MIPS系Jz4770搭載のポータブルゲーム機GCW-Zero発売日決定

MIPS系Jz4770搭載のポータブルゲーム機GCW-Zero」という記事を書いたあと、NEOGEO Xがエミュレータベースというがっかりニュースが飛び込んできたりしたのに触発されてなのか、GCW-Zero 発売日が決定した模様。

2012年10月1日に出荷開始で、10月13日にアメリカのアイオワ州Ottumwaで開催される「Grassroots Gaming Expo 2012」というイベントに出展する、とのこと。

発売日決定にともない、なのか、購入のリンクが消えていますが、Blogの記述によれば「GCW Zero Standard Edition $120.00」で、メールで問い合わせをすれば、まだ購入可能かどうかを連絡してくれるようです。

スペック概要としては・・・

CPUにIngenic Jz4770 1GHzを採用し、3.5インチ 320×240液晶を搭載
RAMは256MB、mini HDMI 1.3出力あり
Wifi通信サポート
インタフェースの言語対応:English/Russian/Japanese/Spanish

Sneak Peek at GCW-Zeroに開発中の筐体写真が掲載されている。

ここの写真を見ると交換できない場所にmicroSDカードが見える。
つまりは内蔵ストレージ、とあるものは結局のところmicroSDなようで、Special Editionの16GBというのは、ここのmicroSDを交換したバージョンであるようだ。

類似のサイズでLinuxベースの他機種と比較した写真があった。

上から、「GCW」「Gemei A330」「(たぶん)Gemei A330時尚版」「Gamei A320」という感じです。

えーと・・・なんとなくGemeiとして、こういった商品が売れなくなってきたので、スピンアウトした、という感じがしなくもないのは気のせいでしょうか・・・

スペック一覧

CPU: Ingenic Jz4770 1GHz Processor
GPU: 496MHz Vivante GC860 1080p video decoding and OpenGL ES 2.0 and OpenVG 1.1
DISPLAY: 3.5″ LCD 4:3 (320X240 pixels)
OS: Linux 2.6 working on Open Dingux
Memory: DDR2 256MB
Internal Storage: 4GB
External storage: via micro SD Up to 32GB possibly 64GB not tested at present.

Mini USB 2.0 OTG
Mini HDMI 1.3 Out
3.5mm earphone/mic/Stereo Speakers
G-Sensor/VibroShock
Wi-Fi 802.11 b/g and Wireless Multiplayer

** Media & Entertainment **
Video: MPEG4/H.264/H.263/MPEG2/MPEG4/WMV/FLV/3GP/AVI/MKV/MOV/VOB/RMVB
Audio: Mp3/Wav/Wma/Flac/Ogg/M4a/Acc
Emulation: PS1/CPS1/CPS2/NEOGEO/GBA/SFC/MD/FC/GBC/SMS/GG/GB
Images: JPG/JPEG/PNG/BMP/GIF
EBook: txt/epub/html/pdf/doc

** Basic Parameters: **
Dimensions: 143*70*18mm
Weight: 8oz
Battery: 2800mAh
Languages: English/Russian/Japanese/Spanish

MTK MT6588搭載Thunderbird i5

2012/10/05追記: iPhone5もどきについては「iPhone5もどきの中華スマフォ」、iPhone4Sもどきについては「iPhone4Sもどき機種一覧 2012/10/04版」を参照してください。


iPhone4S風Android業界に、MTK MT6577チップ搭載のものが販売開始・・・と思ったら、今度は年末ぐらいと言われていたQuadコアのMTK MT6588チップ搭載で、しかもiPhone5風というやつの話が出てきました。

現状だと、早くとも、10月30日以降っぽいですけどね。


こんな写真が出ていますが、これがThunderbird i5の実物かどうかは不明です。

Thunderbird i5
CPU MTK MT6588(quad-core 1.5GHz)
RAM 1GB
4インチIPS Retina液晶 1280*720
カメラ 前面200万画素/背面800万画素
SIMは1枚
サイズ 123.1*61.3*8.1
重さ 120g

MIPS系Jz4770搭載のポータブルゲーム機GCW-Zero

6月にすzのAspireOne研究のところでGCW Zeroというのが紹介されていた

そろそろ出てきたかなぁ?と確認してみたら、公式Webが整備されていた。
GCW Game Consoles Worldwide

スペック概要としては・・・

CPUにIngenic Jz4770 1GHzを採用し、3.5インチ 320×240液晶を搭載
RAMは256MB、mini HDMI 1.3出力あり
Wifi通信サポート
インタフェースの言語対応:English/Russian/Japanese/Spanish

Sneak Peek at GCW-Zeroに開発中の筐体写真が掲載されている。

ここの写真を見ると交換できない場所にmicroSDカードが見える。
つまりは内蔵ストレージ、とあるものは結局のところmicroSDなようで、Special Editionの16GBというのは、ここのmicroSDを交換したバージョンであるようだ。

類似のサイズでLinuxベースの他機種と比較した写真があった。

上から、「GCW」「Gemei A330」「(たぶん)Gemei A330時尚版」「Gamei A320」という感じです。

えーと・・・なんとなくGemeiとして、こういった商品が売れなくなってきたので、スピンアウトした、という感じがしなくもないのは気のせいでしょうか・・・

まぁ、GCWの現品が出てこないことにはなんとも言えませんけどね。

MIPS Android(JZ4760)用nicoWnnG version 2012.0905.1 独自ビルド版

(2013/06/21 追記 start)
最新版は「MIPS Android(JZ4760)用nicoWnnG version 2013.0425.1 独自ビルド版」にて配布中。

(追記 end)


MIPS Androidで動作するnicoWnnG
2012/09/05時点での最新版(Version 2012.0905.1)にアップデートしました。

ダウンロード: nicoWnnG-2012.0905.1-mips.apk

[注意事項]
この独自ビルド版nicoWnnGの配布にあたり、GORRYさんに許可を取っています。

この独自ビルド版nicoWnnGは、ソースの変更を行っていません。コンパイル時にMIPS用のバイナリを作成するようにしただけのものです。
このため、前のバージョンからの変更内容については、オリジナル版を参照願います。

オリジナルのnicoWnnGがすでにインストールされていると、こちらの独自ビルド版はインストールに失敗します。
逆に、こちらの独自ビルド版があると、オリジナルのインストールに失敗します。
これは、この独自ビルド版は、オリジナルのnicoWnnGと同じソース・パッケージ名で作成されていますが、署名が異なっていることによるものです。
といっても、現状のオリジナル版はMIPS用のライブラリが内蔵されていないので、そもそものインストールに失敗するので、支障は無いですが・・・

なお、今回、ビルド環境を作り直しました。
いままでMIPS配布のAndroid NDKを使用していましたが、Google配布のAndroid NDK r8bを使用しています。
その関係で、前回は「MIPS、MIPS-R2、MIPS-R2 SF用のバイナリ」を入れていましたが、今回は「MIPS用バイナリのみ」となっています。
また、従来どおり、オリジナル版に含まれるARM,x86用バイナリを削除しています。

ronzi(溶智) A3での動作確認をしました。

それ以外の機種での動作は未確認です。

旧バージョン:
2012.0325.1版
2012.0222.1版
2011.1207.1版
2011.1205.1版
2011.1115.1版
2011.0823.2版
2011.0503.1版

独自ビルド版のトピック
・Android NDK r8bでコンパイルしています。
・MIPS用のバイナリが含まれています。
・apk容量削減のため、MIPS用バイナリのみとしました。
・全体の再コンパイルは行わず、libディレクトリのみをapktoolを使って入れ替えるという邪法を使っています。
・署名が当サイトのものとなっています。

TOOKY T1982のfirmwareを入手した

ロシアのMTK系の情報を扱ったフォーラムで、TOOKY T1982に関するスレッドがあります。
TOOKY T1982 “LADYPHONE” [IPS”3.5″RETINA]

ここで、baiduの掲示板に掲載されているというfirmware関連の情報が書かれていました。

京崎T1982精简包刷机图文。
・上記で紹介されているfirmwareのダウンロード先:1982超级超级完美root包.rar

「1982超级超级完美root包.rar」の中身は
・readme.txt
・root说明书.pdf(説明書)
・「无法显示送给你的驱动」ディレクトリにはMTKチップ系書き換え用デバイスドライバ
・「刷机程序」ディレクトリにはMTKチップ系書き換え用ソフトウェアSP Flash Tool
・「T1982_V2.0.4_A3_S3_SVN1042_201207252315」ディレクトリにはT1982 firmware

そして、このfirmwareの特徴
・バージョンは同じだった
・Superuser導入済み(root)
・Goole appsが入ってない!
・adb接続ができない点は変わり無し

えぇ・・・入ってないんですよ。
あとでfirmwareを改変しないと・・・

なお、うちの環境では「刷机程序」のSP Flashはエラーがでて起動しなかったのですが、別途「SP Flash Tool v3.1216.05」を入手して適用しました。

適用時の注意点
・firmwareを置くパスは短めが良い。デスクトップにおいたらエラーになった
・電源off状態でUSBをつなぐと1秒程度MTKチップ系書き換え用モードになり、そのあと普通に起動してくる。
 このため、最初の1回目は書き換え用デバイスドライバをインストールするだけになる。
 次に、SP FLash Toolを起動し、「Scatter-loading File」に「MT6575_Android_scatter_emmc.txt」を指定し、
 「Download」ボタンをクリックしてから、電源offしたT1982をつなぐと書き換えが開始される。

で・・・とりあえず、書き換えできることがわかったので、たまたま手元にあったMTK MT6575チップ系のGodPhoneのfirmwareを書き込んでみてOSが起動してくるのも確認してみたw
タッチパネル周りが違うようなので操作はできなかったけれどね。
まぁ、ベースは入手できたことなので、カスタマイズ自在、といったところですね

(2012/09/03 add)
とりあえずsystem.imgをばらして再構成しGoogle Playと日本語フォント入りは作れた。