EA800のfirmwareが解析中 その1

ASUS Eee Note EA800の firmwareイメージ(478313332バイト)をダウンロードした。

中身

$ unzip -l V1_0_5_81_TW.zip
Archive:  V1_0_5_81_TW.zip
  Length     Date   Time    Name
 --------    ----   ----    ----
        0  01-24-11 10:36   V1.0.5.81_TW/
  4128630  01-24-11 10:36   V1.0.5.81_TW/boot.bin
  3499243  01-24-11 10:36   V1.0.5.81_TW/Boot.rom
473233756  01-24-11 11:52   V1.0.5.81_TW/eTablet.rom
      132  01-24-11 10:35   V1.0.5.81_TW/md5.txt
      206  01-24-11 10:35   V1.0.5.81_TW/release note CHT.txt
 --------                   -------
480861967                   6 files
$ 

release noteの中身をgoogleとexcite翻訳してみた。

Google翻訳
1.メイン画面に独立した16の変更
2.下のボタンをつかませる意図を避けるために、デフォルトのアクセスキーロックに注意してください
3.背景にノートに直接選択ポイントは、[OK]を押さないでください
4.ワイヤレスネットワーク接続の速度を向上させるために
5.ブラウザが受け入れるように選択することができますに注意してください、もはやあなたは次回開いたときに表示されます
6.解決特定の状況の問題のマシン

excite翻訳
1.主な画面は16に変更して仕切ります
2.Noteデフォルトkey lockに入って、 手の平が誤って下のプッシュ・ボタンに触れることを免れます
3.筆記の背景が接点をまっすぐにして入ることができることを選んで、 再び押して確定する必要はありません
4.無線のネットワークの接続コードのスピードを改善します
5.ブラウザーの注意事項は受けることを選ぶことができて、 次回もう出現でないことを開きます
6.特定の情況の機械になる問題を解決します

1,2…と書いてあるので適用手順かな?と想定してたのが、翻訳してみれば変更点のみ、だなんて…
で、ダウンロードしたファイルをどのように適用すればいいんだろうか^^;;;;

と、ぐぐってみたら・・・・

を!?

をぉぉっ!?

TabledPCReview.com: Asus Eee Note, dissected….

ばらしてるしっ!?
というか、中に隠れmicroSHDCスロットがあって、そこにシステムが入ってるのか

いろいろ興味深いことが書いてある
#22 Shurikさんの書き込みより
・Linux kernel 2.6.21
・CPU ARMv5tel RunMode時312MHz, TruboMode時624MHz
・RAM 256MB
・Linux OSは、「PXA Linux Preview Kit」ベース
・ブート時の出力はシリアル/dev/ttyS1に出ている。
・/dev/ttyS0はWacom digitizer
・現時点ではrootパスワードはない
・/etc/profileにある「ENOTE_LOCALE=zh_TW.UTF-8」を「ENOTE_LOCALE=en_US.UTF-8」に書き換えると英語モード

#25 Joshua.Lamorieさんの書き込みより
Eee Note Syncの通信内容見てみるとSQLiteの通信も行われているようだ

#26 Joshua.Lamorieさんの書き込みより
システム用内蔵microSHDCカードのパーテーションについて
パーテーションは6つに分かれていて、以下の役割がある
1 – 9M data with possibly bootloader (it’s got the ASUS logo bitmap) and a compressed kernel (there is a gzip header after the logo).
2 – initramfs.cpio.gz – contains ‘run-init’ switchroot app
3 – not sure
4 拡張パーテーション
5 – ext2 filesystem with system executables (mounted as /usr)
6 – ext3 filesystem (root file system)

#28 pbarretteさんの書き込みより
eTablet.rom のヘッダ情報解析したよ

で・・・最新のあたりの話題で「新しくOpenEeeNoteというディストリビューションつくろうぜ!」なんて話も・・・

で、上記の掲示板で、台湾サイトへのリンクがあったんですが
そこもまた、興味深い。
長くなってきたので、その2へ続く

EA800のfirmwareイメージ発見

Googleで「EA800 firmware」と検索していたら、英語圏の人が台湾版を輸入してレビューしているのを発見。

Jesse B AndersenさんのblogのEA800関連記事をざらざらっとみていて新しい発見が

富士通 LIFEBOOKのタブレットPCモデルのペンはThinkpad X201タブレットでも使用できる=EA800でも使える

なんでも、以下の違いがあるそうな
良い点
・見た目がセクシー
・第2のボタンがある
・Comfortable
・消しゴムがあり、バネが柔らかい (and not deep like the Thinkpad digitizer)

悪い点
・Thinkpad X201のペン格納場所に入らない
・ペンにクリップがない

で、この他にもう1つ、発見が・・・
ftp://ftp.asus.com/pub/ASUS/EeeNote/
そう、ソフトウェア配布のftpサイト。
行ってみるとfirmwareだと思われる V1_0_5_81_TW.zip 478,313,332バイト、が・・・

・・・50k/secぐらいの速度でしか落ちてないとは
とりあえず、明日かな^^;;;

ARM CPUの1Uサーバ

最近、何かと話題のARM CPU。
これを積んだ1Uサーバというのがリリースされていたりします。

ZT SystemsというベンダのZT Systems R1801e Data Center Serverというサーバがそれ。(PDF)
外見は2.5インチHDDが8台乗っかるただの1Uサーバ。
中身は4 or 8セットのARMボードが入っている、サーバの集合体。
スペックは↓な感じ。

モデル名 R1801e EX R1801e LT R1801e LTS
CPU SPEAr 1310 Dual Core ARM Cortex A9 (700MHz)
メモリ 1GB ECC DDR3 533MHz
ユニット数 8 4 4
電源 250W 80+ PSU (冗長無し)
マネージメント IPMI 2.0 with SOL (Serial over LAN)
ディスク 8x128GB 2.5インチ MLC SSD 4x128GB 2.5インチ MLC SSD 4x500GB 2.5インチ SATA
NAND 1GB NAND Flash per module
明記はないが, おそらくOS用
OS Ubuntu Server Custom edition
NIC ユニット単体では1Gigabit Ethernetが1つ。
筐体内部にある2つあるRealtek 4+1 スイッチのどちらかにつながり、
1U筐体からは2つスイッチからそれぞれ1本づつ、つまり計2本の1 Gigabit Ethernet uplinkが出る。
価格 100万円ぐらい 60万円ぐらい 50万円ぐらい

実は、いろいろスペックが怪しい。

CPUが「SPEAr 1310 Dual Core ARM Cortex A9」というので調べてみると、ST Micro社の製品紹介のページが出てくるんだけど、「up to 600MHz」。この1Uサーバで使っているCPUについては、ほとんどの資料にクロック記載がないんだけど、一部の資料には「700MHz」だと書いてある。

内蔵ディスクが接続されているSATAの表記も「SATA 2.0」と「SATA 3.0」の双方がある。
SPEAr 1310 CPUスペックシートには「3x SATA gen-2 host port」とあるから、SATA 2.0であろうと思いますが。

まぁ、現状、納期が4ヶ月とかかかりそう、とか、上で動くというUbuntu Sevrerの実体がよく分からないとか、そもそもどれくらいの計算能力をもつCPUなのかベンチマーク記事がなく詳細がよく分からん、とか、難題をふんだんに抱えているので、まだまだ当分、一般化しそうにないですけどね

EA800

ASUS Eee Note EA800 も、ぼちぼちとユーザが増えてきたようですね

Eee Note Syncの仕組みを解析し始めた人もいるようです。

・yamdanさん: Eee note EA800 と Eee Note Sync の対話をキャプチャしてみた (1)
Eee Note Syncを使ってデータ転送する際に、どういったことが行われているかを解析しています。
具体的にはWindows PCにEee Note Syncと、パケットキャプチャソフトWireshark(with WinPcap)をインストールして、Eee Note(169.254.2.1)とPC(169.254.2.3)の間のパケットを取得する、というもの。
詳細については、ネタ元を参照してください。

そのほか、使ってみたレビューを書いているblogで発見したものを以下に紹介

・dakky_pさん: こっそり開発Blog
かなり速い時期からいろいろレビューを掲載しているところ。

・K_W_S さん: EA-800のここが不満1EA-800のここが不満2

・イラストレータ葉月慧さん: Eee Note EA800使ってみたEee Note EA800 その2
その2の方に、描いたイラストが掲載されています

EA800をメモ書き用途に実戦投入

日曜(2011/01/09)にオフ会があったので、ASUS Eee Note EA800を持って行ってみました。
知り合いの絵描きさんがいれば、描いてみてもらおうかな?と思ったのですが、特にいなかったので、普通にメモ書きで使ってみました。

メモ書きの目的は、オフィシャルとして口頭で発表される内容の記録。

で、40分ほど使ってみた感想。

・描画が追いついていないことがある。
・細かい線の動きに追随しないこともある
・1ページ使い切った時の新ページ作成がちょっと面倒(1操作ではできず、手数がかかるという意味で)

描画が追いついていないというのは、ずらずらずら~っと書いていった時に、途中で表示が止まって
止まっていた間に書いた分が一挙に表示される、という感じです。

あと、わたしゃ、紙に書いた時、他人に読ませると暗号化されてる、と言われるぐらいの字の汚さなのですが、
EA800に書くと、それに輪をかけ、自分でもちょっと判別に悩む文字になってしまうことが多発しています。
具体的には直線な感じが増してる、というような雰囲気です。

そうそう、ASUSのページでソースコードの追加公開と、英語マニュアルの掲示も行われましたねぇ・・・
ソースコードは相変わらずプラットフォーム部はなく、アプリ系ばかりなので、あまし参考にならない感じなのですが・・・
そろそろfirmwareアップデートないかなぁ・・・