワコム社:ペン互換性一覧 のうち、どれなら互換性があるんだろうか?
わかる人がいたらコメントください。

[追記 2010/12/28]
dakky_pさん、ありがとうございます。
ArtPad II用のUP-801E-00Hですか。結構古いやつですね。
もしかすると、型番がUPとなっているやつなら使えるのかもしれませんね。

[追記 2010/12/30]
honyokaさん、ありがとうございます
ThinkPad X61 Tabletもwacomの技術が入ってたんですね
X60 Tablet/X61 Tablet/W700 用のオプション41U3143は確かに安価ですね。
ちょっといいかも・・・

[2011/01/05 追記]
【E Ink】電子ペーパー端末17【3Qi】の527

527 :名無しさん@3周年:2011/01/04(火) 06:35:24 ID:ibzms0nG
あとEA800で使えるペンの情報(詳細型番は調べるの面倒なので割愛)
・ArtPadII付属(大昔のwacomタブレット)
・Cintiq18SX付属(初期のwacom液タブ)
・HP tc4400付属(TabletPC)
タブレットPC使っている人はこれでわかるかと思いますが、ここ数年のタブレットPCで
認識するペンがそのまま使えるようです。ただ、付属のものより若干ON荷重が
大きめな感じはします。ライトタッチペン相当のON荷重なのかも。
あと、ケツ側の消しゴムも有効ですが、ちょっと反応が怪しいです。

hpのPL800Aも使えるようですね