ワコムの技術が入っているタブレットで使えるペン


Galaxy Noteでもワコムタブレットの技術が入っているので、ペンを流用したい!
という話が上がってくるかもしれません。
また、ASUS EP121を買ったけどペンが壊れたので新しいのが欲しい!なんて場合もあるでしょう。

でも、そのような場合に使えるペンについて、ワコムの製品別オプションページでははっきり記載されていません。

2012年4月現在、ワコムの技術が入っているタブレット、という触れ込みで販売されているものでは、一般向けでメインであるところの「intuos」「Bamboo」のペンは使えません。
「CintiQ」のペンもほとんどが使えません。(CintiQの超初期モデルだけ使える可能性があるそうです)
(もし、intuos系のペンが使える製品がワコム以外から出てたら教えてください)

基本的に、使えるものはArt PadII/UDIIシリーズのオプションであるUP型番のペンが利用できます。

お薦めは「hp PL800A」と「Lenovo 41U3143」です。
現状、一番流通していていて、安くて、消しゴム機能付きのペンだと思います。
ebayが大丈夫、というか英語が大丈夫な人は、「Motion Computing UP-714-37A」を買ってみるのがいいかもしれません。
(ちなみに、ネタ元としては、ASUS Eee Note EA800関連の国内外サイトを巡って情報を集めました)

— 2012/04/04 追記 start —
ワコム・ペナブルテクノロジー(Wacom Penabled Technology)のロゴが入っているものなら大丈夫ではないかと思っています。
EMR Pen Technologyというpdfにていろいろ紹介されています。また、ワコムのアメリカのページにペン一覧がありました。
— 2012/04/04 追記 end —


・ワコム純正

UP-801E
UP-811E / UP-811E-00H
UP-241
UP-401
UP-421
UP-501

・ワコム純正のおそらく使えるもの
UP-911E-01DD (液タブC-1500X(G)用)
UP-911E-02DD (液タブC-1700SX/DTU-710用)
UP-813E-00A (PL550用)
UP-7110E Grip Pen
UP-710E
IP-110 (液タブ DTI-520U用)
IP-100 (液タブ DTI-520U用)

・ASUS
型番: UP-610EA-93B-1 (Aee Pad EP121附属)
型番不明: Eee Note EA800附属

・富士通
型番:FPCPN28AP? (Lifebook T5010附属)

型番:CP323611-01 / UP-814E-66A (Lifebook T4200附属)

・Gateway (牛のマークのアレ)
型番: UP-7114E-69A (E-155,E-155C, C-120X, S-7125C, C-5815, C-5817C用)

・hp
型番:PL800A ( tc4400附属 )

・Lenovo / IBM
型番:41U3143 ( ThinkPad X60 Tablet/X61 Tablet/W700 用)

・SAMSUNG
型番: ET-S100EBEGSTA (Galaxy Note / SC-05D 附属のS Pen)

・SONY
VAIO LX附属

・東芝
型番: PA3316U / PA3316U-1ETC / PA3316U-3ETC

海外系
Motion ComputingのM1200/M1300/M1400用ペン
「UP-714-37A」という型番でebayを検索すると$40ぐらいで出てくる。

・Axiotron modbook
Macbookを魔改造してタブレットにしちゃう、というAxiotron modbookのペンのAxiotron Studio Pen (AXT-DPS01-0A01)がASUS EA800で使えるらしい、という話が海外サイトに・・・真偽は不明
(牛さんの情報でEP121で使えるとのこと。なので他でも使えるでしょう。購入方法についての解説があります)

不明
・PBJ Slate デジタイザ クロスペン CP510CS-02WX-OP
つぶれたPBJというパソコンメーカの出していたSlate Pen SIDP15B(ITmediaの記事)の附属ペンが画像を見る限りでは同等品のようにみえる。

・Wacom ペナブルクロスエグゼグティブペン CP510CS-02W
ワコム、“クロス”とダブルネームのタブレットPC用電子ペン『ペナブル クロス エグゼクティブペン』の販売を開始」などの記事によれば、「対応機種は、タブレットPCで、(株)東芝のdynabook SS 3500/M200、富士通(株)のFMV-STYLISTIC TB80/TB10、日本ヒューレット・パッカード(株)のHP Compaq TabletPC TC1100、 シャープ(株)の“Mebius MURAMASA”PC-TN1-H1W、日本エイサー(株)のTravelMate C100/C110、日本電気(株)のVersaPro タブレットPCなど。」というペンらしいので、使える可能性が高い。
また、「CP510CS-02W」という型番的には上記のPBJ Slate デジタイザ クロスペン CP510CS-02WX-OPと同系列っぽい、というのもある。

ASUS Eee Note EA800関連のメモ 2012/01/23


それぞれ、単体の記事に起こせるぐらいの手順検証をしてないので、とりあえず、メモ書きレベルですが、ざらっと公開しておきます。
気分がのった時に単体記事になるかと思います。

中を開けなくても改造できます
現状ではEA800日本語版のfirmwareが公開状態にないので、初期状態に戻すことができない、という問題点はありますが、EA800の中を開けてシステムが入っているmicroSDを取り出さなくとも、改造することはできます。

microSD内にdvt_checkというファイルをおいておくと、電源ON起動時に実行されます。
なので、このファイルにUnix shellで動作するコマンドを書いておくと、いろいろ改造ができます。

うちで配布している日本語化ファイルや、インストーラの元となっているFullInstall.zipを使うことができますが、システム関連ファイルを書き換えてしまうので、何か問題が起きるかもしれません。

telnetで入る時は「169.254.2.1」に接続する。(WindowsであればEee Note Syncが自動的にPC側に169.254.2.2というIPアドレスを割り当てる)
ユーザ名は「root」でパスワードは無し
つまり、telnetdを動かしたまま公衆Wifiに接続するのは危険。

あとでやる: インストーラに導入する/しないの選択肢増加
あとでやる2: telnetdのon/off方法

ノートアプリで使える背景テンプレート

Anderware Productivity Suite – Template package for ASUS EEE Note EA800 に作成されているテンプレートがある。
作り方も書いてある。

追加アプリ

QtPackerというアプリがあって、これである程度インストールできたりする。
QtPacker Package Manager. The last dvt_check you’ll ever need to run (hopefully)

ただ、EA800のアプリ一覧にはConfig.xmlを書き換えて追加する必要があるのだが、これを書き換える、というのは公式としてはあまり想定していないようで、結構無理やりな対応を取っている。

最近の解析では↓にあるように、メインのConfig.xmlに手をつけずにどうにかすることも可能では無いか、という話にはなってきている。
How to put your apps into the launcher without changing main Config.xml
この話がもっとすすめはQtPackerの仕組みもいろいろ変更がありそう。

EA800上で電子書籍に行った注釈をPCで見るツール

FPDFAM v0.6.4.1が2012/01/19段階での最新。
Free PDF Annotation Merger for Eee Note 」で配布中。

ASUS Eee Note EA800のシリアルポート


tabletpcrevierのforumにSuccess with the debug port.というスレにて、EA800の基板上にあるDEBUGCON1コネクタの使い方が公開されている。

20 – Eee Note Rx
19 – Vcc = 3.0v
18 – Vcc = 3.0v
17 – Eee Note Tx
13 – GND
9 – GND
4 – GND

38400bps, ノンパリティ, 8bit, ストップビット1

だそうな。

また注意点としては、12V系のシリアルではなく、3.3V系なので、レベルコンバータが必要、というあたりです。

まぁ、DEBUGCON1コネクタはフラットなやつなので、無理矢理接続するには敷居が高いので、結構めんどい感じですね・・・

ASUS Eee Note EA800の日本語マニュアルが来た!


ASUS Eee Note EA800の日本語マニュアルが某所に来た!

日付が2011年9月と入ってるけど、まぁ気にしないで内容チェック!

・・・・とてもやるきがかんじられるすばらしいまにゅあるですね

ま、本文はちゃんと日本語になってますよ!
って、あ・・・

下の画面キャプチャのところ「スナップショット」の表示が切れてるよ・・・
うちの翻訳版が「画面取得」となってるのは、こういった表示しきれないという事態を防ぐためだったりしたんだけど、それを無視している模様

マニュアルの所々に赤字で書かれている記述があります。
これらは初期firmwareにはなく、途中のアップデートで追加されていったところです。

マニュアルの作成ベースとなったfirmwareは V1.0.16.128 の模様。

台湾版の最新が「V1.0.14.118TW」(2011/05/30)、ロシア版が「V1.0.16.139」(2011/10/11)であることを考えると、マニュアル表紙に書かれていた日付2011年9月というのは妥当なあたり。

果たして、発売されてくるEA800のfirmware versionは何になっていることやら・・・
購入した方によればV1.0.16.142だそうです。

って・・・・「戻る」のフォントが中華フォントしてるよ
「規定のノートの背景」なんて謎表記もあるし・・・「既定のノートの背景」の間違いだろうけどさ

参考までにうちの日本語版の設定画面

ASUS Eee Note EA800の作例 リンク集


ASUS Eee Note EA800で描いてみた、という絵をアップしている人の紹介。

当blog: Eee Noteで絵を描いてもらった
イラストレーター葉月慧さん: Eee Note EA800 その2
マンガ家 武蔵屋長元坊さん: ブログ de ならしのぱいれーつ!内を「EA800」で検索した結果 (いろいろ試されているようです
pixiv内を「EA800」で検索した結果 (現状はruさんの作例しかないですけど
海外の作例

1~3月頃には、twitterでいくつか作例を見かけたんですが、忘却の彼方・・・