AMD Ryzen 3 2200Gを導入してみた


2012年10月に「AMD Trinity A10-5800Kを導入してみた」以来、6年ちょい使っていたわけですが、先日発覚した「マイニング用RX470を買ったけど、Socket FM2のマシンで使えない」をきっかけに中身の変更を図りました。

当初はAMD Athlon 200GEにするかなーと思ってはいたのですが、CPUスペック額面的にはA10-5800KとAthlon 200GEがほぼイコールで代わり映えしなさすぎるということで、Ryzen 3 2200Gを選択しました。

マザーは「ASUS PRIME B450M-A」。選択理由はチップセットがB450でメモリスロットが4つのもので最安だったから。

メモリ8GB*2とあわせて総額税込み約32000円といったところでした。

ケースはAthlon 64時代から10年ぐらい使っているものを相変わらず使ってるのですが、電源LEDのコネクタ仕様が合わなくなっていて電源ランプが点灯しない状態に・・・まぁ、3ピンコネクタを2ピンにさせるように細工すればいいだけではあるんですけどね。

システムはA10-5800Kで使っていたものをそのまま引き継ぎ、つなげ直して普通に電源ON。UEFIでインストールしていた、というのもあってか何事もなく起動してきました。

まぁ、追加でAMD Chipset driverをインストールする必要はありましたが、ネットワークは普通に使える状態だったので、特に苦労する点は何もありませんでしたね。

で、ドラクエベンチの結果はこちら

まぁ、そんなもんか。

で、マイニング用RX470を指してみたんですが、困ったことが・・・

タスクマネージャー上はちゃんと2個のGPUを認識しているものの、グラフィック設定で選択肢に現れないという・・・うーん・・・

これは、もしかして、RX470にHDMI出力パーツを実装するしかないんだろうか??

マイニング用RX470を買ったけど、Socket FM2のマシンで使えない(回避方法あり


2019/01/19追記:回避方法があることがわかったので、後半に追加しました。


最近話題のマイニング用RX470を、Socket FM2(A10-5800K)の延命に使おうと買いました。

さすがにオンボードのRadeon HD7660Dだと遅かったので、Radeon HD7850を増設してあったので、それをおきかえようと思ったのですが、問題が・・・

まず、電源コネクタの問題。

うちの電源、350Wだったんですが、PCI-Eの6pinはあっても8pinが削られていた。

とはいっても、とりあえず、6pinを指してみたら動きましたけどね。

で・・・Windows10で認識はしたものの、うまくGPUを使った動作をしない・・・

本来省電力がHD7660Dになることが期待されるところなんだけど、両方ともRX470になっている。

ドライバのステータスが「インストールされたドライバーがありません」なんて表示だけど、ディスプレイ出力はちゃんとされている、という謎な状態・・・

じゃぁ、Radeon HD7660Dのドライバをインストールしてみたら、今度はRX470の認識が・・・

どうやら、Radeon HD7660DなどRadeon HDの世代とRX4世代は共存できないようです。

・・・というわけで、しばらくRX470はお蔵入りです。


さて、2019/01/19追記箇所はここから・・・

RX470のブラケットを細工もしくは取り外してHDMIコネクタを挿せるようにする必要がありましたが、回避する方法がありました。

まず、マザーボードのみで起動し、BIOS設定でグラフィックをオンボード優先にして一度起動しておきます。

2回目はRX470を指し、HDMIには何も挿さずに起動し、ドライバをインストールし、再起動し、RX470のドライバがちゃんと組み込まれた状態であることを確認します。

電源を入れたままの状態で、HDMIにダミーもしくはモニタを繋ぎます。そうすると、Windows側でディスプレイ認識されます。

この追加されたモニタの方をプライマリに設定し、画面を複製設定します。

そうすることで、RX470をGPUとして使用しながらもマザーボード上のDVIコネクタからディスプレイ出力させることができました。

DELL PowerEdgeサーバにLinuxを入れる際の追加ソフト


2024/09/24 全面改定
2021/12/20 修正
2021/01/09 修正
2019/01/09 初版

DELL PowerEdgeサーバにLinuxをインストールする際に、DELLが配布しているソフトウェアレポジトリ Dell Linux repository がある。

以前は、Dell System Update (DSU)OpenManage Server Administrator (OMSA) をインストールする、ということになっていたが、2024年になりOMSAは終了(2027年までサポートは続くけど)し、iDRACとOS側にインストールするiDRAC Service Module(iSM)で代替されることとなった。

上記ドキュメント群から触れられていないがLinux OS側からiDRACの操作を行うための「Linux向けDell iDRACツール」というのもリリースされている。(racadmとIPMItools)

このため、手順としては下記となるようだ。

1) レポジトリ登録

2) DSUインストール

3) 各PowerEdgeのサポートページのダウンロードから「Linux用Dell iDRAC Service Module」を入手しインストール

    Linux用Dell iDRAC Service Module は、例えば2024/09/24時点では「Linux用Dell iDRAC Service Module、v5.3.1.0」(OM-iSM-Dell-Web-LX-5310-3503_A00.tar.gz)もしくは「OS DUP用Dell iDRAC Service Moduleインストーラー、v5.3.1.0」(Systems-Management_Application_7152M_LN64_5.3.1.0_A00.BIN)をインストールした後に、「Linux用Dell iDRAC Service Module (iSM)ホットフィックス306929」(SysMgmt_iSM-Hotfix306929_A00.tar.gz)を適用することが最新であるようだ。

    4) 各PowerEdgeのサポートページのダウンロードから「Linux向けDell iDRACツール」を入手しインストール

    例えば2024/09/24時点では「Linux向けDell iDRACツール、v11.2.0.0」(Dell-iDRACTools-Web-LX-11.2.0.0-213_A00.tar.gz) から racadmコマンドと、IPMItoolsをインストールできる。

    5) DELL系RAIDの管理コマンド perccli

    すべてのDell HBA/PERCコントローラー用PERCCLIユーティリティー(Linux向け)」(PERCCLI_7.211.0_Linux.tar.gz) により、PERC RAIDを管理するperccliコマンドをインストールできる。


    以下は2019年/2021年記載のものをアーカイブのために残している


    DELL PowerEdgeサーバにRedHat Enterprise Linux (RHEL)やCentOSをインストールする場合、OSインストール後に、DELL用の管理ソフトウェア OMSAとシステムアップデートツール DSUをインストールする。

    RHEL/CentOS系の手順

    Dell EMC System Update (DSU)」用のYUMレポジトリを登録し、その後、「OpenManage Server Administrator」をインストールする形となるので、以下の様な流れとなる。

    1. レポジトリ登録
    2. DSUインストール
    3. OSMAインストール
    4. DTKをインストール DTKは現状必須ではない模様
    5. dsuを使ってfirmware類をアップデート

    上記を実施するためのコマンド群は以下の様な形となる。

    2021年1月時点での手順 ( 2021/12/20修正 )

    # curl -O https://linux.dell.com/repo/hardware/dsu/bootstrap.cgi
    # bash bootstrap.cgi
    # yum install dell-system-update
    # yum install srvadmin-all
    # dsu --apply-upgrades --non-interactive
    

    syscfgとraidcfgはracadmコマンドに統合された。

    RAIDのvdisk構成を見るのであれば「racadm storage get vdisks -o」などとなる。

    2019年1月時点での旧手順

    # curl -s http://linux.dell.com/repo/hardware/dsu/bootstrap.cgi | bash
    # yum install dell-system-update
    # yum install srvadmin-all
    # yum install syscfg raidcfg
    # dsu --apply-upgrades --non-interactive
    

    上記手順はインターネット接続環境にある場合のもので、接続出来ない環境で行う場合は手順が変わる

    オフラインで行いたい場合は「tarballをダウンロードしてインストール」「rsyncでミラーレポジトリを作る」と「ISOを作る」から選択する。

    tarballは「Dell EMC OpenManage Server Administrator 9.1.0」から入手することができる・・・ただ、2019/01/09時点ではDSUレポジトリからインストールすると9.2.0になるので若干遅れている。

    rsyncの場合は「rsync -avHz linux.dell.com::repo/hardware .」でコピーしてくる。

    ISOをつくる場合は「dsucreateiso」をダウンロードして実行する。事前に「yum install mkisofs」でmkisofsをインストールしておく必要はある。

    また、標準状態だと/tmpにダウンロードしてきたファイル群を置いた上で、そこで展開も行うので十分な容量を確保しておく必要がある。もしくは「–workspace=/ディレクトリ」で作業領域を指定する

    [root@rhelserver7 dsu]# mkdir tmp
    [root@rhelserver7 dsu]# ./dsucreateiso  --workspace=`pwd`/tmp
    Log file:/var/log/dsucreateiso.log
    Downloading: ftp://ftp.dell.com/sysman/DSUPlugins.tar
    Invalid dellbootplugin location: ftp://downloads.dell.com/FOLDER05328537M/1/dellbootplugin.tar.gz
    Downloading: https://downloads.dell.com/FOLDER05328537M/1/dellbootplugin.tar.gz
    Extracting dellbootplugin: dellbootplugin.tar.gz
    Downloading: https://downloads.dell.com/catalog/Catalog.gz
    Extracting catalog: Catalog.gz
    Parsing Catalog File...
    

    Ubuntuの手順

    Ubuntu 20.04の場合もほぼ手順で設定するが、若干の細工が必要となる

    2021/12/20にPower Edge R650にインストールした際のメモつきで記載する。

    1. DELL System Update (DSU)のインストール

    DELL PowerEdgeのfirmware周りをアップデートできるDELL System Update(dsu)はlibssl1.0.0を必要とするのだが、Ubuntu 20.04の標準レポジトリには含まれていない。このため、実行すると下記のエラーが表示される。

    root@ubuntu:~# dsu
    dsu: error while loading shared libraries: libssl.so.1.0.0: cannot open shared object file: No such file or directory
    root@ubuntu:~#
    

    対処方法は「DELL EMC System Update Version 1.9.1.0 User’s Guide」掲載のUbuntu 16.04(xenial)レポジトリから持ってこれるようにする、というもの

    1.1. libssl1.0.0インストール

    /etc/apt/sources.list.d/for-dsu.list というファイルを作成し、下記の内容で記述する。

    deb http://security.ubuntu.com/ubuntu xenial-security main
    

    上記実施後「apt update」でレポジトリ情報を更新したあと、「apt install libssl1.0.0」でインストールする。

    1.2. dsuを入手

    2021/12/20時点では文書000130590「Dell EMC System Update(DSU)」からリンクされている「Dell EMC System Update、v.1.9.2.0」が最新。

    ダウンロードするものは「Red Hat Linux用更新パッケージ」の Systems-Management_Application_5C2CW_LN64_1.9.2.0_A00.BIN

    個別ダウンロードの説明には Ubuntu 20.04 LTSといった記載はないが、下部にある「サポート対象のオペレーションシステム」には含まれている。

    1.3. DSUのインストール

    ダウンロードしたファイルに実行権限を与えてインストールする。

    root@ubuntu:~# chmod a+x /usr/local/src/Systems-Management_Application_5C2CW_LN64_1.9.2.0_A00.BIN
    root@ubuntu:~# /usr/local/src/Systems-Management_Application_5C2CW_LN64_1.9.2.0_A00.BIN
    Collecting inventory...
    .
    Running validation...
    
    DELL System Update
    
    No version of this Update Package is currently installed.
    Software application name: DSU
    Package version: 1.9.2.0
    
    
    Continue? Y/N:y
    Executing update...
    WARNING: DO NOT STOP THIS PROCESS OR INSTALL OTHER PRODUCTS WHILE UPDATE IS IN PROGRESS.
    THESE ACTIONS MAY CAUSE YOUR SYSTEM TO BECOME UNSTABLE!
    .
    DELL EMC System Update installed successfully.
    The update completed successfully.
    root@ubuntu:~#
    

    1.4. DSUによるアップデート

    dsuコマンドはインターネット接続して最新のfirmwareカタログおよびfirmware実体をダウンロードします。

    アップデートは「dsu」で行います。

    「dsu –apply-upgrades –non-interactive」で実行すると対象となるものをすべて適用する形となります。

    今回は確認しながら進めるため「dsu」をオプションなしで実行しました。

    root@ubuntu:~# dsu
    DELL EMC System Update 1.9.2.0
    Copyright (C) 2014 -- 2021 DELL EMC Proprietary.
    Do you want to import public key(s) on the system (Y/N)? : y
    Import Public Key(s)
    Importing key 1019CED6 is successful
    Importing key 23B66A9D is successful
    Importing key 34D8786F is successful
    Importing key 46770C59 is successful
    Downloading the Index catalog
    Extracting /usr/libexec/dell_dup/CatalogIndex.gz
    Reading the Index catalog
    Downloading the catalog
    Extracting /usr/libexec/dell_dup/Catalog.gz
    Reading the catalog ...
    Fetching invcol_8YPK7_LN64_21_12_200_1196_A00 ...
    Verifying inventory collector installation
    Trying to connect using https
    Fetching invcol_8YPK7_LN64_21_12_200_1196_A00.BIN ...
    Getting System Inventory ...
    Determining Applicable Updates ...
    
    |--------DELL EMC System Update-----------|
    [ ] represents 'not selected'
    [*] represents 'selected'
    [-] represents 'Component already at repository version (can be selected only if -e option is used)'
    Choose:  q - Quit without update, c to Commit, <number> - To Select/Deselect, a - Select All, n - Select None
    [-]1 BIOS
    Current Version : 1.3.8 Same as : 1.3.8, Criticality : Recommended, Type : BIOS
    
    [ ]2 SEP Firmware, BayID: 1
    Current Version : 3.56 Upgrade to : 3.57, Criticality : Optional, Type : Firmware
    
    [-]3 Firmware for  - Disk 0 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]4 Firmware for  - Disk 1 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]5 Firmware for  - Disk 2 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]6 Firmware for  - Disk 3 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [ ]7 PERC H755 Front Controller 0 Firmware
    Current Version : 52.16.1-4074 Upgrade to : 52.16.1-4158, Criticality : Urgent, Type : Firmware
    
    [-]8 NetXtreme BCM5720 Gigabit Ethernet PCIe (eno8403)
    Current Version : 21.81.3 Same as : 21.81.3, Criticality : Optional, Type : Firmware
    
    [-]9 NetXtreme BCM5720 Gigabit Ethernet PCIe (eno8303)
    Current Version : 21.81.3 Same as : 21.81.3, Criticality : Optional, Type : Firmware
    
    [-]10 Intel(R) Ethernet 10G 2P X710-T2L-t OCP
    Current Version : 20.5.13 Same as : 20.5.13, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]11 Intel(R) Ethernet Network Adapter X710-TL
    Current Version : 20.5.13 Same as : 20.5.13, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]12 Intel(R) Ethernet 10G 2P X710-T2L-t Adapter
    Current Version : 20.5.13 Same as : 20.5.13, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [ ]13  iDRAC
    Current Version : 5.00.10.10 Upgrade to : 5.00.20.00, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [ ]14 NVMePCISSD Model Number: Dell Ent NVMe v2 AGN MU U.2 3.2TB
    Current Version : 2.0.0 Upgrade to : 2.2.0, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]15 Dell 64 Bit uEFI Diagnostics, version 4301, 4301A61, 4301.62
    Current Version : 4301A61 Same as : 4301A61, Criticality : Optional, Type : Application
    
    [-]16 Dell OS Driver Pack, 21.07.07, A00
    Current Version : 21.07.07 Same as : 21.07.07, Criticality : Optional, Type : Application
    
    [-]17 Dell EMC iDRAC Service Module Embedded Package v4.1.0.0, A00
    Current Version : 4.1.0.0 Same as : 4.1.0.0, Criticality : Recommended, Type : Application
    
    Enter your choice : 
    

    firmwareの現状が表示されて、選択肢入力となります。

    基本的には必要なもの全てに適用するため「a」を入力します。

    Enter your choice : a
    
    |--------DELL EMC System Update-----------|
    [ ] represents 'not selected'
    [*] represents 'selected'
    [-] represents 'Component already at repository version (can be selected only if -e option is used)'
    Choose:  q - Quit without update, c to Commit, <number> - To Select/Deselect, a - Select All, n - Select None
    [-]1 BIOS
    Current Version : 1.3.8 Same as : 1.3.8, Criticality : Recommended, Type : BIOS
    
    [*]2 SEP Firmware, BayID: 1
    Current Version : 3.56 Upgrade to : 3.57, Criticality : Optional, Type : Firmware
    
    [-]3 Firmware for  - Disk 0 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]4 Firmware for  - Disk 1 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]5 Firmware for  - Disk 2 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]6 Firmware for  - Disk 3 of PERC H755 Front Controller 0
    Current Version : BA08 Same as : BA08, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [*]7 PERC H755 Front Controller 0 Firmware
    Current Version : 52.16.1-4074 Upgrade to : 52.16.1-4158, Criticality : Urgent, Type : Firmware
    
    [-]8 NetXtreme BCM5720 Gigabit Ethernet PCIe (eno8403)
    Current Version : 21.81.3 Same as : 21.81.3, Criticality : Optional, Type : Firmware
    
    [-]9 NetXtreme BCM5720 Gigabit Ethernet PCIe (eno8303)
    Current Version : 21.81.3 Same as : 21.81.3, Criticality : Optional, Type : Firmware
    
    [-]10 Intel(R) Ethernet 10G 2P X710-T2L-t OCP
    Current Version : 20.5.13 Same as : 20.5.13, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]11 Intel(R) Ethernet Network Adapter X710-TL
    Current Version : 20.5.13 Same as : 20.5.13, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]12 Intel(R) Ethernet 10G 2P X710-T2L-t Adapter
    Current Version : 20.5.13 Same as : 20.5.13, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [*]13  iDRAC
    Current Version : 5.00.10.10 Upgrade to : 5.00.20.00, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [*]14 NVMePCISSD Model Number: Dell Ent NVMe v2 AGN MU U.2 3.2TB
    Current Version : 2.0.0 Upgrade to : 2.2.0, Criticality : Recommended, Type : Firmware
    
    [-]15 Dell 64 Bit uEFI Diagnostics, version 4301, 4301A61, 4301.62
    Current Version : 4301A61 Same as : 4301A61, Criticality : Optional, Type : Application
    
    [-]16 Dell OS Driver Pack, 21.07.07, A00
    Current Version : 21.07.07 Same as : 21.07.07, Criticality : Optional, Type : Application
    
    [-]17 Dell EMC iDRAC Service Module Embedded Package v4.1.0.0, A00
    Current Version : 4.1.0.0 Same as : 4.1.0.0, Criticality : Recommended, Type : Application
    
    Enter your choice : 
    

    そうするとインストールが必要なものについては「[*]」という表示に変わります。

    インストールするものを選択したら「c」と入力し、ダウンロードと適用を開始します。

    Enter your choice : c
    Trying to connect using https
    Fetching iDRAC-with-Lifecycle-Controller_Firmware_19C2M_LN64_5.00.20.00_A00 ...
    Trying to connect using https
    Fetching iDRAC-with-Lifecycle-Controller_Firmware_19C2M_LN64_5.00.20.00_A00.BIN ...
    Trying to connect using https
    Fetching SAS-RAID_Firmware_6MTTK_LN64_52.16.1-4158_A05_01 ...
    Trying to connect using https
    Fetching SAS-RAID_Firmware_6MTTK_LN64_52.16.1-4158_A05_01.BIN ...
    Trying to connect using https
    Fetching Express-Flash-PCIe-SSD_Firmware_FJK0C_LN64_2.2.0_A01 ...
    Trying to connect using https
    Fetching Express-Flash-PCIe-SSD_Firmware_FJK0C_LN64_2.2.0_A01.BIN ...
    Trying to connect using https
    Fetching Firmware_TKKM5_LN64_3.57_A00 ...
    Trying to connect using https
    Fetching Firmware_TKKM5_LN64_3.57_A00.BIN ...
    Installing iDRAC-with-Lifecycle-Controller_Firmware_19C2M_LN64_5.00.20.00_A00
    Installed successfully
    Installing SAS-RAID_Firmware_6MTTK_LN64_52.16.1-4158_A05_01
    Installed successfully
    Installing Express-Flash-PCIe-SSD_Firmware_FJK0C_LN64_2.2.0_A01
    Installed successfully
    Installing Firmware_TKKM5_LN64_3.57_A00
    Installed successfully
    Please restart the system for successful update(s) to take effect
    Done! Please run 'dsu --inventory' to check the inventory
    Exiting DSU!
    root@ubuntu:~#
    

    1.5. 再起動

    firmwareは再起動時に適用されるため、再起動します。

    1.6. 確認

    root@ubuntu:~# dsu --inventory
    DELL EMC System Update 1.9.2.0
    Copyright (C) 2014 -- 2021 DELL EMC Proprietary.
    Downloading the Index catalog
    Extracting /usr/libexec/dell_dup/CatalogIndex.gz
    Reading the Index catalog
    Downloading the catalog
    Extracting /usr/libexec/dell_dup/Catalog.gz
    Reading the catalog ...
    Verifying inventory collector installation
    Trying to connect using https
    Fetching invcol_8YPK7_LN64_21_12_200_1196_A00.BIN ...
    Getting System Inventory ...
    
    1. BIOS, BIOS  ( Version : 1.3.8 )
    
    2. FRMW, Power Supply  ( Version : 00.2A.2A )
    
    3. FRMW, Power Supply  ( Version : 00.2A.2A )
    
    4. FRMW, SEP Firmware, BayID: 1  ( Version : 3.57 )
    
    5. FRMW, Firmware for  - Disk 0 of PERC H755 Front Controller 0    ( Version : BA08 )
    
    6. FRMW, Firmware for  - Disk 1 of PERC H755 Front Controller 0    ( Version : BA08 )
    
    7. FRMW, Firmware for  - Disk 2 of PERC H755 Front Controller 0    ( Version : BA08 )
    
    8. FRMW, Firmware for  - Disk 3 of PERC H755 Front Controller 0    ( Version : BA08 )
    
    9. FRMW, PERC H755 Front Controller 0 Firmware  ( Version : 52.16.1-4074 )
    
    10. FRMW, NetXtreme BCM5720 Gigabit Ethernet PCIe (eno8403)  ( Version : 21.81.3 )
    
    11. FRMW, NetXtreme BCM5720 Gigabit Ethernet PCIe (eno8303)  ( Version : 21.81.3 )
    
    12. FRMW, Intel(R) Ethernet 10G 2P X710-T2L-t OCP  ( Version : 20.5.13 )
    
    13. FRMW, Intel(R) Ethernet Network Adapter X710-TL  ( Version : 20.5.13 )
    
    14. FRMW, Intel(R) Ethernet 10G 2P X710-T2L-t Adapter  ( Version : 20.5.13 )
    
    15. FRMW, Intel(R) Ethernet Network Adapter X710-TL  ( Version : 20.5.13 )
    
    16. FRMW,  iDRAC  ( Version : 5.00.20.00 )
    
    17. FRMW, NVMePCISSD Model Number: Dell Ent NVMe v2 AGN MU U.2 3.2TB  ( Version : 2.2.0 )
    
    18. FRMW, NVMePCISSD Model Number: Dell Ent NVMe v2 AGN MU U.2 3.2TB  ( Version : 2.2.0 )
    
    19. APAC, Lifecycle Controller  ( Version : 5.00.20.00 )
    
    20. APAC, Dell 64 Bit uEFI Diagnostics, version 4301, 4301A61, 4301.62  ( Version : 4301A61 )
    
    21. APAC, Dell OS Driver Pack, 21.07.07, A00  ( Version : 21.07.07 )
    
    22. APAC, Dell EMC iDRAC Service Module Embedded Package v4.1.0.0, A00  ( Version : 4.1.0.0 )
    
    23. FRMW, System CPLD  ( Version : 1.0.5 )
    
    
    Progress report is available at:/usr/libexec/dell_dup/DSU_STATUS.json
    Exiting DSU!
    root@ubuntu:~#
    

    2. ドライバインストール

    上記のDSUで「Dell OS Driver Pack」が導入されているのだが、バージョンが最新ではないことの方が多いようだ。

    このため、別途手動でドライバをダウンロードしてきてインストールする必要がある。

    2.1. ドライバ入手

    入手方法は若干面倒で各機種のドライバダウンロードページ、たとえばPowerEdge R650ならここにアクセス。

    オペレーションシステムを「Ubuntu 20.04 LTS」と限定し、ソート基準を「リリース日: 最も新しい」に変更します。

    表示されるなかから「カテゴリ: OS導入用のドライバ」の「Dell OS Driver Pack」の最新版をダウンロードします。

    2021/12/20時点では Drivers-for-OS-Deployment_Application_CF52W_LN_21.10.02_A00.BIN でした。

    こちらもDSUと同様に「サポートされているOSのリスト」にUbuntu 20.04 LTSが含まれていませんが、問題ありません。

    2.2. ドライバ適用

    ダウンロードしたファイルに実行権限を与えてインストールします。

    root@ubuntu:~# chmod a+x /usr/local/src/Drivers-for-OS-Deployment_Application_CF52W_LN_21.10.02_A00.BIN
    root@ubuntu:~# /usr/local/src/Drivers-for-OS-Deployment_Application_CF52W_LN_21.10.02_A00.BIN
    Collecting inventory...
    ....................................................
    Running validation...
    
    Dell OS Driver Pack, 21.07.07, A00
    
    The version of this Update Package is newer than the currently installed version.
    Software application name: Dell OS Driver Pack, 21.07.07, A00
    Package version: 21.10.02
    Installed version: 21.07.07
    
    
    
    Continue? Y/N:y
    Executing update...
    WARNING: DO NOT STOP THIS PROCESS OR INSTALL OTHER PRODUCTS WHILE UPDATE IS IN PROGRESS.
    THESE ACTIONS MAY CAUSE YOUR SYSTEM TO BECOME UNSTABLE!
    ..............................................................................................................................................................................
     Update Success
    The update completed successfully.
    root@ubuntu:~#
    

    DSUにより「21.07.07」がインストールされていたものが「21.10.02」にアップデートされました。

    3. OSMAインストール

    3.1. OSMAのレポジトリ確認

    Ubuntu用 Dell OpenManage は Dell EMC OpenManage Ubuntu and Debian Repositories にて必要なレポジトリ情報を確認する。

    機種によって変わってくるので、Availability Matrixをよく見ること。

    例えばPowerEdge R640だと OMSA v10.1.0.1 だが、PowerEdge R650では OMSA v10.0.1 + iSM v4.0.1 違いがあることに注意。

    3.2. OMSAレポジトリファイル登録

    /etc/apt/sources.list.d/linux.dell.com.sources.list にレポジトリ記述を書く。

    PowerEdge R640だったら下記

    deb http://linux.dell.com/repo/community/openmanage/10101/focal focal main
    

    PowerEdhe R650なら下記

    deb http://linux.dell.com/repo/community/openmanage/1001/focal focal main
    deb http://linux.dell.com/repo/community/openmanage/iSM/401/focal focal main
    

    3.3. レポジトリの公開鍵登録

    最近はレポジトリの公開鍵を登録しないといけないので、DELL OMSAレポジトリで使用される公開鍵をダウンロードして、aptに登録する。

    root@ubuntu:~# wget https://linux.dell.com/repo/pgp_pubkeys/0x1285491434D8786F.asc
    --2021-12-20 01:20:41--  https://linux.dell.com/repo/pgp_pubkeys/0x1285491434D8786F.asc
    Resolving linux.dell.com (linux.dell.com)... 143.166.156.113
    Connecting to linux.dell.com (linux.dell.com)|143.166.156.113|:443... connected.
    HTTP request sent, awaiting response... 200 OK
    Length: 4250 (4.2K) [text/plain]
    Saving to: ‘0x1285491434D8786F.asc’
    
    0x1285491434D8786F. 100%[===================>]   4.15K  --.-KB/s    in 0s
    
    2021-12-20 01:20:41 (364 MB/s) - ‘0x1285491434D8786F.asc’ saved [4250/4250]
    
    root@ubuntu:~# apt-key add 0x1285491434D8786F.asc
    OK
    root@ubuntu:~#
    

    3.4. レポジトリ更新

    「apt update」でレポジトリ情報を更新する

    3.5. OSMAインストール

    「apt install srvadmin-all」でOMSAをインストール

    3.6 iSMインストール(オプション)

    レポジトリ一覧に「iSM」がある場合、「apt install dcism」でインストールする。

    インストール後iSMを動作させるには再起動するか「systemctl start dcismeng.service」を実行する。

    iSMがインストールされていて、動作している場合、iDRACの[システム]-[ホストOS]で下記の様な表示がある。

    動作していない場合は「RAC0690」というエラーが表示される。なお、手動でdcismeng.serviceを起動した場合、iDRAC側に反映されるまで30秒程度かかる。

    AMD Trinityの活用を考える



    AMDの「APU新製品」に関するブロガー勉強会でもらった、AMD Trinity A10-5800Kのいい活用方法が無いか考え中。

    地デジのCPU負荷低減?とか考えたんですが、うちの特異的な環境ではSATVD-Tというソフトで地デジを見れてたんですが、久しぶりに起動したらうまく動かない感じで謎です・・・

    まぁ、他になにかないかと考えたところ、目にとまったのは、VHSビデオテープの山。

    というわけで、エンコードしてみた。
    使用したソフトはCorel VideoStudio Pro X5

    ハードウェアアクセラレータ対応、と書いてあったから、これを選択した、というレベルの適当さです。

    使用したキャプチャデバイスはIOデータ GV-MDVD3

    これは、数年前にVHSテープを取り込もうとした時に、ちょうど安かったから買った、という感じです。

    キャプチャを実施してみると、こんな感じのCPU負荷です。

    まぁ、全然負荷になってない感じですね。

    これくらいじゃ、Trinityならでは、なんてのは全然なさげです。

    ・・・・こまったなぁ・・・^^;;;;

    ところで、本題とは関係ないんですが・・・アメリカのamazonだとVideoStudio Pro X5 って、Ultimateですら$57.95なんですね・・・日本には発送してくれないですが。

    AMD Trinity A10-5800Kを導入してみた



    AMDの「APU新製品」に関するブロガー勉強会というのがあり、「APU新製品とマザーボードのセットをプレゼント!」という触れ込みだったので、申し込んでみました。
    したらば、当選しまして、新宿にあるAMDにて開催された勉強会に出席してきました。

    本来は当日、APU新製品とマザーボードを持ち帰れる、ということだったので、行く前にTSUKUMOでDDR3メモリ 8GB 1枚をとりあえず買っていったところ、「ごめん、後で送る」という・・・
    で、届くまでの約2週間の間にさらに下がるメモリの価格・・・うむむぅ・・・

    そんなこんなで届いたものは・・・

    APUはA10-5800Kという今回発売製品の最上位ランク。

    マザーボードも、フル機能搭載のGIGABAYTE F2A85X-UP4でした。

    うちには2台もデスクトップを置いておく余裕はないので、ちゃちゃっと現行機の中身を入れ替えることにしました。

    現行機
    ・CPU AMD athlonII x240e(2.8GHz)
    ・マザー ASUS M4A785D-M PRO
    ・OS Windows 7 32bit
    ・メモリ DDR2-6400 2GB*2(32bit OS外の領域は捨て)
    ・システムディスク SSD

    OS再インストール無しでマザーボードを入れ替えました。

    ・・・いや、ほんとはこんなばかでかいCPUファン、欲しくなかったんですよ。
    でも、これを買いに行った時に、FM2正式対応のやつがコレしかなくて・・・

    さて、入れ替え後のスペックは・・・
    ・CPU AMD A10-5800K(3.8GHz)
    ・マザー GIGABAYTE F2A85X-UP4
    ・OS Windows 7 32bit
    ・メモリ DDR3-12800 8GB*1(32bit OS外の領域は捨て)
    ・システムディスク SSD

    入れ替えた際に戸惑った点

    ・マザーボード上にあるケースファンのコネクタが3ピン→4ピンに変更
    → ばかでかいCPUファンを買ったので、ケースファンを省略してみた
    ・PATAポートがない
    → とりあえずUSB DVD-ROMでしのぐ
    ・起動時にUSBキーボードが動かない
    → 背面のUSB3.0ポートはドライバを入れないと使えないので他のポートにさす

    USBポートの件は、最初気がつかず焦りました。
    旧マザーで起動していた時に、USB3.0ドライバを組み込んでおいた方が良かったかもしれません。

    とりあえず、交換前の値・・・

    交換後の値・・・

    メモリが2枚から1枚になった影響が、予想以上に大きいなぁ・・・とか思いました。
    あと、Windows aeroのパフォーマンスは、そんな大差ないんだなぁ・・・とかね。
    普通に使っている感じでは、特に何か変わった感じは受けないです。
    ケースファンを動かしてないことによって静かになっている、という副作用はありますが^^;;

    このパソコンは6歳児も使ったりしているのですが、中身が変わったことは勘づかれていない模様。
    まぁ、重い処理がそれほどないですしね。

    とはいえ、6歳児が使う時の一番重い処理と言えば・・・
    Soup Toys
    アイテムをたくさん並べていくと、徐々に遅くなっていたのですが、同じぐらい置いても、なかなか遅くなりにくくはなってますね。

    じゃぁ、大人が使う重い処理は・・・

    地デジ視聴!!!

    というわけで、アメリカから取り寄せたブラジル地デジ向けチューナーを使って日本の地デジ受信~・・・

    おや?

    以前はちゃんとB-CASカードを挿しておけば見れたはずなんだけど、見れないな・・・
    う~ん・・・(ちなみにワンセグはB-CASカードなくても見れます

    オチがついてしまったところで、とりあえずは今日のところは以上っ!