小米(Xiaomi) Mi 4をWindows 10 Mobileにしてみた

予備機のElephone P6000のmicroUSBコネクタが変形し、ショートするようになってしまい、使用不可状態に追い込まれた。
仕方が無いので、新しいモノを何にするかを検討した。

Windows 10 Mobileも使ってみたいなぁ、と思っていたので、発売から時間が経ってはいるものの、AndroidもWindows 10 Mobileも両方動かすことができる小米(Xiaomi) Mi 4を買ってみることにした。

ここがスゴイ小米(Xiaomi) Mi 4
・1つに機種でMIUI OSとWindows 10 Mobileが公式サポートされている
AndroidをベースにiOS風のカスタマイズなど、いろいろ施したMIUI OSが標準で、
それに加えて、Windows 10 Mobileもサポートされている。
公式サポート外ではあるがCyanogenMod 13(Android)も動作する。

・Microsoftのサポート優先順位が高い
例えば「Announcing Windows 10 Mobile Insider Preview Build 14283」でアップデート先行配信機種「Lumia 950, 950 XL, 650, 550, Xiaomi Mi4, and ALCATEL ONETOUCH Fierce XL」に含まれており、また、Microsoft純正であるLumiaの次に書かれているように、サポート優先順位が高い機種である。

・結構気軽にfirmwareを書き換えられる
Windowsパソコンにインストールした特定バージョンのMiFlashという書き換えツールを使用することで、簡単に書き換えることができる。
ただし、Windows Mobileイメージを書き込む際はEDLモードで起動する必要があるのだが、このモードには、Android OSを起動しDebugモードを有効にした状態で「adb reboot edl」を実行する必要がある。
なお、Android/MIUIイメージを書き込む際は、fastbootモードで起動すれば良いので、音量下ボタン+電源ボタンを同時押しし続けること。
書き換え自体は10分かからない。


さて、今回、Xiaomi Mi 4は、fastcardtechで買いました。

が・・・新品で買ったはずなのに、このデバイスは登録済みとのことで、電源を入れ、ネットワークに繋ぐと、MIUS OSの機能により、端末がロックされてしまいました。

どうやら中古品を新品として売りつけられたらしい。

MIUIのフォーラムを探すと、最近のMIUS OSのバージョンアップでチェックが厳格化されたのが、同じような状態となっている事例が・・・
その回答は「前の所有者に連絡とって、Mi Accountの登録を外してもらえ。もしくは、サポートに購入書類と共に連絡をとってみてくれ(解決するかどうかは状況次第だけど)」とのこと。

とりあえずfastcardtechに連絡はとっているものの、状況は厳しそう。


ロックされていて、USB Debugを有効に出来ないため、Windows 10 Mobileへの書き換えは行えない。
では、どうするか?
→ Mi AccountロックされないOSへ書き換える → つまりCyanogenMod13への書き換え

概要としては下記となります。
・fastbootモードで起動
・TWRP Recoveryを書き込む
・OTG接続できるUSBメモリにCyanogenMod13とOpenGappsのzipファイルをコピー
・Recoveryモードで起動し、USB-OTGマウントを行い、CyanogenMod13とOpenGappsを書き込む


こうしてCyanogenMod13で起動してきたら、USB Debuggingを有効にします。
有効にした後は、パソコンから「adb reboot edl」を実行し、EDLモードで再起動させます。
再起動後、パソコンでQUALCOMM関連のドライバが読み込まれ、おそらくCOM10として認識されます。
MiFlashを実行し、COM10が表示されることを確認します。
<画像>

その後に、MiFlashの「Browse」でWindows Mobileのzipを展開したフォルダを指定し、「Flash」します。
アプリ下側にある選択肢はWindows Mobile書き換え時は使用しません。(fastbootモードでの書き換え時に使用するものです)

書き換えは10分かからず終わります。

電源を入れると、Windows 10 Mobileが起動してきます。

起動後は、言語を日本語に切り替え再起動、
その後、Windows Updateの実施、とストアアプリから各プレインストールアプリの更新を行いましょう。
Androidでのイメージから、Windows Updateすればプレインストールアプリの更新が行われるのかと思っていたのですが、Windows Updateはシステム部分だけで、各アプリに関しては別個になる、というのが驚きでした。

各プレインストールアプリは、初期状態ではアイコンが英語表記ですが、アプリ更新後は日本語表記になります。


MIUIを書く時のめも

[ROM] MIUI 8.5 Global Stable ROM Full Changelog and Download Links
TWRP for Mi4

Huawei G6 L22のAndroid OSを4.4.2にバージョンアップする

Huawei G6 L22を使っていたが、Android 4.3なので、ポケモンGoが動かず、Acer Liquid Z330に乗り換えた。

で、あまったG6の活用方法を調べていたところ発見があったので、メモ書きとして残しておく。
(つまりは、実践していない情報なので、やり方を聞かれても知りません)

海外のHuawei G6 L11(LTE対応機)には、Android 4.4.2が出ている
Official kit kat 4.4.2 ROM for HUAWEI ASCEND G6 – L11
Step By Step How to Upgrade G6 – L11 to B370

FirmwareのバージョンがB370になるとAndroid 4.4.2となるようだ。
このB370を元に改造したバージョンもあり、そちらでは、/dataパーテーションの拡張や、ソフトウェアの入れ替えなどが行われているようだ。

公式のB370が日本のG6 L22に、そのまま書けるのか、それとも、boot loader unlock申請が必要なのか、というあたりが不明。
B370改造版のほうの説明に、たぶんG6-L22も大丈夫。DualSIMモデルのG6-L33はちょっと微妙、的な記載があったので、大丈夫な可能性は高いけど、使えなくなる可能性も・・・

日本のG6-L22のfirmwareイメージは発見できなかったが、フィリピン版のG6-L22は下記から入手できる
Huawei G6 Firmware(G6-L22, Android 4.3, EMUI 2.0, V100R001C81B120, Philippines)
どの程度、日本版G6-L22と同じなのかはわからない。
ただ、過去にHuawei以外の端末で日本仕様のAndroid機が、フィリピンで再販されたことがあったので、ハードウェア自体は同じなんだろうな、と考えている。

なお、「Huawei G6 cyganogenmod」で検索すると、非公式Cynanogenmod11が出てくるが、これはLTE非対応のG6-U??モデル用。
LTE対応のG6-L??モデル向けには出ていないと認識している。

HuaweiのAndroid機用のファームウェアアップデート用のパッケージングを再構成するためのツールがあるようだ
[TOOL] Huawei Update Extractor [UPDATED: v0.9.9.3] | OPEN-SOURCE LIBRARY
→「https://github.com/worstenbrood/HuaweiUpdateLibrary


2016/07/28追記

実際に試してみたところ、アップデートファイルが違うといって蹴られました。

oemsbl version list check error!
J, write data error
Error:update.app is a invalid package
Error:SD card update failure, SD card update abort!

メモリ1GBのAcer Liquid Z330でポケモンGoが出来た

丁度発注していたAcer Liquid Z330でポケモンGoが動くか確認してみた・・・

RAM 1GBの機種だけど動くかなぁ?と思っていましたが
ARは無理でしたが、それ以外は問題無く動作しました!

・・・おや?
楽天モバイル取り扱い端末における「Pokémon GO」の動作検証状況について

Liquid Z330 × 非対応

「非対応」って、どういう意味だろ?
公式にはRAM 2GB以上とあるせいかな?(Z330はRAM 1GB)


2016/07/26追記

Z330で「GPSを探しています」というメッセージのままプレイできない、という話があるようです。
が・・・うちでは、そんなことなく遊べています。
動かない人はFirmwareが古いんじゃないですかねぇ

メモリ1GBのCovia FLEAZ F4でポケモンGoが出来た

Covia FLEAZ F4に、ポケモンGoがインストールし、ARが動かない以外は、重いという問題はあるものの、プレイすることができました。

ただ、マーケットアプリで「ポケモンGo」と検索してもでてこず「Pokemon go」と英語で検索したら出てきた、というところが変わった点でしょうか。
ちなみに開発会社の「niantic」で検索しても出てこなかったのは謎です。
Ingressのページから、他のアイテムに表示されてはいるのですけどね・・・

ポケモンGoのGoogle Playストアのリンク「https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pokemongo

初期化状態からインストールする場合の注意点
・初期のPlayストア(ver4.xx)ではインストールできない
 一回Playストアを使ってからしばらく放置しているとアップデートされるのを待つ必要がある
・Google開発者サービスのアップデートも必要とする
 意図的にアップデート画面を出すのが面倒なので、GmailアプリやGoogleマップアプリをインストールし
 アプリを起動しようとすると、開発者サービスの更新を要求されるので
 そこから更新を行うのが簡単でしょう

パソコンやスマホにHDMI入力をつけてビデオカメラの生中継に使う方法

注意:下記は情報のメモであり、私が実際にやった結果ではありません。


ビデオカメラで撮ったものをHDMIを通して、パソコンやスマホに入力し、中継アプリに取り込む・・・なんてことができるらしい。
それが「USB 2.0 FEBON168 UVC USB HDMI Grabber」です。

HDMI入力をUSB接続でパソコン、スマホに取り込めるようにする機械なのですが、USB汎用のUVC(USB Video Class)であるため、OS標準のドライバで認識してくれる、という優れものです。

実はこの製品だけでなく、全部で4種類の製品があります。
詳しくは「比較表」を見てもらうと分かりますが

USB2.0、安い、簡単、画質低め(1280x720p 30fps)、遅延がちょっと大きめ:USB 2.0 FEBON168 UVC USB HDMI Grabber 在庫切れ?
USB3.0、高画質(1920x1080p 60fps)、制約がキツイ:USB3.0 FEOBN198 UVC HDMI GRABBER CARD $149
USB3.0、簡単、そこそこ高画質(1920x1080p 30fps)、遅延が少ない:USB3.0 FEBON169 UVC HDMI Grabber card $179

という感じのようです。

アプリは、Androidだと「CameraFi Live」が薦められています。
他のアプリで本体内蔵以外のカメラが認識されるのかは、ちょっと分からない感じです。
なので、Androidのニコ生でライブができるか、というのは、未確認事項です。


2017/09/25 追記

 

Windows向けにでているWebCAMを、microUSB変換をかけてスマホにつないで、「CameraFi Live」を起動してみると、カメラとして選択できる、ということを確認
たしかに、汎用ビデオデバイスとして認識しているものであれば、使えそうですね


2021/04/07追記

Notice on USB Camera Connection Support in Android OS 10

Android 10でUSB接続のUSB Video Classカメラを認識しないようなサイレント変更がされ、Android 11で再度使える様になった、という問題があるようです。

Android 10では、Android API Level 27以下向けに作られたCameraFi Liveアプリを使うか、Android 10がアップデートされるか、になるようです。