電子基板定規を3.6ドルで買った


Aliexpressで電子部品を見てたら、定規を発見。

基板と同じ材質で作られており、定規の機能の他に、基板上の様々な場面で使えるサンプルを盛り込んだものです。

下記の2種類があり、3.6ドルと3.98ドルと、お安い値段です。
20cmモデル「Multifunctional PCB Ruler EDA Measuring Tool High Precision Protractor 20CM Black」$3.60
30cmモデル「30cm Multifunctional PCB Ruler EDA Measuring Tool Black」$3.98

私が買ったのは3.6ドルの20cmモデルです。

2017/1/19発注で、2017/02/02到着と、約2週間で届きました。

Mini PCIeカードをUSB接続するためのSIMスロット付き変換ボード


ノートパソコンに内蔵する拡張カードはMini PCIeカードを採用している事が多い。
WiFi/Bluetoothカード、WiFi/Bluetooth/LTEカードなど、内蔵させるカードを変更して、機種バリエーションを持たせていたりする。

LTE/WCDMAなどの携帯回線を使用する場合、個体識別のためにSIMを使用する必要があるが、Mini PCIeカードの場合、カード上にはSIMスロットが存在していない。
どこにあるかと言えば、本体のマザーボード側にSIMスロットを用意している。

つまり、LTE/WCDMA対応のMini PCIeカードをUSB接続にしようとすると、SIMスロットについてなんらかの形で用意する必要がある。

主にSSDストレージ接続に使うMini PCIeコネクタと同じ形状をしたmSATAを、USBに変換するものは、いろいろ販売されている。
しかし、SIMスロットにも対応してMini PCIeカードをUSBに変換するものなんてあるのかなぁ?と思っていたら
「Mini PCI-E to USB Adapter (With SIM Card) Verson: 2.0」と基板上に記されたボードが存在していました。

いろいろ出てきた説明書きを見ると、mini PCIeカードの形状しているLTE/WCDMAカードの多くは、内部的にはUSB扱いで接続されていて、PCIeでの接続とはなっていないらしい。
このため、基板上に信号を変換しているようなチップが見当たらず、配線が目立つのみとなっているようだ。

で、該当する製品をAliexpressで探すと値段は10ドル程度。
Mini PCI-E Wireless WWAN to USB Adapter Card with SIM Card Slot Module Testing Tools EP-092」(2017/01/05時点では品切れ)
CY Mini PCI-E Wireless WWAN to USB Adapter Card with SIM Card Slot Module Testing Tools

商品名を元にAmazonで探すと・・・

そして、関連商品がいろいろと出てくる・・・
思ったよりたくさん出てきてびっくり。

Version 3.0基板を使ったもの

アンテナ附属タイプ

デスクトップ機などのマザーボード上にあるUSBコネクタに直接させるタイプ

なんかごっついタイプ

USBバッテリーの実容量を計ってみよう


11月の始めに「バッテリーの持ちをはかるのに最適なUSBコネクタの電圧/電流計。しかもQuickCharge3.0対応」という記事で紹介した「OLED 128×64 USB Tester DC voltmeter current voltage Meters Power Bank battery Capacity monitor qc3.0 Phone charger detector」というものを発注した。

Aliexpress Standard Shippingで配送されたところ、運が悪く11/9にマレーシアに到着して以後、動きがなく、日本に到着したのは12月に入ってから、というさんざんな感じで届きました。


それはさておき、実際に使ってみました。

まず、放電機の方

スライドスイッチには上から
・20 Ohm OFF/ON
・10 Ohm OFF/ON
・4.7 Ohm OFF/ON
・2.2 Ohm OFF/ON
とあります。

一番上の「20 Ohm」のみONにして繋いでみます

0.24Aが消費されるようです。

バッテリーをかえていろいろやってみた結果、
・20 Ohm ON → 0.25A
・10 Ohm ON → 0.5A
・4.7 Ohm ON → 1.0A
・2.2 Ohm ON → 2.0A
という結果となりました。

なお、この緑の円筒形部分(抵抗部分)は、実験中、非常に熱くなります。
触らないよう気をつけてください。

これの測定器のほうの面白い点は、電源が切れても最後の値を覚えていてくれるということです。
なので、測定器をUSBバッテリーにつなぎ、リセットして値を0にしたあと、
放電機を取り付け放電を開始して電源が切れるまで放置。
測定器を適当なUSB電源に取り付けて、表示の値を確認すると、バッテリーの電源が切れた瞬間の値がわかるので
そのバッテリーの容量がわかる、ということです。

というわけで・・・手持ちのバッテリーの容量を計ってみました
・2014年12月購入 CELLEVO モバイルバッテリー 10400mAh ME10400

2.2Ohm(2A出力設定)にすると、バッテリーの電源が切れて使えないため、4.7Ohm(1A設定)でテスト
結果は「3867mAh」電源オフまで3時間52分

・2013年12月購入 ANKER Astro M3 モバイルバッテリー 13000mAh
なぜかAmazonの商品ページは、代替わりしたものに入れ替わってるんですね・・・

こちらは2.2Ohm(2A出力設定)が可能でした。
結果は「7644mAh」電源オフまで3時間51分

・2015年12月購入 Anker PowerCore 20100

2.2Ohm設定で実験
結果は「11557mAh」電源オフまで5時間24分

実際、CELLEVO モバイルバッテリー 10400mAh ME10400って、うたわれてる容量の割りに充電能力低いなぁ・・・と感じてはいたのですが、2A出力もできないし、予想以上の使えなさが実証されました。
AKNER2製品については、使ってみて感じてた差がそのままだった、というところです。
2013年購入のやつの劣化が予想より少なくてびっくりしています。

まだ計測していないものはあったかなぁ・・・

バッテリーの持ちをはかるのに最適なUSBコネクタの電圧/電流計。しかもQuickCharge3.0対応


USBのモバイルバッテリーがどれくらい持つのかを調べるために最適なものがaliexpressで売っていました。
(その後、届いたので記事を作成しました→「USBバッテリーの実容量を計ってみよう」)

usb-oled-001
OLED 128×64 USB Tester DC voltmeter current voltage Meters Power Bank battery Capacity monitor qc3.0 Phone charger detector」で、いまなら送料と放電用の抵抗がセットになって$12.17と破格のお値段です。
「Product Model:J7-4T」とあります。

QuickCharge3.0の20Vにも対応できる範囲で計測でき、また、バッテリーがいつまで電圧を出していたかの時間計測まで行える機能が付いているようです。(OFF時間計測機能)

同じセラーには「Product Model:J7-T」の「USB tester 3~30V DC Voltmeter ammeter current voltage meters capacity monitor qc2.0 quick charger Battery Power Bank detector」というものが$6.97で売っています。
usb-oled-002

LEDの色が違うだけのように見えますが、いくつか違いがあるようです。
htb18duenvxxxxx1axxxq6xxfxxxm

表示される電圧/電流の桁数が違います。
といっても、小数点以下2桁表示と、小数点以下5桁表示とで、何か変わるかと言えば・・・何もないですけどね・・・
なにせ誤差の範囲ですか

製品ページを見比べると「J7-4T」の方は、モードの説明があり「OFF」と「AO」がある、とありますが、
モードの説明がないだけで「J7-T」のほうにも「OFF」という表示がある写真があります。

・・・あまり違いがないのかもしれない・・・

同じセラーで見かけたおもしろいもの
35W constant current double adjustable electronic load + QC2.0/3.0 triggers quick voltage usb tester voltmeter aging discharge

今度は放電側の抵抗と、自分はQuickCharge3.0対応の機器だと自称するためのUSBボードのセットのようです。
なんとQuickCharge3.0の20V機器として見せかけることが出来る模様。
htb1-9_ikvxxxxabxxxxq6xxfxxxr

後ろにある2つのツマミは、電圧/電流を微調整するためのボリュームです。
なかなか面白い感じですね。

とりあえず、「OLED 128×64 USB Tester DC voltmeter current voltage Meters Power Bank battery Capacity monitor qc3.0 Phone charger detector」の方を買ってみました。
どれくらいで届くかなぁ・・・


セラーのページを見ていたら「High-end computer software online USB tester USB Discharging Load QC2.0/3.0 MTK-PE Trigger Voltage Current Monitor Capacity Test」という、QuickChargeだけでなく、MediaTek Pump Express機器にも対応する電圧/電流測定+電力消費器
こちらは、パソコンに対してUSBシリアルで接続し、専用ソフトを使ってパソコン上に電力消費グラフを作れる、というもの。
htb1rn9ikvxxxxclaxxxq6xxfxxxb

ただ、こちらの機器は、13.5Vまでしか対応していないようで、QuickCharge 3.0の20V機器には非対応となるようだ。

aliexpressで良く見かける中国通販の在庫事情(印象論)


aliexpressとかで「In stock」的な表示になってるけど、「在庫数 9999」ってほんとかな?というものが結構あります。
製造メーカの直売セラーならほんとなのでしょうけど、いろんな商品を取り扱っているセラーでも、そんな表示を見かけることがあります。

いろんなセラーから買ってみて感じた印象としては・・・

Lv1 本当に手元に在庫を持っている
Lv2 別倉庫ではあるけれど、自社の倉庫に在庫を持っている
Lv3 在庫を持っている中卸業者と提携し、そこの在庫数を引っ張ってきている
Lv4 在庫を持っている中卸業者を知っている(ほんとに在庫があるか確認しているわけではない)
Lv5 発注があってから、発注があった価格で仕入れることができる場所を探す

という段階があるように思えます。
Lv5は、ちょっと相場より安すぎやしない?という値段の場合に遭遇するような気がします。
そして、調達できないと逃げます(aliexpressなら返金されます)

発送までにかかる日数

Lv1 手元に在庫がある場合は、早いと翌日には発送連絡がきます。遅くとも4営業日ぐらいには出てる漢字です。
Lv2~Lv3 は、4営業日ぐらいから発送連絡がきます。遅くても8営業日ぐらいです。
Lv4以降はまぁ運ですね。遅いとaliexpressの最終発送期限の14日目に送ってきたりします。

発送連絡があり荷物の追跡ができるようになるまでの日数

ここら辺は、使用する運送会社によって変わります

DHLなら、当日中にトラッキングできます。
夕方までに発送されていると、夜の間に上海/香港から飛び立ち日本にやってきてしまいます。

UPS取り扱いだと、3日ぐらいかかる場合があります。
ただ、ちょっと使った回数が少ないのでなんとも・・・

安く発送する場合で、バッテリーが含まれていない場合は、中国郵政扱いの国際書留(China Post Registered Mail)が使われます。
トラッキング番号だけを先に登録することもできるようで、発送連絡と同時に中国郵政の追跡調査ができるようになることが多いです。
しかし、実際に荷物が動き出すまでには5日~8日ぐらいかかります。

バッテリーが含まれる場合は、ここ1年の傾向ではオランダ郵政扱いの国際書留(NL Post Registered Mail)になる可能性が高いです。
中国のNL Postの集積拠点に対して送られたあと、まとめてオランダのアムステルダムにある郵便局に輸送され
アムステルダムから個別の荷物として改めて配送される形式のものです。
つまり、アムステルダムに到着するまでは、追跡調査ができません。
アムステルダム到着まではだいたい3週間といったところです。
そこから1週間~2週間で、日本に到着します。

中国通販で気をつけなればならないのは、10月1日の建国記念日と、2月の旧正月です。
ここの前後は輸送が混乱し、配送が特に遅れたり、紛失しやすくなったりします。
可能であれば、前後2週間は避けたほうが無難でしょう.