Intel Airmont採用の中華SoC Spreadtrum SC9853i採用のLeagoo T5cを使ってみた

Intel Airmontコア採用の中華SoC Spreadtrum SC9853i採用のLeagoo T5cをしばらく使ってみました。

メーカ: Leagoo T5c製品ページ

私はGearbestで買いました

梱包状況は、まぁ、最近よくある標準的な感じです。

本体どけると箱があって、そこに小物が詰まっていました。
箱の裏側にはSIMピンあり

SO-04E(Xpeari ZR)と比較

SIM入れて起動

残念ながら日本語がありませんでした。

Androidのセキュリティパッチレベルは2017/11/05で、Leagoo OS2.1の20171217版であるようです。

Wi-Fi Callingという機能があるようです。


以下、簡単に所感を書きます

・価格なりの値段
 スナドラ650のMi MAXより体感速度が良くない

・Google CTS認証は通ってない

・日本語ロケールが搭載されていない上に、More Locale2で日本語に設定しても再起動するとEnglishに戻る
 (標準で存在しないロケール設定は認められない感じ)

・2回線LTEは注意点あり
 ・標準設定ではLTEは1回線のみとしているので設定変更する必要がある
  「Wireless & networks」→「Cellular network setting」の中に「Dual VoLTE Active」という設定がある
 ・2回線とも同じオペレータである必要がある。
  (どちらもドコモ系SIM、どちらもau系SIM、という縛りがある)

ドコモとauの組み合わせだと、こんな感じになりました。

・データのみSIMではアンテナピクトが表示されない

LTE Discoveryでバンド名が表示されない
 バンド名以外のデータはだいたい取れてるように見えるんですがね・・・

・Dualカメラはまあまあ面白い
 depth撮影とか少しは楽しめるが、depth撮影時、シャッターおりた後に処理が走るので
 連続撮影ができない。

・デレステの3D標準でも処理落ちが発生
 重くなると処理落ち発生

・音が変に再生されることがある
 高音ノイズっぽいものが時々混じる

・正面の指紋センサーの認識度があまり良くない
 Mi MAXの背面指紋センサーに比べて認識してくれない率が高い・・・

・LEAGOO OSもMIUI OS見たいな省電力のためにアプリを殺す傾向がある
 スクリーンオフにすると積極的に殺すようです・・・


Intel Airmontアーキテクチャの中華SoC Spreadtrum SC9853i搭載のスマホLEAGOO T5cが$129.99で販売開始

中華スマホメーカのLEAGOOから、LEAGOO T5cという新機種が出ました。
製品ページ
プレスリリース
LAEGOO T5cの販売リンク。現在$129.99で販売中。Gearbestだと14640円
LEAGOO T5c 予約キャンペーン

既存のMediaTek SoC MT6750搭載のLEAGOO T5バージョンアップ機という位置づけなのですが、Intel AirmontアーキテクチャのSpreadtrum SC9853iを使っているという点が特異的です。
なにせ、スマホでの初採用機種です。
パーフォーマンスはMT6750より上だと称しています。

そして、Dual LTE対応である模様。

問題は・・・
・初物なのでできが不明
・Android 7.0ベースの「LEAGOO OS 2.1搭載」とうたっているため、Google CTS認証は通ってないのではないか・・・
というあたり

はたして、どの程度のものなのか???

SO-04EをAndroid 6.0.1にしてみた

GEOの安売りでSO-04Eを2千円で手に入れた。

どこまでAndroidをアップデートできるかな?とAndroid 7.1.2にする記事を書こうと頑張ってみたのですが、うまくいかないので、とりあえずAndroid 6.0.1にする記事として公開します。

Xperia ZR用のAndroid 7.1.2を書くとブートロゴすら出てこないや・・・

さて・・・Android 6.0.1にする手順です。

ただし、こちらは、Google CTS認証は通りません。通す必要がある場合はXperia ZRのAndroid 5.1.1のまま使いましょう。

その1:SO-04Eを手に入れる

その2: Xperia ZRのAndroid 5.1.1 Build 10.7.A.0.228 にする

手順は「ポケモンGoをやるためにXperia A SO-04Eを買ってみた」参照

その3: 必要な設定をする

・「セキュリティ」の「提供元不明のアプリ」のインストールを許可
・「端末情報」の「ビルド番号」を連打して開発者向けオプションを出す
・「開発者向けオプション」の「USBデバッグ」を有効にする

その4:root取得とTWRPのインストール

庵怒露慰怒の「Xperia A(SO-04E)」にあるSO-04E_TWRP.7z を使ってroot取得とTWRPをインストールする。

うまく成功すればアプリ一覧にSuper SUも追加されます

adb.exeが使える環境でinstall.batを実行するだけ・・・なんですが、失敗する場合があります。

私の場合、1回目は下記の状態でした。

C:\SO-04E_TWRP>install.bat
--- XperiaZR rootkit 2016/05/04 ---
waiting for device...
files\iovycustom: 1 file pushed. 0.6 MB/s (26252 bytes in 0.039s)
files\su: 1 file pushed. 2.9 MB/s (75364 bytes in 0.025s)
files\supolicy: 1 file pushed. 2.1 MB/s (29972 bytes in 0.014s)
files\libsupol.so: 1 file pushed. 3.9 MB/s (190972 bytes in 0.047s)
files\Superuser.apk: 1 file pushed. 4.0 MB/s (6117378 bytes in 1.446s)
files\busybox: 1 file pushed. 3.6 MB/s (772604 bytes in 0.206s)
files\99SuperSUDaemon: 1 file pushed. 0.0 MB/s (55 bytes in 0.007s)
files\install-recovery.sh: 1 file pushed. 0.1 MB/s (629 bytes in 0.011s)
files\install_tool.sh: 1 file pushed. 0.5 MB/s (5077 bytes in 0.009s)
files\chargemon: 1 file pushed. 0.2 MB/s (1471 bytes in 0.008s)
files\hijack.sh: 1 file pushed. 0.5 MB/s (4047 bytes in 0.008s)
files\ramdisk-recovery.cpio: 1 file pu...d. 3.9 MB/s (14199808 bytes in 3.507s)
files\ramdisk-recovery.img: 1 file pushed. 3.9 MB/s (7291430 bytes in 1.769s)
files\byeselinux.ko: 1 file pushed. 0.6 MB/s (4680 bytes in 0.008s)

iovycustom start.
WARNING: linker: /data/local/tmp/iovycustom: unused DT entry: type 0x6ffffffe arg 0x9d0
WARNING: linker: /data/local/tmp/iovycustom: unused DT entry: type 0x6fffffff arg 0x1
iovyroot by zxz0O0
poc by idler1984

[+] Changing fd limit from 1024 to 4096
[+] Changing process priority to highest
[+] Getting pipes
[+] Allocating memory
[+] Installing func ptr
    [+] Patching address 0xc1073cd8
    [+] Start map/unmap thread
    [+] Start write thread
    [+] Spraying kernel heap
    [+] Start read thread
    [+] Done
    [+] sid = 50

got root lmao

[+] Run root command
    [+] Disable SELinux

mount: Device or resource busy
rictype=2
--- press any key to reboot ---
続行するには何かキーを押してください . . .

waiting for device...

removing temporary files...

--- all finished ---
続行するには何かキーを押してください . . .

C:\SO-04E_TWRP>

上記出力の途中にある「press any key to reboot」でキーを押す前にAndroidが再起動してしまいました。(本来はキーを押すまで再起動されません)

2回目は下記の結果で、こちらは成功しました。

C:\SO-04E_TWRP>install.bat
--- XperiaZR rootkit 2016/05/04 ---

waiting for device...
files\iovycustom: 1 file pushed. 0.3 MB/s (26252 bytes in 0.088s)
files\su: 1 file pushed. 3.4 MB/s (75364 bytes in 0.021s)
files\supolicy: 1 file pushed. 2.3 MB/s (29972 bytes in 0.013s)
files\libsupol.so: 1 file pushed. 4.0 MB/s (190972 bytes in 0.046s)
files\Superuser.apk: 1 file pushed. 3.6 MB/s (6117378 bytes in 1.639s)
files\busybox: 1 file pushed. 3.2 MB/s (772604 bytes in 0.229s)
files\99SuperSUDaemon: 1 file pushed. 0.0 MB/s (55 bytes in 0.007s)
files\install-recovery.sh: 1 file pushed. 0.0 MB/s (629 bytes in 0.012s)
files\install_tool.sh: 1 file pushed. 0.2 MB/s (5077 bytes in 0.019s)
files\chargemon: 1 file pushed. 0.2 MB/s (1471 bytes in 0.007s)
files\hijack.sh: 1 file pushed. 0.5 MB/s (4047 bytes in 0.009s)
files\ramdisk-recovery.cpio: 1 file pu...d. 3.5 MB/s (14199808 bytes in 3.897s)
files\ramdisk-recovery.img: 1 file pushed. 3.8 MB/s (7291430 bytes in 1.851s)
files\byeselinux.ko: 1 file pushed. 0.5 MB/s (4680 bytes in 0.009s)

iovycustom start.
WARNING: linker: /data/local/tmp/iovycustom: unused DT entry: type 0x6ffffffe arg 0x9d0
WARNING: linker: /data/local/tmp/iovycustom: unused DT entry: type 0x6fffffff arg 0x1
iovyroot by zxz0O0
poc by idler1984

[+] Changing fd limit from 1024 to 4096
[+] Changing process priority to highest
[+] Getting pipes
[+] Allocating memory
[+] Installing func ptr
    [+] Patching address 0xc1073cd8
    [+] Start map/unmap thread
    [+] Start write thread
    [+] Spraying kernel heap
    [+] Start read thread
    [+] Done
    [+] sid = 50

got root lmao

[+] Run root command
    [+] Disable SELinux

rictype=2
1508+1 records in
1508+1 records out
772604 bytes transferred in 0.054 secs (14307481 bytes/sec)
147+1 records in
147+1 records out
75364 bytes transferred in 0.004 secs (18841000 bytes/sec)
147+1 records in
147+1 records out
75364 bytes transferred in 0.005 secs (15072800 bytes/sec)
147+1 records in
147+1 records out
75364 bytes transferred in 0.005 secs (15072800 bytes/sec)
147+1 records in
147+1 records out
75364 bytes transferred in 0.005 secs (15072800 bytes/sec)
58+1 records in
58+1 records out
29972 bytes transferred in 0.002 secs (14986000 bytes/sec)
372+1 records in
372+1 records out
190972 bytes transferred in 0.011 secs (17361090 bytes/sec)
11948+1 records in
11948+1 records out
6117378 bytes transferred in 0.353 secs (17329682 bytes/sec)
1+1 records in
1+1 records out
629 bytes transferred in 0.001 secs (629000 bytes/sec)
2+1 records in
2+1 records out
1471 bytes transferred in 0.001 secs (1471000 bytes/sec)
7+1 records in
7+1 records out
4047 bytes transferred in 0.001 secs (4047000 bytes/sec)
27734+0 records in
27734+0 records out
14199808 bytes transferred in 1.185 secs (11982960 bytes/sec)
14241+1 records in
14241+1 records out
7291430 bytes transferred in 0.388 secs (18792345 bytes/sec)
9+1 records in
9+1 records out
4680 bytes transferred in 0.001 secs (4680000 bytes/sec)
0+1 records in
0+1 records out
55 bytes transferred in 0.001 secs (55000 bytes/sec)
    [+] Restore SELinux
    [+] Restore SID
--- press any key to reboot ---
続行するには何かキーを押してください . . .

waiting for device...

removing temporary files...

--- all finished ---
続行するには何かキーを押してください . . .
C:\SO-04E_TWRP>

成功するとアプリ一覧にSuperSuが増えています。

その5:電源を切る

その6:microSDの準備

Android本体は「2016年5月のZ・A向けCM13.0リリース」で説明を見た後、「CM13.0 for Xperia A (ZR) with Locked Bootloader」から、 cm-13.0-20160508-UNOFFICIAL-dogo.zip と ZR.5.1.1_ramdisk_replacer_for_CM13.0-2.zip を入手します。

上記にはGoogle Playストアなどは含まれていないため、「OpenGapps」からARM -> Android 6.0 -> Pico か Nano を入手します。

SO-04EではBoot LoaderがロックされているためRecoveryパーテーションにTWRPを書き込むことができず特殊なことをやっています。このため、上記でAndroidを書き込んだ直後に、同じように特殊なことをやって再度Recoveryを書く必要があります。

そのためのファイルを 「[DEVDB][TWRP][PhilZ Touch] XZDualRecovery 2.8.26 RELEASE」の ZR-lockeddualrecovery2.8.26-RELEASE.combined.zip を入手します。

(「[UB][RECOVERY] TWRP v3.1.1 for Xperia ZR」の Flashable stock kernel (.222/.228) with TWRP 3.0.3からTWRP-v3.0.3-0-stock-dogo.zip だとダメでした)

この4ファイルをmicroSDに書き込みます。

その7:TWRPリカバリーに入る

電源をいれ、「SONY Xepria」のロゴがでた後に、SONYロゴの下のランプが黄色く光ったら、音量下ボタンを押し続ける。

緑色に光ったらボタンをはなして問題無いです。

その8: 「Wipe」Factory Resetを実行

その9: 「Install」を実行

初期状態は/sdcard/ にいますが、microSDカードは「/external_sd/」になるので、そこに移動し、下記のパッケージを上から順に選択する。

cm-13.0-20160508-UNOFFICIAL-dogo.zip
ZR.5.1.1_ramdisk_replacer_for_CM13.0-2.zip
open_gapps-arm-6.0-pico-20170920.zip
ZR-lockeddualrecovery2.8.26-RELEASE.combined.zip

その10:再起動

再起動をして、しばらく待てば画面が表示されます。

LTE/WiFi回線を使ってトランシーバー的環境を実現するZello PTT Walkie Talkieとトランシーバ的Android機

最近の小型Androidって、どんなのがあるのかな?と探していたら、トランシーバーみたいな外見のものを発見

てっきり144/430MHzのアマチュア無線帯の機能でも積んでるのかと思ったら、「Zello」というトランシーバーみたいな環境をLTE回線/WiFi環境を使って実現できるソフトウェアを使っているというものでした。

アンテナの出っ張りはLTE向けのアンテナでした。

他にどんなのがあるのかAliexpressで「zello walkie talkie」で検索すると、いろいろ出てくる。

ここに出てくるものは、みんな、Zello Walkie Talkieで使い安い様に左側面に送信ボタン(PTTボタン)が用意されているというAndroidです。

WCDMA(3G)回線のみのALPS F22、LTE回線も使えるALPS F25、WINIMA F100など、いろいろありました。

Zello」自体は仕事に使うのでなければ無料で利用できるようです。

AndroidだけではなくiOSやWindows Phone、BlackBerry、Windows PCにも対応しています。


ユーザアカウントを登録すると、こんな画面が現れます

通話したいチャンネル(上記ではテスト用のechoチャンネルが選択されています)を選び、丸いマイクボタンを押し続けると、押している間だけ音声による送信が可能となります。

話すと送信が止まり、他の人からの通信を聞く状態となります。

テキスト送信とかはできないようなので、ほんとに、トランシーバーとして使う、という感じです。

で・・・ZelloのAndroid版には、Androidに搭載されているボタンのうち、好きなものを1つ、送信ボタンとして設定することができるようです。

また、トランシーバー的使い方ができる外部接続マイクというのも「Zello Headset Accessories」でリストアップされています。

イヤフォンマイク端子に繋ぐものと、Bluetooth接続のものの2種類があります。

特定小電力のトランシーバーもいいですが、コレを使う、というのも面白そうですね